【無料】フリー画像・写真素材をダウンロードできるサイト5選【2024年最新版】
広告や作品などを作る際、欠かせないのが「フリー画像・写真素材サイト」ですよね。
ポスターやバナーにイメージやシーンに合った写真や画像を挿入することで、作品の完成度や閲覧者からの注目も格段に変わります。
フリー画像/写真素材をダウンロードできるサイト5選と、有料級フリー素材が実質無料で利用出来る方法を紹介します。
「無料」と「ロイヤリティーフリー」って違うの?
「無料」と「ロイヤリティーフリー」を混同している人がいます。しかし両者には明確な違いがあるのです。
ここを間違えて解釈していると「著作権法違反」など面倒くさい事に巻き込まれる事もしばしばありますので、この機会に両者の違いを知っておきましょう。
・素材ダウンロードサイトにおける「無料」とは
文字通り、無料でダウンロードができるという意味です。
しかしと無料だからといってなりふり構わず使っていいものではなく「パブリックドメイン」のもののみ自由に利用可能です。
「パブリックドメイン」とは「すでに著作権の有効期限が切れているか、権利が放棄されたため、著作権が無い」写真や音楽、動画などの事を指します。
また、作品の作成者が最初から著作権を主張しなければ「クリエイティブ・コモンズ・ゼロ・ライセンス(CC0)」と表示されている場合があります。
CC0 となっている動画に関しては、許可や帰属を求めることなく、配布、コピー、および商用または個人的な使用に使用できることを意味します。
・素材ダウンロードサイトにおける「ロイヤリティーフリー」とは
写真画像、音楽や動画などの著作物の使用許諾の方式のひとつで、使用するたびに許諾を得るのではなく、1度の購入手続きで利用期限や使用回数を気にせず使い回せるよう設定されている素材もしくはライセンスの事を指します。
使用は「フリー(無料)」だが「許諾」に料金が発生する、ということになります。
多くの素材ダウンロードサイトがこの方式を利用しています。
「許諾範囲」に制限が設けられている(逸脱する場合は別途料金が必要になる)場合もあるので注意が必要です。
この辺はサイトごとに違うので「許諾」をよく読んでから購入するようにしましょう。
オススメ「フリー画像・写真素材ダウンロードサイト」5選
それでは、さっそくオススメ「フリー画像・写真素材ダウンロードサイト」を紹介していきます。
1. gettyimages
1億点以上のロイヤリティーフリー画像、写真、動画が揃っている素材サイトです。日本語を含め15言語50か国以上で展開されており、企業からの信頼もあるサイトです。
素材はどれもプロが作成したものばかりで素材品質の高さが人気です。
価格はパックにもよりますが、中解像度の場合 10 点 215ドル(約25,000円)という設定になっています。
gettyimages が無制限に使える写真編集ソフト「PhotoDirector」
ちなみに CyberLink 社の写真編集ソフト「PhotoDirector 365 」では、この gettyimages の一部画像が無料で使い放題となっています。
一部といっても数百万点以上あり、他の有名写真編集ソフトと同等の編集機能を備えているので、高い編集ソフトやフリー素材を購入するのはハードルが高いという初心者におすすめの写真編集ソフトです。
「PhotoDirector 365」は月額約400円で購入でき、無料の体験版がダウンロードできますので、気になる方はぜひダウンロードして使ってみてください。
2.Pixta
「日本最大級の画像素材サイト」との売り文句で有名な素材ダウンロードサイトです。
「画像素材サイト」となっていますが「ストックフォトプロバイダー」の要素が強いため、ストックされている素材にはプロの作品だけでなく素人の作品も混ざっています。
しかし海外系の素材サイトだと被写体が外国人の事が多いなか、日本人の被写体が揃っているため、日本人的には使いやすい素材サイトとも言えます。
3.Pixabay
多くの無料写真素材をダウンロードできるダウンロードサイトです。
こちらは、素材ダウンロードサイトであると同時に、自分の作成した作品をアップロードできるサイトでもあり、このようなサービスを「ストックフォトプロバイダー」と呼びます。
素人でも自分の作品をアップロードできるため、作品の画質や品質が高くない場合もあります。
ちなみに Pixabay は1位で紹介した「iStock by gettyimages」がスポンサーをしており、そちらはプロの作成した高品質な素材が揃っています。
4.Pexels
こちらも「Pixabay」と同様に「ストックフォトプロバイダー」です。
「Pixabay」と同様の理由で、素材の質が高くない場合もありますが、提供する素材量がありますので、じっくり探せばイメージ通りの写真を見つける事ができるでしょう。
また、元々ドイツで始まったサービスのため、日本語での検索で欲しい素材を探すにはコツが必要かもしれません。
5.Photo AC
こちらも「ストックフォトプロバイダー」です。
日本のサービスとなりますので、日本人モデルや日本の風景が多いのが特徴で、日本の動画やブログに使いやすい点では評価が高いでしょう。
ダウンロードには会員登録が必要ですが、登録することで低解像度の素材を1日5点までダウンロード可能になり、さらに課金する事で制限なしに素材をダウンロードできます。
人物が写っている写真も「モデル許可済み」ですので、商用利用にも使いやすいのは嬉しいところ。
まとめ
オススメ「フリー画像・写真素材ダウンロードサイト」を5選ご紹介させていただきました。
しかし、どのサイトでも「許諾」を読んだり欲しい写真ごとに料金を支払ったり、ライセンス表示が必要だったりと意外と煩わしい事が多いですよね。
画像作品や広告バナー、フライヤーなどを制作している方には、gettyimage の無料素材も多く使える「PhotoDirector 365」をおすすめします。 世界中で2億人以上に愛用される大人気の写真編集ソフトですが、素材まで使い放題なんてお得ですよね。
「PhotoDirector 365」には体験版もありますので、ぜひインストールしてその実力を試してみてください。
FAQ
フリー画像・写真素材に関するよくある質問
1. パブリックドメインの画像を見つけるにはどうすればよいですか?
