【2024年最新版】おすすめ写真の色調補正ソフト 6選
近年ではスマートフォンカメラの劇的な進化により、常にカメラを持ち歩いているのと同義の現代人。
カメラが好きで持ち歩いている人はもちろん、カメラを持ち歩かない人でも綺麗な景色や感動的な一瞬を何時でも高画質で撮影できるようになりました。
しかし、せっかく撮影した画像を後で確認すると、色合いや光量がイメージ通りでは無いことが良くあります。
そんなイメージ通りに撮影出来なかった写真をレタッチ(修正)して、思い通りの色合いや輝度・明度に加工する事を色調補正と言います。
今回はそんな色調補正を思い通りに加工できるソフトをランキング形式でご紹介していきます。
なお、今回ご紹介する「色調補正ソフト」で第1位にランクインしている「PhotoDirector」は体験版が無料でダウンロードできます。
「色調補正ソフト」とはどういった物で、どんなことが出来るのかをお試しいただけますので是非ダウンロードしてお試しください。
目次
色調補正ソフトとは
色調補正とは、冒頭でも少し解説していますが、一般的に写真データの明暗や色味のバランスなどを整えることを言います。
たとえば、撮影した写真が全体的に撮影前に観ていた光景の色味と違う事が良くあります。
こうした色味の違いを最適な色合いに調整することを色調補正と言い、本来であれば高度な技術と経験が必要になる色調補正を素人や初心者でも簡単にできるように様々な機能を付加したソフトが色調補正ソフトと言います。
また、色調補正ソフトには「インストール版」と「ブラウザ版」が存在します、「インストール版」は従来の通りＰＣにインストールして使用するため、お手持ちの ＰＣ のスペックが処理速度とイコールだったり、「ブラウザ版」はネットを介して写真データをやり取りするため通信速度に依存したり、他人に一度データ送る形になるので、どうしても心理的な壁があったりと、それぞれに特徴があります。
なお、今回のランキングには「ブラウザ版」は含めておりません。
どんなことが出来るの？
最近の色調補正ソフトは、すでに解説してきました「明暗」「色味」「輝度」の調整は元より、ハイライト、中間色、シャドウ別に、色相、明度、彩度を調整することができます。
また、「ピンぼけ効果」や「ライトヒット効果」「スパークル効果」などの細かいライティングの調整や、エフェクトをボタン一つで適用したり、、ソフトによっては、カラーレイヤーを分割してずらしたり、重ねたりして無限のバリエーションを生み出して幅広い創造性を作品で表現することができます。
さらに「手ぶれ補正」や「かすみ除去」など、失敗した写真をきれいにする機能も搭載されています。。
そして重要なのは、一昔前までは PhotoShop などの使いこなすのに長年の経験や技術の習得が必要なソフトでしか出来なかった事を最近のソフトではボタン一つで出来るようになっている事です。
「写真のレタッチや色調補正は難しい」と思っている人は是非、無料でダウンロードできる「Photodirector 体験版」で、進化した「写真補正」を体験してみてください。
写真向け色調補正ソフトランキング
さて、写真向け「色調補正ソフト」について簡単に解説してきました。
「色調補正ソフト」がどういったものかで何ができるのかは理解していただけたと思います。
ここからいよいよランキングの発表を行っていきます。
是非参考にしていただき、今まであきらめていた大切な思い出写真の補正・修正にチャレンジしてみてください！
1位 PhotoDirector
PhotoDirector は世界中で 2 億人以上のユーザーがいる有名な動画編集ソフト「PowerDirector」を作っている「CyberLink 社」がリリースしている写真加工・編集ソフトです。
「色調補正機能」としては、ハイライト・中間色・シャドウ別に、色相、明度、彩度を調整する事ができ、「写真加工機能」としては、ピンぼけ効果で幻想的な雰囲気を演出したり、自然な光の輝きや煌めきからまぶしいライトまで自由に加えたり、AI 技術による空の置き換え機能で空模様を自由に変更できたり、人物写真ではワンクリックでプロ並みのレタッチが出来たりします。
プロユースにも耐える多彩な機能と初心者でも使いやすい UI、YouTube や Q＆A 等の充実したサポート、無料の体験版も用意されていて、価格も手を出しやすいお値段と文句なしの 1 位としました。
PhotoDirector は無料体験版もありますので、以下からダウンロードして、是非お試しください。
2位 GIMP
世界で最も有名な無料画像編集ソフト「GIMP」。
