ジェネラリ・ベトナム、eKYC - 本人確認にサイバーリンクのAI顔認識エンジン「FaceMe®」を採用し、保険サービスの透明性向上を目指す
FaceMe®
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ジェネラリ・ベトナム、eKYC - 本人確認にサイバーリンクのAI顔認識エンジン「FaceMe®」を採用し、保険サービスの透明性向上を目指す

顧客データ

  • 所在地: ベトナム
  • 業種: 生命保険
  • 設立: 2011年
  • 保険契約者: 50万人以上

課題

  • オンラインサービスの普及に伴い、情報セキュリティの重要性がますます高まっています。個人情報や取引明細の漏洩を防ぐために、ベトナムの生命保険業界はeKYCの義務化を推進しており、保険契約者がオンラインサービスを利用する場合、登録時にオンライン本人確認が必要になります。
  • ジェネラリ・ベトナムは、ベトナム国内で50万人以上の顧客にサービスを提供しており、その全員が個人のモバイル端末からオンラインサービスにアクセスしています。eKYCを実施するには、正確性、使いやすさ、さまざまなモバイル端末との互換性などの要件を満たす必要がありました。

サイバーリンクのソリューション

ジェネラリ・ベトナムはFaceMe®SDKを顧客向けアプリケーションサービス「GenVita」に統合し、以下のeKYC利用シーンで顔認証を開始しました。

  • 顔認証によるログイン:  顔データを登録すると顔認証のみで「GenVita」にログインすることができるため、毎回のパスワード入力が省略され、スムーズに本人確認が行えます。
  • 保険の新規加入: 「GenVita」から初めて保険契約を申し込む前に、新規顧客(保険契約者または被保険者)の基本アカウント情報と顔データの事前登録が必要になります。登録されたデータは、保険契約の申し込み時にeKYCによる本人確認に使用されます。
  • オンライン取引: 既存顧客はログイン時、eKYCによる本人確認を行って個人情報にアクセスし、特定の取引を行うことができます。例えば、新規契約および契約情報の確認、契約内容の照会、保険金の受取請求、契約情報の調整、保険料支払い方法の変更、保険料口座振替の申込みなどが含まれます。

CyberLink FaceMe®のメリット

  • 高精度の顔認証エンジン: アメリカ国立標準技術研究所(NIST)のベンチマークテストにて最大99.83%の高い認証率を100万分の1の誤認識率で誇り、金融業界からも厚い信頼を得ています。
  • クロスプラットフォーム対応: エッジデバイス(スマートフォン、タブレット)または銀行の内部サーバーに展開することができます。クロスプラットフォームに最適化されており、金融業界におけるさまざまなアプリケーションやサービスを提供する開発者に最適です。
  • 高速認証: FaceMe®は様々なチップセットに最適化されており、エッジコンピューティングによる高速顔認証が可能です。スマートフォンを使用したスムーズな顔認証を体験できます。
  • 第三者によるなりすまし防止技術の認定:ISO/IEC 30107-3規格に準拠したiBetaによるPADテストに合格、なりすまし攻撃を100%阻止、 写真やビデオによるなりすましを効果的に排除します。
  • 包括的な開発キット: FaceMe® SDKは、コード例を含む完全な開発キットを提供することで、開発者は迅速に統合とテストを行い、新しいサービスのリリースを早めることができます。
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