FaceMeには、大きく分けて開発向けの「SDK & API」と「パッケージソリューション」があります。
SDK & API:FaceMe SDKとFaceMe Platformを提供しており、既存の製品・システム・サービスへ顔認証や関連AI機能を組み込みたい開発者・システムインテグレーターに適しています。
パッケージソリューション:FaceMe Securityを提供しており、入退室管理・セキュリティ監視、複数カメラをまたいだ人物検索・追跡などの用途に導入できます。
エッジデバイスやAIoT製品で直接顔認証を実行したい場合は、FaceMe SDKが適しています。
Windows、Linux、Android、iOSのいずれのプラットフォームでも統合が可能です。
FaceMe Platformはサーバー設置の大規模データベースを活用した顔認証に適しており、オンプレミスとクラウドの両方の展開に対応しています。クラウド環境への導入ではコンテナ化にも対応しているため、拡張・運用が容易となります。
はい、入退室管理やセキュリティ監視に必要な機能を備えたFaceMe Securityが適しています。
FaceMe Securityは既存のIPカメラやVMSと連携でき、Android搭載の顔認証端末とも組み合わせが可能で、カメラおよび顔データベースの一元管理機能も備えています。
FaceMeは顔認証ソフトウェアソリューションの提供に特化しており、ハードウェアの選定・現場設置・システム統合は、各プロジェクトの要件に応じて弊社のパートナーが対応します。
FaceMeは適切なハードウェアおよびパートナーをご紹介し、システム全体のスムーズな導入をサポートします。
はい、FaceMeの各種製品は共通の顔認証エンジンを使用しており、異なる導入シーンやシステム構成に応じて柔軟に組み合わせることができます。また、FaceMeの製品間では顔データを共有できるため、システム間の統合負荷も軽減できます。
例えば、FaceMe SDKをお客様のエッジデバイスに組み込むことでデバイス側で顔認証を実行し、FaceMe Platformで集中管理・認証を行うといった構成が可能です。
実際の製品組み合わせやシステム構成については、PoCまたは設計の段階でFaceMeの営業・技術チームとご確認ください。
FaceMeはデバイス/エッジ(On-device / Edge)、オンプレミス、クラウドの各導入・運用形態に対応しており、製品や導入シナリオに応じて、最適な構成を選択できます。
FaceMeはハイブリッド構成にも対応しています。一部の顔認証処理をエッジ側で実行し、必要なデータや結果を中央サーバーに送信し後続の管理・活用を行うなどの構成も可能です。
NIST FRTEなど第三者による公開ベンチマークテストの結果をご参照ください。FaceMeはNIST FRTEにおいて高く評価されており、1:1顔照合テストでは本人受入率(TAR)99.83%、1,200万件の顔データベースを対象とした1:N顔検索テストでは本人受入率(TAR)99.61%を記録しています。
実際の導入前には、照明条件、カメラアングル、顔のサイズ、マスク着用の有無など、実際の利用環境に近い条件でPoCを行い、認証性能を確認することをお勧めします。
FaceMeは、年齢、性別、人種など幅広い属性のデータを含むNIST FRTEの評価を受けています。FaceMeは属性間の精度差が小さく、さまざまな利用者に対して安定した認証性能を発揮します。
実際の導入前には、利用者や利用環境に近い条件でPoCを行い、実運用での認証性能を確認することをお勧めします。
はい。FaceMeでは、用途に応じた複数の認証モデルを提供しており、顔認証の判定しきい値を調整することで、セキュリティと利便性のバランスを柔軟に設定できます。
例えば、入退室管理や金融分野の本人確認など、高いセキュリティが求められる用途では、より厳格なしきい値に設定することができます。
1:1顔照合は、取得した顔画像を特定の人物の顔データと照合し、「本人であるかどうか」を確認するものです。オンライン本人確認(eKYC)、ログインなどの用途で広く使用されています。
1:N顔検索は、取得した顔画像をデータベース内の複数の顔データと照合し、「この人物が誰であるか」を特定するものです。ブロックリスト検知、人物検索などの用途で使用されます。1:Nでは通常、大規模な顔データベースを構築・維持管理する必要があるため、データの暗号化、アクセス権限管理、データ管理においてもより強固なセキュリティ対策が求められます。
FaceMeは高い精度の顔認証に加え、なりすまし検知、ディープフェイク検知、インジェクション攻撃検知など不正認証を防止するための機能を備えており、金融機関のより安全でスムーズなオンライン本人確認(eKYC)プロセスの構築を支援します。
FaceMeはすでに中華郵政(Chunghwa Post)、元大銀行(Yuanta Bank)、元大人壽(Yuanta Life)、群益金鼎証券(Capital Securities)、ベトナムのGeneraliなど、グローバル市場において多数の金融・保険機関に採用されています。