Photoshop を意識して作られているため、機能も似たものが多く、Photoshop に慣れている人や似た機能が必要な人、購入するとなると非常に高価な Photoshop の保存形式(PSD)を無料で編集したい方には強い味方です。
機能面では画像処理ソフトとして平均的なラインナップを揃えており、可もなく不可もなくですが、「色調補正」に関しては少々使いづらいとの評価が多いです、また基本機能以外を外部プログラム(プラグイン)に依存しているため、処理が重くなりがちです。
無料な点と Photoshop データも編集できる点、プラグインを導入する事により標準以上の編集機能を発揮する点を加点、プラグインの導入や煩雑な操作性を減点して今回は 2 位としています。
3位 PhotoShop
画像加工ソフトとしては最も有名な「Photoshop」。
言うまでもなく世界で一番有名な画像加工ソフトで、開発会社の「Adobe」が提供している他のソフトとの親和性の高さが特徴、中級者からプロユースまでカバーできる豊富な機能と加工項目魅力的ですが、初めて画像加工を行う人達にとっては、その独特の UI が高いハードルとなります。
今後「画像加工」を本職とするような人でも無い限りはこのソフトを選ぶ理由は無いかもしれません。
もちろんプロユースにも耐える豊富な機能は魅力ですが、プロでもない限りその価格対効果は低いと言えるでしょう。
プロユースにも耐える豊富な機能と蓄積された実績がその高価な価格と見合わない点と、十全に使いこなすためには経験と技術の習得が必要なため今回は 3 位としました。
4位 PhotoScape
PhotoScape は、韓国の「MOOII Tech」が開発した画像編集ソフトで、基本概念の「簡単で楽しい」の通り、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真を簡単に編集することができます。
基本的な画像編集、色調補正、切り取り、サイズ変更、印刷、GIF アニメーションなどの機能は網羅されており、基本概念の「簡単で楽しい」にたがわぬシンプルな UI が特徴。
出来る事は他に紹介しているソフトにはかなわないが、そのシンプルな UI と簡単な操作性、基本的な機能が網羅されている点、無料である事を加味して評価したが、最新のアップデートが 2019 年を最後に 2 年以上途絶えている事を減点ポイントとして考え、4 位としました。
5位 Luminar
Luminar は Skylum 社が開発した画像編集ソフトで、初級から中級者向け。
機能面はそこそこ充実しており、簡単操作で様々な効果を写真に付与できますが、その特徴的なスライダー操作を「使いやすい」と判断するか「使いにくい」と判断するかは意見が分かれるところです。
基本的な機能を網羅しているのですが、機能自体の使い方が少々わかりにくく、初心者はその操作方法を覚えるのに時間がかかるかもしれません。
中級者くらいまでカバーできる機能と、わかり易く簡単なスライダー操作で色々な効果を出せる点、買い切りプランがある点と、初心者でも手が出しやすい価格な点を評価して 5 位としています。
6位 JTrim（ジェイトリム）
ほぼ番外になりますが、入門・練習用として優秀なソフトなので6位として「JTrim」をご紹介します。
「JTrim」はかなり歴史の古いソフトで、2007 年のアップデートを最後に更新が止まっています。
しかしそのシンプルな UI や出来る事が最小限に絞られている点、古くから存在するため、逆に現在の PC でならかなりサクサクと動くなど、初心者の「レタッチ・色調補正」の入門用としてはおすすめです。
もちろんフリーソフトですので、気軽にダウンロードしてレタッチや色調補正の練習をしてみるのも良いでしょう。
絞られた機能、簡単でわかりやすい UI や動作の軽さなどを加味して、番外のおすすめと言う意味で 6 位としました。
まとめ
いかがでしたでしょうか、写真加工や色調補正といえば「Photoshop」と思っていた方も多かったのではないでしょうか。
確かに Photoshop は良いソフトですが、ソフトが使う人を選びます、機能を十全に使うためには長年の経験や習得が必要となります。もし使いこなせるようになったとしても、仕事でも無い限りはそれほどの写真加工技術や色調補正は必要ありません。
ですので、今回のランキングは初心者から中級者が使いこなせて十全な機能があり、コストパフォーマンスの高さを重視した内容となっております。
是非参考にしていただき、大事な思い出や貴重な瞬間を綺麗に残してください。
写真編集が初めてという方には、かんたんな操作で本格的な写真編集ができる PhotoDirector をおすすめします。写真の管理・整理、色調補正にも最適です。
