【無料】おすすめ動画編集ソフト10選 Windows 向け【2025年版】

動画編集ソフトには非常にたくさんの種類があるので、初めての動画編集にチャレンジしてみたいという方は迷ってしまうと思います。動画編集ソフトを買う前に、まずは試してみたいという初心者の方もいらっしゃるでしょう。
現在、無料で利用することができる動画編集ソフトは数多くあります。しかし、無料動画編集ソフトには制限があることが多いです。
そこで今回は、無料でダウンロードできる PC 用の動画編集ソフトのおすすめ人気ランキング 10 とそれぞれの特徴、そして選び方のコツを紹介します。自分に最適な動画編集ソフトを見つけてみましょう。
動画編集ソフトとは?
動画編集ソフトとは、カメラやスマートフォンで撮影した動画やインターネットでダウンロードした動画素材などをパソコン上で編集するためのソフトウェアのことを指します。
簡単に言うと、動画を自分の好きなように作り変えるために動画を「切ったり」「つなげたり」「文字や音をつけたり」して、特別な動画を作れる PC ソフトです。
YouTube やインスタで見ているほとんどの動画は動画編集ソフトやアプリを使って編集されたものばかりです。
ネット上で無料で配布されているものから、映画製作で使用されるようなプロ向けの高価なものまで多数の動画編集ソフトが存在しています。
動画編集ソフトの選び方
動画編集するパソコンに適したソフトを選択する
多くのソフトウェアは Windows 版と Mac 版の両方を販売していますが、どちらかにのみしか対応していないソフトもありますので、購入・無料ダウンロード時は必ずお持ちのパソコンの OS にあったソフトを選ぶようにしましょう。