FaceMeは、小売店のセキュリティ強化、VIP顧客へのサービス、セルフサービスなどに活用できます。
例えば、FaceMe Securityを既存のIPカメラやVMSと連携し、ブロックリスト対象者をリアルタイムで検知してスタッフに通知したり、登録済みのVIP顧客を認識してサービスに活用したりできます。
また、セルフチェックアウト、会員認証、本人確認などにも組み込むことができ、セキュリティ強化と顧客体験・業務効率の向上に役立ちます。
PCログイン時の二要素認証(2FA)、職員の入退室・勤怠管理、来訪者管理、ブロックリスト検知などに利用できます。
FaceMe Securityを既存のIPカメラやVMSと連携し、施設内において対象人物をリアルタイムで検知してアラートを通知することもできます。
入退室管理、勤怠管理、代理打刻の防止、訪問者管理などに利用できます。
生産・品質管理システムと連携し、作業者の本人確認や作業記録の紐付けに利用することで、トレーサビリティの強化にも役立ちます。
空港、駅、交通施設などで、ブロックリスト対象者の検知やリアルタイムアラートに利用できます。
People Trackerと組み合わせることで、複数カメラをまたいで特定人物を検索・追跡することができます。顔が鮮明に映っていない場合でも、服装や体型などから人物検索が可能です。
FaceMeは、カメラで検知した人物の顔を登録済みの顔データと照合し、リアルタイムで本人確認や人物識別を行います。
入退室管理では、認証結果をドアやゲートの解錠と連携できます。セキュリティ監視では、ブロックリストに登録された人物を検知し、リアルタイムでアラートを通知できます。
FaceMeはカード・パスワード不要の顔認証による出退勤打刻を実現します。
企業は自社システムや勤怠システムに顔認証を統合することも可能で、既存の構成に応じて柔軟に導入できます。
FaceMeは顔認証となりすまし検知を組み合わせて利用者本人であることを確認し、多要素認証(MFA)における生体認証要素として利用できます。
企業はFaceMe Platform APIまたはFaceMe SDKを通じて、顔認証をパスワード、デバイス認証、SMS OTPなどの仕組みと組み合わせ、PCログイン、アプリログイン、高リスク取引の本人確認などのシーンに応用し、セキュリティ要件に応じて認証フローを柔軟に設計できます。
はい。鮮明な顔画像がある場合は1:N顔検索、顔が鮮明でない場合は服装や性別などを使ったPerson Re-Identification(Re-ID)で検索・追跡できます。
FaceMe SDKやFaceMe Platform APIで既存システムに組み込むほか、FaceMe SecurityとPeople Trackerを使って導入することもできます。
PC、モバイルデバイス、POS、顔認証端末、スマートカメラ、キオスクなどのエッジデバイス上で直接顔認証を実行する必要がある場合は、FaceMe SDKをお勧めします。FaceMe SDKは複数のOSやAIプラットフォームに対応しており、デバイス側で顔検出・特徴抽出・照合を直接実行できるため、低遅延・オフライン・エッジAI用途に適しています。
カメラや端末では主に画像を取得し、その画像を中央サーバーに送信して顔認証を行う構成の場合は、FaceMe Platformをお勧めします。FaceMe PlatformはREST APIを通じて集中型の顔認証サービスを提供し、システム拡張、負荷分散、データの集中管理に対応しているため、複数デバイスや大規模データベースでの利用に適しています。
Windows、Linux、Android、iOSに対応しており、Intel、NVIDIA、Qualcomm、MediaTek、NXP、Ambarellaなど主要なエッジコンピューティング向けSoCに合わせ最適化を行っています。
はい。FaceMeは試用版SDK、サンプルコード、技術資料などの評価用リソースを提供しており、正式購入前に互換性や統合方法を確認できるよう支援しています。
詳細については、ウェブサイトから営業チームにご連絡いただき、ご要望をお知らせください。
選択する製品、統合範囲、お客様の開発体制によって異なりますが、初期導入やPoCは通常数日から数週間程度で開始できます。
実際の本番稼働までのスケジュールは、導入規模、既存システムとの統合、テスト要件によって異なるため、まずPoCで統合方法と実際のスケジュールを確認することをお勧めします。
不要です。FaceMeは学習済みの顔認証モデルを提供しているため、お客様が独自に学習データを用意したり、モデルをゼロから学習させる必要はありません。
極端な照明条件、特殊なカメラアングル、特定の使用環境など条件がある場合は、導入前にPoCと実環境のサンプルを用いた検証を行い、認証性能を確認しながら適切なシステム設定を調整することをお勧めします。