Google でパブリックドメインの画像を検索するか、この記事に記載されているサイトの1つにアクセスしてください。
ご利用の際には、使用制限や帰属要件などを確認するために、サイトのホームページにある「許諾」や「規約」部分を必ず読んでください。
2. NASA イメージはパブリックドメインですか?
NASA には、無料で使用できる独自の画像およびビデオライブラリがあります。ほとんどのNASAイメージはパブリックドメインと見なされますが、ルールとガイドラインの長いリストが適用されます。
たとえば、NASA のロゴや宇宙飛行士の画像を無断で使用することは許可されていません。
NASA 自体が製品を推奨していると見なされない限り、広告で NASA 画像を使用することは許可されています。使用ガイドラインについては、NASA イメージのホームページの下部にある「使用要件」をご確認ください。
3. 画像がパブリックドメインにあるかどうかはどうすればわかりますか?
米国では著作権表示は不要になりました。そのため、画像に通知が記載されていないからといって、著作権がないとわけではありません。
「Catalog of Copyright Entries」で画像を検索できます。 1925年以降に出版された作品がパブリックドメインにあるかどうか、著作権を登録した人、および著作権が何をカバーしているかを知ることができます。
米国連邦政府の従業員が仕事の一環として作成した画像はすべてパブリックドメインです。
また、作成者がパブリックドメインとしてアップロードした画像で、その旨を書面で通知したものは、無料で使用できると見なすことができます。
4. パブリックドメインの画像を商業目的で使用しても大丈夫ですか?
基本的には、パブリックドメインの画像は商用利用可能であると考えられますが、注意点があります。
たとえば、パブリックドメインの画像に顔や人物を識別可能な映像が含まれている場合、たとえその人物が死亡していても、許可なく商業目的で使用することはできません。
5. プロジェクトのパブリックドメイン画像が見つからない場合はどうすればよいですか?
PC であれば PhotoDirector 365 を、スマートフォンであれば モバイル版 PhotoDirector をダウンロードするだけです、PhotoDirectorではや「iStock by gettyimages」と提携し、何百万もの画像、グラフィック、写真、クリップアートを探して使用する事が可能です。
6. クリエイティブコモンズライセンスとは何ですか?
クリエイティブコモンズライセンスとは、クリエイターの著作権を保護しながら、他の人がそれらの作品を使用できるようにしています。
クリエイティブコモンズライセンスにはさまざまなレベルがあります。特に、商用利用を許可するものと許可しないものがあります。
作品の所有者が帰属を含むすべての権利を放棄している、クリエイティブコモンズゼロ(CC0)ライセンスもあります。 CC0ライセンスで動作するものはすべて、パブリックドメインと見なされます。
7. パブリックドメインの素材の使用について問題がありますか?
はい、素材が信頼できる信頼できるサイトからのものでない場合、その素材パブリックドメインではない可能性があります。もし、使用した素材が実際にはパブリックドメインではなかった場合、法的な問題に発展する可能性もあります。ですので、素材のダウンロードは信頼できるサイトからのみ行うようにしましょう。
8. パブリックドメイン音楽はどこにありますか?
パブリックドメインの音楽サイトは検索すれば大量に探し出すことが出来るでしょう。しかし使用する際には「許諾」や「規約」部分を注意深く読む必要があります。なぜなら多くのサイトでは、さまざまなライセンスと使用制限が混在する音楽が含まれています。
ロイヤリティフリーのストックミュージックサイトは安全ですが、引き換えに高価です。なかには月額約3000円ほどの課金をする必要があり、商用利用のためにさらに課金する必要があるサイトも存在します。
PowerDirector 365 は、Meta Sound Collection と提携しており多くの楽曲を無料で使用することができます。
9. パブリックドメインのビデオはどこにありますか?
パブリックドメインのビデオを見つけるのに最適なサイトのリストについては、関連記事「【無料】動画素材をダウンロードできるサイト」で紹介しておりますので、そちらをご参照ください。