【無料】VideoPad の使い方と代替動画編集ソフトおすすめ3 選【2024年最新版】
最近では、YouTube はもちろん、様々なプラットフォームで動画を共有できるようになり、動画編集も当たり前のようになってきました。
そこで、動画編集を始めようと Web で無料動画編集ソフトを検索する人も多いかと思います。
「無料 動画編集」などと検索すると、さまざまなソフトが表示されますが、そんな中に VideoPad というソフトがあります。
今回は、この VideoPad についての解説や、 VideoPad に代わりになる初心者の方におすすめな動画編集ソフトをご紹介していきます。
- VideoPad はどのようなソフト？
- VideoPad の基本的な使い方
- VideoPad の代わりになるおすすめソフト 3選
- 1.初心者でもプロ並みの動画編集が簡単にできる「PowerDirector」
- 2.基本的な動画編集が完全無料で行えて軽い動作が人気の「AviUtl」
- 3.編集ガイドで動画編集が学べるパソコン向けソフト「Adobe Premiere Elements」
- 初心者でも使いやすい！PowerDirector の特徴
- まとめ
VideoPad はどのようなソフト？
VideoPadは、NCH Software が開発した動画編集ソフトです。カット、トリミング、BGM の追加、クロップ、回転、トランジションやエフェクトの適用、テキストやキャプションの追加など基本的な動画編集機能や、色補正、速度変更、3D 効果の追加、クロマキー合成などより専門的な編集機能も搭載されています。
また、さまざまなフォーマットの動画ファイルに対応しており、編集した動画を YouTube や Facebook などに直接アップロードするのはもちろん、DVD や Blu-ray ディスクへの書き出しなども行うことができます。
VideoPad は以前、無料で使える動画編集ソフトとして有名でした。しかし、最近では無料でダウンロードして使うことができますが、数回動画の書き出しを行うと制限がかかり、有料版を購入するようにメッセージが表示されるようになりました。
VideoPad の基本的な使い方
編集したい動画をインポート
「ここにファイルまたはフォルダをドラッグ」と書かれている所へ、編集したい動画や写真、音楽などをドラッグ＆ドロップしましょう。
動画ファイルがソフト内に読み込まれました。
編集する動画をタイムラインに移動する
メディアをインポートしただけではまだ編集はできませんので、編集したい動画をタイムラインに移動させる必要があります。追加した動画を下のタイムラインにドラッグ ＆ ドロップして、編集を開始する準備ができました。
動画のカット＆トリミングをする方法
「不要な部分を切る」という作業はもっとも重要で、もっともよく行う編集です。基本的な操作はどのソフトでも同じで、不要な部分をビデオから分割する→カットする という流れで行います。
VideoPadで動画をカットしたい場合は、スクロールバー(赤色の縦線)をカットしたい位置の開始点まで持っていき、「分割」ボタンをクリックします。
同様にして、不要シーンの終了点にスクロールバーを移動し分割しましょう。これで不要な区間の始まりと終わりの分割が完了しました。
次に不要部分のビデオをタイムライン上で右クリックして「削除(リップル)」を選択します。不要部分はカットされ、切った部分の前後の動画は自動的につながります。
トランジション(場面切り替え)を挿入する方法
トランジションは場面転換、場面切り替えとも呼ばれ、その名の通り動画の場面を転換する場合や、動画の流れを一旦ってまた別の動画に接続するような場合に挿入するエフェクトです。
「エフェクト」のタブから「切り替え効果」を選択するとトランジションの一覧が表示されますので、この中から使いたいトラジションを選びましょう。
タイトル・テロップを挿入してみよう
動画にタイトルやテロップなどの文字を追加したい場合は、「文字を挿入」をクリックします。フォントを変えることはもちろん、枠線や字体の色も変更することができるので、動画の雰囲気に合うように設定してみましょう。
文字を追加すると、動画上に反映されます。表示する長さやタイミングが設定できるほか、文字自体にもトランジションがかけられるので、動画上でスムーズに文字が表示されるような演出を考えてみてください。
BGMを挿入してみよう
「音声」タブを選択することで、動画に挿入する音楽を選択することができます。自分のPC内にすでに準備している音源を追加する場合は「ファイルを挿入」を選択、VideoPadに入ってい音声ライブラリを使用するする場合は「音声素材を挿入」をクリックします。
動画の書き出しをする方法
編集が完了したら、「動画をエクスポート」→「動画ファイル」を選択して動画を書き出しましょう。以上でVideoPadでの基本的な動画編集の流れは終了です。
VideoPad の代わりになるおすすめソフト 3選
この項では、 VideoPad に代わるおすすめの動画編集ソフトをご紹介しておきます。
初心者でも使いやすく、VideoPad と比べても使いやすい仕様となっていますので、是非チェックしてみてください。
1.初心者でもプロ並みの動画編集が簡単にできる「PowerDirector」
PowerDirector（パワーディレクター）は動画編集に挑戦してみたい初心者の方から、ユーチューバー、プロの動画編集者まで幅広いユーザー層におすすめしたい動画編集ソフトです。 わかりやすい UI 配置や独自の AI 技術を多用した編集機能などの補助で、初心者でも直感的な操作でプロ顔負けの映像作品を作ることができ、日本語のサポートもあるので、安心して使うことができます。
▼ 分かりやすい UI で初心者でも簡単に本格的な動画編集がすぐにできる！
