CyberLink Logo
Image
PowerDirector
詳細を見る無料ダウンロード

【無料】動画の背景を透過する方法|AI 自動背景透過・クロマキー合成のやり方【2026年最新版】

最終アップデート 2026年 8月 18日 - by Hiroshi

動画の背景を透過する方法には、主に「AI 自動背景透過」と「クロマキー合成」の 2 種類があります。

クロマキー合成は、グリーンバックなど単色の背景で撮影し、その色の部分を透明にして別の背景と合成する方法です。映画や動画制作でも使われる定番の編集方法ですが、最近ではスマホアプリでも手軽に使えるようになっています。

一方、AI 自動背景透過は、アプリが人物や被写体を自動で認識し、背景だけを削除する方法です。
グリーンバックを用意しなくても使えるため、スマホで撮影した動画の背景を変えたいときにも便利です。

この記事では、PowerDirector アプリを使って、動画の背景を透過する方法を初心者の方にも分かりやすく紹介します。AI 自動背景透過とクロマキー合成の違い、きれいに仕上げるコツ、よくある質問もあわせて解説します。


もくじ:


1|動画の背景透過とは?AI とクロマキー合成はどっちがいい?

動画の背景透過とは、動画に映っている人物や被写体を残したまま、背景だけを透明にしたり、別の画像や動画に置き換えたりする編集方法です。

動画の背景除去と合成の例

たとえば、ゲーム実況でゲーム画面の上に実況者だけを表示したり、SNS 用の動画で人物の背景を変えたり、商品紹介やプレゼン動画で見せたい被写体だけを目立たせたりする場面で使われます。

動画の背景を透過する方法には、主に「AI 背景除去」と「クロマキー合成」の 2 種類があります。

AI 背景除去は、アプリが人物や被写体を自動で認識し、背景だけを削除する方法です。グリーンバックを用意しなくても使えるため、スマホで撮影した動画の背景を手軽に変えたい場合に向いています。

一方、クロマキー合成は、グリーンバックなどの単色背景で撮影し、その色の部分を透過して別の背景と合成する方法です。撮影環境を整える必要はありますが、背景が単色で分かりやすいため、条件が合えば安定して背景を透過しやすい方法です。

PowerDirector アプリで AI で動画の背景を透過させた画面
▲ AI で動画の背景を透過
PowerDirector アプリで クロマキー合成 で動画の背景を透過させた画面
▲ クロマキー合成で動画の背景を透過

どちらを使うか迷う場合は、まずは AI 背景除去を試すのが分かりやすいです。グリーンバックなしで使えるため、初心者の方でも始めやすく、SNS 用の動画やショート動画にも使いやすいです。グリーンバックを用意できる場合や、背景をより安定して透過したい場合は、クロマキー合成を使うとよいでしょう。

この記事では、PowerDirector アプリを使って、AI 背景除去で動画の背景を透過する方法と、クロマキー合成で背景を透過する方法の両方を紹介します。


2|AI で動画の背景を透過する方法

ここからは、PowerDirector アプリの AI 機能を使って、動画の背景を透過する方法を紹介します。

AI 自動背景透過を使うと、グリーンバックを用意しなくても、人物などの被写体を自動で認識して背景を削除できます。スマホで撮影した動画の背景を変えたい場合や、別の動画・画像と合成したい場合に便利です。

PowerDirector は以下から無料でダウンロードできるので、インストールして一緒にやってみましょう!

Image
モバイル版を無料ダウンロード iOS & Android 対応

▲ 動画での説明はこちら

検証環境:iPhone、PowerDirector モバイル版、2026年 8月時点の画面で確認
※お使いの OS やアプリのバージョンによって画面の見た目が一部異なる場合がありますが、基本的な操作の流れは同じです。
※当サイトは CyberLink 社が運営しています。この記事で使用している PowerDirector は CyberLink の自社製品です。

ステップ 1:新規プロジェクトを作成し、背景を読み込む

PowerDirector アプリを起動し、ホーム画面で「新規プロジェクト」をタップします。
次に、背景にしたい動画や画像を選び、「次へ」をタップして読み込みます。

PowerDirector アプリのホーム画面で新規プロジェクトを選択する画面
PowerDirector アプリで背景にする動画を読み込む画面

 

ステップ 2:透過したい動画を追加する

下メニューの「オーバーレイ」→「動画」で、背景を透過したい人物や被写体が映っている動画を選び、タイムラインに追加します。
この動画が、背景を透過して前面に表示する素材になります。

PowerDirector アプリで動画素材を選択してタイムラインに追加する画面

※編集画面は横向きでも操作できます。「基本設定」から「UI 編集モードを変更」すると、編集画面の向きを切り替えられます。

 

ステップ 3:動画の背景を AI で透過(除去)する

追加した動画を選択し、下メニューの「背景」→「切り抜き」をタップすると、自動で AI が背景を透過させて人物だけを切り抜いてくれます。

以下のように、「切り抜き」をタップするだけで動画の背景透過(背景除去)ができました!
グリーンバックではない動画でも、AI が被写体を認識して背景を削除できます。