使用目的に合わせて選ぶ
これから仕事として、またプロとして動画編集をするのか、もしくは試しに動画編集を初めてみるのかで選ぶソフトが変わってきます。
今後プロを目指すのであれば、プロ向け、もしくは初心者からプロまで使えるソフトを最初から買うのもいいでしょう。もしも迷っている場合は、まずは無料ソフトを使ってみて慣れてきたらより高度なソフトに乗り換えるのがいいでしょう。また、有料のソフトは無料体験版が提供されている場合がほとんどなので、まずは無料体験版を試してみるのがおすすめです。
動画編集ソフトの要求スペックを確認する
動画編集は扱うデータが非常に大きいため、パソコンに負担のかかる作業となります。スペックを満たしていないパソコンで動画編集を行うと、ソフトが起動しなかったり、動作が非常に遅かったり、たびたびフリーズするということが発生し、非常にストレスの多い作業になってしまいます。
ですので、ソフトを購入する際はお持ちのパソコンが、動画編集ソフトの推奨 CPU ・メモリ・GPU・ストレージ4点のスペックを満たしているかを確認しましょう。
スペックの参考例として、編集の負荷を抑えるシャドウファイル編集が可能で、比較的低いスペックのパソコンでも動画編集が可能な PowerDirector では、下記のスペックが要求されています。
CPU
- 通常動画:Intel Core™ i5 以上 または AMD Phenom® II 以上
- 2K/4K/3D/360 度 動画:Intel® Core™ i7 または AMD FX 以上
メモリ
- 4GB 以上 (8GB 以上推奨)
グラフィックス (GPU)
- 通常動画: 128MB 以上の VRAM
容量 (ストレージ)
- 512GB 以上
容量の大きい動画ファイルを大量に使用するため、ストレージはあればあるほど望ましいです。
また、HDD よりも高速な読み取りが可能な SSD を搭載しているものがさらに望ましいです。
動画編集ソフトの機能を確認する
次に注目したいのは、やはり動画編集ソフトの機能です。
まずは自分がどの程度の映像を制作したいのかをきちんと把握しましょう。家庭用ビデオを作るのか、もしくは YouTube などで稼ぐための本格的に作るのかで必要な機能も異なってきます。目指したいクリエーターがいる場合は、その人が使用している動画編集ソフトを調べてみるのもよいでしょう。以下では、確認しておきたい機能をご紹介します。
基本機能が揃っているか
動画のカットや回転、テキストやタイトルの追加、カラー調整、リアルタイムプレビューなど、特に無料版を使用したい場合は必要最低限の機能が揃っているか確認するようにしましょう。また、対応している動画ファイルの種類・書き出せるサイズや縦横比や画質設定の自由度、テンプレートや編集アシスト機能の有無といった部分はソフトによっても有り無しが分かれます。
人気の AI 機能が搭載されているか
仕事で、またプロの YouTuber などを目指す場合は、時間と精度が求められます。その場合、AI が搭載された動画編集ソフトが非常に便利です。
AI 機能を使うことで今まで時間のかかっていた文字起こし・字幕挿入、音声読み上げ、背景除去 &合成、モザイクの追加などを自動で行うことができます。さらに、自動で文字起こしした内容をAI が会話中の無音部分を自動で削除したり、文字の編集だけで不要な部分を自動でカットすることができる機能などもあります。AI 機能があれば、作業時間と手間が格段に短縮される上、より高品質な仕上がりになるので、特に本格的に動画編集を始めたい方はこちらの有無も要チェックです。
必要なエフェクト、アドオン、素材などがプリインストールされているか
エフェクトや動画・画像素材、BGM などを使うことで動画をより魅力的に見せることができるので、必要な場合はプリインストールされているかを確認するようにしましょう。
特にタイトルやトランジション、カラーフィルター、LUT などよくつかうエフェクトは種類が豊富なものを選ぶのがおすすめです。また、解説動画などでは動画・画像素材がたくさん必要になります。動画編集ソフトによっては色々な素材が無料で使えるものもあるので、こちらも必要な場合は確認しておきましょう。
ニーズ合った機能があるか
自分のニーズに合った機能の有無は必ず確認するようにしましょう。例えば、YouTube 向けの動画を制作する場合は、サムネイルが作れたり、オープニングやエンディング動画が簡単に作れるテンプレートなどが用意されているものがおすすめです。また、SNS などに頻繁に投稿する場合は、ソフトから直接アップロードできるものなどが便利です。
セキュリティー面などで安心して使えるかを確認する
ウィルスなどのセキュリティ面でしっかりしている動画編集ソフトを選ぶことはとても大事です。ウィルスやマルウェアに感染すると、大切なプロジェクトファイルやデータが破損したり消失したりする可能性があります。セキュリティ面がしっかりしているソフトは、安定して動作することが多く、編集中に突然クラッシュするリスクが低くなります。また、セキュリティがしっかりしていない場合、個人情報や編集内容が漏洩するリスクがあります。セキュリティが重視されているソフトは、定期的にアップデートされ、新しい脅威に対処するための修正が行われることが一般的です。そのため、信頼できる開発元かどうか、サポートやコミュニティがしっかりしているかを必ず確認するようにしましょう。
また、以下の YouTube 動画では、初心者におすすめの無料で使える動画編集ソフトを Windows 向けの10選を紹介していますので合わせてご覧ください。
【無料あり】Windows 動画編集ソフトおすすめ 7 選
ここからは人気の高いおすすめ動画ソフトを、無料で使えるもの7選と、プロ用ソフト3選に分けて紹介します!
1. AI 搭載国内シェアNo.1の人気ソフト「PowerDirector 365」

PowerDirectorは直感的な操作方法と分かりやすい操作画面で、誰でもかんたんに編集できることから、日本では YouTuber やゲーム実況者などにも幅広く利用されている人気の動画編集ソフトです。