動画のカット、BGMの挿入、字幕の挿入、エフェクトの追加などの基本的な動画編集機能が完備されている上、AI 技術により、動く人や物にモザイクや画像などを追従させることができる「モーショントラック」や曇り空を晴天に置き換える「空の置き換え」、風切り音などを自動で除去する「ウィンド除去」など、複雑そうに見える動画編集も数クリックで行うことができます。
PowerDirector は、全機能を試すことができる無料体験版が提供されています。お試しで使ってみてから購入するかどうか決められるのは嬉しいポイントです。
PowerDirector は上記リンクより無料でインストールできますので、気になる方はこの機会にダウンロードして色々な機能を試してみてください。
2.基本的な動画編集が完全無料で行えて軽い動作が人気の「AviUtl」
AviUtl（エーブイアイユーテル、エーブイアイユーティル）は日本人が開発し無料で提供している動画編集ソフトです。「完全無料」な点が大きな特徴で、無料にも関わらずプラグインを導入することで様々な機能を追加できるため、まずはお金をかけずにフリーソフトで行いたい方にはとても良い動画編集ソフトです。
また、このソフトは Windows95 の時代に開発されたソフトにプラグインで様々な機能を追加しているため、動画編集ソフトとしては動作が非常に軽く低スペックな PC でもサクサク動くという特徴もあります。
しかし無料なだけに、サポートはほとんどなく、動画を書き出す（レンダリング）作業をするためにも「拡張編集プラグイン」をインストールする必要があります。そのため、ある程度 PC の知識が必要と言えるでしょう。
3.編集ガイドで動画編集が学べるパソコン向けソフト「Adobe Premiere Elements」
Adobe Premiere Elements(アドビプレミアエレメンツ)は、プロのクリエイター御用達のブランド「Adobe」が開発する動画編集ソフトで、プロ向けの「Premiere Pro」と比べて初心者向けに作られています。 素材とテーマを選ぶだけで動画を作る事ができる「自動編集オプション」やステップバイステップガイドで使っているうちに操作方法を覚える事ができます。操作や編集に慣れたら、Premiere Pro に乗り換える事でさらにレベルアップも可能です。
初心者でも使いやすい！PowerDirector の特徴
VideoPad に代わる動画編集ソフトのおすすめ 1 でご紹介した、 PowerDirector の特徴について解説していきます。
PowerDirector は動画編集の基本機能を完備しており、初心者でも使いやすい UI 配置が人気です。さらに、最新の AI 技術が搭載されているので、複雑な編集も簡単に行うことができ、本格的なビデオ編集も可能なので、初心者のみならずプロまで使えるソフトです。
◼ 分かりやすい操作画面
PowerDirector の編集画面は下図のような分かりやすい配置となっています。各セクションはお好みで大きさを調整することができます。
カット編集なども、編集タイムラインが大き目に取られていて見やすいので、迷うことなく的確な位置でカットすることができます。
◼ 種類が豊富なトランジション
異なるシーンをスムーズに切り替えることができるトランジションの種類もとても豊富でデザインもおしゃれです。
◼ おしゃれなタイトルを瞬時に追加
「タイトルデザイナー」を使うことで、テレビや YouTube で見るようなおしゃれなタイトルを簡単に挿入できます。デフォルトで用意されているタイトルの種類も非常に多く、タイトルの色、太さ、境界線、影などを自由に変更・調整することができます。
また、他の動画編集ソフトと比較してもかなり多くの種類の日本語・英語フォントが揃っています。
◼ ジャンルごとに豊富な BGM を搭載
PowerDirector には始めから豊富な BGM が搭載されているので、好きなジャンルをからお好みの曲をすぐに挿入することができます。
◼ 自動文字起こしで字幕の挿入が楽々
最近の YouTube 動画では、「字幕」を入れるのが定番になってきています。字幕の挿入を手作業で行う場合、音声を一つ一つ確認しながらタイミングを合わせて話している内容をテキストで打ち込まなければなりません。
しかし、 PowerDirector なら、動画内で話している内容を AI が自動で認識し、テキスト化して動画のタイミングに合わせて字幕を作成してくれます。
◼ 高速な書き出し
動画編集後、YouTube などで共有できるファイルに変換する「書き出し」は時間がかかる作業です。
しかし PowerDirector なら、スマートレンダリング機能に対応しているので、映像の品質を保ちながら高速に書き出しを行えます。
また、最新の H.265 形式の書き出しもサポートしています。
まとめ
VideoPad のように、 Web で検索すると「無料」と表示される動画編集ソフトは沢山ありますが、実際にインストールしてみると、無料で書き出せる回数が決まっていたり、書き出した動画にウォーターマーク（透かし）が入ってしまったり、サポートがなかったりと完全無料で使える納得のいく編集ソフトは少ないです。
そのため、VideoPad のように出力の回数が決まっているソフトは、練習用と割り切って、慣れたら他のより高機能なソフトに移行するのがよいでしょう。
今回、VideoPad の代わりのご紹介した PowerDirector は、初心者の方でも簡単に使うことができ、公式 YouTube チャンネルやブログ、ラーニングセンターなどで使い方を丁寧に解説しています。また、日本語のサポートも充実していますので、安心して使用することができます。
PowerDirector は全機能を試すことができる無料体験版が用意されていますので、気になる方はこの機会に下記リンクよりダウンロードして、色々な機能を試してみてくださいね。
