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【無料・初心者ガイド】動画編集アプリ VN の使い方と代わりになるおすすめアプリ【2025年最新版】

最終アップデート 2025年 1月 31日 – by Hiroshi
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【無料・初心者ガイド】動画編集アプリ VN の使い方と代わりになるおすすめアプリ

YouTube や SNS が当たり前となり、動画編集は以前と比べて身近なものになりましたよね。最近では、スマホで手軽に使える高性能なアプリも増え、多くの人がスマホ一つで撮影から編集までを行っています。

その中でも注目を集めているのが「VN」という動画編集アプリです。直感的な操作性と豊富な機能で、初心者から上級者まで幅広いユーザーに愛されています。そこで今回は、この VN アプリの基本的な使い方や VN の代替となるおすすめのアプリなどをご紹介していきます。


もくじ:


「VN」とはどのようなアプリ?

vn アイコン

vn機能GIF

「VN」は、スマホで使える高機能な動画編集アプリです。iOS ・ Android どちらにもリリースされており、初心者でもかんたんに使える直観的な UI や、複数の動画や写真、テキストを同時に編集できる多トラック、4K 動画も編集できる高画質対応など、プロの使用にも耐える構成です。以下に簡単に VN で使える機能をまとめてみました。

◆ カット・トリム
動画を簡単にカットしたり、不要な部分を削除できます。

◆ トランジション効果
シーンの切り替え時にエフェクトを追加できます。

◆ 字幕・テキストの挿入
動画に字幕やテキストを追加して、フォントやアニメーションを調整できます。

◆ 音楽・サウンド追加、編集
動画に音楽や効果音を追加し、フェードイン・フェードアウト、音量の調整などが可能です。

◆ スピード調整
動画の再生速度を速くしたり遅くしたりできます。

◆ フィルター・エフェクト
動画に美しいフィルターやエフェクトを適用して、視覚的な変化を加えることができます。

◆ ピクチャーインピクチャー(PIP)
他の動画を小さなウィンドウで挿入することができます。

◆ カラー調整
明るさ、コントラスト、彩度などの色調整が可能です。

◆ モーション・アニメーション
テキストや画像、動画にアニメーション効果を付けることができます。

◆ マルチトラック編集
複数のオーディオや動画トラックを同時に編集できます。

◆ 自動文字起こし
AI が動画内の音声を解析して文字を自動で生成してくれます。

◆ クロマキー(グリーンスクリーン)
背景を除去して、他の背景に差し替えることができます。

これらの機能が無料で使えるので、人気の理由もわかりますね。しかし、海外のアプリなのため、日本語がしっかりしていなかったり、サポートも英語での対応になるので、そこを理解した上で使用するようにしましょう。


「VN」の代わりに最適!AI 搭載人気動画編集アプリ「PowerDirector」

PowerDirector アイコン

「VN」も高機能で使いやすいアプリですが、前項でも述べた通り、日本語やサポートの面で心配があります。そこでおすすめなのが「PowerDirector」です。PowerDirector は VN 同様の機能が使える上、動画編集を簡単に、また時短でできる最先端の AI 動画編集機能が多数搭載されています。さらに、日本語でのサポートもしっかりしているので安心して使うことができ、公式 YouTube チャンネルでも使い方を日本語で詳しく解説しています。

「PowerDirector」は、BCN AWARD ビデオ関連ソフト部門において最優秀賞を連続で受賞している国内シェア No.1 を誇る大人気の動画編集ソフトのアプリ版です。操作画面もスマホでの動画編集がしやすいよう最適化されているので、初心者でも簡単に使いこなすことができます。

ドラッグ & ドロップで直感的な編集ができ、最大 4K 解像度での編集が可能です。また、VN 同様の基本機能が無料で使えるのはもちろん、AI 動画高画質化、AI 動画アニメ化、AI 音声読み上げ、AI オーディオノイズ除去など、最新の豊富な AI 編集機能を収録しています。詳しくは後ほどご紹介する「動画編集アプリは「PowerDirector」がおすすめ!人気 AI 機能のご紹介」をチェックしてください。

vnホーム画面
▲ 簡単操作で本格的な動画が作れる機能がたくさん!

