【無料】ボイスメモから文字起こしできるおすすめサイト・ツール 10選【2024年最新版】
会社での大切な会議や、学校での講義の議事録やノートを作る時、iPhone のボイスメモアプリで録音してあとから文字起こしを行うことがありますよね。それを手作業で行う場合、録音したデータを聞きながらメモ帳やワードで書き起こしていくのは非常に手間と時間がかかり、打ち間違いや聞き間違いなどにかなり気を使わなくてはいけません。
しかし、最近では AI を使ってボイスメモを自動で書き起こしてくれる便利なサイトやツールがあるのをご存知ですか?そこで今回は iPhone のボイスメモなどで録音したデータを自動で文字起こしする方法とおすすめサイト・ツールをご紹介します。とっても簡単に文字起こしができてしまいますので、是非最後までお読みいただき、実践してみてくださいね。
【もくじ】
- ボイスメモとは?
- ボイスメモの「文字起こし」はサイトやツールで自動でテキスト化しよう!
- ボイスメモから文字起こしできるおすすめサイト・ツール 10 選
- 1位.初心者でも簡単に文字起こしができる「MyEdit」
- 2位.会議などのボイスメモを文字起こしするのに便利な「Notta」
- 3位.リアルタイムの文字起こしにも対応した「toruno」
- 4位.話者を識別してボイスメモの文字起こしができる「CLOVA Note」
- 5位.ボイスメモの文字起こしができてシンプルで使いやすい「Speechy Lite」
- 6位.ボイスメモや動画の文字起こしにも対応したアプリ「Texter」
- 7位.Google アカウントで手軽に音声文字起こし「Googleドキュメント」
- 8位.Microsoft Office でボイスメモの文字起こし「Word」
- 9位.音声・動画を文字起こし「Premiere Pro」
- 10位.ボイスメモの文字起こしができて約30言語に対応した「文字起こしさん」
- ボイスメモから文字起こしする方法
- まとめ
ボイスメモとは?
「ボイスメモ」とは、Apple 社が独自開発した音声録音アプリで、iPhoneに標準搭載されています。一般的なボイスレコーダーと同様の機能を持っていて、無料で利用することができます。
iPhone 以外のスマホでは、各端末に対応したボイスレコーダーアプリをダウンロードして、同様の事を行うことが出来ます。
ボイスメモの「文字起こし」はサイトやツールで自動でテキスト化しよう!
iPhone のボイスメモアプリで録音した音声を文字起こしする際に、録音が短ければ、内容を聞きながら手動で文字起こしするのは簡単ですが、これが長時間になると、比例してデータやテキストが大きくなり、何度も聞き返して確認する必要があります。
間違いが無いように気を付けながらこの作業をする場合、1 フレーズを文字起こしするのに早くても 1 分くらいかかり、60 分ほどの会議や授業の録音音声をすべて手動で文字起こしすると膨大な時間を擁します。しかし、今回ご紹介する自動で文字起こしできるサイトやツールを使えば、ボイスメモで録音したデータを簡単にしかも非常に短時間で行うことができます。
ボイスメモから文字起こしできるおすすめサイト・ツール 10 選
1位.初心者でも簡単にボイスメモの文字起こしができるサイト「MyEdit」
MyEdit(マイエディット)は、サイト上で音声・画像編集ができる人気のオンラインツールで、スマホ・PC どちらでも利用できます。アプリやソフトをダウンロードする必要がないため、サイトにアクセスするだけで気軽に使用することができます。
ボイスメモの文字起こしに関しては、ファイルをアップロードするだけであっという間に AI が音声から文字起こしをしてくれます。
▲ ファイルをアップロードして言語を選択するだけで一瞬にして文字起こしが完成!
