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ブルーレイ 3D について

ブルーレイ 3D の紹介

ブルーレイ 3D はブルーレイコンテンツについての規格を策定しているブルーレイディスクアソシエーション (BDA) が2009 年末に取りまとめたブルーレイにおける 3D 映像コンテンツの総称です。

ブルーレイ 3D の物理フォーマットは既存のブルーレイディスクと同じです。論理フォーマットはブルーレイオーディオ及びブルーレイビデオをベースとして 3D 映像用に拡張され、メニューや映像が 3D 化できるようになっています。従来のブルーレイ再生機器の殆どはブルーレイ 3D を再生できないため、ブルーレイ 3D を再生できる機器に交換する必要があります。またパソコンのブルーレイ再生ソフトも同様にアップグレードが必要です。他に、ブルーレイが再生できる光学ドライブも、ブルーレイ 3D が再生できる読み込み速度のものに交換が必要となる場合があります。

ブルーレイ 3D では映像面での拡張が施され、ブルーレイの特徴であるHD映像はそのままに、3D 映像に合わせたメニューや字幕の位置が調整されます。例えば映像上の飛行機が画面から飛び出してきたり、または奥のほうへ飛び去ったりする立体的なシーンに合わせて字幕やメニューの配置が変わったりします。

パソコンでのブルーレイ 3D の再生  

家庭で使用されるパソコン用ブルーレイ再生ソフトは、市販の専用ブルーレイプレイヤー同等の基本性能を持ち合わせています。またブルーレイ 3D 対応したパソコンであれば、従来の機能に加えて、以下のようなことが可能となります。

  • 既存のゲームの一部を 3D 化してプレイできます。
  • 3D に対応した映像配信サービス
  • さまざまなファイル形式の 2D 映像を 3D に変換して再生 (DV、HDV、AVCHD、AVI、WMV、MOV形式など)
  • 2D 画像の 3D 化

パソコンでブルーレイ 3D を楽しむために

ブルーレイ 3D コンテンツのパソコンでの再生には、既存のパソコンのアップグレードが必要となります。

  • 3D 対応ディスプレイ (テレビ用モニター、 デスクトップ用モニター、ノートパソコンのモニター)
  • パソコンで再生するためのブルーレイ 3D 対応再生ソフト、もしくはブルーレイ再生プレイヤー
  • 各 3D 映像方式に対応した 3D 専用メガネ

現行ではこれらの機器以外に、パソコンの場合は 3D 関連機器を利用するために OS や CPU、グラフィックカードについても特定のスペックを満たさないといけない場合があります。各機器のシステム要件について確認が必要です。

ブルーレイ 3Dに必要な機器  

ブルーレイ 3D の仕様は、3D 再生機器の機能や種類を規定していません。ご希望の再生形式に合わせて、フレームシーケンシャル方式や、偏光式などの 3D 映像再生機器を選んで再生することができます。

ブルーレイ 3D プレイヤー  
PowerDVD 11 Ultra 版はソフトウェアとして 3D 対応のパソコンおよび周辺機器の環境でブルーレイ 3D の再生に対応を予定しています。