【初心者向け】Nintendo Switch を長く録画する方法とおすすめツールを紹介【2025年最新】
最近では YouTube などの動画共有サイトでゲームの実況動画やプレイ動画が人気ですよね。
その敷居の低さから Youtuber を目指す人も注目しているジャンルです。
しかし、いざ Nintendo Switch や Switch 2 でゲームプレイを録画しようとしても、本体の機能では 30
秒しか録画できません。実は、Switch 本体に搭載されている録画機能には制限があり、長時間のゲームプレイを保存することはできません。もし YouTube
などにアップされているようなプレイ動画を作りたいのであれば、特別な機材やソフトが必要になるのです。
そこで今回は、Nintendo Switch
で、長時間の動画を録画する方法やおすすめの機材・ソフトなどをご紹介していきます。実況動画やプレイ動画を作ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
もくじ:
- Nintendo Switch の録画制限と長時間録画する方法
- Switch の長時間録画に最適なキャプチャーボードとは?
- 【無料あり】おすすめ録画ツール 5 選
- 【簡単!】Switch の長時間録画 & Switch で録画した動画を結合する方法
- まとめ
Nintendo Switch の録画制限と長時間録画する方法
Nintendo Switch には、本体に標準の「録画機能」が備わっています。プレイ中にコントローラーのキャプチャーボタンを長押しすれば、ゲームの映像を動画として保存できる便利な機能です。しかし、この機能にはいくつかの制限があり、実況動画などを作るには向いていません。以下に分かりやすくまとめてみました。
Nintendo Switch の録画機能と制限
標準の録画機能を搭載
- コントローラーの「キャプチャーボタン」を長押しすることで、プレイ映像を動画として保存可能。
録画時間の制限
- 最大30秒までしか録画できない。
- ボタンを押した時点から「さかのぼって 30 秒間」の映像のみ保存される。
- 長時間のプレイ(ボス戦やストーリーシーンなど)をまるごと録画することは不可。
対応していないゲームもある
- 一部のタイトルでは録画機能が無効。
- キャプチャーボタンを押しても反応しない場合がある。
編集機能はなし
- 録画した動画は Switch 本体に保存されるのみ。
- 字幕入れやカット編集などはできない。
- YouTube や SNS に投稿したい場合は動画をスマホや PC に移してから別の編集ソフトで加工する必要がある。
このように、Switch 単体の録画機能では「短時間のクリップを保存する」用途にしか向いていません。長時間のゲームプレイを記録したり、実況動画を作ったりするのは、以下の方法がおすすめです。
Nintendo Switch のプレイ動画を長時間録画する方法
① キャプチャーボードを使う方法
キャプチャーボードを使って PC に録画する方法です。Switch の映像をキャプチャーボードという機材を経由して PC に取り込み、録画ソフトを使って保存すれば、何時間でも高画質で録画できます。配信者や実況者がよく使うのもこの方法です。
② 録画機能の 30 秒動画をつなげる方法
Switch の録画機能で録画した 30 秒の動画を組み合わせて編集アプリでつなげる方法です。Switch 本体で複数の短い動画を録画し、スマートフォンの動画編集アプリでそれらを 1 本の動画にまとめることで、ある程度長いプレイ動画を作ることができます。
本格的にゲーム実況や長時間の録画をしたい方には、1
つ目のキャプチャーボードと録画ソフトを使う方法がおすすめです。
次の章では、キャプチャーボードを使った録画方法と必要な機材について詳しく見ていきましょう。
Switch の長時間録画に最適なキャプチャーボードとは?
キャプチャーボードとは?
