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【初心者向け】DaVinci Resolve の使い方を解説!

最終アップデート 2024年 4月 21日 – by Hiroshi
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How to Remove Background Noise from Audio

スマートフォンを起動すると必ず目にする「動画」。
YouTube 等の動画サイトはもちろんのこと、最近では SNS やニュースサイトでも「動画」を見ない日は無いでしょう。

少し前まで「動画」は YouTuber や広告関係者などの一部の人が扱うものでしたが、最近では SNS や YouTube でもショート動画が大人気で、気になり始めてる人も増えてきています。

そこで、今回は「無料 動画編集 ソフト」と検索すると、必ず上位に顔をだす「DaVinci Resolve(ダヴィンチリゾルブ)について、導入から簡単な使い方まで解説していきますので、ぜひ最後まで読んで動画編集してみてくださいね。

【目次】

DaVinci Resolveとは?

「DaVinci Resolve」とは、オーストラリアの Blackmagic Design 社が開発している動画編集ソフトで、無料版と有料版が提供されており、「無料動画編集ソフトランキング」などでは常に上位に位置する人気ソフトですが、基本的にはプロの動画編集者向けソフトウェアです。

なお、無料版と有料版の違いは下記の通り。

無料版 有料版
価格 無料 35,980円(税別)
解像度 4Kまで 32Kまで
マルチGPU 非対応 対応
ノイズ除去 不可 可能

ご覧の通り、無料版と有料版はこれから動画編集を始めようと考えている人にとってはたいした違いではないので、まずは無料版を使ってみるのがおすすめです。

より簡単に動画編集を初めて見たい方へ

また、動画編集が初めてという方には、かんたんな操作で本格的な動画編集が可能な PowerDirector もおすすめです。
ホームビデオから YouTube の動画作成まで幅広い用途に最適です。

Davinci Demo

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インストール方法

それでは、早速「DaVinci Resolve」をインストールしてみましょう。

 

まずは、DaVinci Resolve の公式ページにアクセスしてください。

アクセスしたページが英語版だった場合は、下図の矢印の部分で日本を選択しましょう。

Davinci Demo

 

日本語ページになりましたら、「今すぐダウンロード」というボタンが表示されているので、そのボタンをクリックしてください。

Davinci Demo

 

しばらく待っているとダウンロードが完了しますので、ダウンロードした zip ファイルをダブルクリックし、解凍します。

解凍に成功すると、下図のような exe ファイルが生成されますので、こちらをダブルクリックし、インストールを開始します。

Davinci Demo

 

インストールはほぼ自動で進行しますが、途中で必要なインストールソフトの選択や「使用許諾契約の同意」などがありますので、よく読んでから質問に回答していきます。

最後に再起動を促されますので、PC を再起動しましょう。

これで、インストールは完了です。

操作画面の解説

「DaVinci Resolve」を起動すると、下図のような画面が開きます。

これが編集の基本画面になります、主に 3 つのパートに別れておりそれぞれを「メディアプール」「ソースビューアー(タイムラインビューアー)」「タイムライン」と呼びます。

以降の解説では、このパートの呼び方を使っていきますので、是非覚えておいてください。

Davinci Demo

・メディアプール

メディアプールは、プロジェクトのすべてのメディアが表示されます。
編集する動画や、動画に使う BGM、写真など全てをここに格納します。

・ソースビューア & タイムラインビューア

ソースビューア & タイムラインビューアは選択したソースクリップを表示します。
動画・曲・写真、どのメディアでも選択したものはこちらに表示されます。

・タイムライン

タイムラインは、動画や曲ファイルをドラッグアンドドロップすることで作成され、カットや切り取りと言った編集を行う場所となります。

初心者向け編集方法

操作画面の解説が終わりましたので、早速編集方法について解説していきましょう。


1. メディアをインポートする

何はともあれ、動画を編集するためには動画ファイルを編集ソフトに読み込む(インポート)必要があります。

動画のインポート方法はいくつかあります、「ファイル→読み込み→メディア」を選択し、目当ての動画ファイルをインポートする事ができます。

Davinci Demo

 

もっと直観的にインポートする方法としては、メディアプールに直接動画ファイルをドラッグ & ドロップする方法があります。

こちらの方がクリック回数も少ないですし、わかり易いのでこちらの方法をおすすめします。

Davinci Demo

同様の方法で、音楽データや写真データもインポートする事が可能ですので、動画で使う BGM やサムネイル画像などをインポートしておきましょう。

 


2. カットをしてみよう

動画編集といえば「カット」と言うくらい重要な編集方法です。

不要なシーンや移動シーンなど動画のテンポが悪くなるシーンを文字通り「カット」する事ですが、するとしないとでは段違いに動画のクォリティーが変わってきますので、是非やり方を覚えておきましょう。

