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【初心者ガイド】 AviUtl の使い方 無料で動画編集【操作編】

最終アップデート 2024年 12月 21日 – by Hiroshi
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【初心者ガイド】AviUtl の使い方 無料で動画編集【操作編】

導入文

動画編集を始めるなら、無料で高機能な「AviUtl」は欠かせない存在です。ただ、その導入や使い方にハードルを感じる人も多いかもしれませんね。

前回の記事「【初心者ガイド】AviUtl のダウンロード&インストール方法【導入編】」では、AviUtlの導入方法を丁寧に解説しました。そして今回は、いよいよ「AviUtlの使い方」を実践的に学んでいきます!

このガイドを読むことで、動画編集の基本操作から効果やBGMの挿入、字幕やナレーションの追加方法まで、AviUtlをしっかり使いこなせるようになりますよ。初心者の方でも安心して取り組める内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください!

目次


AviUtlの使い方を徹底解説|初心者向けの基本操作おさらい

この記事に辿り着いた方は、AviUtlの「導入」を無事に終え、次に「使い方」を知りたいと考えているのではないでしょうか?ここでは、AviUtlの基本を初心者向けに分かりやすくおさらいします。

AviUtlとは?

AviUtlは、日本製の無料動画編集ソフトで、「動作の軽さ」と「拡張性の高さ」が大きな魅力です。開発者は「KENくん」という方で、日本人が作った純国産のソフトウェアです。これだけでも親しみを感じられますね。

AviUtlの最大の特徴

AviUtlの最大の魅力は、追加機能を拡張できる「プラグイン」システムです。初期状態ではAVI形式のファイルの入出力に対応していますが、プラグインを導入することで、多様なファイル形式の入出力が可能になります。

さらに、有志の開発者が作成した高機能プラグインを活用すれば、無料ソフトとは思えないほど多彩な編集機能を手に入れることができます。これにより、AviUtlは初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。


AviUtlで動画編集を始めよう|初めての動画編集ガイド

それでは、AviUtlを使った動画編集を始めてみましょう!

この記事では、AviUtlが正常にインストールされており、必要なプラグインの設定が完了していることを前提に進めます。まだインストールやプラグイン導入が終わっていない場合は、前回の記事を参考に設定を完了させてから進んでください。

1.基本ウィンドウを設定しよう

まず、AviUtlを起動すると、メインウィンドウが表示されます。この画面が編集の基本操作の出発点です。ここから、必要なウィンドウを開いていきます。

タイムラインを表示する

  1. 上部メニューの「設定」⇒「拡張編集の設定」をクリックします
  2. タイムラインウィンドウが表示されます
    ※ウィンドウの配置やサイズは自由に調整できるので、自分の作業しやすいレイアウトを見つけてください
AviUtl 起動画面2

再生ウィンドウを表示する

  1. 上部メニューの「表示」⇒「再生ウィンドウの表示」をクリックします
  2. 再生ウィンドウが開き、編集中の動画のプレビューが確認できるようになります
AviUtl 起動画面3

これで、基本的なウィンドウの準備が整いました!

2. 動画ファイルをタイムラインにインポート

次に、編集したい動画をタイムラインにドラッグ&ドロップでインポートします。インポートが成功すると、メインウィンドウや再生ウィンドウに動画が表示されます。

AviUtl 起動画面4

3. 動画編集の基本「カット」に挑戦

動画編集の基本中の基本である「カット」をマスターしましょう。カットは動画編集の5割を占めるとも言われる重要なスキルです。以下の手順で進めてみてください。

  1. 赤い縦線(現在フレーム)をカットしたい位置まで移動

タイムライン上の赤い縦線を、カットしたい部分にドラッグします。

AviUtl 起動画面5
  1. カット操作を行う
  • マウスの場合:「右クリック」⇒「分割」を選択
  • キーボードの場合:「S」キーを押す
AviUtl 起動画面6
AviUtl 起動画面7
  1. カット操作を行う

カットした部分を右クリック⇒「削除」、または「Delキー」で削除します

  1. カット操作を行う
AviUtl 起動画面8

編集したシーンが自然に繋がるように確認しておきましょう

カット作業はシンプルに見えますが、タイミングや流れのスムーズさを考慮することで仕上がりが格段に向上します。ぜひ繰り返し練習してみてください!

