【無料】AI 画像拡張ができるおすすめサイト・ツール7選【2024年最新版】
写真を眺めていて「指定されたサイズに足りない」「良い写真なのに何か物足りない」と困ってしまった経験があるのではないでしょうか。そのような場合「AI 画像拡張機能」を使って画像の周りを拡張してみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、この「AI 画像拡張」のメリット(使い道)や、この機能が使えるおすすめの画像加工サイトやアプリ、ソフト、そして実際に画像加工サイトを使った画像拡張のやり方をご紹介します。是非最後までお読みいただき、AI 画像拡張に挑戦してみてくださいね。
もくじ:
- AI 拡張・AI 画像拡張とは?どのような時に便利?
- AI 画像拡張ができるおすすめサイト/ツール/アプリ7選
- サイト上で簡単に高精度な AI 画像拡張ができる「MyEdit」
- AI 拡張搭載の写真編集ソフト/アプリ「PhotoDirector」
- AI 拡張生成も可能!先端美容加工アプリ「Vivid Glam」
- 初心者でも簡単に AI 拡張ができるサイト「YouCam画像編集ツール」
- Adobe 社の生成 AI に特化したオンラインツール「Adobe Firefly」
- マジック拡張機能ですばやく画像を拡張できる「Canva」
- AI 画像生成拡張からデザインまでできる「Fotor」
- AI 画像拡張機能の使い方
- まとめ
AI 拡張・AI 画像拡張とは?どのような時に便利?
「AI 画像拡張」とは背景の周りを拡張して、AI の画像生成機能を使って元の画像と自然につながるよう広げた部分を補完することができる機能です。拡張したい画像を読み込んでサイズを指定したり、上下左右と自分で好きなように広げたりすることができます。
AI 画像拡張はとても便利で、以下の通り様々なメリットがあります。
■ AI 画像拡張(生成拡張)のメリット
1.SNS などの画面いっぱいの大きさに写真を広げられる
例えばインスタのストーリーに横向きで撮った写真を使うと、上下に余白ができてしまいます。そこで AI 画像拡張を使えば、横向きの写真の上下を拡張することができ、画面いっぱいの写真でより見栄えがよくなります。また、逆に縦長の写真の左右を補完して、横長の写真を生成することもできますので、投稿するフォーマットや納品サイズに併せた画像を作ることができます。
2.納品の指定のサイズに合わせることができる
YouTube や X のバナーのサイズは、さまざまなデバイスでの表示に対応させるために、大きな画像を必要とします。お気に入りの画像を使いたいと思っても、単純に拡大して使うと、画質が荒れてしまったり、見せたい部分が画面かあらはみ出してしまうことがあります。
このような場合、以下のサンプルのように人物などの見せたい部分を中央に置き、その周りを AI で補ってもらうことでバランスのよいバナーを作成することができます。
3.写真の構図を変えることができる
人物や商品など、被写体を画角の端っこに寄せて撮ってしまった場合でも、AI で端を延ばすことで、被写体を真ん中に持っていったり、好きな位置に配置することができます。構図を意識しないで撮った写真も、あとから自由に構図を変えることができるようになり、素材を活かし、編集の幅が広がります。
4.見切れている部分(足りない部分)を補うことができる
AI 画像拡張は、風景だけでなく、人物の顔や体も予測して描写することができます。人物写真を撮影した際に、せっかくいい表情で撮れたのに、近すぎて顔の一部が切れてしまったような写真でも完璧な人物写真に仕上げることができます。
5.文字などを入れるスペースを作ることができる
写真内にタイトルなどの文字を入れたい時がありますよね。このような場合でも AI 画像拡張であとから文字を入れるスペースを作ることができます。以下のサンプルのように文字を入れたら人物に文字が被ってしまうような画像でも被らないようにすることができるので、文字も被写体も両方をしっかりと見せることができます。
このように、今まで撮りなおしをしたり、合成をしなければなあらなかった作業を AI 画像拡張で簡単にできるようになり、時間もコストもグッと下げることができます。次項では、この AI 拡張ができるおすすめの画像加工サイトやアプリをご紹介します。
AI 画像拡張ができるおすすめサイト/ツール/アプリ7選
1位 サイト上で簡単に高精度な AI 画像拡張ができる「MyEdit」