実践!「VN」を使った動画編集の方法を解説

それでは実際に VN を使って動画編集で使用頻度の高い「プロジェクトの作成と動画の読み込み動画のトリミングとカット分割」、「トランジション」、「タイトル・文字の挿入」、「音楽 BGM の挿入」、「動画の書き出しを解説します。これを知っておくだけでもおしゃれな動画ができますので、是非覚えておきましょう。

プロジェクトの作成と動画の読み込み

まずは、動画編集の開始(プロジェクトの作成)と、編集したい動画を読み込む方法から解説していきます。

VN を開き、右下の「+」をタップし、「新規プロジェクト」をタップすることで編集を始めることができます。

vnホーム画面
vn新規プロジェクト追加画面

VN の編集方法には 2 つあり、通常の動画編集と同じ「ビデオベース」と、音楽のリズムに合わせた動画編集ができる「音楽ベース」を選ぶことができます。

今回は通常の「ビデオベース」を選択し、「保存」をタップすることでプロジェクトが作成され、動画の編集を開始できるようになります。

vnプロジェクト編集選択画面

プロジェクトを作成したら、次に編集したい動画を VN に読み込みましょう。
スマホ内の動画フォルダの中が表示されますので、この中から編集したい動画を選択して、画面右下の「→」をタップして読み込みます。

動画を選ぶと編集画面に戻り、読み込まれた動画が動画トラックに配置されたのがわかります。

vn 自己所有動画選択画面
vn読み込み完了画面

ここまでで、編集を始める準備が整いました。
それでは、VN での動画の編集方法を 1 つずつ紹介していきます。


動画のトリミングとカット分割

トリミング

動画の前後の不要な部分を削ることを「トリミング」と言います。動画編集では基本にして一番重要なテクニックです。
やり方はとっても簡単で、動画を選択して動画の端を削りたい分だけ指でドラッグします。

vn動画タイムライン
vn動画タイムライントリミング画面

カット分割

トリミングと同様に動画編集で重要なテクニックが、動画のカット分割です。
トリミングは、動画の前後を削る方法ですが、動画のカット分割は、動画の途中を切って 2 つに分ける方法です。
やり方は、動画をカットしたい部分に再生ヘッドを合わせて、下の「分割」をタップすることで、2 つの動画に分けることができます。

vn動画タイムライン
vn動画タイムラインカット分割画面

元に戻す(取り消し)

動画編集中に操作を間違えてしまったら、いつでも元に戻すことができます。
とっても簡単に元に戻せますので、怖がらずにどんどんいろんな編集を試してみましょう。


編集内容を戻すには、編集タイムラインの右上の「元に戻す矢印」をタップするだけです。
どの動作を元に戻したのかは画面に表示が出るので、とてもわかりやすいですよ。

vn動画タイムライン
vn動画タイムラインカット分割画面

トランジション

「トランジション」とは、動画と動画の間をスムーズにつなげるエフェクトのことです。

トランジションを追加するには、2 つの動画の間に表示される「+」をタップするだけです。
VN には、いろんな効果のトランジションが用意されているので、好きなものを選択したら下の「期間」でトランジションの効果時間を指定します。

vn動画タイムライン
vn動画タイムライントランジション画面

タイトル・文字の挿入

動画にタイトルや文字を入れるのは、視聴者に観てもらうために非常に重要です。
効果的に動画を盛り上げたり、内容を分かりやすくすることができます。

タイトルや文字を入れるには、動画の上にある字幕トラックをタップします。
次に出てくる「字幕」を選択することでタイトルや文字を入れることができます。

vn編集タイムライン
vn字幕トラック画面

VN にはたくさんのタイトルのテンプレートがあるので好きなものを選びましょう。
以下のように、アニメーションの動きを確認しながら好きなタイトルを選ぶことができます。

今回は動くアニメーションタイトルが使える、「タイトル」というカテゴリーから選んでみました。

vn字幕テンプレート選択画面
vn字幕テンプレート選択画面

タイトルのテンプレートを選ぶと編集タイムラインに配置されるので、「編集」をタップして文字を変えたり、装飾をすることができます。

vn字幕テンプレート編集画面

まずは文字を変更してみましょう。
一番左のキーボードのアイコンをタップし、文字を入力します。
左から 2 番目のアイコンでは、文字のフォントを変更できます。
今回は「油性マジック」というフォントを選んでかわいい感じにしてみました。