4. 作業を効率化するためのポイント

AviUtlは高機能ですが、ウィンドウ配置や操作に慣れるまで時間がかかることもあります。そんなときは、直感的な操作が可能な動画編集ソフト「PowerDirector」も検討してみてはいかがでしょうか?無料体験版も利用できるので、AviUtlと比較しながら使いやすいソフトを見つけてください。


AviUtlでBGMを挿入する方法|音楽を加えて動画を魅力的に

「カット」の技術をマスターしたあなたは、動画編集の基本を押さえた第一歩を踏み出しました。次は、動画に「BGM」を加えて、さらに魅力的な作品に仕上げてみましょう!プロのような動画編集は難しいように思えますが、BGMの挿入自体はとても簡単です。ぜひ挑戦してみてください!

1.BGMの音楽データを準備する

AviUtlにはデフォルトで音楽素材が付属していません。そのため、まずはフリーの音楽素材サイトで楽曲を用意しましょう。以下のサイトがオススメです:

  • DOVA-SYNDROME(高品質なロイヤリティーフリーの楽曲が多数)
  • 効果音ラボ(BGMだけでなく効果音も豊富)

他の動画編集ソフト(例: PowerDirector)にはロイヤリティーフリーの楽曲が内蔵されているものもありますが、AviUtlを使う場合は外部から素材をダウンロードして準備する必要があります。

2.BGMをタイムラインに挿入する

BGMファイルを準備できたら、AviUtlで動画に挿入していきます。手順は以下の通りです:

  1. 音楽ファイルをドラッグ&ドロップ

BGMに使いたい音楽ファイルを、タイムラインの空いているレイヤーにドラッグ&ドロップします

AviUtl 起動画面9
  1. タイムライン上での確認

挿入したBGMはタイムライン上に表示されます。これで、動画内に音楽が反映されました

3.BGMの設定を調整する

BGMを挿入したら、音量や再生位置を調整しましょう。以下の操作を参考にしてください:

音量の調整:挿入したBGMを選択すると、画面右上に詳細設定パネルが表示されます。ここで音量やフェードイン・フェードアウトの設定が可能です

BGMの長さを調整:動画のシーンに合わせて、BGMの再生範囲をカットしたり、長さを調整します。これは、動画のカット操作と同じ要領でできます

4.最後に仕上げを確認しよう

動画とBGMのタイミングが自然にマッチしているか、再生ウィンドウで確認しましょう。特に、シーンの切り替え部分や重要な場面にBGMが適切に配置されていると、動画全体の印象がグッと良くなります。


AviUtlで効果を追加する方法|プロ仕様の演出をマスターしよう!

「カット」と「BGMの挿入」を習得して、動画がぐっとオリジナル感を増してきましたね。次のステップでは、「効果」を使って動画のクオリティをさらに引き上げる方法を学びます。ここでは「シーンチェンジ」と「モザイク」を例に、効果の追加方法を解説します。初心者でも簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください!

1.シーンチェンジ(場面転換の効果)の入れ方

動画を編集していると、カット部分の場面転換が不自然に見えることがあります。そんなときは「シーンチェンジ」の効果を使いましょう!流れるような場面転換を作ることで、より自然な仕上がりになります。

手順:

  1. タイムラインを右クリック

カットして繋いだ部分のタイムライン上で右クリックします

  1. 「フィルタオブジェクトの追加」を選択

メニューから「フィルタオブジェクトの追加」⇒「シーンチェンジ」をクリックします

  1. シーンチェンジ効果を設定
  • タイムライン上に「シーン」というバーが表示されます
  • このバーを、カットした部分の真ん中に移動させます
  • 「シーン」のバーをクリックすると、利用可能なシーンチェンジ効果(フェード、スライドなど)が一覧で表示されるので、好みのものを選択します
AviUtl 起動画面10

これで、シーンチェンジの効果が適用されました!試しに再生して、どの効果が一番合うか確認してみましょう

2.モザイク効果の入れ方

「モザイク」は、AviUtl初心者がよく使いたがる人気の効果のひとつです。モザイクを入れる方法もとても簡単で、「シーンチェンジ」とほぼ同じ手順で追加できます。

手順:

