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【無料】日本語対応 HeyGen の使い方や料金・商用利用について徹底解説!【2025年最新】

最終アップデート 2025年 10月 24日 – by Hiroshi
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HeyGen の使い方や料金・商用利用について徹底解説!日本語対応【無料】

毎日のように見かける「AI」の話題ですが、そんな中でも話題を集めている AI が、人物が喋る動画を自動生成してくれる「HeyGen(ヘイジェン)」です。 写真 1 枚としゃべらせたい文字を入力するだけで、まるで本物の人間が話しているかのような映像が完成します。もちろん日本語にも対応しており、YouTube 動画や広告、マニュアル動画など、さまざまなビジネスシーンですでに活用されています。

ぜひ使ってみたいツールですが、「商用利用はできるの?」「無料でも使える?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、HeyGen の特徴や料金、使い方をわかりやすく解説し、さらに本格的な編集が可能な PowerDirector もあわせてご紹介していきます。


目次:


HeyGen(ヘイジェン)とは?

HeyGen は、HeyGen Technology Inc. が開発した AI 動画生成ツールです。
Web ブラウザ上で操作することができるため、ソフトなどをダウンロードする必要がありません。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

1. HeyGen でできること

自然な口パク動画の生成

写真 1 枚をアップロードして、セリフを入力するだけで AI が人物の顔の動きをシミュレーションして、自然な口パク動画を生成します。

▲ 画像 1 枚から自然な口パク動画を生成

音声翻訳したリップシンク動画を生成

動画をアップロードするだけで AI が元の動画の音声をクローンして自動で翻訳し、口の動きも合わせて吹き替え版を作成します。
70 以上の異なる言語に自動的に翻訳して、字幕を入れることもできます。

▲ 日本語の動画を多言語に自動翻訳した動画を生成

2. HeyGen は日本語に対応している?

操作画面は英語ですが、日本語の読み上げ音声に対応しています。
日本語のセリフを入力すれば、日本語の口パク動画を生成することができ、海外動画も日本語吹き替え&リップシンクに対応しています。


3. HeyGenの料金プランと無料でできること

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

プラン 料金 制限 透かし 商用利用 特徴
無料プラン 無料 月3本(各3分以内) あり 不可 初心者がお試しで使える。短い動画像の体験に最適。
有料プラン 月29ドル 制限なし なし 可能 透かし無しで本格利用可能。YouTubeや広告制作にも対応。
Team/Enterprise 要相談 制限なし なし 可能 複数人での利用や大規模運用に最適。サポートや管理機能も充実。

4. 商用利用はできる?注意点は?

HeyGen の有料プランでは商用利用が可能ですが、生成した動画に使用する画像や音声素材の権利には注意が必要です。
商用利用を行う場合は、利用規約を必ず確認してから使用するようにしましょう。


5. メリット・デメリットは?

・メリット: 直感的に使える、自然な動き、多言語翻訳に対応。

・デメリット: 操作画面が英語のみ。無料プランは制限が多い。


HeyGenの使い方 - 簡単ステップ解説

HeyGen のサイトの操作画面は全て英語ですが、ここでは、ログインから動画生成までの全ての操作方法を日本語で解説します。
是非参考にしてみなさんも一緒に試してみてくださいね。

HeyGen にアクセスしてアカウントを作成

まずは以下の URL から、HeyGen にアクセスします。
https://app.heygen.com/

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

アカウントを新しく作成するか、Google や Apple のアカウントでログインすることもできます。
HeyGen には有料版もありますが、無料アカウントでも商用利用が可能です。今回は無料版で使ってみます。

今回は大きく分けて以下の 2 つの機能をご紹介します。

  • 【機能 1】写真 1 枚と文字だけで人物がしゃべる動画を作る方法
    → 人物の写真を読み込んでセリフを入力するだけで、まるで話しているような動画が完成します。

  • 【機能 2】動画の音声を自動翻訳して吹き替え版を作る方法
    → 日本語で話している動画を英語に変えて、唇の動きまで自然に調整してくれます。

それでは、早速【機能 1】から解説していきましょう。

【機能 1】写真 1 枚と文字だけで人物がしゃべる動画を作る方法

ステップ 1.
「Photo to Video with Avatar」をクリックする

HeyGen のホーム画面から「Photo to Video with Avatar」(アバターを使った写真から動画生成)をクリックします。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