vn字幕フォント編集画面
vn字幕フォント油性マジック

さらに、左から 4 番目の虹色のアイコンでは文字の色を変更できます。
アイコンをタップすると、文字の装飾のテンプレートが表示されます。以下のように、「境界線付き」の文字装飾もあるので、これを選ぶと文字の色の変更と境界線(ストローク)を一度に付けることができるので、編集時間の短縮になりますよ。

vn字幕フォントカラー編集画面

文字の変更が終わったら、最後に文字が表示される時間を先ほど解説した「トリミング」と同じ要領で調整できます。
ここでは、文字をしっかり読めるように、表示されている時間を少し後ろまで伸ばしてみました。

vn字幕タイムライン編集画面

音楽 BGM の挿入

音楽や BGM を付けることで、動画全体の雰囲気を演出することができます。
動画の内容に合わせた音楽を挿入してみましょう。

音楽を付けるには、編集タイムラインの音楽トラックをタップし、次に「ミュージック」を選択します。
この時「効果音」や「ナレーション」を選ぶこともできます。

vn編集タイムライン画面
vnミュージック選択画面

VN には、色んなカテゴリーの音楽が用意されています。
ここでは明るい雰囲気にしたいので、「Pop」を選択します。

一覧に表示される曲の左側のアイコンをタップすると試聴することができます。
気に入った曲が見つかったら、右側の「使用」をタップします。

vn用意されてる曲画面
vn曲使用選択画面

次の画面では、曲の長さ、音量、フェードイン、フェードアウトを調整できます。
それぞれの調整が終わったら右下の ✔ マークをタップします。
これで、音楽がタイムラインに追加されます。

vn曲調整画面
vn曲調整完了追加画面

音楽を追加した後でも、曲のクリップをタップして選択した状態にすると、下のメニューの「ボリューム」から音量を調整することができます。
動画の音量や声をかき消さない程度に BGM の音量を調整してみてくださいね。

vn曲のクリップ選択で調整可能画面
vn曲のクリップ選択でボリューム調整画面

※ 編集を途中で保存するには

もし一度に編集が終わらない場合は、右上の「保存」アイコンをタップして今の編集を保存することができます。
再開したいときは、VN のホーム画面の「プロジェクト」のタブから、いつでも編集の続きを行うことができます。

vn仮保存画面
vnホーム画面プロジェクトから作業再開プロジェクト選択画面

人物にモザイクを入れる

外出先で撮影した動画などでは、背景に写りこんだ人のプライバシーに配慮して、モザイクを使いたいことも多くなりますので、ぜひ覚えておいてください。

モザイクを適用するには、動画クリップをタップし「モザイク」を選択すると、モザイクを付けることができます。

vn動画クリップモザイク選択画面
vnモザイク調整画面

VN では、モザイクの位置を手動で動かす必要があり、この作業は非常に面倒くさく、カメラや被写体が動いたときには、その都度調整する必要があるので非常に時間がかかります。この後の「動画編集アプリは「PowerDirector」がおすすめ!人気機能のご紹介」では、このモザイクを一瞬で自動で挿入する方法をご紹介しているので、是非チェックしてくださいね。


動画の書き出し

編集が完了したら、最後に右上の書き出しアイコンをタップし、「書き出す」をタップすることで、動画を保存できます。

vn右上の書き出しアイコン画面
vn書き出し画面

ご覧いただいたように、VN を使えば誰でも手軽にスマホだけで動画編集ができちゃうので、VN を使ってスマホで撮った動画をすぐに編集してみてくださいね。


VN で使える基本機能をご紹介しましたが、ここでは、VN に代わるおすすめアプリ「PowerDirector」の人気 AI 機能をご紹介します。AI 機能を使うことで編集時間がグッと短縮されるだけでなく、高精度な仕上がりになる上、より本格的な動画を制作することができます。

AI と聞いたら難しそうに聞こえますが、PowerDirector は初心者でもすぐ使える簡単な操作画面なので迷わず使うことができます。AI 機能の一部はサブスクリプションに加入する必要がありますが、基本機能はほとんど無料で使えるので、是非試してみてくださいね。

グリーン背景不要!AI で人物の自動切り抜き&背景合成ができる

VN で合成動画を編集する際、グリーン背景で撮影してから合成する必要がありますが、PowerDirector ではその必要がありません。優秀な AI が、場所を問わず撮影した動画の人物だけを自動で認識して切り抜いて背景を削除してくれます。そのため、今まで時間と労力がかかっていた背景の削除や合成をとても簡単に行うことができます。