MyEdit(マイエディット)は、最新の AI 技術が使われた人気の画像加工サイトです。ブラウザベースなのでアプリをダウンロードする必要がなく、PC・スマホどちらからでもサイトにアクセスするだけで気軽に使うことができます。
「AI 画像拡張」ツールにアクセスして画像を読み込み、拡張したい範囲を決めるだけであっという間に画像を拡張することができます。また、4:5 や 16:9 などの縦横比や YouTube のサムネイルなどのサイズも用意されているので、それらを選ぶことで簡単に目的にあわせた画像を作ることができます。
また、その他にも AI 高画質化、AI 画像生成、AI 置き換え、AI 顔入れ替え、AI 背景など 20 種類以上の便利でユニークな画像加工機能が提供されています。後ほどご紹介する「AI 画像拡張機能の使い方」ではこの MyEdit を使って解説しますので、一緒に試してみたい方は上記の「試してみる」よりアクセスしてくださいね。
2位 AI 拡張搭載の写真編集ソフト/アプリ「PhotoDirector」
PhotoDirector は、最新の AI 編集機能を多数搭載した人気画像編集ソフトで、高度な AI 画像生成機能が搭載されています。
「AI 画像拡張」はその機能のうちの一つで、直感的に操作できます。
モバイル版 PhotoDirector でももちろん AI 画像拡張機能が使えます。
PhotoDirector 写真編集ソフト版は基本的な編集をはじめ、レイヤー編集や AI 高画質化、AI 生成機能などが揃ったオールマイティなソフトです。サブスクリプションプランなら毎月ワンコイン価格で利用できるのが嬉しいところ。
アプリ版も基本編集機能から 生成 AI 機能まで揃っているので、活躍の場は広いです。
AI 画像拡張生成については動画でも紹介されています。
3位 AI 拡張生成も可能!先端美容加工アプリ「Vivid Glam」
※iOS 版のみ
Vivid Glam は AI 生成拡張機能を含めた「AI 画像生成」「AI ヘアスタイル」「AI 生成塗りつぶし」など多くの生成機能が使えるアプリです。
このアプリは美容加工が得意で、写真や動画の顔や体を自然に加工することも出来ます。
無料利用でも毎日10クレジットがもらえるので、使いたい機能を試すことが出来ます。定期的に新機能が追加されるので、面白い機能をいち早く試すことが出来ます。
4 位 初心者でも簡単に AI 拡張ができるサイト「YouCam画像編集ツール」
YouCam画像編集ツール(ユーカム画像編集ツール)は、AI 画像生成を含むさまざまな画像編集ツールが収録されたブラウザベースのサービスです。こちらには画像拡張に特化した「AI 拡張」というページがあり、そこに画像をアップロードして好きなサイズを指定するだけで、足りない部分を AI が自然に見えるように補完してくれます。その他にも写真高画質化や白黒写真の AI カラー化など便利な機能もたくさん用意されています。
5 位 Adobe 社の生成 AI に特化したオンラインツール「Adobe Firefly」
Adobe Firefly(アドビファイヤーフライ)は、Photoshop や PremierePro で有名な Adobe 社が提供する生成 AI ツールとサービスの総称です。Adobe Firefly の生成ツールは Adobe 製品の Photoshop や Illustrator などに組み込まれている他、ブラウザー上で使用することができるオンラインツールとしても提供されています。こちらの「生成拡張」ツールを使うことでお好みのサイズに簡単に拡張することができます。
6 位 マジック拡張機能ですばやく画像を拡張できる「Canva」
Canva(キャンバ)は、さまざまなプラットフォームで展開されているブラウザベースの画像編集サービスです。「マジック拡張」という機能があり、これを使うことで簡単に画像拡張を行うことができます。ブラウザベース以外にも、アプリや PC ソフトなどのバージョンもあり、さまざまなプラットフォームで使える点がおすすめポイントでしょう。
7 位 AI 画像生成拡張からデザインまでできる「Fotor」