無料版の PowerDirector は、動画制作に必要な基本機能が揃っている上、高度な編集ツールも使うことができます。また、サブスク版では、自動文字起こしや音声読み上げなどの便利な AI 機能がとても豊富で、編集にかかる時間や手間を大幅に削減でき、簡単にプロ並みの仕上がりを実現します。また、30 日間の無料体験版では最新の AI 機能も使えるので、試してみる価値ありです。
長所
- シンプルで操作しやすい音声・動画編集
- 編集ツールの豊富なラインナップ
- 数種類の編集スタイルを選択可能
- 初心者からプロが使えるように設計
- 最新の AI 機能搭載で簡単・時短編集(無料体験版・サブスク版限定)
- 充実した日本語でのカスタマーサポート
短所
- 毎月付与されるクレジットを使い切れない可能性がある
- PC スペックが十分にないと多少カクつく
- エフェクトやテンプレートが多すぎる
※PowerDirector 無料版で作成した動画には透かしが入ります。また、一部機能に制限があります。
動画編集を始めたいけど、どのソフトを選んでよいかわからないという方には、まず PowerDirector を試してみることをお勧めします。
無料版でありながら、とても豊富な動画編集ツール、エフェクト、トランジションを利用することができ、基本的な動画編集ソフトの操作方法や編集のコツを知ることはもちろん、さらにはクロマキー合成やモーショントラッキング(動画内の動く被写体に合わせてモザイクや画像などを追従させる機能)を活用した高度な動画編集も可能です。
また、上記でも述べた通り、サブスク版では AI 自動字幕文字起こしや AI 音声読み上げ、またプライバシーの保護ができる AI ボイスチェンジャー、クロマキー合成不要の AI 背景除去、AI 自動顔ぼかし、動画に使う素材を自分で作れる AI 画像生成、動画の AI アニメ化などの最新 AI 機能が無制限で使えるので、YouTube やインタビュー動画などあらゆる動画の作業時間と手間を大幅に短縮できることも非常に大きな魅力です!
上記 AI 機能の一部は無料体験版でお試しができますので、気になる方は上記の「無料ダウンロード」から試してみてくださいね。




加えて PowerDirector は 10 年連続 国内シェア No.1 の BCN アワードを受賞しており、品質が保証がされているため、安心して利用できるのも高ポイントですね。

また PowerDirector は公式 YouTube チャンネル上で、定期的にチュートリアルや、動画編集方法のコツなどを紹介した動画を公開しているため、使い方が分からなかったり、動画編集のレベルアップをしたいという際には非常に参考になります。さらに、公式サイトのサポートセンターでは、いつでも無料でフルカラーのユーザーガイドをダウンロードすることができるので、こちらも確認しながら編集することができます。
解説した通り、PowerDirector の無料版は一部制限があるものの、基本機能は揃っていてずっと使い続けることができるので、使ってみたい方は上記の「試してみる」よりダウンロードしてくださいね。
2. オールインワン編集が可能「Director Suite 365」

Director Suite 365 は、動画編集ソフトの PowerDirector に加えて、音声編集ソフトの AudioDirector、色編集ソフトの ColorDirector、写真編集ソフトの PhotoDirector がセットになった 4in1 の編集ソフトコレクションです。
音声・色によりこだわって編集できるのはもちろんのこと、それぞれのソフト間でシームレスにデータを移行できるため、多数のメーカーのソフトを組み合わせて使うよりも、より効率的に作業を行うことができるのも大きな強みの 1 つです。

・AudioDirector(音声編集)- AI 技術でよりクリアで聞き取りやすい音声へ
音声編集ソフトの AudioDirector には、「ノイズ除去」、「ヒス ノイズ除去」など、さまざまな音声補正ツールが用意されています。これらのツールを使用することで、音のざらつきを無くし、不快感を与えない音声に加工可能です。

また、通常の音声編集ソフトとして、録音やミキシングも可能ですので、たとえばバンドなどの MV 撮影等にも十分に活躍します。
・ColorDirector(動画の色編集)- より詳細な色編集でこだわりの色表現
ColorDirector は精密なカラーグレーディングが可能な色編集ソフトで、映画のような色調とスタイルを演出することが可能です。

