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【徹底解説】グリーンバックとは?撮影と編集方法を解説

最終アップデート 2022年 1月 1日 – by Hiroshi
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How to make and use a green screen | CyberLink

ハリウッド映画でグリーンバックが使われていない作品はほとんどないと言っても過言ではありません。『トワイライト・サーガ』『ダイ・ハード/ラスト・デイ』『タイタニック』『スターウォーズ:シスの復讐』『マトリックス』『ロード・オブ・ザ・リング』の三部作といった映画はすべて、グリーンバックの使用に大きく依存していました。実際、これらの映画において、グリーンバックがなければ制作はほぼ不可能だったと言えるでしょう。

グリーンバックの技術は、映画撮影だけに限定されたものではありません。いくつかの簡単な機材とノウハウさえあれば、自宅でも独自のグリーンバックを作成できます。YouTube向けの動画制作を行う際やSNS上での動画共有を楽しむ際においても、グリーンバックというテクニックを使えば、驚くほど迫力のある特殊効果を手軽に演出することができます。

目次:

グリーンバックとは?

グリーンバックとは、文字通り、撮影時の背景として使用される緑色のスクリーンのことです。この緑色の背景で撮影することにより、編集者または視覚効果アーティストは、ソフトウェアを駆使して緑色の背景をビデオの被写体から分離させ、背景を別の画像に置き換えることができます。

このクロマキー合成という技法により、映像制作者はさまざまな画像を重ねて、1つのまとまりある映像のように見せることができます。ニュース番組で、気象予報のリポーターが話している場面を思い出してください。スタジオでは背後にグリーンバックを置いて撮影していますが、テレビ画面上では、気象予報図が緑色のセクションに重ねられているため、リポーターは鮮やかなグラフィックを備えた巨大な液晶テレビの前に立っているかのように見えます。

テクニックが上達すれば、グリーンバックが背景に置かれていることに全く気づかれることなく別の背景を重ね合わせることが可能になります。

Green Screen with equipment | CyberLink

クロマキー合成動画を編集する方法

最近の多くの動画編集ソフトはクロマキー合成機能を搭載していますが、機能の使い勝手や編集のしやすさについてはそれぞれのソフトによって異なります。国内シェアNo.1の動画編集ソフトPowerDirectorの公式チャンネルでは、グリーンスクリーンを活用したトリック動画の作成をテーマに、クロマキー合成に必要な道具・動画素材の撮影方法~ソフトを使った編集方法、注意点までをまとめたチュートリアルが公開されています。

早速動画をみて、グリーンバックを活用したインパクトのあるトリック動画の作成にもチャレンジしてみましょう!

▶この動画で使用されているPowerDirector はここから無料ダウンロード可能です!

 

また、スマホアプリでも同様にグリーンバックとクロマキー合成が可能です。スマホで手軽にチャレンジしてみたい方は、こちらのチュートリアルを参考にしてみてください!

いづれの場合も、クロマキー合成を行う際は撮影時に可能な限り緑色の物体を置かないようにし、スクリーンのしわや光のムラに注意しましょう。合成する背景は、静止画または動画、どちらも使用可能です。

 

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グリーンバックの作り方

いままでのグリーンバック撮影は専用機材と専門技術を持ったスタッフが必要だったため、信じられないほど高額な予算を用意するのが当たり前でした。ところが今では、必要なのはグリーンバックと適切なビデオ編集ソフトだけ。ここでは、自分でグリーンバックを作成する方法をいくつかご紹介します。


グリーンバックを作成するのに必要なもの

クロマキー合成の手法に関係なく、グリーンバックの撮影を行うために必要なアイテムがいくつかあります。

  1. 緑色の背景布 - グリーンスクリーンとして機能させるためには、表面が緑色のものが必要です。素材としては、光が反射しにくいタイプの布または紙を使用するのが最適です。撮影する際、被写体の背面全体に緑色の背景が広がるよう、十分な大きさのスクリーンを用意してください。
  2. スクリーンスタンド - 撮影の背景として使われるスクリーンを吊り下げる道具が必要です。スクリーンの素材とセットに応じて、スタンド、テープ、紐などを使います。どれを選択する場合でも、スクリーンをしっかりと支えていられることが重要です。
  3. 照明 - グリーンバック映像を撮影するには、全体が均一に照らされるような適切な照明が必要です。これは十分注意していただきたいのですが、被写体に適度な明るさの光と緑の背景がないと、編集段階で背景を他の画像や動画に差し替える作業が非常に難しくなります。

市販のグリーンバックキット

すぐに使えるグリーンバックのセットを探していて、多少なりとも予算がある場合は、必要なものがすべて付属された既製のグリーンバックキットを購入するのも一つの手です。

通常、さまざまなスクリーンサイズの選択肢があり、スタンドが付いています。そして、ほとんどの場合、照明が付属したスクリーンが入っています。プルダウン、プルアップ、または展開して吊るす方法がありますが、ほとんどのキットはグリーンバックを吊るす方法でセッティングします。

ここでは、必要なものがすべて揃っていて扱いやすい、お手頃価格のキットを載せておきます。

  1. Ubesgoo スタジオキット - $148
  2. Neewer クロマキースタジオ - $116

どんなセット選ぶにせよ、必ず適切なサイズのスクリーンを用意することが重要です。セッティングするのと撤去するのは簡単なはず。また、目的や使用方法によっては、保管や運搬も難しくはないはずです。


DIYでグリーンバックを組み立てる

のグリーンバックキットを作る場合は、いくつかの選択肢があります。必要なポイントのいくつかを列挙しておきますので参考にしてみてください。


グリーンバックの素材

グリーンバックに必要なのは、緑色のスクリーンだけです。サイズは画面上で動いてもスクリーンからはみ出さない程度の十分なスペースをカバーする程度でOK。あとは素材を選ぶだけです。