Switch のゲームを長時間録画したいなら、最も確実で高画質な方法が「キャプチャーボード」を使うことです。キャプチャーボードとは、ゲーム機の映像や音声をパソコンに取り込むための機器のことで、Switch の画面を PC に映し出しながら録画したり、ライブ配信したりできるようになります。
たとえば、YouTuber がゲーム実況をしている映像を見たことがある方も多いでしょう。あれらはほとんどの場合、キャプチャーボードを使って Switch などのゲーム機をパソコンに接続し、録画ソフトでプレイ画面を保存しています。Switch 本体の録画機能とは違い、何時間でも途切れることなく録画できるのが最大の特徴です。
キャプチャーボードを選ぶ時のポイント
キャプチャーボードを選ぶときは、いくつかチェックしておきたいポイントがあります。
①キャプチャーボードのタイプ
まず、初心者には USB で接続できる外付けタイプが使いやすいでしょう。ケーブルを挿すだけで使えるため、複雑な設定も必要ありません。
②解像度とフレームレート
次に重要なのが解像度とフレームレートです。Switch の映像をきれいに録画したいなら、少なくとも 解像度が 1080p フレームレート 60fps 対応のものを選びましょう。
③パススルー機能
プレイ中の遅延を防ぐためには、パススルー機能があるモデルを選ぶのがおすすめです。これがあれば、録画中でもテレビ画面を見ながら快適にプレイできます。
実際の接続はとてもシンプルです。Switch を HDMI ケーブルでキャプチャーボードに接続し、そこから USB ケーブルで PC に繋ぐだけ。PC 側で録画ソフトを起動すると、Switch の映像がそのままパソコンの画面に表示され、録画ボタンを押すだけで映像と音声が同時に保存されます。
キャプチャーボードとセットで必要なもの
最後に、キャプチャーボードでの録画に必要なものを確認しておきましょう。キャプチャーボード本体のほか、HDMI ケーブル、パソコン、録画ソフトの 3
つがあれば準備は完了です。録画ソフトは無料のものもありますが、安定性や音声のズレを防ぐためには、きちんとした録画ソフトを使うのが安心です。
次の章では、Switch の録画にぴったりなおすすめ録画ツールをご紹介していきます。
Switch の動画おすすめ録画ツール 5 選
1. 直感操作で高画質録画!実況にも最適な万能ツール「Screen Recorder」
Screen Recorder(スクリーンレコーダー)は、簡単操作と高い安定性を両立した人気ソフトです。キャプチャーボード経由の Switch 録画にも完全対応し、フル HD
の高画質で長時間録画してもコマ落ちしにくく、安定した映像を残せます。
操作 UI もシンプルで初心者でもすぐに使える直感的な設計で、Web
カメラ合成などにも対応しているため、ゲーム実況にも最適です。さらに、プレイ中のゲームを直接 YouTube、Facebook、Twitch にライブ配信することも可能です。
解像度やフレームレートの設定はもちろん、Web カメラ映像の合成や音声入力の切り替えもスムーズに行えます。また、カット編集、タイトルの追加、トランジション、BGM の追加、クロマキー合成などの簡単な動画編集も行うことができます。動作が軽く、初心者でも迷わず使えるシンプルな操作画面も嬉しいポイント。
試してみたい方は、まずは上記より無料体験版をダウンロードして使い勝手を試してみてくださいね。
Screen Recorderのおすすめポイント
- ゲーム画面+Webカメラを同時に録画(実況動画向け)
- マイク・システム音声の同時キャプチャに対応
- 録画画面の範囲指定やストリーミング配信機能も搭載
2. 録画から編集まで一括で!プロ級のゲーム動画を作れる「PC版 PowerDirector」
PowerDirector(パワーディレクター)は、1 位でご紹介した Screen Recorder が付属した国内販売本数 No.1 の人気動画編集ソフトです。こちらを使えば、録画から本格的な動画編集までワンストップでできるので、録画と編集の両方をしたい方はこちらがおすすめです。
キャプチャーボードで録画した映像をそのまま読み込み、不要部分のカットや BGM 追加、字幕作成、Web カメラ合成、実況音声、ナレーションなどを複合的に追加できるので、YouTube 投稿などをプロを目指す方におすすめです。
PowerDirector は他にも AI 音声読み上げ、ボイスチェンジャー、モザイクの挿入、AI 音声翻訳、AI リップシンクなど、最新の AI 編集ツールがとても豊富です。無料体験版が用意されているので、試してみたい方は上記よりダウンロードしてくださいね。
PC 版 PowerDirectorのおすすめポイント
- AI 自動字幕生成で実況を簡単に挿入できる
- 動画を重ねたり、ナレーション・BGM・効果音の追加も簡単
- カット編集やトランジションもプロ級の仕上がり
3. Switch の 30 秒動画をスマホで手軽に編集「スマホ版 PowerDirector」
スマホ版 PowerDirector(パワーディレクター)は、先ほどご紹介した「PC 版 PowerDirector」のスマホ向け動画編集アプリです。こちらはスマホだけで手軽に動画編集が簡単にできるので、キャプチャーボードが無い場合に Nintendo Switch 本体で録画したデータを編集するのにおすすめです。スマホで編集が行えるため外出先でも編集できる手軽さが魅力といえます。
スマホ版 PowerDirector は、上記リンクから無料でインストールできますので、気になる方はこちらも試してみてくださいね!