波形スコープやパレードスコープをつかって色を数値化し、目に見えるグラフにすることで、客観的に色を認識できます。これによって正確に色編集を行い、全てのシーンで色彩の統一感を確保することができます。
また、色補正とカラーグレーディングだけにとどまらず、スタイルパターンや照明などのエフェクト機能も搭載し、レンズフレア、光線エフェクトを追加させる機能もあります。また、グリーンバック合成を行っていない映像素材でも、「グリーン/ブルーバックメーカー」を使用すると、映像素材内のオブジェクトをマスクして追跡するだけで、仮想的にグリーンバックが追加された映像素材を生成し、クロマキー合成を行うことが可能です。
Director Suite にも無料体験版が用意されているので、色や音声編集にもこだわりたい方は上記よりダウンロードして色々な機能を試してみてくださいね。
3. 拡張機能もある無料ソフト「AviUtl」

AviUtlは、有志の開発者「KENくん」によって制作され、無料で利用できる人気の動画編集ソフトです。無料ながら高性能で、カット編集やエフェクト追加など幅広い機能が備わっており、長年にわたり多くのユーザーから支持を集めています。 個人による開発のため頻繁なアップデートはありませんが、直近では6年ぶりにバージョン更新が行われ、大きな話題となりました。軽量で使いやすい設計のため、パソコンへの負担も少なく、初心者が初めて使う動画編集ソフトとしてもおすすめです。

長所:
- 初心者にも扱いやすい操作性
- 無料でも基本機能が十分
短所:
- 定期的なアップデートがない
- 公式チュートリアルが存在しない
- 高解像度の動画編集には不向き
AviUtlでできる主な編集機能
AviUtlは無料ながらも多彩な編集機能を備えており、基本的なカット編集からエフェクトまで幅広く対応できます。代表的な機能をまとめると以下の通りです。
- 動画のリサイズ(アスペクト比変更):YouTubeやSNS用にサイズを最適化可能
- トリミング・カット・結合:不要なシーンを削除したり、複数の動画を1本にまとめられる
- 回転・反転・色の反転:映像の向きの変更や色の反転が可能
- 字幕の追加:テキストを挿入し、簡易的なテロップ制作も可能
- 画像や音声の挿入:複数の音声や画像を動画内に組み込める
- エフェクト加工:モザイク、ノイズ、ブラー、アニメーション効果など
- 再生速度の調整:倍速再生・スロー再生・逆再生に対応
- 音声編集:音量調整やエコー、リバーブなどの加工
- 色調補正・フィルタ:カラーグレーディングやフィルタの適用が可能
- エンコード:完成した動画を書き出して保存できる
プラグインでさらに機能拡張
AviUtlはプラグインを導入することで、より高度な編集も実現できます。
- モーショントラッキング:対象を自動追尾する機能
- ロゴ透過処理:透明ロゴの除去
これらを組み合わせることで、無料ソフトとは思えないほど本格的な動画編集が可能になります。
AviUtlはここから無料でダウンロードできます。
4. 上級者向けで複数人編集も「DaVinci Resolve」

DaVinci Resolveは、Blackmagic Designが開発した非常に高機能な動画編集ソフトウェアです。プロフェッショナル向けのツールとして知られており、映像制作のさまざまなニーズに応えることができます。このソフトウェアは、動画編集、カラーグレーディング、オーディオ編集、モーショングラフィックスなど、幅広い機能を一つのプラットフォームに統合しています。特にカラーグレーディング機能は業界トップクラスで、色調整やエフェクトを駆使して映像の雰囲気を大きく変えることが可能です。
直感的なユーザーインターフェースを採用しており、初心者でも比較的簡単に操作を学ぶことができる一方で、プロフェッショナル向けの高度な機能も充実しています。特に、Fairlightというオーディオ編集モジュールや、Fusionによるモーショングラフィックスの機能が強力で、映像と音声の調和を図ることができます。
さらに、基本機能が無料で利用でき、必要に応じて有料版(DaVinci Resolve Studio)にアップグレードすることも可能です。これにより、予算に応じた柔軟な選択ができ、さまざまなプロジェクトに対応できます。