PowerDirector アプリの編集メニューで切り抜きを選択する画面
PowerDirector アプリで AI が動画の背景を透過処理した画面

PowerDirector では、下側のクリップが前面に表示されるため、下側に人物、上側に背景という配置にすることでうまく合成することができますよ。

 

ステップ 4:動画を保存

完成したら右上の「書き出し」→「出力」で合成した動画を保存することができます。

PowerDirector アプリで動画を書きだす方法の画面
PowerDirector アプリで動画の書き出し画面

※無料版では、書き出した動画に PowerDirector のロゴ透かし(ウォーターマーク)が追加されます。


3|クロマキー合成で背景を透過する方法

ここからは、PowerDirector アプリで、AI ではなく、クロマキー合成を使い、グリーンバックで撮影した動画の背景を透過する方法を紹介します。

クロマキー合成は、グリーンバックなどの単色背景で撮影した動画に向いています。撮影時の明るさや背景の状態が整っていれば、背景を比較的きれいに透過しやすい方法です。

ステップ 1:新規プロジェクトを作成し、背景を読み込む

PowerDirector アプリを起動し、ホーム画面で「新規プロジェクト」をタップします。

PowerDirector アプリのホーム画面で新規プロジェクトを選択する画面
PowerDirector アプリで背景にする動画を読み込む画面

 

ステップ 2:グリーンバックで撮影した動画を追加する

下メニューの「オーバーレイ」→「動画」で、グリーンバックで撮影した動画を選び、タイムラインに追加します。
この動画が、背景を透過して前面に表示する素材になります。

PowerDirector アプリでグリーンバック撮影した動画をオーバーレイで追加する画面

 

ステップ 3:「クロマキー合成」で透過したい色を選択

グリーンバック動画を追加したら、下メニューの「背景」→「クロマキー合成」をタップします。

PowerDirector アプリでクロマキー合成を選択する画面

すると、クロマキー合成の画面が表示されるので、透過したい緑色の部分をタップします。

背景の緑色が少し残る場合や、被写体の輪郭にノイズが出る場合は、「色の範囲」や「ノイズ除去」のスライダーを調整して、自然に見えるように整えましょう。
最後にチェックマークをタップしてクロマキー合成を終了します。

PowerDirector アプリでクロマキー合成の背景色を選択し、色の範囲やノイズ除去を調整する画面
PowerDirector アプリでクロマキー合成で背景色が透過された画面

 

ステップ 4:動画を保存

完成したら右上の「書き出し」→「出力」で合成した動画を保存することができます。

PowerDirector アプリで動画を書きだす方法の画面
PowerDirector アプリで動画の書き出し画面

※無料版では、書き出した動画に PowerDirector のロゴ透かし(ウォーターマーク)が追加されます。


4|動画の背景透過をきれいに仕上げるコツ

AI 自動背景透過やクロマキー合成を使うと、スマホアプリでも動画の背景を透過できます。ただし、きれいに仕上げるには、編集だけでなく撮影時の環境も大切です。

ここでは、背景透過用の動画を撮影するときに意識したいポイントを紹介します。

1. 背景と被写体の違いが分かりやすい場所で撮影する

AI 自動背景透過では、アプリが人物や被写体を自動で認識して背景を削除します。そのため、背景と被写体の色や明るさが似ていると、輪郭がうまく認識されない場合があります。

できるだけ、被写体と背景の色がはっきり分かれる場所で撮影しましょう。髪の毛や服の輪郭が背景に溶け込まないようにすると、背景透過後の仕上がりも自然になりやすいです。

2. グリーンバックはシワや影が出ないようにする

クロマキー合成を使う場合は、グリーンバックなどの単色背景を用意します。グリーンバックにシワ、影、汚れ、色ムラがあると、背景をきれいに透過しにくくなる場合があります。

壁と床をまたいで使う場合は、境目が目立たないようにゆるやかに広げ、できるだけシワが出ないように設置しましょう。カメラに映る範囲より少し大きめのグリーンバックを用意しておくと安心です。

3. 照明をできるだけ均一にする

背景透過では、照明のムラも仕上がりに影響します。背景の一部だけが暗かったり、強い影が出ていたりすると、AI が背景を認識しにくくなったり、クロマキー合成で背景色が残ったりする場合があります。

グリーンバックを使う場合は、背景全体にやわらかく均一な光が当たるようにしましょう。被写体にも別の照明を当てると、顔や服の輪郭が分かりやすくなり、合成後も自然に見えやすくなります。

4. 被写体と背景の距離をあける

被写体がグリーンバックに近すぎると、背景の緑色が顔や服に反射したり、被写体の影が背景に落ちたりして、透過後の輪郭が不自然に見える場合があります。

可能であれば、被写体は背景から少し離して立つようにしましょう。また、服や小物に背景と同じ緑色が入っていると、その部分まで透過される場合があるため注意が必要です。

5. カメラをできるだけ固定して撮影する

背景透過用の動画を撮影するときは、カメラをできるだけ固定して撮影すると編集しやすくなります。撮影中にカメラが大きく動くと、被写体と背景の位置関係が変わり、合成後に不自然に見える場合があります。