さらに、MyEdit ではボイスチェンジャー、音声ファイルの変換、ノイズの除去、声のトーンの変更、ボーカルや伴奏の抽出、 BPM 測定、音声のトリミング・カット、AI 効果音作成など、音声編集に関する豊富な機能が揃っています。
このあとご紹介する「ボイスメモから文字起こしする方法」では、こちらのサイトを使用して解説します。MyEdit は上記リンクからアクセスでき、それぞれの機能を試せるサンプルも用意されていますので、気になる方は是非この機会にアクセスして、色々な機能を体験してみてください。
2位.会議などのボイスメモを文字起こしするのに便利な「Notta」
Notta(ノッタ)は、Web 会議はもちろん、音声データや動画データからもテープ起こしができるサイトで、ソフトでのリリースもあります。104 言語に対応しており、リアルタイムでの文字起こし機能や、倍速再生など便利な機能も搭載されています。スマホアプリもリリースされているので、外出先ではスマホやタブレットで、家や会社では PC で利用するなど便利な使い方が可能です。
3位.リアルタイムの文字起こしにも対応した「toruno」
toruno(トルノ)は、Zoom や Teams など様々な Web 会議に対応した便利なサービスです。むずかしい操作がなく、開始ボタンを押すだけで全員の声を記録したり、記録した音声を文字起こしすることも可能です。もちろん Web 会議だけでなく、マイク付きスピーカーを接続して録音したデータを文字起こしすることもできます。無料で使えるのは会員登録後に累計 3 時間までの制限はありますが、便利なサービスです。
4位.話者を識別してボイスメモの文字起こしができる「CLOVA Note」
CLOVA Note(クローバーノート)は、サイトにアップロードした音声データやリアルタイム音声を文字起こしできるツールです。多言語に対応しており日本語だけでなく、英語や中国語の文字起こしにも対応しています。音声データ内に複数の話者がいる場合も話者を認識して、だれが話したことかを記録することもできるので、使い道が多いサービスです。
5位.ボイスメモの文字起こしができてシンプルで使いやすい「Speechy Lite」
Speechy Lite(スピーチーライト) は、制限時間内であれば、無料で使用することも出来るテープ起こしアプリです。リアルタイムでの文字起こしやバックグラウンドでの使用にも対応しており、使い方もシンプルなので使いやすいアプリとなっています。
6位.ボイスメモや動画の文字起こしにも対応したアプリ「Texter」
Texter(テキスター) は、AI 音声認識でテープ起こしをしてくれる、スマホアプリです。音声だけでなく動画からの文字起こしにも対応しているため、動画のテロップ入れなど使い道は多いです。無料使用は 1 分のみとなっているため、実用的に使用するのであれば有料プランを検討する方が良いでしょう。
7位.Google アカウントで手軽に音声文字起こし「Googleドキュメント」
Google ドキュメントは、その名の通り Google が提供するドキュメント作成サービスですが、音声入力にも対応しているため、文字起こしツールとしても使用可能です。Google 提供のサービスですのでアカウントさえあれば完全無料で利用できますが、Google のブラウザでしか使用することができず、現状では文章の区切り(句読点)は認識されず入力されてしまうため、出力されたテキストは後で編集する必要があるでしょう。
8位.Microsoft Office でボイスメモの文字起こし「Word」
Word(ワード)は、PC 向けの文書作成ソフトですが、Microsoft 365 に加入している場合に使用できる「ディクテーション」という機能を使う事で、文字起こしを行うことができます。ただし、マイクからの入力で行うため、ボイスメモで録音した内容を PC につないだマイクに向かって再生して使うことになります。使い勝手はあまりよくないので、他のツールを検討した方がよいでしょう。
9位.音声・動画を文字起こし「Premiere Pro」
Premiere Pro(プレミアプロ)は、プロのクリエイターが多く使っている事で有名な動画編集ソフトです。動画にテロップを入れる機能の一環として「自動文字起こし」という機能が搭載されており、これを使う事で動画や音声を文字起こしすることができます。ただし高額なサブスクリプションとなるため、すでに使用している人向けと言えます。
10位.ボイスメモの文字起こしができて約30言語に対応した「文字起こしさん」
文字起こしさんは、30 言語に対応したテープ起こしサイトで、もちろん日本語にも対応しています。文字起こしに特化したサイトで、無料で 1 分間試すことが出来ます。それ以上使う場合はサブスクリプションに加入する必要があるため、試してみてご自身の使用目的にあっているか確認する必要があります。
ボイスメモから文字起こしする方法
