3D映像鑑賞に必要な機器
3D対応機器について確認しましょう
ここでは PowerDVD 11 で 3D 映像を楽しむための 3D 対応機器をご紹介します。3D 再生形式に合わせて必要な機器が異なりますのでご注意下さい。
PowerDVD 11 で映像を 3D 化する「TrueTheater® 3D」の操作パネルで選択できる形式は以下の3つです。
- 120Hz 駆動 3D 対応ディスプレイ (NVIDIA 3D Vision 対応)
- 偏光式 3D 対応ディスプレイ
- 3D Ready HDTV
- アナグリフ方式 (赤青メガネで視聴できる方法)
このうちアナグリフ方式を除く 3 つの 3D 方式と必要な機器についてご案内します。
テレビおよびパソコン向け
120Hz 駆動方式 3D 対応ディスプレイ (NVIDIA 3D Vision 対応)で必要な機器
120Hz 駆動方式 (リフレッシュレート 120fps という表記の場合もあります。) の 3D 対応ディスプレイと 3D 対応のアクティブシャッター方式の 3D メガネを利用します。 ディスプレイとメガネの同期を取るために、IR(赤外線)エミッターという装置が映像出力機器側に取り付けられます。メガネはエミッターからの情報を受けて、左右のレンズを開閉させます。
NVIDIA 社ではこの方式に用いるアクティブシャッター方式の 3D メガネとエミッターをセットにしたものを販売しています。この製品を利用し PowerDVD 11 による3D映像の再生は Windows 7 (32 / 64ビット) 及び Windows Vista SP2 (32 / 64ビット) で動作を保障しています。
偏光式 3D 対応ディスプレイで必要な機器
偏光方式に対応したディスプレイとメガネが必要となります。他の 3D 方式と異なり、3D メガネとディスプレイは同期を取る必要がありません。しかし、3D 方式は異なりますので偏光方式の 3D 対応メガネで他の 2 つの 3D の映像を見ることはできません。同様に偏光方式の 3D ディスプレイを使って、他の 2つの 3D 方式の映像を見ることもできません。
3D Ready HDTV で必要な機器
120 Hz 駆動 3D ディスプレイ (NVIDIA 3D Vision 対応)と 3D 映像の出力方式は似ており、3D メガネはアクティブシャッター式のものを利用します。左右の映像との同期を取るために IR エミッターの映像出力機器側への取り付けが必要となります。(一般的にエミッターはディスプレイに内蔵されていて、専用の 3D メガネがアクセサリとしてセットでついてきます。)チェッカーボード方式という、画面を細かく格子状にわけ、それぞれのコマで左右の映像を交互に出力する 3D 映像方式(上図参考)を利用します。海外の3D テレビで利用されているタイプです。
3D 対応プロジェクター
現行では 3D Vision に対応したプロジェクターが数多くリリースされています。3D Vision に付属する 3D 対応メガネとグラフィックカードなどで 3D プロジェクターを利用して 3D 映像の鑑賞を楽しめます。
ブルーレイ 3D プレイヤー
PowerDVD 11 は既存の市販・レンタル用DVDを3Dして再生する機能に加え、ブルーレイ3Dの再生に対応します。