データベースに登録された顔の情報と、カメラが検知した顔の画像や映像を照らし合わせて本人確認をする、顔認証。
この顔認証の技術を用いたドアアクセスコントロールを導入すると、ICカードなどをわざわざ持ち歩くことなく、部外者の不正な侵入を防ぎ、人の出入りを管理することが可能となります。 顔認証による入退室を管理する、ドアアクセスコントロールの仕組みやメリットについて、解説します。
ドアアクセスコントロールとは、一般に、建物や部屋、セキュリティエリアなど、一定空間への人の出入りを管理するシステムを指します。
オフィスビルなどで社員が入口でカードリーダーにICカードをかざし、中に入る様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
このドアアクセスコントロールの認証に、ICカードやパスワードではなく、顔認証技術を用いることが可能です。
顔認証による入退室管理、ドアアクセスコントロールは以下のような仕組みになっています。
ドアアクセスコントロールに顔認証システムを用いることで、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか。
このように、顔認証を用いたドアアクセスコントロールには、さまざまなメリットがあります。そのため、セキュリティや業務効率化に対する意識の高まりに伴い、多くの場所で導入が広がっています。主な活用例をご紹介しましょう。
このように、大きなメリットがあることから、顔認証顔認証によるドアクセスコントロールの活用は各方面で広がっています。
また、精度やスピードに加えて、マスクをしたままの認証やウォークスルー認証、体温検知など、導入場所のさまざまな需要に応じて、顔認証システムそのものも進化を続けています。 多くの場所で顔認証によるドアアクセスコントロールが導入され、安全で便利な社会の実現に、さらに一歩、近づくことが期待されています。