それでは、実際に文字起こしができるサイトを使用して iPhone のボイスメモから文字起こしをする方法を解説します。ここではおすすめランキング 1 位でご紹介した MyEdit を使って解説します。 MyEdit はスマホ、もしくは PC でサイトにアクセスするだけで使えますので、一緒に試してみたい方は下記のリンクをクリックしてください。
ステップ 1:音声ファイルをアップロードする
MyEdit のサイトにアクセスすると、下図のような画面になります。
画面左側の「オーディオ」タブをクリックし、「文字起こし」を選択してください。
画面の点線内「ここに音声ファイルを~」の部分に、直接オーディオファイルをドラッグ & ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックし、オーディオファイルのある場所を指定して選ぶことでファイルをアップロードすることができます。
MyEdit は、現状で日本語以外では「英語」と「中国語」に対応しています。
ステップ 2:言語を選んで文字起こしを開始する
オーディオファイルを読み込むと、以下のような画面になります。「音声のソース言語」では、読み込んだオーディオファイルの言語を選択します。
ここで使用しているオーディオファイルは日本語なので、「日本語」を選択します。
その下にある「句読点をつける」では、書き起こす文章に句読点を付けるかを選択することができます。今回はチェックをつけておきます。
「開始」をクリックして文字起こしを始めます。
「開始」をクリックすると、一瞬にして文字起こしされた内容が表示されます。下図の通り、今回のサンプル音声データは、男性と女性が交互に話している内容ですが、話し手が 2 人いても問題なく音声を認識して文字に書き出すことができていることがわかりますね。
文字だけでなく、開始時間(話し始め)と終了時間(話し終わり)の「タイムコード」があるので、その文字がどの時間帯で話している内容かということもわかります。
ステップ 3:文字を編集する
各行をクリックをすることで、テキストを編集することもできますので、誤字脱字の修正や句読点の追加・削除、改行を入れることができます。
以下はカタカナ表記を英語表記に変えた例です。音声認識は正確ですが、商品名は英語で表記するなどのルールがあれば、このように修正することもできます。
ステップ 4:テキストデータをダウンロードする
出力されたテキストデータはダウンロードすることができます。
ダウンロードするには、右上の「ダウンロード」のプルダウンメニューを開きます。
・「タイムコードを含まないテキスト」は、文字だけの「TXT形式」ファイルとしてダウンロードできます。
・「タイムコードを含むテキスト」は、時間の情報が含まれる「SRT形式」ファイルとしてダウンロードできます。
TXT と SRT 形式ファイルはどちらも PC にデフォルトでインストールされている「メモ帳」などで開いて確認・編集することができます。
上の画像がテキスト(TXT)形式でダウンロードしたもの、下の画像がタイムコード付き(SRT)形式でダウンロードしたものになります。下の SRT 形式は文字だけでなく、その文字が表示される時間(タイムコード)の情報も含まれていることがわかりますね。
なお、PowerDirector など、SRT ファイルに対応した動画編集ソフトに、文字起こしをした動画ファイルといっしょにこのファイルを読み込むことで、自動的に字幕を入れる事ができます。また、SRT ファイルは、YouTube の字幕としてアップロードもできるので、動画の字幕として使用したい場合は SRT 形式を選択するといいでしょう。
もちろん、両方とも保存しておけば用途別に使い分けることもできます。
■MyEdit はスマホからも利用可能
MyEdit はスマホからの使用にも対応しています。
iPhone のボイスメモ機能で録音したデータも使用できます。
例えば、ボイスメモで録音したデータを iCloud などのフォルダーに入れれば、MyEdit から選択して読み込むことが可能です。
スマホで録音したデータをパソコンに移さず、そのまま MyEdit のサイトで編集できるので便利ですよね。
また、ダウンロードしたデータも iCloud のダウンロードフォルダーに入るので、スマホで内容を確認することができます。
まとめ
今回は、iPhone のボイスメモで録音した音声をオンラインツールを使って簡単に文字起こしする方法とおすすめのサイト・ツールをご紹介しました。
ボイスメモのデータから文字起こしを行う場合、自動文字起こしができるサイトを使えばあっという間にできてしまう上、精度も高いので非常におすすめです。ぜひ今回ご紹介した方法を活用して、日々の録音データや溜まってしまったデータを文字に書き起こして整理してくださいね。
なお、おすすめ 1 位でご紹介した MyEdit は、今回のような音声データの文字起こしはもちろん、ボイスチェンジャーやノイズ除去、音声のトリミング・カット編集など豊富な機能が揃った便利な音声編集サイトです。MyEdit はアプリやソフトをダウンロードする必要がなく、サイトにアクセスするだけで気軽に、また無料で使えますので、気になる方は是非この機会に下記リンクよりアクセスして色々な機能を試してみてください。