【無料】モーショングラフィックスとは?おすすめ動画編集ソフト5選【2024年最新版】
皆さんは「モーショングラフィックス」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?
もし「モーショングラフィックス」を聞いたことが無くとも、大好きなアーティストのミュージックビデオや映画、 TV などで日常的に見かけてると思います。
「モーショングラフィックス」とは文字やロゴ、イラスト、写真などに動きや BGM を加えたもので、動画を作る側からすると短時間で非常に効果的に動画の見栄えを良くすることができます。
そこで今回は、モーショングラフィックスについての解説や、作り方、そして実際に作成できるソフトをおすすめ順にご紹介していきます。
- モーショングラフィックスとは?
- 「モーショングラフィックス」が編集できるおすすめソフト 5 選
- 1位.モーショングラフィックスが簡単に編集できて本格的な作品を可能にする「PowerDirector」
- 2位.高度な特殊効果やモーショングラフィックスが編集できるプロ向けの「After Effects」
- 3位.モーショングラフィックスを含む様々な動画編集機能が完全無料で使える「AviUtl」
- 4位.プロ仕様で映画の様なハイレベルな編集ができる「DaVinci Resolve」
- 5位.3DCG アニメーションの作成・編集が無料でできる「Blender」
- 簡単!おしゃれ!モーショングラフィックスを編集する方法
- まとめ
モーショングラフィックスとは?
モーショングラフィックスとは、冒頭でも少し触れましたが、文字やイラスト、図形、ロゴ、写真などに動きを加え、その動画のイメージや動きに合わせた BGM をや音を加えて動画にしたもののことを言います。
そして、モーショングラフィックスを効果的に利用することで、動画のイメージや登場人物達の気持ちを視聴者達に、より分かりやすく伝えることができます。
その性質上、特に瞬間的に視聴者の注目を集めたい SNS での動画や広告、 Web サイトのトップページなどに効果的です。
「モーショングラフィックス」が編集できるおすすめソフト 5 選
1位.モーショングラフィックスが簡単に編集できて本格的な作品を可能にする「PowerDirector」
PowerDirector(パワーディレクター)は、 8 年連続で BCN アワードの最優秀賞を受賞している国内販売本数 No.1 の人気動画編集ソフトです。個人からプロ、また企業にも幅広く使用されています。
動画編集に必要な機能は全て完備しており、動画編集の初心者でもわかりやすい UI 配置や独自の AI 技術を多用した編集機能などの補助で、難しい学習過程を経ることなく直感的な操作でプロ顔負けの映像作品を作り出すことが可能です。 また、日本語のサポートも充実しているので、安心して使用することができます。
モーショングラフィックスに関しても、多種多様なテンプレートが用意されており、それらを使うことで簡単にビデオに入れることができます。
▲ 操作画面が分かりやすく、テンプレートをお好みに編集するだけでおしゃれなモーショングラフィックスを簡単に入れられる!
また、優秀な AI 編集補助により、自動文字起こし以外にも動く人や物にモザイクや吹き出しなどを追従させる「モーショントラッキング」や曇り空を晴天に置き換える「空の置き換え」、風切り音などを自動で除去する「ウィンド除去」など、プロのような動画編集を数クリックで行うことができます。
PowerDirector は無料体験版が提供されており、 動画制作に必要な基本機能から独自のユニークな機能まで、すべて体験することができます。
このあとご紹介する「簡単!おしゃれ!モーショングラフィックスを編集する方法」では、このソフトを使いながら解説します。 気になる方は是非この機会に上記リンクより無料体験版をダウンロードして、一緒に試してくださいね。
2位.高度な特殊効果やモーショングラフィックスが編集できるプロ向けの「After Effects」
Adobe After Effects(アドビアフターエフェクト)は、クリエイターやアーティストでは知らない人が居ないと言われる Adobe が開発したモーショングラフィックや合成を行うソフトです。
特徴としては Adobe が展開するその他の編集ソフト( Photoshop や Illustrator )との親和性が高く、それらで使用する素材や写真を使って、アニメーションを作ったり、素材に動きを付けたり、特殊効果を付けることが出来ます。
ただ、 Adobe のソフトの例にもれず、月額制の使用料を支払う必要があり、仕事で使う方に向いていると言えるでしょう。
3位.モーショングラフィックスを含む様々な動画編集機能が完全無料で使える「AviUtl」
AviUtl(エーブイアイユーテル、エーブイアイユーティル)は日本人が開発し無料で提供している動画編集ソフトで、「完全無料」な点が大きな特徴です。プラグインを導入することで様々な機能を追加することができます。また、連携しているフリーソフトも多く、例えば「ゆっくりMovieMaker」などのソフトと連携する事で YouTube などで見かける「ゆっくり動画」を簡単に作る事もできます。
Windows95 の時代に開発されたソフトにプラグインで様々な機能を追加しているため、動画編集ソフトとしては動作が非常に軽く低スペックな PC でもサクサク動くという特徴もあります。
しかし無料なだけに、サポートはほとんどなく、動画を書き出す(レンダリング)作業をするためにも「拡張編集プラグイン」をインストールする必要があります。その為、ある程度の PC の知識が必要でしょう。
4位.プロ仕様で映画の様なハイレベルな編集ができる「DaVinci Resolve」
DaVinci Resolve(ダビウンチリゾルブ)は、ハリウッドなどのプロの現場でも使われる映像機器メーカー Blackmagic Design 社が開発した動画編集ソフトです。 特徴的なのは、 Adobe 社のソフトと連携が行える点でしょう。操作や UI は複雑ですが、慣れると非常に高度な編集を行うことができます。その為、おすすめ 2 位でご紹介した After Effect 同様に、すべての機能を使うには高価な使用料を支払う必要があります。
5位.3DCG アニメーションの作成・編集が無料でできる「Blender」
Blender(ブレンダー)は、無料で提供されている非常に高度な 3DCG アニメーション編集ソフトです。
3D モデルの作成やレンダリング、そして作成した 3D モデルによるアニメーションなど無料とは思えないほどたくさんの高度な機能が使えます。ただし、このソフトの主な目的は「3D」のため、他のソフトに比べるとはるかに使用方法が難しくなります。もし簡単に動画にモーショングラフィックスを導入したいだけであれば、 1 位でご紹介している PowerDirector などを選ぶ方が良いでしょう。
モーショングラフィックスを編集する方法
それでは、実際にソフトを使ってモーショングラフィックスを編集する方法について解説していきます。
なお、この項ではおすすめ 1 位でご紹介した PowerDirector を使います。
PowerDirector には無料体験版がありますので、一緒に試してみたい方は下記リンクからダウンロードしてください。
▲ 動画での説明はこちら!
