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【無料】DVD・Blu-ray オーサリングソフトおすすめ5選【2026年最新版】

最終アップデート 2026年 8月 14日 - by Hiroshi

昔撮影したホームビデオや、家族の思い出の動画・写真を、DVD や Blu-ray(ブルーレイ)にまとめて残したいと思ったときに便利なのが、DVD・Blu-ray オーサリングソフトです。

動画や写真、音声、メニュー画面、チャプターなどを組み合わせて、家庭用 DVD プレーヤーや Blu-ray プレーヤーで再生できる動画ディスクを作成できます。

この記事では、DVD・Blu-ray オーサリングソフトを用途別に比較し、それぞれの特徴やメリット、注意点を紹介します。
まずは、以下の目的別におすすめのオーサリングソフトを確認してみましょう。

用途・目的おすすめソフト特徴
DVD / Blu-ray 作成・書き込みをまとめて使いたいPower2Goディスク作成、ISO 作成、バックアップなどに対応
動画編集からメニュー付きディスク作成まで行いたいPowerDirector動画編集、メニュー作成、チャプター設定に対応
動画や写真からシンプルに DVD / Blu-ray を作成したいDVD Memory動画や写真からディスクを作成しやすい
無料でメニュー付き DVD を作成したいDVDStyler無料で使える DVD オーサリングソフト
ISO 作成やディスク書き込みを無料で使いたいImgBurnISO 作成・書き込み向け。オーサリング機能はなし

この記事では、DVD 動画ディスクの作成、DVD データディスクの書き込み、ISO ファイルへの対応、オーサリング機能、操作の分かりやすさ、無料で使える範囲、サポートや安全性などを基準に比較しています。各ソフトの特徴だけでなく、注意点や向いている使い方もあわせて紹介します。


もくじ:


1|DVD・Blu-ray オーサリングとは?

DVD・Blu-ray(ブルーレイ) オーサリングとは、動画、音声、写真、メニュー画面、チャプター、字幕などを組み合わせて、家庭用 DVD プレーヤーや Blu-ray プレーヤーで再生できるディスクを作成する作業のことです。

「DVD や Blu-ray に動画を入れる」と聞くと、MP4 などの動画ファイルをそのまま空のディスクに保存すれば、テレビやプレーヤーで再生できると思う方もいるかもしれません。しかし、一般的な家庭用プレーヤーで再生するには、動画データを単にディスクへ保存するだけでなく、きちんとした再生用の形式に整える必要があります。

DVD の場合、家庭用 DVD プレーヤーで再生するには、動画を「DVD-Video」形式に変換する必要があります。Blu-ray の場合は、メニュー付きの Blu-ray 作成などで使われる「BDMV」形式や、レコーダーで録画した映像などで使われる「BDAV」形式になります。

動画ファイルをそのまま書き込んだ場合と、オーサリングした場合の違いを示した図
▲ 動画ファイルをそのまま書き込んだ場合と、オーサリングした場合の違い

たとえば、MP4 などの動画を DVD や Blu-ray にデータとしてそのまま書き込んでも、それは「データディスク」として保存されるだけです。
PC では開ける場合がありますが、家庭用 DVD プレーヤーや Blu-ray プレーヤーでは再生できないことがあります。

一方、オーサリングソフトを使うと、動画を DVD-Video や Blu-ray 向けの形式に変換し、タイトルメニューやチャプターを作成したり、ディスク上でオン・オフできる字幕を付けて、一般の DVD / Blu-ray プレイヤーで再生できるようになります。

このように、動画や写真をディスクとして再生しやすい形に整える作業が「オーサリング」です。単にファイルを保存するだけの「データ書き込み」とは異なり、家庭用プレーヤーで見やすいディスクを作るための仕上げ作業と考えると分かりやすいです。

なお、DVD・Blu-ray の書き込み方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:【初心者ガイド】DVD・ブルーレイ の書き込み方法(ハード・ソフト)


2|DVD・Blu-ray オーサリングソフト 5 選 比較表

ここでは、この記事で紹介する DVD・Blu-ray オーサリングソフト 5 種類を、動画ディスクの作成、データディスクの書き込み、ISO ファイルへの対応、オーサリング機能などで比較します。

DVD・Blu-ray 動画ディスク は、家庭用 DVD / Blu-ray プレーヤーやテレビで再生できる形式のディスクです。
一方、DVD・Blu-ray データディスク は、動画・写真・文書などをデータとして保存する形式で、家庭用プレーヤーでは再生できない場合があります。目的によって必要な機能が異なるため、まずは対応機能を確認してみましょう。