  1. タイムラインを右クリック

モザイクをかけたい箇所で右クリックします

  1. 「フィルタオブジェクトの追加」を選択

メニューから「フィルタオブジェクトの追加」⇒「モザイク」をクリックします

  1. モザイク効果を配置

タイムライン上に「モザイク」というバーが表示されます。このバーをモザイクを適用したい部分へ移動させます

AviUtl 起動画面11

その他の効果も同じ手順で追加可能です。たとえば「ぼかし」や「色調補正」などを使えば、さらに多彩な演出ができます。ぜひいろいろ試して、動画編集の幅を広げてみてください。

3. 効果を使いこなしてプロ仕様の動画に

これで「シーンチェンジ」や「モザイク」などの基本的な効果を習得しました!動画が自然に繋がり、シーンに合わせた画面効果を加えることで、視聴者にとってより魅力的な動画が作れるようになります。

動画編集は、慣れるほど表現の幅が広がる楽しい作業です。引き続き、学んだスキルを活かしてどんどん作品を作っていきましょう!


AviUtlで字幕やナレーションを入れる方法|視覚と聴覚に訴える動画制作

動画の編集スキルがどんどん上がってきましたね!今回は、さらにステップアップして「字幕」と「ナレーション」を追加する方法を学びましょう。字幕は視覚的に訴える力を、ナレーションは聴覚的な印象を強めてくれる効果があります。これらをマスターすれば、あなたの動画編集スキルはさらに向上します!

1. 字幕の入れ方|簡単にテキストを追加しよう

字幕を入れることで、動画のプロフェッショナル感が一気にアップします。以下の手順で簡単に字幕を挿入してみましょう。

手順:

  1. タイムラインを右クリック

字幕を追加したい箇所のタイムラインを右クリックします

  1. 「メディアオブジェクトの追加」を選択

メニューから「メディアオブジェクトの追加」⇒「テキスト」をクリックします

AviUtl 起動画面12
AviUtl 起動画面13
  1. テキストを入力

タイムラインに「テキスト」のバーが表示され、同時に右側にテキスト編集メニューが開きます

AviUtl 起動画面14
  • 表示したい文字をテキスト編集メニュー内の入力欄に入力します
  • フォント、文字色、サイズ、位置なども自由に変更可能です

これで字幕の挿入が完了しました!プレビューを確認しながら、シーンに合うデザインに調整してみてください。

2. ナレーションの入れ方|録音機能を使って音声を追加

字幕をマスターしたら、次は「ナレーション」に挑戦しましょう。これは少し手間がかかりますが、一度覚えれば応用が利く便利な機能です。

事前準備:

AviUtlには録音機能が標準で備わっていないため、「簡易録音プラグイン」を導入する必要があります。

  • 検索サイトで「AviUtl プラグイン 簡易録音」を検索しま
  • ダウンロードしたファイルを解凍し、「rec.auf」をAviUtlフォルダ内の「Plugins」フォルダにコピーします
  • AviUtlを再起動すると、録音機能が有効になります
AviUtl 起動画面15

手順:

  1. 録音ウィンドウを開く

上部メニューから「表示」⇒「簡易録音の表示」をクリックします。録音ウィンドウが表示されます。

AviUtl 起動画面16
  1. 録音の準備を整える

録音ウィンドウ内の「拡張編集に自動追加」にチェックを入れておきます。これを忘れると、録音した音声がタイムラインに表示されません。

AviUtl 起動画面17
  1. 録音を開始する
  • 録音ボタンを押してナレーションの録音を開始します
  • 再度ボタンを押すと録音が停止します
  1. タイムラインで編集

録音した音声はタイムラインにバーとして表示されます。バーをドラッグして、再生タイミングを調整しましょう。また、バーのコピー&ペースト機能を使えば、同じセリフを簡単に複製できます。

字幕やナレーションを追加することで、動画の完成度が格段に向上します。字幕は視聴者にメッセージを伝える力を、ナレーションは臨場感や感情を動画に加える力を持っています。

これらのスキルを活用して、オリジナル性の高い動画を制作してください。動画編集の楽しさがますます広がるはずです!


