Blu-ray Disc 基本仕様
Blu-ray Disc の詳細
このページでは、Blu-ray Discの基本的な仕様についての情報を掲載しております。ご参考ください。
光学部
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レーザー波長 | 405nm青紫色半導体レーザー |
ディスクを開口数(Numerical aperture) | 0.85 |
出力 | 0.35mW |
DVDでは650nmを利用しているので、Blu-rayはそれよりも短い波長を利用しています。これにより、高密度の記録が可能となっています。
ディスク仕様
項目 | |
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ハードコーティングの必要性 | 必須 |
カバー層 | 0.1 mm |
ディスク層 | 1.1 mm |
トラックピッチ | 0,32µm |
ピッチ長 | 160.0 nm (23.3/46.6 GB) 149.0 nm (25.0/50.0 GB) 138.0 nm (27.0/54.0 GB) |
記録仕様
構成する層が増えれば増えるほど記憶容量は増える仕様になっています。
項目 | |
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データ転送レート | 36 Mbps (1x) 72 Mbps (2x) 54 Mbps (video BD-ROM) |
ビデオフォーマット | MPEG-2 MPEG-4 AVC VC-1 |
補足情報
Blu-ray同様の高画質映像は、DVDにも記録することが可能。
HD-DVD9 はDVD上で高画質コンテンツを実現するためのフォーマットです。従前のDVDフォーマットはMPEG2方式を採用していましたが、MPEG4を採用することによって片面2層(8.4 GB)にハイビジョン映像を納めるというものです。
VMD(Versatile MultiLayer Disc は赤レーザーベースのDVDを多層化することによって記録容量を高めた方式です。1層増やすごとに5GB容量が増やすことが可能なので、多層化することで50GBの容量を実現することも可能です。光ディスクにおいて多層化を進めると、安定した再生信号を得ることが困難になることと、3層以上にした場合、既存プレーヤで読み出しができないため、日本市場では普及しませんでした。