【無料】おすすめ動画編集ソフト 9選 Windows 版【2023年版】

動画編集ソフトには非常にたくさんの種類がある上に、どれも似たような機能が搭載されているので、初めての動画編集にチャレンジしてみたいという方は、なかなか選ぶのに迷ってしまうかもしれませんね。
動画編集ソフトを買う前に、まずは試してみたいという初心者の方もいらっしゃるでしょう。また、プロ仕様ほどの高価なソフトは要らないけど、本格的な動画編集ができるツールやエフェクトを搭載した動画編集ソフトを利用したいと考えている方もいるでしょう。
現在、無料で利用することができる動画編集ソフトは数多くあります。しかし、無料動画編集ソフトには当たり外れがあります。基本的な機能だけを提供して、高額なサブスクリプションを要求するものもあれば、有料のプログラムと同等以上のツールを提供するものもあります。
そこで今回は、無料でダウンロードできるPC用の動画編集ソフトのおすすめ9選をまとめてみました。それぞれの長所と短所を知り、自分に最適な動画編集ソフトを見つけましょう。
- 動画編集ソフトとは
- 無料動画編集ソフトおすすめ Top3
- 動画編集ソフトの選び方
- 無料動画編集ソフトおすすめ9選
- 1.国内シェアNo.1の動画編集ソフト「PowerDirector Essential」
- 2.動画・写真・音声・色編集がすべて可能な編集ソフト「Director Suite 365」
- 3.上級者向け無料動画編集ソフト「DaVinci Resolve」
- 4.DL不要の無料動画編集ソフト「Movie Maker Online」
- 5.プロ向け無料動画編集ソフト「Lightworks」
- 6.中級者向け無料動画編集ソフト「Shotcut」
- 7.プレゼンに最適動画編集ソフト「VSDC」
- 8.簡単操作の動画編集ソフト「VideoPad」
- 9.シンプルな無料動画編集ソフト「Openshot」
- 動画編集ソフトについてのQ&A
- まとめ
動画編集ソフトとは?
動画編集ソフトとは、カメラやスマートフォンで撮影した動画やインターネットでダウンロードした動画素材などをパソコン上で編集するためのソフトウェアのことを指します。
無料で配布されているものから、映画製作で使用されるようなプロ向けの高価なものまで多数の動画編集ソフトが存在しています。
無料動画編集ソフトおすすめ Top3
本格ランキングの前に、まずはダントツでおすすめしたい無料動画編集ソフトのTop3をご紹介します。
- PowerDirector Essential: 国内シェアNo.1の動画編集ソフト無料版
- Director Suite 365:動画・写真・音声・色編集がすべて可能な編集ソフト
- DaVinci Resolve:プロ仕様の無料動画編集ソフト
1. 国内シェアNo.1の動画編集ソフト無料版「PowerDirector Essential」
PowerDirectorは動画編集に挑戦してみたい初心者の方から、ユーチューバー、プロの動画編集者まで幅広いユーザー層におすすめしたい動画編集ソフトです。
使いやすい操作画面と豊富なテンプレート、エフェクト機能を搭載したPowerDirectorは国内シェアNo.1の動画編集ソフトで、それほどハイスペックでないパソコンでも軽快に動作・書き出しが可能なことも人気のポイントです。
2.動画・写真・音声・色編集がすべて可能な編集ソフト「Director Suite 365」
Director Suite 365 は、動画編集ソフトのPowerDirector に加えて、音声編集ソフトのAudioDirector、色編集ソフトのColorDirector、写真編集ソフトのPhotoDirectorがセットになった編集ソフトコレクションです。
音や色表現にまでしっかりこだわった動画編集が行いたい方にはおすすめです。ソフト間で相互に編集データをシームレスに移行できるので、様々なメーカーの製品を組み合わせて作業するよりもはるかに効率的な編集が可能になります。
3.プロ向けの動画編集ソフト「DaVinci Resolve」
DaVinci Resolve は非常にパワフルな動画編集ソフトであるといわれています。Blackmagic (ブラックマジック)カメラの映像と特別に設計された DaVinci ハードウェアでの作業に最適に設計されているので、時間をかけて学ぶことを厭わない人には最適な選択肢です。
動画編集ソフトの選び方
動画編集するパソコンにあったソフトを選択しましょう
多くのソフトウェアはWindows版とMac版の両方を販売していますが、どちらかにのみしか対応していないソフトもありますので、購入・無料ダウンロード時は必ずお持ちのパソコンのOSにあったソフトを選ぶようにしましょう。