背景布 は、大きな背景サイズをまかなうことができ、軽くて丈夫なので、セッティング、取り外し、保管が簡単。反射なしで簡単にライティングできる点が優れています。欠点は、しわが寄ってしまう可能性がある点です。しわができてしまうとその部分で光が屈折してしまい、合成する際にしわの跡が残ってしまいますので、常にテンションをかけて引っ張っておく必要があります。

シームレス背景紙 は、さまざまなサイズがあり、表面が滑らかで反射しないため簡単に丸めて保管でき、汚れたり破れたりした場合は簡単に廃棄できるといった扱いやすい素材です。考慮すべき点としては、吊るすことが必要になるため、支えるためのスタンドを用意する必要があるということです。

Woman in front of Savage Widetone Seamless Background Paper

ポスターボード は、狭いスペースに最適です。セッティングも取り外しも簡単です。唯一の欠点は、ポスターボードのサイズがなかなか選べないことです。また、一部のポスターボードは反射するので、必ずマット仕上げの紙を使用してください。

ペイント は、広いスペースに最適なソリューションです。ズームイン/アウトする必要があり、屋内を移動またはパンしたいシーンでは特にペイントが有力です。一部のオブジェクトを含む他の面でも使用できるため、ペイントは最も用途の広いオプションになります。欠点は、一度塗装したら消せないことです。塗装用作業着を着てブラシを持つ前に、しっかりと掃除の計画をするか、設備所有者の了解をとっておきましょう。

green color grid | CyberLink

グリーンバックの色

グリーンバックと呼ばれるスクリーンの目的は、編集ソフトを混乱させることなく、他の画像をスクリーン上に重ねることです。つまり、前景とは異なる色であることが条件です。緑色のスクリーンだけでなく、青色や赤色のものも使用できるのはそのためです。

ではなぜグリーンのスクリーンが大半なのでしょうか?それは、明るいライムグリーンは、背景以外のセットとして使用される可能性が最も低く、そういった色のシーンが撮影されることは少ないため、グリーンバックの色として選択されることが多いというシンプルな理由によります。


グリーンバックのセッティング

グリーンバックのセッティングは、クロマキースクリーンから始まります。使用している機材に関係なく、背景を適切に設定するための重要なポイントを確認していきましょう。

  • スクリーンが被写体全体をフレームに収めるのに十分な大きさであることを確認してください。 緑色の枠の外にあるものは取り除くのが難しくなります。
  • スクリーンの張りを保ちます。 スクリーンにシワなどの不整合があると、編集段階で背景を選択するのが困難になります。
  • スクリーンが固定されていることを確認してください。 背景をリセットするために撮影を停止しなければならないことほど厄介なことはありません。また、ショット間で背景が変わると、素材の一貫性が失われる可能性があります。スクリーンを正しく安全に設定することをおすすめします。

グリーンバックで撮影する方法

グリーンバックが設置できたら、撮影機材をセッティングします。グリーンバックに適した映像を撮るために、撮影を開始する前に押さえておくポイントがいくつかあります。


グリーンバックの照明

キットを持ち込むにせよ、独自のセットを組み立てるにせよ、照明は非常に重要な要素です。グリーンバックでは2つのソフトライトを使用することをおすすめします。スクリーンの両側に1つずつライトを配置し、それらに角度を付けて、スクリーン全体に均一な配光となるよう調整します。緑色部分のキーアウト(削除)が難しくなるため、ホットスポットやシャドウの作成は避けてください。被写体には異なるライトを使用し、影や光がスクリーンに映り込まないようにします。

グリーンバック用のカメラ設定

背景と照明を設定したら、今度は撮影を開始します。キャプチャした素材をグリーンバック用に簡単に編集できるようにするためのヒントをいくつかご紹介します。

  • 三脚を使用 カメラが動いてしまうと、新しい背景を追加するのが難しくなります。安定した三脚でカメラを所定の位置に保ちましょう。
  • 自動設定をオフ 撮影中にフォーカスや露出などのカメラ設定が変更されると、ソフトウェアがグリーンバックを識別するのに苦労します。手動モードに設定しておくと、一貫したショットが得られ、グリーンバックの編集に最適です。
  • 高解像度で撮影 解像度が高ければ高いほど編集作業がしやすくなります。より鮮明でシャープな画像を使用すると、被写体がグリーンバックの背景から区別され、画像を組み合わせるときに納得の結果が得られます。

Editing a green screen video | CyberLink

グリーンバック無しでクロマキー合成をする方法

実は、グリーンバックで撮影しなくても背景を削除できることをご存知でしょうか。
つい最近まではほぼ不可能でしたが、 ColorDirector という映像向け色編集ソフトの高度なツールを使用することで可能になりました。
複雑なアルゴリズムを駆使して動画中のオブジェクトを追跡およびトレースします。
この ColorDirector グリーン/ブルー スクリーンメーカー を使用すると、使いたい素材のオブジェクトを選択して背景を置き換えることが可能となります。

まとめ

動画制作のイメージに最も適したグリーンバックを作成し、目的に合った動画編集ソフトを仕様する。この2ステップを重視することで、思い通りの表現を得ることができます。今回、この記事を読んでくださった方々は、グリーンバックをスムーズにセッティングする方法に加えて、求めるクオリティを実現するために必要な編集ツールが何であるかをご理解いただけたのではないでしょうか。

動画編集に使われるエフェクトについてさらに知りたい方は、動画編集エフェクト完全ガイド をご覧ください。
また、人気の記事一覧 もぜひチェックしてみて下さい。

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