ステップ 2.
写真をアップロードして言葉や音声を入力する

  1. 写真をアップロードする
  2. 話してほしい内容を入力する(日本語可)
  3. 「Select voice」(音声を選択)をクリックして音声を選択する
HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

以下の画像は ③ の「Select Voice」をクリックした際の画面になります。
「Japanese」を選択すると日本語に対応した声が表示されます。
再生ボタンをクリックするとサンプル音声を聞くことができるので、いくつか聞いて内容に適したものを選択しましょう。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

ステップ 3.
「Generate video」をクリックして生成を開始する

選択した音声が追加されたのを確認したら、右下の「Generate video」(動画を生成する)をクリックして生成を開始します。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

ステップ 4.
動画を確認してダウンロードする

数分待つだけで動画が完成します。
左側メニューの「Projects」をクリックすると、生成された動画が表示されるのでクリックして確認します。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

動画を保存する場合は、右上にある「Download」ボタンをクリックします。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

以下が生成された動画です。
写真 1 枚アップロードして内容を入力しただけで、音声と唇の動きが合ったとても自然な動画が生成できましたよね。

※無料版は右下に HeyGen のロゴの透かし(ウォーターマーク)がつきます。


【機能 2】動画の音声を自動翻訳して吹き替え版を作る方法

次に、2 つ目の機能、話している動画の言語を翻訳してみましょう。
この機能は動画の音声を別の言語に自動で翻訳し、唇の動きも合わせてくれます。

ステップ 1.
ホーム画面の「Translate Video」を選択する

音声翻訳は、ホーム画面の「Translate Video」(ビデオ翻訳)をクリックします。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

ステップ 2.
「Hyper-Realistic Translation」を選択して編集を開始

「Translate Video」を選ぶと 2 つ項目が出てきます。上は音声の翻訳とリップシンク(唇の動きの同期)、下は音声の翻訳のみになります。
今回は上の「Hyper-Realistic Translation」(とてもリアルな翻訳)を選択して、唇の動きも合わせてもらいます。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

ステップ 3.
翻訳したい動画をアップロードする

翻訳したい動画をドラッグ & ドロップでアップロードします。
YouTube URL や Google ドライブにも対応しています。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

ステップ 4.
「Translate」をクリックして生成を開始する

動画を追加したら、左側で「Japanese」、右側で「English」を選択し、右下の「Translate」ボタンで生成開始します。
HeyGen は英語を含む 70 種類以上の言語に対応しています。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

ステップ 5.
生成された動画を確認して保存

数分待つだけで動画が完成します。
左側メニューの「Projects」をクリックすると、生成された動画が表示されるのでクリックして確認します。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

動画を保存する場合は、右上にある「Download」ボタンをクリックします。

HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

以下の動画は元の日本語の動画と、HeyGen で英語に翻訳した動画です。

唇の動きも英語のセリフに合わせて生成されているのが分かります。
翻訳された英語も本人の声が使われているので、まるで自分がバイリンガルになったようですよね。

▲ 元の日本語動画
▲ 音声翻訳した動画(英語)

※無料版は右下に HeyGen のロゴの透かし(ウォーターマーク)がつきます。


【おすすめポイント ①】
元の動画には小さく BGM が入っていますが、BGM には全く影響せずに話している声だけが翻訳されているのがわかります。

【おすすめポイント②】
生成後のオプションも充実しています。
生成された動画の右側にある「Modify」をクリックすることでいくつかのオプションが出てきますので、ここでは便利な機能を 3 つ紹介します。

  1. Target language - 別の言語に再度翻訳可能(有料プラン)
  2. Remove background sound - 背景 BGM を削除可能
  3. Enable captions - 自動字幕作成可能(有料プラン)
HeyGenの使い方説明画面例
出典:HeyGen

このように、HeyGen は 1 枚の写真から喋る動画を生成したり、動画を別の言語に翻訳することができます。
無料版の場合は、月 3 本まで動画を作ることができますので、ぜひ試してみてくださいね。


AI 動画生成+動画編集するなら PowerDirector(パワーディレクター)がおすすめ

HeyGen は手軽に AI で喋る動画を作れる便利なサービスですが、細かい編集や長尺動画の制作になると少し物足りなさを感じることもあります。
そこでおすすめしたいのが PowerDirector(パワーディレクター)PC 版 です。

PowerDirector には HeyGen 同様の AI リップシンクや AI 音声翻訳が搭載されているのはもちろん、最新の AI 動画編集ツールが多数搭載されています。
AI 動画生成から編集、さらに SNS への共有までを一貫して行うことができるため、とても便利です。