Fotor(フォトー)は、操作が簡単で誰でも無料で画像編集や作成ができるツールです。ユーザー登録は必要ですが登録さえしてしまえば無料で使え、細かい編集までできる優れたツールですので初心者にもおすすめです。こちらにも AI 画像拡張機能が用意されていて、画像をアップロードして拡張したい範囲を選ぶだけで簡単に拡張画像を生成することができます。AI 画像拡張以外にも、AI 画像生成、AI 写真高品質化、またテンプレートをデザインできる機能なども提供されています。
AI 画像拡張機能の使い方
それでは、実際に AI 画像拡張を実践してみましょう。ここでは、おすすめ 1 位でご紹介しました MyEdit を使って解説します。MyEdit は PC もしくはスマホからサイトにアクセスするだけで使えますので、読みながら一緒に試してみたい方は以下の「試してみる」をクリックしてくださいね。 無料で使うことができますので、下記リンクからアクセスして一緒にやってみてくださいね。
■ まずは無料でクレジットを獲得しよう
MyEdit の生成 AI 機能を使用するには「クレジット」という仮想ポイントが必要となります。こちらは、MyEdit のメンバー登録をすることで 1 日 1 回 3 クレジットを無料でゲットすることができます。今回ご紹介する「AI 画像拡張」では、1 回 2 クレジットが必要になります。先にこちらを準備しておきましょう。
MyEdit でアカウントを作成後、ページ右上の自分のアイコンをクリックし、下に出てくる「無料クレジットを獲得」をクリックします。すると、クレジット獲得のポップアップが出てくるので、「3 クレジットをもらう」をクリックしてゲットしましょう。
上記の方法で毎日 MyEdit にアクセスするだけで無料でクレジットがもらえるので、毎日ゲットしちゃいましょう!
ステップ 1:「AI画像拡張」にアクセスして画像を読み込む
最初に MyEdit のホーム画面にアクセスした場合は、上のツールバーの「画像編集ツール」をクリックして、その中にある「AI 画像拡張」をクリックします。すると、「AI 画像拡張」機能のページが開きますので、右側にある「ファイルを選択」をクリックして元の顔画像を選ぶか、ドラッグ & ドロップをして画像を読み込みます。
画像を読み込むと以下の AI 画像拡張機能の画面が表示されます。
写真をさらに広く見せたいという時に、元画像にはない、周りの部分を AI が生成して埋めてくれる便利な機能です。
ステップ 2:拡張する範囲と元の写真の位置を決める
右側の「カスタム」が選択されていると、外枠の大きさを自由変えることができます。外側の枠(赤色)をマウスのドラッグで広げて、AI に生成してほしい写真の周りの余白部分を決めます。また、元の写真(青色)を上下左右に動かして、好きな位置に配置することができます。
また、色々な比率や インスタ投稿、YouTube のサムネイルなどのサイズも用意されているので、制作物がすでに決まっている場合はそれらを選ぶようにしましょう。ここでは、縦長の写真を横長に変えてみたいので、右側から「16:9」を選択します。すると、以下のように写真の左右に余白が表示されました。
最後に右下の「生成」をクリックすると、この赤い部分を AI が生成して補完してれます。
ステップ 3:保存する
生成をクリックして数秒待つと、以下の通り拡張した画像が生成されます。一度に 2 パターンの画像が生成されますので見比べて好きな法を選びましょう。保存するには右上の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
以下が元の写真と AI 画像拡張適用後の比較になります。元の写真とのつなぎ目がなく、とっても自然に AI が画像を拡張してくれていますよね。
解説した通り、とっても簡単に、また自然に画像を拡張することができましたよね。撮影したあとからいくらでも拡張できますので、是非お手持ちの写真で試してみてください。
まとめ
今回は、AI 画像拡張についての解説と、画像拡張ができるおすすめのサイトやアプリの紹介、そしておすすめの画像加工サイトを使って実際に画像拡張を行う方法を解説しました。旅先や家族の大切な思い出の写真で画角に失敗してしまったり、仕事の納品でサイズ指定に合わないサイズで撮影してしまった時などにこの機能を使えば、時間と手間をかけずにサイズを調整できますよね。
また、おすすめ 1 位でご紹介した「MyEdit」は、基本的な画像加工から流行りの AI 加工までできる非常に便利なブラウザベースのサービスです。PC・スマホからサイトにアクセスするだけで使えますので、気になる方は以下の「試してみる」をクリックして色々な AI 機能を是非お試しください!