スマホ版 PowerDirectorのおすすめポイント
- Switch で録画した動画をスマホだけで簡単編集
- テロップや BGM の挿入が直感的
- SNS 向けサイズや縦動画にも対応
4. 無料で使える定番の配信&録画ソフト「OBS Studio」
OBS Studio(オービーエス スタジオ)オープンソースで無料提供されている、配信者や実況者に愛用される定番ソフトです。キャプチャーボードからの映像入力にも対応し、複数の映像・音声ソースを自由にレイアウトできるため、画面構成を細かくカスタマイズできます。配信と録画を同時に行える点も魅力で、Twitch や YouTube Live などとの連携もスムーズです。
OBS Studio のおすすめポイント
- 無料で高画質・長時間録画が可能
- Twitch・YouTube・ニコニコ動画にそのまま配信
- プラグインで機能を自由に拡張できる
5. 軽くて高画質!長時間でも安定動作する人気ソフト「Bandicam」
Bandicam(バンディカム)は、軽快な動作で人気の録画ソフトです。画面全体・特定ウィンドウ・デバイス映像などを選んで録画でき、Switch
録画にも対応しています。
さらに、録画中にリアルタイムで文字や矢印を描き込める「描画機能」や、必要な部分だけを切り取る範囲指定録画など、細かい編集要素も搭載しています。解説コンテンツの作成にも向いています。
Bandicam のおすすめポイント
- 高画質録画対応(最大 4K・120fps 対応)
- Twitch・長時間録画でも安定動作で、ファイルサイズを自動圧縮
- 体験版では 10 分まで無料録画可能
【簡単!】Switch の長時間録画 & Switch で録画した動画を結合する方法
ここでは、おすすめでご紹介した録画ソフト「Screen Recorder(スクリーンレコーダー)」と動画編集アプリ「スマホ版 PowerDirector(パワーディレクター)」を使って、以下の 2 つの方法をご紹介します。
方法 ① :キャプチャーボードを使って PC で Switch を長時間録画する方法
方法 ② :Switch で録画してスマホアプリで結合する方法
方法 ① :キャプチャーボードを使って PC で Switch を長時間録画する方法
キャプチャーボードと PC の録画ソフトを使用すれば、Switch でプレイしている動画をそのまま長時間録画することができます。
YouTube などにアップする実況動画などに向いている方法です。
キャプチャーボードは事前に購入して準備しておきましょう。
ステップ 1:
Switch、キャプチャーボード、PC を接続して Screen Recorder を起動する
まずは Switch、キャプチャーボード、PC を以下のようにつなげます。
接続ができたら、Screen Recorder を起動します。
Screen Recorder は無料体験版が用意されているので、試してみたい方は以下よりダウンロードしてください。
Screen Recorder
を起動すると、下のような画面になります。
今回はキャプチャーボードに接続されている映像を録画するため、「デバイス」モードを使用します。
この画面で「デバイス」を選択し、機器を接続し PC
に認識された後に「録画するデバイスを選択」から接続されているキャプチャーボードの名前を選択します。
ステップ 2:
録画の画質とフレームレートを設定する
次は動画の解像度とフレームレートを以下の場所で設定します。
今回は解像度を 1080p 、フレームレートを 30fps にしました。
ステップ 3:
Web カメラとマイクの設定をする
Web カメラで自分の映像も入れたい場合や、マイクの声を入れるには以下のボタンをオンにします。
Web カメラの動画は、キャプチャーボードで取り込んだ動画に焼き付けるモードと、取り込んだ動画と別々のファイルで保存するモードを選ぶことができます。
この設定は、まず右上の歯車アイコンをクリックして、基本設定を開きます。
◆ Web カメラ映像を別ファイルとして録画
設定画面の左側メニューから「Webカメラ」を選択し、「Web カメラ映像を別ファイルとして録画する」にチェックを入れることで、キャプチャーボードと Web カメラの 2 つの動画が別々に保存されます。別々にすることで、あとから編集で、Web カメラの映像の位置をどこに載せるか、または Web カメラの映像を非表示にするなど、自由に調整が可能です。
◆ Web カメラ映像を出力動画ファイルにオーバーレイ(焼き付け)として追加
逆に「Web カメラ映像を出力動画ファイルにオーバーレイとして追加する」にチェックを入れると Web カメラの画像にマイクの音声を焼き付けることができます。この時、右側のアイコンとクリックすることで、Web カメラ映像の位置や大きさを調整することができます。この場合、ゲーム動画に Web カメラの映像が焼き付いた 1 つの動画として保存されます。
ステップ 4:
録画を開始する
設定が完了したら「REC」をクリックして録画を開始します。ショートカットキーは録画開始と終了どちらも「F9」になります。
また、「F10」で一時停止できるので、トイレや休憩などのときに止めることで無駄な部分を省略して録画できます。
ステップ 5:
録画したデータを確認する
録画したデータは、右上のライブラリーアイコンをクリックし、「ライブラリー」ウィンドウを開きます。この中に録画したデータが入っています。
Web
カメラ映像を別で録画する設定にした場合は、キャプチャーボードの録画と、Web カメラの映像と 2
つのファイルが保存されています。
録画したデータを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選択することでファイルエクスプローラーで、保存された録画データの場所を表示できます。
★ 動画を編集するなら Screen Recorder がセットになった PowerDirector がおすすめ!
