FaceMe® Securityはスマート監視システムのために開発された Workstation、サーバー、VMS (ビデオマネージメントシステム)上で実行可能な顔認証ソフトウェアです。
マスク着用時の顔認証にも対応し、監視カメラ映像の中からも個人の顔を検出し、データベースのプロファイルと照合して、特定の人物を識別します。
FaceMe® Securityは、エンドツーエンドでの監視ソリューションを提供します。 FaceMe® Security Workstationを動作させる、監視カメラ制御を行うコンピュータでは、GPU/VPUを利用してリアルタイムの顔検出と顔の特徴抽出、本人認証が行われます。アドオンとして提供されるFaceMe® Security Health アドオンでは、マスクの着用の識別と体温測定を行います。
また、FaceMe® Security Central では Web ベースのコンソールを提供し、顔のデータベースを管理、IP カメラの設定、および登録された訪問者、VIP 顧客、ブラックリストに登録された人物や従業員の各監視エリアへの出入りを、関係者に通知します。
FaceMe®の通知APIは、Milestone、Network Optix Nx Witness、VIVOTEK VAST2などの主なVMS(映像管理システム)に対応しています。この統合により、FaceMe® Securityは、監視カメラに入ってきたVIP、ブラックリスト、従業員などのタグ付けされた人物を検知・認識し、VMSへのリアルタイム通知をトリガーに、リアルタイムに警備員に通知することができます。
The FaceMe® Security Health アドオンは、施設向けの非接触型の検温スクリーニングソリューションです。オフィスや商業ビル、小売店、学校、病院の入り口に設置し、AI エンジンを使用して入場者がマスクを適切に着用しているか識別し、本人認証を行い、体温を測定します。マスクを適切に着用していない人や体温が高い人を検知すると、本人への直接通知と、人物の写真付きの通知がリアルタイムでセキュリティ担当者に送られ、適切な行動を取るように促します。
* 体温測定には、サーマルカメラが必要となります。
FaceMe® Health アドオン は、マスク着用時でも 最大95% の高精度で顔認証を行うことができます。マスクで鼻と口が覆われていない、手を使って覆っているなど不適切なマスク着用でも、カメラを正視していないウォークスルー運用でも検出可能です。
マスク着用時の認証精度最大 95%
不適切なマスク着用の検出
様々な形状や材質のマスクに対応
横からの角度でもマスクを検出