長所:
- 高度なカラーコレクション
- マルチユーザーコラボレーション
- 質の高いポストプロダクション・オーディオツール
- フェアライト社製オーディオ編集ツール
- モーショングラフィックス
短所:
- 習得に時間がかかる
- 動作にはスペックの高いパソコンが必要
- すべての機能を使用するには有料版が必要
- プランが買い切りのみで高価
DaVinci Resolve はここから無料でダウンロードできます。
有料版で使えるようになる機能- UHD(4K)や60fps以上のタイムラインとレンダリング:超高画質で動画作成
- ノイズ除去
- 複数のAIベースのツール
- クリーンフィードでのモニター出力:編集画面を外部モニタに全画面で表示する機能
- IMF形式での書き出し
- 多数のResolve FX(エフェクト)
- 没入型オーディオ
- Superscale(高解像度スケーリング):拡大してもAIでキレイに
- マジックマスク:人物や物を簡単に切り抜き
- リモートグレーディング:分割クリップを自動リンクし、1つの調整を全クリップに反映
- エンコーダープラグイン:書き出し形式や画質を自由に選択
- ワークフローやアセット管理との統合:ローカル・リモートのアセット管理や自動化システムと接続可能
5. 動画編集ソフトの定番「VideoStudio」

VideoStudioは、Corel社が開発した初心者から中級者向けの動画編集ソフトです。
操作画面は直感的でわかりやすく、動画編集が初めての方でもスムーズに使いこなせるように設計されています。このソフトウェアは、基本的なカット、トリム、結合などをはじめ、トランジションやエフェクト、タイトルの追加が簡単に行えます。多様なテンプレートやエフェクトライブラリが用意されているので、それらを使うことで簡単にオリジナルの動画を作ることができます。

人気の機能としては、モーショントラッキングや 360 度動画の編集、マルチカメラ編集などがあります。また、オーディオ編集機能も充実しており、BGMの調整や効果音の追加も簡単に行えます。
特徴的なのは、VideoStudioが買い切り型のライセンスで提供されている点です。サブスクリプションではなく永久ライセンスなので、長く使いたい人におすすめ。ただし、最新機能を利用したい場合は、新しいバージョンが発売されるタイミングでアップグレード購入が必要になります。
30 日間の無料体験版はここからダウンロードできます。

長所:
- 初心者向けの操作性
- 360°動画編集に対応
- 豊富なテンプレートとエフェクト
- テンプレートやエフェクトが豊富
- 30 日間の無料体験版
- 日本の代理店サポート
短所:
- 買い切り版のみ
- プロ向けの高度な機能は少なめ
- PCスペックによっては動作が重いことがある
- 日本語のチュートリアルが少ない
Video Studio でできること
- 自動字幕生成
- HD、4K、360 度ビデオ対応
- フェイス エフェクト
- DVD への書き込み、DVD作成
- マスク クリエーター (Ultimateのみ)
- カラー グレーディング (Ultimateのみ)
- 手ブレ補正 (Ultimateのみ)
6. Windows標準搭載「Clipchamp」

Clipchamp は、Microsoft が提供するブラウザベースの動画編集ソフトです。ハイスペックなパソコンがなくても使えるので、初心者でも気軽に動画編集を始められます。2022 年からはWindows 11 に標準搭載されており、もし搭載されていない場合でも「デスクトップアプリ」をダウンロードすればすぐに利用可能です。
無料版でも、条件を満たせば透かしなしで書き出せるので、初心者には特におすすめです。
特徴としては、UI がシンプルなので使いやすく、使いたい機能を簡単に見つけることができます。また、AI を使って動画を自動で作る機能や、AI による音声読み上げ機能、字幕作成機能もあり、 80 以上の言語に対応しています。
無料プランでは動画の数に制限はありませんが、無料プランの場合はフォントやエフェクトの数がとても限られています。また、4K (UHD)での書き出しなどをする場合も有料プランに加入する必要があります。