録画したデータを本格的に編集したい場合は、おすすめ 2 位でご紹介した Screen Recorder がセットになった動画編集ソフト PowerDirector がおすすめです。
PowerDirector なら、別々に保存された Web カメラの映像を自由な場所に配置したり、画像を丸型に切り抜いた状態で表示できたり、画像自体に境界線を付けるなど、細かい編集を行うことができます。
さらに、AI 自動文字起こしを使うことで時短で字幕が挿入できたり、ボイスチェンジャー、モザイク、AI 背景除去などを使えばプライバシーを守ることもできます。
PowerDirector も無料体験版が用意されているので、こちらも是非試してみてくださいね!
▼ PowerDirector の無料体験版
方法その② :Switch で録画してスマホアプリで結合する方法
Switch 本体の録画機能では、最大で 30 秒までしか録画できませんが、かっこいいプレイや盛り上がった部分などのハイライトだけをひとつひとつ録画して、動画編集アプリでつなげることでダイジェスト版を作ることができます。こちらはショート動画などに適しています。
ステップ 1:
Switch 本体でゲームプレイを録画する
Switch 本体で録画するには、キャプチャーボタンを長押しします。
キャプチャーボタンを長押しすると、押した瞬間から 30
秒前までさかのぼって、それまでのゲームプレイが保存されます。
すごい技を決めた後や、名場面の後に長押しすればそれまでの 30 秒を保存することができます。
ステップ 2:
Nintendo Switch App を開いて録画された動画をスマホに保存する
保存された動画は、自動で「Nintendo Switch App」にアップロードされるので、スマホで録画した動画を見ることができます。
Nintendo Switch App を開き、右下のメディアをタップすることで、Switch
本体で録画した動画を表示できます。
動画が表示されたら、右上の「選択」をタップします。
次に保存したい動画をタップして、右下の「保存」をタップすると、Switch で録画した動画をスマホに保存することができます。
ステップ 3:
動画編集アプリ PowerDirector を開いて動画を読み込む
続いて スマホで保存したゲーム動画を一つにつなげてみましょう。
今回は無料で動画編集ができるスマホ版の PowerDirector(パワーディレクター)を使いますので、以下からダウンロードして一緒にやってみましょう。
PowerDirector を開き、「新規プロジェクト」をタップします。先ほど保存したゲーム動画をすべて選択して「次へ」をタップします。この時、つなげたい順番どおりに動画を選択すると、あとで編集の手間が省けますよ。
ステップ 4:
「書き出し」をタップして保存する
編集画面に入ると、すでに全ての動画が 1 つにつながった状態になっていますので、あとは右上の「書き出し」から動画を書き出すだけで完成です!
こちらの方法は準備する機材もほとんどありませんし、非常にかんたんなので、ぜひ自分だけのダイジェスト、名場面集などを作ってみてくださいね!
まとめ
Nintendo Switch の標準機能だけでは、録画できる時間が最大 30
秒と短く、長時間プレイや実況動画の作成には向いていません。しかし、キャプチャーボードと録画ソフトを組み合わせれば、誰でも簡単に長時間のゲーム録画ができるようになります。準備といっても難しいことはなく、Nintendo
Switch とキャプチャーボードを HDMI ケーブルでつなぎ、録画ソフトを立ち上げるだけ。ほんの少しで高画質な録画環境を整えることができます。
キャプチャーボードでの録画で特に大事なのが録画ソフトですが、おすすめはランキングでご紹介した CyberLink 社の「Screen Recorder(スクリーンレコーダー)」
です。操作がとてもシンプルで、キャプチャーボードを接続すればすぐに録画を開始でき、音声も自動で認識してくれます。また、ゲーム画面と同時に自分の表情を Web
カメラで撮影したり、実況音声を一緒に収録したりすることもできるため、YouTube や SNS に投稿する実況動画の制作にも最適です。
また、録画と動画編集の両方を行いたい場合は、Screen Recorder が付属した 2 位の「PowerDirector(パワーディレクター)」がおすすめです。PowerDirector を使えば、録画と編集を一つのソフトで完結でき、テロップや BGM の挿入、AI による自動字幕作成などもできるので、完成度の高い作品を手軽に仕上げられますよ。
Screen Recorder、PowerDirector は共に無料体験版が用意されていますので、まずは自分の目的にあうものを選んで試してみてくださいね!きっとあなたのゲームライフが、録画をきっかけにもっと楽しく、充実したものになるはずです♪
▼ Screen Recorder の無料体験版はこちら
▼ PowerDirector の無料体験版はこちら