はい。FaceMe Securityは既存のVMS、IPカメラ、入退室管理システムと連携できるため、既存設備を全面的に入れ替えることなく、既存のセキュリティ基盤に顔認証を導入できます。
FaceMe Securityは主要なVMSプラットフォームに対応しており、Genetec Security Center、Milestone XProtect、AXIS Camera Station Pro、Network Optix Nx Witness、Hanwha Wisenet WAVE、VIVOTEK VSSが含まれます。これにより、顔認証、リアルタイムアラート、イベント検索などの機能を既存の映像監視ワークフローに統合できます。対応する機能はVMSプラットフォームによって異なります。
はい。FaceMeはオフライン運用とオンプレミス展開に対応しています。製品やシステム構成によっては、顔検出・特徴点抽出・照合をエッジデバイスまたはオンプレミスサーバー上で直接実行でき、インターネット接続を必要としません。
例えば、FaceMe SDKはエッジデバイス上で直接顔認証を実行できます。FaceMe Platform、FaceMe eKYC、FaceMe Securityもお客様の管理する環境に展開可能です。
基本的には継続して利用できます。FaceMeは顔認証エンジンのアップデート時に、既存の顔データベースを継続利用できるよう互換性を考慮しています。
新バージョンでアルゴリズムやモデルに大きな変更がある場合は顔データベースの再作成やデータ移行が必要になる場合があります。アップデート前に新旧バージョン間の互換性と移行方法を確認することをお勧めします。
顔の大きさは、検出・認証精度に影響します。FaceMeでは、顔のサイズや両眼間距離(IOD)を基準に評価します。
目安として、顔のサイズは画面全体の2.5%以上、両眼間距離は32ピクセル以上が必要です。入退室管理など近距離で利用する場合は、より安定した認証のため、顔のサイズが画面の8%程度になることを推奨します。
実際の条件は、カメラの解像度、撮影距離、角度、利用環境によって異なります。
FaceMeは1つの画面内での複数人の顔検知・認識に対応しています。実際に同時処理できる顔の数は、画像解像度、顔のサイズや密度、遮蔽の有無、ハードウェアの性能などによって異なります。
空港や駅など、多人数が同時に映る環境で利用する場合は、実際のカメラ構成やハードウェア環境に基づいたPoCを実施し、必要なリアルタイム検知・認証性能を確認することをお勧めします。
FaceMeは、顔認証・なりすまし攻撃検知・ディープフェイク検知・インジェクション攻撃検知を組み合わせ、多層的に不正認証を防止します。
なりすまし攻撃検知は、カメラの前に実在する本人がいるかを確認し、写真、動画、3Dマスクなどを用いた提示型攻撃を検知します。
ディープフェイク検知は、AIによって生成・改変された顔画像や映像を検出します。
インジェクション攻撃検知は、仮想カメラやカメラAPIのフック、改ざんされたアプリなどを利用して偽造・差し替え映像を本人確認システムへ直接入力する攻撃を検知します。
これらを組み合わせることで、本人確認、本人の実在性、コンテンツの真正性、利用環境の信頼性という異なる領域を多層的に保護できます。
FaceMeは顔画像を不可逆な顔特徴量テンプレート(Face Template)に変換し、数値化された特徴量を用いて顔の照合・検索を行います。顔照合や顔検索には、顔画像から抽出した顔特徴量テンプレートを使用します。
また、FaceMeは保存データの保護にAES-256暗号化を採用し、データ伝送の保護にはHTTPS/TLS 1.3をサポートしています。
さらにISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメント)およびISO/IEC 27701(プライバシー情報マネジメント)の認証を取得しており、企業が顔認証を導入する際の情報セキュリティとプライバシー保護をさらに強化しています。
FaceMeはオンプレミス/プライベートクラウドでの運用、データ暗号化、アクセス権限管理、データ保持期間の設定など、プライバシー保護に必要な機能を提供しています。
またFaceMe Securityでは、設定した保持期間に基づくデータ削除や匿名化にも対応しています。
実際に適用される法規や運用要件は地域・用途によって異なるため、導入時の確認が必要です。
FaceMeは製品や導入形態に応じて、年間ライセンスを基本としたさまざまな形態を提供しています。実際のライセンス方式や価格体系は、製品、導入規模、利用シーンによって異なります。
見積りの検討については、FaceMe営業チームにご連絡ください。
製品ごとに、無料トライアルや評価用ライセンスを提供しています。トライアルやPoCで、認証性能、ハードウェア互換性、システム連携を実環境で確認できます。 なお、個人のお客様はお申込みいただけません。
評価ライセンスの発行には、法人名義でのNDAの締結が必要となります。
お申し込みや見積りは、Webサイトの「お問い合わせ」フォームからご連絡ください。