動画編集ソフトの要求スペックに注目
動画編集は非常に扱うデータが大きいため、パソコンに負担のかかる作業となります。スペックを満たしていないパソコンで動画編集を行うと、ソフトが起動しなかったり、動作が非常に遅かったり、たびたびフリーズするということが発生し、非常にストレスの多い作業になってしまいます。
ですので、ソフトを購入する際はお持ちのパソコンが、動画編集ソフトの推奨CPU・メモリ・グラフィックカード3点のスペックを満たしているかを確認しましょう。
スペックの参考例として、編集の負荷を抑えるシャドウファイル編集が可能で、比較的低いスペックのパソコンでも動画編集が可能なPowerDirectorでは、下記のスペックが要求されています。
- CPU
- 通常動画:Intel Core™ i シリーズ 以上 または AMD Phenom® II 以上
- 2K/4K/3D/360度 動画:Intel® Core™ i7 または AMD FX 以上
- メモリ
- 4GB 以上 (8GB 以上推奨)
- グラフィックス (GPU)
- 通常動画: 128MB 以上の VRAM
動画編集ソフトの機能に注目
次に注目したいのは、やはり動画編集ソフトの機能ですね。動画をカットしたり回転させたり、あるいは色を変更したりといった基本的な編集機能はどのソフトでも可能なのですが、対応している動画ファイルの種類・書き出せるサイズや縦横比や画質設定の自由度、テンプレートや編集アシスト機能の有無といった部分はソフトによっても有り無しが分かれます。
SNS向けに正方形・縦長動画を作成したい場合はそれらの編集・書き出しができるかどうか、ゲーム実況動画を編集したい場合は画面録画機能や、ゲーム画面と実況音声のバランスがうまく編集可能かどうか、YouTube向けに編集したい場合はタイトルやサムネイル作成機能・字幕機能が使いやすいかどうかなど、ニーズにあう機能が搭載されてるか注目しましょう。
また、以下の YouTube 動画では、初心者におすすめの無料で使える動画編集ソフトを Windows / Mac 向けの5選を紹介していますので合わせてご覧ください。
【動画】無料動画編集ソフト5選!初心者~上級者までおすすめ
無料動画編集ソフトおすすめ9選
おまたせしました、ではここからはおすすめ動画ソフトランキング9選のご紹介です!
1.国内シェアNo.1の動画編集ソフト「PowerDirector Essential」

PowerDirectorは直感的な操作方法と分かりやすい操作画面をもち、誰でもかんたんに編集できることから、日本ではYouTuberやゲーム実況者などにも幅広く利用されている動画編集ソフトです。
その無料版であるPowerDirector Essential は、動画制作に必要な基本機能に加え、高度な編集ツールを搭載した無料動画編集ソフトです。
長所:
- シンプルで操作しやすい音声・動画編集
- 編集ツールの豊富なラインナップ
- 数種類の編集スタイルを選択可能
- 初心者からプロが使えるように設計
動画編集を始めたいけど、どのソフトを選んでよいかわからないという方には、まずPowerDirector Essential を試してみることをお勧めします。
無料版でありながら、製品版と同等の動画編集ツール、エフェクト、トランジションを利用することができ、基本的な動画編集ソフトの操作方法や編集のコツを知ることはもちろん、さらにはクロマキー合成やモーショントラッキングを活用した高度な動画編集も可能です。
また、自動字幕文字起こし機能が搭載されていて、動画の音声を自動で字幕にしてくれる為、YouTubeの編集には欠かせない字幕の作成時間を大幅に短縮できることも非常に大きな魅力です!

▲自動文字起こしで字幕作成時間を大幅短縮!!
加えてPowerDirectorは8年連続 国内シェア No.1 の BCN アワードを受賞しており、品質が保証がされているため、安心して利用できるのも高ポイントですね。
またPowerDirectorは公式YouTubeチャンネル上で、定期的にチュートリアルや、動画編集方法のコツなどを紹介した動画を公開しているため、使い方が分からなかったり、動画編集のレベルアップをしたいという際には非常に参考になります。
PowerDirector Essential は、下記の機能については無料でずっと使用可能です。
- ストーリーボード、タイムライン、スライドショーの各インターフェイス
- サイバーリンクのチュートリアルへのアクセス
- スピードコントロール
- クロマキー合成
- マスクとブレンドモード
- 特殊効果
- オーバーレイ
- タイトル
- トランジション
2.動画・写真・音声・色編集がすべて可能な編集ソフト「Director Suite 365」
Director Suite 365 は、動画編集ソフトのPowerDirector に加えて、音声編集ソフトのAudioDirector、色編集ソフトのColorDirector、写真編集ソフトのPhotoDirectorがセットになった4in1の編集ソフトコレクションです。
音声・色によりこだわって編集できるのはもちろんのこと、それぞれのソフト間でシームレスにデータを移行できるため、多数のメーカーのソフトを組み合わせて使うよりも、より効率的に作業を行うことができるのも大きな強みの1つです。
AI技術でよりクリアで聞き取りやすい音声へ - AudioDirector
音声編集ソフトのAudioDirector には、「ノイズ除去」、「ヒス ノイズ除去」など、さまざまな音声補正ツールが用意されています。これらのツールを使用することで、音のざらつきを無くし、不快感を与えない音声に加工可能です。