長所:
- ブラウザでもデスクトップでも使える
- 豊富なテンプレート
- 無料版でも条件次第で透かしなし書き出し
- シンプルな UI
短所:
- 4K(UHD)書き出しはプレミアムプランが必要
- 無料版ではフォントやエフェクトの種類が少ない
- 複雑な編集には向かない

Clipchamp では画面録画なども可能です。無料版では、1 本 30 分までの録画が可能です。

Clipchamp には AI を使った動画自動作成機能も搭載されています。
作りたい動画や写真をアップロードし、好みのスタイルや音楽を選ぶだけで、AI が自動で動画を作ってくれます。


7. 高性能な無料版も使える「Lightworks」

Lightworks は無料で使える動画編集ソフトです。
特徴としては、Windows、Mac、Linux に対応しており、さまざまな環境で使用することができます。無料版でも、カット編集・エフェクト・合成・色補正・サウンド調整など、基本的な編集機能はしっかり搭載。ただし、書き出しは720p(1280 x 720)までの制限があり、FHD(1980 x 1080)や4K(3840 x 2160)で書き出したい場合は、有料版の購入が必要です。
映画編集などプロ向けの現場でも使われることがあり、中級~上級者向けの動画編集ソフトです。

長所:
- 高精度のビデオトリミング
- プロレベルの編集機能
- マルチカム対応
- 商用利用可能
- 透かし無し
短所:
- 無料版では 1280 x 720(解像度:720p)までの動画しか編集できない
- 無料版では 4K の書き出しができない
- 使いこなすのが難しい
- 日本語でのチュートリアルや、情報が少ない
【プロ向け】Windows 動画編集ソフトおすすめ 3 選
1. プロ向け本格動画編集ソフト「Premiere Pro」

Premiere Pro は、Adobe 社が提供するプロ向けの動画編集ソフトです。
テレビ番組の制作現場や世界中のクリエイターが愛用しており、動画編集の副業や仕事でもスキルとして求められることが多いソフトです。
Adobe の他製品(After Effects や Photoshop など)との連携がしやすく、動画編集に多くの時間を費やす方には特におすすめです。
ただし、年契約で月額 3,280 円とやや高めなので、本格的に編集する予定がある方向けのソフトと言えます。

長所:
- 結婚式のムービーから映画まで幅広い編集が出来る
- 使いやすい UI
- Adobe他製品との連携がしやすい
- チュートリアルや解説が豊富
- 便利な AI 機能搭載
短所:
- 料金が高め
- 機能が多く、中級~上級者向け
- 買い切り版はなく、サブスクリプションのみ
Premiere Pro の料金はこちら。
Premiere Pro 単体プラン | 月額料金 | 年間料金 |
---|---|---|
月間プラン | 4,980 円 | 59,760 円 |
年間プラン(毎月払い) | 3,280 円 | 39,360 円 |
年間プラン(一括払い) | 2,890 円 | 34,680 円 |
プロ向けということもあり、金額は高めに設定されています。
また、最近の Premiere Pro では、AI 機能が充実しており、以下のような作業が簡単に行えます。
- 自動字幕起こし
- 「えっとー」などといったフィラーワードや、無音部分を自動でカットする機能
- 尺が足りない動画を AI で補う「生成延長」
さらに、Premiere Rush を併用することで、クラウド保存した動画を外出先のタブレットやスマホで編集することも可能。パソコンで途中まで作業した動画の続きを、どこでも仕上げられます。
また、多数のファイル形式に対応しているため、Adobe の他ソフトで作成した PSD や AI ファイルも直接読み込めるので、とても便利です。
2. 業界でも人気の映像編集ソフト「Vegas Pro」