しかも、操作画面から解説まで全て日本語に対応しているので初めて使う方でも簡単に使うことができ、日本語でのサポートも充実しているので安心して使うことができます。

ここでは、PowerDirector の「AI リップシンク」と「AI 音声翻訳」の使い方を簡単に解説します。PowerDirector は無料体験版が用意されているので、試してみたい方は以下よりダウンロードしてくださいね。

PowerDirector アイコン

AI リップシンク:写真 1 枚からリップシンク動画を生成

日本語の音声に合わせて、AI が写真に写った人物の口の動きを自動生成してくれます。
操作は HeyGen とほとんど同じなのでとっても簡単ですよ。

ステップ 1.
メディア内にある「AI リップシンク」をクリックする

PowerDirector を起動して編集画面を開いたら、以下のような画面になります。
左上の①「メディア」から②「AI リップシンク」をクリックします。

PowerDirectorの使い方説明画面例

ステップ 2.
画像を読み込み内容の入力、音声の選択をする

操作は HeyGen とほとんど同じなのでとっても簡単です。

  1. 画像を読み込む
  2. 話す内容を入力、もしくはファイルを読み込む
  3. 使用する音声を選択
  4. 「生成」をクリック
PowerDirectorの使い方説明画面例

「音声の選択」では、女性・男性・子供と色々な人物の声が用意されています。

PowerDirectorの使い方説明画面例

※動画の生成には AI クレジットが消費されます。

以下が完成した動画です。
とっても簡単な操作で、自然な顔の動きとセリフと唇の動きが合う動画が生成されました。

▲「AI リップシンク」完成例

AI 音声翻訳:動画の音声を自動翻訳 & 唇の動きも合わせた動画を作成

日本語の動画から外国語を話している動画に変換したり、逆に海外の動画を日本語を話している動画に変換することができます。

ステップ 1.
動画をアップロードして「音声翻訳」を開く

  1. 動画を読み込んでタイムラインに入れる
  2. 「編集」をクリック
  3. 「AI 音声翻訳」を選択
PowerDirectorの使い方説明画面例

ステップ 2.
翻訳設定を選択して「翻訳」をクリックする

右側の翻訳設定で、翻訳元の言語と翻訳先の言語を選択したら、右下の「翻訳」ボタンをクリックして生成を開始します。
PowerDirector は 29 言語に対応しています。

PowerDirectorの使い方説明画面例

※動画の生成には AI クレジットが消費されます。

ステップ 3.
生成された動画を確認して保存する

動画の生成が完了したら「表示」をクリックして、生成された動画を再生して確認します。

PowerDirectorの使い方説明画面例

右下の「ダウンロード」ボタンから保存することができます。

PowerDirectorの使い方説明画面例

以下が元の日本語の動画と英語に音声翻訳した動画です。
HeyGen 同様、音声翻訳したとは思えないほどとっても自然な仕上がりになっていますよね。

▲ 元の日本語動画
▲ 音声翻訳した動画(英語)

おすすめ!「AI 自動文字起こし」

さらに、PowerDirector なら音声を英語に翻訳した動画に、「自動文字起こし」機能で英語の字幕を自動で付けることもできます。
字幕は YouTube などでも再生回数に非常に大きな貢献をしてくれる要素ですので、ぜひ入れたいですよね。

手作業で字幕を入れるのはとても面倒ですが、PowerDirector なら AI が自動でやってくれます。
これで、音声の吹き替えと字幕を両方とも効率的に作成することができます。

PowerDirectorの使い方説明画面例

リップシンク、音声翻訳、自動文字起こしなどの AI 機能と、動画編集を同時に行いたい場合は PowerDirector がおすすめです。
是非こちらもチェックしてみてくださいね!


まとめ

HeyGen は、AI で人物が話す動画を手軽に作れる便利なサービスです。操作画面などは英語ですが、ツールは日本語にも対応し、無料でも利用可能です。商用利用も OK なので、YouTube や広告動画にすぐ活用できます。ただし、無料プランでは透かしが入るため、本格的に使うなら有料プランがおすすめです。

さらに動画編集や翻訳をもっと自由に行いたい人には、PowerDirector がおすすめです。PowerDirector なら、AI リップシンクや AI 音声翻訳に加え、簡単に使える本格的な動画編集機能がとても充実しているため、ワンランク上の動画制作が可能になります。以下より無料体験版をダウンロードして、いろいろな機能を試してみてくださいね!

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