AviUtlで動画を出力する手順|高画質で保存するポイント

ここまでで、カット編集、BGMの挿入、字幕やナレーションの追加と、さまざまな編集スキルを習得しました。編集前と比べて、動画のクオリティが大幅に向上しているのを実感できたのではないでしょうか?

しかし、動画編集はここで終わりではありません。編集した動画を保存し、YouTubeやその他の動画共有サイトにアップロードするには、適切な形式で出力する必要があります。この記事では、「高画質MP4形式」での出力方法を解説します。

1. なぜ「MP4形式」がオススメなのか?

現在、ほとんどの動画共有サイトやデバイスが対応しているのが「MP4形式」です。この形式は、動画の画質を保ちながらファイルサイズを効率よく抑えられるのが特徴です。AviUtlでも「かんたんMP4出力」機能を使えば、簡単に高品質な動画を保存することができます。

2. AviUtlで動画を出力する手順

AviUtlで動画をMP4形式で保存する手順は非常に簡単です。以下の操作を行ってください。

手順:

  1. 上部メニューから「かんたんMP4出力」を選択

メニューの「ファイル」⇒「プラグイン出力」⇒「かんたんMP4出力」をクリックします。

AviUtl 起動画面18
  1. 保存ウィンドウで設定を入力
  • 「ファイル名」欄に、保存する動画のタイトルを入力します
  • 「保存先」を指定して、動画をどこに保存するか選びます
  1. 保存を実行

設定が完了したら「保存」をクリックします。これで動画の出力が開始され、しばらく待つとMP4形式の動画が完成します。

AviUtl 起動画面19

3. 高画質で保存するポイント

  1. 解像度やビットレートの確認

MP4出力時に設定が必要な場合は、動画共有サイトの推奨設定(例: 1080p、60fpsなど)に合わせて調整すると、高画質を保ちながら最適なサイズで保存できます。

  1. 音声設定の最適化

音質を保つために、サンプルレートやビットレートを適切に設定してください(例: 44.1kHz、192kbpsなど)。

  1. ファイルサイズのバランス

高画質にこだわりすぎるとファイルサイズが大きくなり、アップロードに時間がかかることもあります。用途に応じたバランスを見つけましょう。

これで、編集した動画をMP4形式で高画質保存する方法をマスターしました!動画共有サイトへのアップロードもスムーズに進められるはずです。

ここまで学んだスキルを活かして、どんどん作品を作成し、さらにレベルアップを目指しましょう。これからの動画制作ライフがますます楽しくなりますね!


AviUtlの使い方まとめ|初心者でも簡単に始められる動画編集ソフト

お疲れさまでした!ここまでで、AviUtlを使った動画編集の基本操作からプラグインの導入方法まで、一通り学んでいただけたと思います。

今回の記事で解説した内容をマスターすれば、初心者でもスムーズに動画編集を楽しめるはずです。この先は、「カットのタイミング」や「字幕の工夫」、「ナレーションの表現力」や「効果的なフィルターの使い方」など、細かいスキルを実践しながら磨いていくことをおすすめします。

AviUtlの魅力と課題

AviUtlの魅力は、何と言っても無料で使える高機能な動画編集ソフトであることです。拡張性も高く、プラグインを追加すればプロ並みの編集も可能になります。一方で、課題としては、初期設定や機能を使いこなすためにある程度の知識と技術が求められる点が挙げられます。

そのため、「もっと簡単に直感的な操作で動画編集をしたい」という方には、有料の動画編集ソフトを検討するのも一つの選択肢です。

おすすめの動画編集ソフト:PowerDirector

数多くの動画編集ソフトがある中で、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されているのがPowerDirectorです。このソフトの魅力は次の通りです:/p>

  • 直感的な操作性:初心者でも迷わずに編集を進められるシンプルなUI
  • プロ並みの機能:高度なエフェクトやAI支援機能で、プロフェッショナルな仕上がりを実現
  • 豊富な素材とテンプレート:動画編集を効率的に進めるための便利なリソースが満載

PowerDirectorは無料体験版も提供されているため、AviUtlとの違いを比較して、自分に合ったソフトを見つけてください。

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