まず、メディアプールから動画をタイムラインにドラック & ドロップしてください。そうするとメディアプールにタイムラインが作成されます。

Davinci Demo

 

次にヘッド(赤いライン)を開始地点に移動させ、「イン点をマーク」をクリックします。

Davinci Demo

 

次にヘッド(赤いライン)を終了地点に移動さ、「アウト点をマーク」をクリックしましょう。

これで、カットするシーンの前後指定が終わりましたので、キーボードの「Delete」ボタンを押します。

Davinci Demo

すると、ヘッド(赤いライン)で挟んだシーンが「カット」されます。

以上で動画のカット手順は終了です。


3. トランジションを追加してみよう。

前項で「カット」をしました、しかしこのままでは突然シーンが切り替わってしまい、少々不自然な印象になってしまいます。

そこで「トラジション」を追加してみましょう。

「トランジション」とはシーンの切り替わりを自然な印象で繋ぐことができるエフェクトの一種です。

 

上部メニューからトランジションを選択します。

すると、下図のように使える「トラジション」が表示されますので、この中から使いたい「トラジション」を選びます。

Davinci Demo

 

使いたいトラジションが決まったら、そのトランジションをタイムラインの中にドラッグ&ドロップします。これでトランジションを追加することができました。

 

今回は「モーション」から「スプリット」を選び、タイムラインの前項で「カット」した箇所にドラッグ&ドロップしました。

これで、シーンの切り替え時に、画面が 4 分割され四方に散っていくようなエフェクトがかかります。

Davinci Demo


4. BGM を挿入してみよう

次に、BGM を挿入していきましょう。

まず動画に挿入したい曲(BGM)をメディアプールの中に直接ドラッグ&ドロップするか、動画のインポートの際に行ったようにメディアの読み込みでインポートしましょう。

Davinci Demo

 

BGM のファイルをインポートしましたら、タイムラインの任意の位置(曲を入れたいシーン)にドラッグ&ドロップします。

これで BGM を挿入することができました。

Davinci Demo


5. テキストを挿入してみよう

「DaVinci Resolve」のテキスト入力は非常に複雑です、写真を使って解説はしますが、この解説を良く読みながら、挑戦してみてください。

まず、画面上部メニュー「タイトル」をクリックし、表示されたメニューから「テキスト+」を選択し、タイムラインの中にドラッグアンドドロップします。

Davinci Demo

 

次に、タイムラインのTのアイコンをクリックし選択した後、下部のメニューから「Fusion」をクリック。

画面右側に「Text」という項目がありますので、そこへ挿入したい文字列を打ちこみます。

なお、この際にフォント(下図赤矢印部分)が日本語フォントになっていないと入力した文字が全て文字化けしてしまいますので、忘れずに「フォント」を日本語フォントに変更してから入力しましょう。

Davinci Demo

 

文字列を入力し終わりましたら、下部メニュー「カット」をクリックし、戻ります。

これで、タイトルやテロップを入れる方法がわかりましたね。

非常に複雑ですので、何度も練習して覚えてしまいましょう。

 


6. 動画を書き出そう

不要シーンの「カット」、「トラジション」や「BGM」の挿入、「タイトル」や「テロップ」の入力方法まで一通りの動画編集について解説しました。

せっかく編集した動画なので、YouTube 等にアップロードできるファイル形式に「書き出し」を行いましょう。

 

右上メニューの「クイックエクスポート」をクリックします、すると下図のようなメニューが開きます。

出力したいファイル形式を選択し、「書き出し」をクリックすると保存先の指定メニューが開きますので、指定して「保存」を選べば、ファイルの書き出しが開始されます。

Davinci Demo

まとめ

「DaVinci Resolve」について、簡単な使い方も含めて解説してきました。

可能な限り簡単に解説しましたが、それでも元々プロ用に設計された UI や機能が複雑に絡み合っており、少々難しい印象でしたね。

特に「テロップ」の入力は少しでも方法を間違えると元の画面に戻すのすら一苦労してしまいます。

人気の動画編集ソフトはほかにも「Premiere Pro」や「PowerDirector」、「Final Cut Pro」などが有名です。

Davinci Resolve は独特な画面構成や機能のため、効率的にすばやく編集するには不向きな部分もあるかもしれません。

「安価で直感的に編集できるソフトを...」と考えている方には 「PowerDirector」 をおすすめします。

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さらに、わかりやすい Q&A ページや動画での操作解説などサポートも充実していて安心。

ずっと使える無料の体験版も提供されていますので、ぜひダウンロードして、今回解説した「DaVinci Resolve」と同じ編集を試してみてください。



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