三脚やスマホスタンドを使ってカメラを固定し、撮影中のズームインやズームアウトはできるだけ避けましょう。


5|動画の背景透過に関するよくある質問

動画の背景透過とは、動画に映っている人物や被写体を残したまま、背景だけを透明にしたり、別の画像や動画に置き換えたりする編集方法です。

AI 自動背景透過を使う方法と、グリーンバックなどを使ったクロマキー合成の方法があります。

AI 自動背景透過は、アプリが人物や被写体を自動で認識して背景を削除する方法です。グリーンバックを用意しなくても使えるため、スマホで撮影した動画にも使いやすいです。

クロマキー合成は、グリーンバックなどの単色背景で撮影し、その色の部分を透過して別の背景と合成する方法です。撮影環境を整えられる場合は、背景を安定して透過しやすくなります。

はい。AI 自動背景透過に対応した動画編集アプリを使えば、グリーンバックを用意しなくても背景を透過できます。

ただし、背景と被写体の色が似ている場合や、髪の毛・服の輪郭が背景に溶け込んでいる場合は、仕上がりが不自然になることがあります。できるだけ明るい場所で、背景と被写体の違いが分かりやすい動画を使うとよいでしょう。

クロマキー合成を行うには、グリーンバックなどの単色背景で撮影した動画と、差し替えたい背景画像または背景動画が必要です。

グリーンバックにシワや影があると、背景がきれいに透過されにくくなる場合があります。撮影時は、背景全体に均一な光を当て、できるだけ色ムラが出ないようにしましょう。

背景をきれいに透過するには、被写体と背景の違いが分かりやすい動画を使うことが大切です。背景と服や髪の色が似ていると、AI が輪郭をうまく認識できない場合があります。

クロマキー合成の場合は、グリーンバックにシワや影を作らないこと、被写体を背景に近づけすぎないこと、服や小物に背景と同じ緑色を使わないこともポイントです。

背景を透過したあとに、髪の毛の周りに背景色が残ったり、被写体の一部が欠けたりする場合は、素材や設定を見直してみましょう。

クロマキー合成の場合は、「色の範囲」や「ノイズ除去」のスライダーを調整すると、背景の残りや輪郭の違和感を抑えられる場合があります。AI 自動背景透過の場合は、背景と被写体の色がはっきり分かれる動画や、明るい場所で撮影した動画を使うと改善しやすくなります。

AI 自動背景透過で認識できる対象は、使用するアプリや動画の内容によって異なります。人物は比較的認識されやすいですが、物やペットなどは、背景との違いや輪郭の分かりやすさによって仕上がりが変わる場合があります。

うまく認識されない場合は、背景がシンプルな動画を使う、被写体の輪郭がはっきり見える動画を使う、クロマキー合成を試すなどの方法があります。

はい。背景を透過した動画を、別の画像や動画の上に重ねることで、背景を置き換えることができます。

PowerDirector アプリでは、背景にしたい素材と、背景を透過したい動画をタイムライン上で重ねて配置し、AI 背景削除やクロマキー合成を使って背景を差し替えられます。

AI 自動背景透過の処理時間は、動画の長さやスマホの性能によって変わります。長い動画や高解像度の動画では、処理に時間がかかる場合があります。

処理が重い場合は、短い動画で試す、不要なアプリを閉じる、スマホの空き容量を確認する、動画を分割して編集するなどを試してみましょう。

背景透過した動画は、SNS 投稿、ショート動画、ゲーム実況、商品紹介、プレゼン動画、サムネイル用素材など、さまざまな用途に使えます。

人物だけを別の背景に重ねたり、動画の雰囲気に合わせて背景を差し替えたりすることで、より見やすく印象的な動画に仕上げられます。


6|まとめ

今回は、動画の背景を透過する方法として、AI 自動背景透過とクロマキー合成のやり方を紹介しました。

AI 自動背景透過は、グリーンバックを用意しなくても、人物や被写体を自動で認識して背景を削除できる方法です。スマホで撮影した動画の背景を手軽に変えたい場合や、SNS 用の動画を作りたい場合に使いやすい方法です。

一方、クロマキー合成は、グリーンバックなどの単色背景で撮影した動画の背景を透過し、別の画像や動画と合成する方法です。撮影環境を整えられる場合は、背景を安定して透過しやすくなります。

PowerDirector アプリを使えば、AI 自動背景透過とクロマキー合成のどちらの方法でも、スマホで動画の背景を透過できます。作りたい動画や撮影環境に合わせて、使いやすい方法を選んでみましょう。

モバイル版を無料ダウンロード iOS & Android 対応

Share this article via emailShare this article on FacebookShare this article on LinkedInShare this article on XShare this article on Pinterest