また、通常の音声編集ソフトとして、録音やミキシングも可能ですので、たとえばバンドなどのMV撮影等にも十分に活躍します。
より詳細な色編集でこだわりの色表現 - ColorDirector
ColorDirectorは精密なカラーグレーディングが可能な色編集ソフトで、映画のような色調とスタイルを演出することが可能です。

波形スコープやパレードスコープをつかって色を数値化し、目に見えるグラフにすることで、客観的に色を認識できます。これによって正確に色編集を行い、全てのシーンで色彩の統一感を確保することができます。
また、色補正とカラーグレーディングだけにとどまらず、スタイルパターンや照明などのエフェクト機能も搭載し、レンズフレア、光線エフェクトを追加させる機能もあります。また、グリーンバック合成を行っていない映像素材でも、「グリーン/ブルーバックメーカー」を使用すると、映像素材内のオブジェクトをマスクして追跡するだけで、仮想的にグリーンバックが追加された映像素材を生成し、クロマキー合成を行うことが可能です。
3.上級者向け無料動画編集ソフト「DaVinci Resolve」

無料版: ウェブサイトで無料ダウンロード
長所:
- 高度なカラーコレクション
- マルチユーザーコラボレーション
- 質の高いポストプロダクション・オーディオツール
短所:
- 習得に時間がかかる
- 動作にはスペックの高いパソコンが必要
DaVinci Resolveは、無料とは思えないほど直感的な操作ができるように設計されたプログラムです。肌の色、目の色、唇の色をボタン一つで編集できる高度な色補正ツールや、高品質なオーディオ編集ソフトウェアなど、高度な機能を豊富に搭載しています。
DaVinciの特徴:
- フェアライト社製オーディオ編集ツール
- カラーコレクション
- モーショングラフィックス
4.DL不要の無料動画編集ソフト「Movie Maker Online」

無料版: 無料オンライン
長所:
- どのパソコンからでもアクセス可能
- 自動化機能
- ライブラリから曲が使用可能
短所:
- 広告が表示される
- 独特なインターフェイス
Movie Maker Online の最大の特徴は、その名前にあります。他のエディターとは異なり、Movie Maker はブラウザ上で動作します。他のエディターとは異なり、Movie Maker はブラウザ上で動作します。デスクトップ機器であれば、いつでもこのプログラムを使って動画を編集することができます。
また、Movie Maker は、動作に必要な RAM や特定の OS を必要としないため、ノートパソコン用のビデオエディターとしても最適です。
Movie Maker Online の特徴:
- ロイヤリティフリーのコンテンツ
- 多彩な編集ツール
5.プロ向け無料動画編集ソフト「Lightworks」

無料版: 多彩なツールとエフェクトを搭載
長所:
- プロレベルの編集が可能
- チュートリアルへのアクセスが可能
短所:
- 無料版では4Kの書き出しができない
- 使いこなすのが難しい
プロが使っている無料のプログラムを探しているなら、Lightworks は最良の選択肢の一つです。Lightworks は何年も前から存在しており、プロフェッショナル版は「パルプフィクション」、「28日後」、「コンゴ」などの興行的ヒット作の編集に使用されています。このソフトウェアを学ぶために労力を惜しまないのであれば、素晴らしい選択といえます。
Lightworks の特徴:
- 高精度のビデオトリミング
- 720pへの書き出し
- マルチカム対応
6.中級者向け無料動画編集ソフト「Shotcut」

無料版: ウェブサイトで無料ダウンロード
長所:
- マルチプラットフォームの互換性
- オープンソースプログラム
短所:
- 高度なプロジェクトへのサポートが少ない
- 慣れるまでに時間がかかる独特のインターフェイス
Movie Maker のような基本的な編集ソフトを卒業した編集者にとって、Shotcut は次のステップとして最適です。このプログラムはオープンソースなので、一度ダウンロードすれば、すべての機能にアクセスでき、自分の好みに合わせてインターフェイスをカスタマイズすることができます。Shotcut には高度なエフェクトやフィルターが用意されており、高品質な動画を無料で制作することができます。
Shotcut の特徴:
- 4K HD解像度
- タイムライン編集
- 動画およびオーディオ編集
7. プレゼンに最適動画編集ソフト「VSDC」