AI 背景除去サンプル

AI 音声読み上げ機能でナレーションが簡単に入れられる

「テキスト読み上げ」機能よりAI による読み上げ音声を入れることができます。文字を入力して音声を選ぶだけで、あっという間にナレーションを入れることができるので、初心者の方にもおすすめです。音量、速度、ピッチなども調整でき、日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語など 8 つの言語に対応しています。

AI 音声読み上げサンプル

詳しくは以下のブログをご覧ください。

【無料】AI 音声機能でナレーションが入れられるおすすめ動画編集アプリ/サイト 10 選
https://jp.cyberlink.com/blog/mobile/2857/best-video-apps-for-ai-text-to-speech


人物を選ぶだけでモザイクが自動で入れられる

VN では手動でしか入れれないモザイクも、PowerDirector なら AI が自動的に顔を検出し、モザイクをかけたい人を選ぶだけで一瞬でモザイクを入れることができます。

以下のように、AI が 3 人の顔を自動で認識してくれるので、モザイクをかけたい人物とモザイクのデザインを選ぶだけで OK です。

PowerDirectorAIモザイク画面

以下が実際にモザイクを入れたサンプルです。選択したお父さんとお母さんの顔だけにモザイクが入っていますよね。

PowerDirectorAIモザイク作成動画

詳しくは以下のブログ記事をご覧ください。

【無料】動画にモザイク・ぼかしを入れる方法とおすすめアプリ5選
https://jp.cyberlink.com/blog/mobile/1638/best-video-apps-to-add-mosaic


AI 動画高画質化で古い映像も美しく補正できる

過去に古い機材にて撮影した画質の悪い動画や手ブレした動画、またデータの劣化で発生するピクセル化などが気になることがありますよね。
PowerDirector の「AI 動画高画質化」には、「映像ノイズ除去」「AI カラー」「手ブレ補正」「フレーム補間」「拡大」機能があり、これらを使うことで古い映像もきれいに補正することができます。

AI 動画高画質化

高画質化した映像は、以下のように「比較」よりビフォーアフターを確認することができるので便利ですよ。

AI 動画高画質化比較画面

詳しくは以下のブログ記事をご覧ください。

【無料】AI で動画を高画質化できるおすすめ編集アプリ5選
https://jp.cyberlink.com/blog/mobile/2532/best-video-apps-for-video-enhance


素材で困ることなし!AI 画像生成機能がアプリ内で使える

動画編集をする際、素材探しに困ることがあります。しかし PowerDirector には「AI 画像生成」機能が用意されているので、思いついたアイデアからその場で瞬時に画像を作成できます。

以下のように説明欄(プロンプト)に生成してほしい画像を日本語で入力して、お好みの描画スタイルを選ぶだけで、 AI が一瞬にして思い通りの画像を生成してくれます。素材探しに手間とコストをかける必要がありません。

AI 画像生成サンプル

上記で紹介した以外にも、1 枚の顔写真からしゃべる動画が作れる AI リップシンク、AI 動画アニメ化、AI 動画拡大、AI 音楽生成、など VN にはない高度な AI 機能が多数搭載されています。どれも簡単操作で使えるので、是非試してみてくださいね。


▼ VN と PowerDirector の 機能比較表

 

VN

PowerDirector

基本的な編集

タイトル作成

4K 編集・出力

△(出力のみ可)

BGM・音声編集

クロマキー編集

AI 自動字幕作成

AI 動画背景除去

×

AI 音声読み上げ

×

AI 顔ぼかし

×

AI 動画高画質化

×

AI 動画アニメ化

×

AI 音楽生成

×

AI リップシンク

×

AI 画像生成

×


まとめ

今回は、人気の動画編集アプリ「VN」について使い方とそれに代わるおすすめアプリについてご紹介しました。動画編集はハードルが高いように思われがちですが、最近ではスマホアプリを使って手軽にしかもかんたんに 行うことができます。しかもアプリは無料で使うことができるので、まずは試しに使ってみてくださいね。

なお、今回 VN とあわせてご紹介した PowerDirector は、VN には無い AI 機能が豊富に収録されており、より高度な動画編集を簡単に行うことができます。PowerDirector ももちろん無料でインストールして使うことができますので、ぜひ以下よりダウンロードして VN と比較してみてくださいね!

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