ステップ 1:編集したい動画をソフトに読み込みましょう
PowerDirector を起動し、編集したい動画を読み込んだら、タイムラインへ移動しておきましょう。
ステップ 2:お好みのタイトルを選び、サイズや位置を調整しましょう
左側メニューの「タイトルルーム」から「すべて表示」を選びます。
たくさんの種類のテンプレートがありますので、動画のイメージにあった物を選び、タイムラインにドラッグ & ドロップで追加します。
今回は「ヴィンテージ タイトル 18」というテンプレートを選択します。
タイムラインに追加したタイトルのクリップをダブルクリックしてタイトルデザイナーを開きます。
タイトルの四隅のどれか 1 つをドラッグするとタイトルのサイズを調整でき、タイトル自体をドラッグすることで位置を移動することができます。ここでは、サイズを小さくして被写体に被らないように右側の空いてるスペースに配置します。
ステップ 3:文字の色やフォントを変更してみましょう
テンプレートの文字を変更するには、ドロップダウンメニューから変更したい文字列を選択します。
下のボックスの中で文字列を好きなように変更します。
今回は「VINTAGE」という文字列を「カフェタイム」に、「PREMIUM QUALITY PACK」を「忙しい間のひととき」に変更してみました。
フォントを変えたい場合は、「フォント」のドロップダウンから使いたいフォントを選び変更します。
「カフェ タイム」は「つきみ丸ゴかな」に、「忙しい間のひととき」は「851手書き雑フォント」というフォントに変更してみます。
この2つのフォントが見つからない場合、また、他のフォントを使いたい場合は、CyberLink アプリケーション マネージャーからフォントをダウンロードできます。
さらに、文字やグラフィックの色(図形の色)なども変更することができます。
背景になる動画の色と同系色だと文字が読みにくくなってしまうため、動画の色と合わない場合は変更しましょう。
ここでは、文字の色だけ変更します。
下図の通り、モーショングラフィックのタイトルを入れるだけで、とっても雰囲気のあるおしゃれな動画になりましたよね♪
他のサンプルも見てみましょう。
このように、テレビ番組や YouTube で見るようなおしゃれなモーショングラフィックスをとっても簡単に入れることができます。
オープニング・エンディング動画テンプレートを使用する方法
PowerDirector には、オープニングやエンディングで使える様々なテーマの動画テンプレートも多数用意されています。これらにもモーショングラフィックスが使われており、それらを使うことで注目を集めるビデオ作品に仕上げることができます。
ステップ 1:テンプレートを選びましょう
PowerDirector を起動したら、左側のメニューから「オープニング/エンディング動画テンプレート」を選択します。
今回は「エンディング」カテゴリー内から好きなテンプレートを選んでください。
今回は下図のテンプレートを使います。
イメージに近いテンプレートが見つかったら、タイムラインにドラッグ & ドロップで移動します。
この時、「エンディング動画デザイナー」を開くか、確認のポップアップが出ますので、「はい」をクリックします。
ステップ 2:文字を変更しましょう
テンプレートで使われている文字は、簡単に変更できます。
変更したい場合は、変更したい文字列を選択し、好きな文字に書き換えるだけです。
今回は「チャンネル登録お願いします」に変えてみます。
この時、フォントも変更できます。
今回はフォントを「ベストテン-CRT」というフォントに変更してみました。
ステップ 3:タイムラインに配置しましょう
編集が完了したら、「タイムラインに追加」をクリックします。
タイムラインに追加されたら、本編の後ろに配置しましょう。
PowerDirector は、オープニングとエンディングに使えるテンプレートが多数用意されていて、自由にカスタマイズすることができます。
ほんの数ステップの簡単操作で、オリジナリティー溢れるかっこいい動きのついたモーショングラフィックスを作ることができます。
まとめ
今回は、視聴者の注目を簡単に集められる動画テクニック「モーショングラフィックス」について、またその使い方や編集方法とおすすめ動画編集ソフトについて解説しました。 このテクニックは使いこなせれば、様々なシーンで活用することができますので、ぜひ習得して使ってみてくださいね。
なお、おすすめ 1 位でご紹介した PowerDirector は、長年 BCN で最優秀賞を受賞している大人気動画編集ソフトです。その秘訣は初心者にも使いやすいように設計された UI や徹底したサポート、そしてプロの動画編集にも使えるほど高度な機能の数々でしょう。
PowerDirector には全機能が試せる無料体験版が用意されていますので、ぜひこの機会に下記リンクよりダウンロードして使ってみてくださいね。