無料版: ベーシック版は無料、プロ版は2195円
長所:
- 高度な機能を簡単に習得できる
- カラーコレクションとオーディオ編集
短所:
- 無料のテクニカルサポートがない
プロフェッショナルなプレゼンテーションを作りたいと考えている動画編集初心者の方には、VSDC の使いやすいプラットフォームがお勧めです。このプログラムは、カラーブレンドやマスク効果など、この種の無料の基本的なプログラムからは想像できない高度な編集機能を提供します。
VSDC はプレゼンテーションの作成に適していますが、動画編集者が気軽に楽しい動画を作るには十分な機能を備えています。
VSDC の特徴:
- 既製のフィルター
- カスタマイズ可能なマスキングオプション
- DVDバーナー内蔵
8. 簡単操作の動画編集ソフト「VideoPad」

無料版: 非営利目的の使用に限り無料
長所:
- シンプルなプラットフォーム
- プリメイドのトランジション
- YouTube や SNS に直接エクスポート可能
短所:
- 高度な機能が少ない
- Windows のみ
VideoPad は、動画編集ツールを無料で使ってみたいという初心者の方に最適なプログラムです。慣れ親しんだ簡単なプラットフォームに、あらかじめ用意された様々なシンプルなトランジションや効果音、そして手ぶれ補正ツールなどの高度な機能が搭載されています。
このプログラムは、あまり専門知識がなくても、きれいでシンプルな動画を作成するために必要なものをすべて提供します。
VideoPad の機能:
- 手ブレ補正機能
- サウンドエフェクトライブラリ
- 3D編集
9. シンプルな無料動画編集ソフト「Openshot」

無料版: ウェブサイトで無料ダウンロード
長所:
- 無制限のレイヤー
- オープンソース
短所:
- ビデオチュートリアルが少ない
Openshotは、安価なプログラムに見られるような高度な機能を簡素化した無料の動画編集ソフトウェアです。このプログラムはオープンソースなので、誰もが自分のニーズに合わせてプログラムを使用し、適用することができます。
初心者の方には、内蔵のテンプレート、リアルタイムプレビュー、高度なタイムライン機能が編集のコツを学ぶのに役立つでしょうし、中級者の方には、無制限のレイヤリングオプションがお勧めです。
Openshot の特徴:
- リアルタイムプレビュー
- 高度なタイムライン
- 多彩なタイトルエフェクト
10.クリエイター向け無料動画編集ソフト「Hitfilm Express」

無料版: 基本的なバージョンは無料ですが、アドオンを支払うことができます。
長所:
- カスタマイズ可能なユーザーインターフェイス
- プロ向けのツールを搭載
- YouTubeへの直接アップロード
短所:
- 習得に時間がかかる複雑なインターフェイス
Hitfilm Express は、編集者が必要とする基本的な機能をすべて無料で提供しています。さらに機能を追加するには、1つの機能につき約990円(9ドル)から、機能ごとに支払うことができます。
Hitfilm Express の特徴:
- 180以上の編集効果
- 豊富な読み込みフォーマット
- 2Dおよび3Dビデオのサポート
動画編集ソフトについてのQ&A
最も簡単に使える無料動画編集ソフトは?
PowerDirectorは、非常に使いやすい操作画面を搭載しており、はじめて動画編集にとり組む方でもストレスなく始めることが可能です。加えて、初心者が動画編集のコツを学ぶことのできる多くのチュートリアルが用意されていますので、手軽に学習しながら動画編集スキルを高めてゆくことが可能です。
Windows 10には無料の動画編集ソフトがついている?
Windows 10には、動画のトリミング、テキストや音楽の追加、オーバーレイ効果、3Dオブジェクトの組み込みなどができる基本的なビデオ エディターが搭載されています。Windowsの検索バーに「ビデオ エディター」と入力すると、プログラムが表示されます。
Windows 10にムービーメーカーはついている?
Windows にはかつてムービーメーカーが内蔵されていましたが、現在はダウンロードすることができません。代わりに、Windows Photos アプリ版、Movie Maker Online、または上記の Windows 互換プログラムで動画を編集することができます。
まとめ
現在、市場には何十種類もの無料の動画編集ソフトが存在しますが、すべてのソフトが同じ機能と高品質の結果を出しているわけではありません。しかし、すべてのソフトが同じ機能を持ち、同じ品質であるとは限りません。ありがたいことに、これらのソフトは無料なので、自分のニーズや専門性に合ったものを自分で試すことができます。
今すぐサイバーリンク PowerDirector やその他の無料の動画編集ソフトをチェックして、素晴らしい動画の編集を始めましょう。