VEGAS Pro は現在M AGIX 社がリリースしているプロ向けの動画編集ソフトです。もともとは Sony Creative Software が開発しており、元々、映像や音楽に強く自ら映像スタジオなどを所有する SONY が開発しているだけあって、操作性や動作の軽快さなどの面で映像制作のプロに使い易い工夫がされているのが特徴です。
プロ向けソフトなので、初心者やこれから動画編集を始める方には、使いこなすまでに少し時間がかかるかもしれません。
VEGAS Pro には、基本的な編集機能が揃っているのはもちろん、高解像度化してくれる「アップスケーリング」や「自動文字起こし」「音声読み上げ」「白黒映像のカラー化」などの AI 機能も充実しています。

長所:
- AI 編集機能
- 多彩な編集機能
- 高度な機能を簡単に習得できる
- カラーコレクションとオーディオ編集
- 日本の代理店サポートあり
- サブスクと買い切りの両方に対応
- 30 日間の無料体験版
短所:
- 初心者にはやや使いづらい
- 価格が高め
- チュートリアルや情報が少ない
- 無料体験版は日本語非対応

3. 初心者にも使いやすいFilmora(フィモーラ)

Wondershare の Filmora は、初心者にも使いやすい有料動画編集ソフトです。
直感的に操作できるインターフェースで、年間 6,980 円からと手に取りやすい価格なのも魅力。
日本語にも対応しており、YouTube 等のチュートリアルなども充実しているため、今まで動画編集をしたことがない方でも使いやすい動画ソフトとなっています。
近年、Filmora にも様々な AI 機能が搭載され、画像から動画生成、BGM ジェネレーター、AI 画質補正、AI 翻訳、自動文字起こしなど、動画編集の効率を上げる便利な機能が多数搭載されています。
Filmora は普段動画編集をあまりしない人でも気軽に使えるソフトなので、結婚式に流すムービーや、SNS 向けの動画、ホームビデオ、企業の PR 動画などの作成にオススメです。

長所:
- 初心者でも使いやすいシンプルな UI
- 多数の AI 編集機能
- サブスクと買い切りどちらもある
- 料金がお手頃
- テンプレートやステッカーが多数ある
短所:
- あくまで初心者~中級者向けであり、高度な動画制作には向かない
- 無料版は透かしが入る
- 動画編集の案件には指定されにくい
料金プラン | ベーシック年間プラン | アドバンス年間プラン | 永久ラインセンス(買い切り型) |
---|---|---|---|
月間プラン | 6,980 円/年 (税込み) | 7,980 円/年 (税込み) | 8,980 円 (税込み) |
Filmora には無料版もありますが、動画には大きくロゴの透かしが入ります。
そのため、あくまで購入前に操作感を試すために使う程度に考えておくのがおすすめです。

動画編集ソフトについての Q&A
Windows 10 には無料の動画編集ソフトがついている?
Windows 10 には、動画のトリミング、テキストや音楽の追加、オーバーレイ効果、 3D オブジェクトの組み込みなどができる基本的なビデオ エディターが搭載されています。Windows の検索バーに「ビデオ エディター」と入力すると、プログラムが表示されます。
ただし、基本的な機能しかそろえていないので、配信サイト等に投稿する用の動画を作成する際には他の編集ソフトを使ったほうが良いです。
Windows 10 にムービーメーカーはついている?
Windows にはかつてムービーメーカーが内蔵されていましたが、現在はダウンロードすることができません。代わりに、Windows Photos アプリ版、Movie Maker Online、または上記の Windows 互換プログラムで動画を編集することができます。
まとめ
現在、市場には何十種類もの無料の動画編集ソフトが存在しますが、ソフトによって機能の搭載の有り無し、長所と短所、扱いやすさに違いがあります。上記で紹介したソフトはいずれも無料なので、まずは試してみることができます。
紹介したソフトの中でも、PowerDirector が特におすすめです。初心者でもとても使いやすく、最新の AI 機能が多数搭載されているので、高速に、また高精度な仕上がりを可能にしてくれます。この機会に試してみたい方は以下よりまずは無料体験版をダウンロードしてくださいね!
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