ソフト名DVD / Blu-ray
動画ディスク作成
DVD / Blu-ray
データ書き込み
ISO
作成
ISO
書き込み
オーサリング向いている用途
Power2GoDVD / Blu-ray 作成、データ書き込み、ISO、バックアップをまとめて行いたい人
PowerDirector××編集した動画をメニュー付き DVD / Blu-ray や ISO イメージとして保存したい人
DVD Memory動画や写真から DVD / Blu-ray を作成したい人
DVDStylerDVD のみ××無料でメニュー付き DVD を作成したい人
ImgBurn×ISO 作成やディスク書き込みを無料で使いたい人

※PowerDirector は、編集した動画を DVD / Blu-ray 形式で作成したり、ISO イメージとして保存したりできますが、ISO ファイルをディスクに書き込む機能はありません。
※DVDStyler は、無料でメニュー付き DVD を作成できますが、Blu-ray 作成や ISO ファイルのディスク書き込みには対応していません。また、日本語の文字が文字化けする場合は、日本語対応フォントに変更する必要があります。
※ImgBurn は、DVD-Video 形式のデータをディスクに書き込むことはできますが、MP4 などの通常の動画ファイルを DVD-Video 形式に変換することはできません。また、メニュー作成などのオーサリング機能はありません。


3|おすすめ DVD・Blu-ray オーサリングソフト 5 選

ここからは、DVD コピー・書き込み・オーサリングに使えるソフトを 5 つ紹介します。DVD のバックアップに向いているソフト、動画編集から DVD 作成までできるソフト、無料で使えるソフトなど、それぞれ得意な用途が異なります。

この記事では、DVD コピー・書き込みへの対応、DVD / Blu-ray への対応、操作の分かりやすさ、対応ファイル形式、無料で使える範囲、サポートや安全性などを基準に比較しています。

検証環境:Windows、検証日時:2026年 8月
※当サイトは CyberLink 社が運営しています。記事内で紹介している Power2Go と PowerDirector は CyberLink の自社製品です。

Power2Go_icon
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Power2Go(パワーツーゴー)は、CyberLink が提供する DVD / Blu-ray の書き込み・コピー・バックアップに対応したディスク作成ソフトです。DVD や Blu-ray へのデータ書き込み、ディスクコピー、ISO ファイルの作成、動画変換など、ディスク関連の作業をまとめて行いたい方に向いています。

DVD コピーだけでなく、写真・動画・音楽などのデータをディスクに保存したい場合や、PC 内のデータをバックアップしたい場合にも使いやすいのが特徴です。メニュー付きの DVD 作成やメディアの整理にも対応しているため、家庭で撮影した映像をディスクに残したい場合にも活用できます。

一方で、Power2Go は多機能な有料ソフトのため、DVD を 1 枚だけコピーしたい場合や、ISO ファイルの書き込みだけを行いたい場合には、機能が多く感じることがあります。また、動画編集や細かいメニュー演出を重視する場合は、PowerDirector などの動画編集ソフトの方が向いている場合があります。

Power2Go の操作画面
▲ Power2Go の操作画面

長所(実際に良かった点)

  • メニュー付き DVD / Blu-ray の作成に対応している
  • データディスクの作成、ディスクコピー、ISO 作成、バックアップにも対応
  • 初心者でも分かりやすいシンプルな操作画面
  • 有料ソフトのため、サポートやアップデートを重視する方にも向いている

短所(制限や惜しい点)

  • ディスク書き込み機能の継続利用には有料版の購入が必要
  • DVD / Blu-ray 作成だけをしたい場合は、機能が多く感じる場合がある
  • 動画編集や細かいメニュー演出を重視する場合は、別の編集ソフトが必要になる場合がある
Power2Go の料金や特徴
運営CyberLink
料金体制無料版あり。書き込み機能は 30 日間使用可能。
Power2Go 13(永続版):¥4,890
対応メディアDVD、Blu-ray、データディスク、ISO ファイルなど
特徴ディスク書き込み、コピー、ISO 作成、バックアップ、動画変換などに対応

 

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PowerDirector(パワーディレクター)は、CyberLink が提供する動画編集ソフトです。主な用途は動画編集ですが、編集した動画を DVD や Blu-ray 形式で書き出したり、メニュー画面を作成してディスクに書き込んだりする機能にも対応しています。

撮影した動画を編集してから、家庭用プレーヤーで再生できる DVD を作成したい方に向いています。動画のカット、字幕やテロップの追加、BGM の挿入、タイトル画面やチャプターの作成など、動画編集からディスク作成までを 1 つのソフトで行えるのが特徴です。

ただし、PowerDirector は DVD コピー専用ソフトではありません。ディスクコピーやデータバックアップを中心に使いたい場合は、Power2Go の方が向いている場合があります。また、動画編集機能が多いため、DVD を単純にコピーしたいだけの方には操作が多く感じることがあります。

PowerDirector のディスク作成画面
▲ PowerDirector のディスク作成画面

長所(実際に良かった点)

  • 動画編集から DVD / Blu-ray 作成までまとめて行える
  • メニュー画面やチャプター付きのディスクを作成できる
  • ディスク向けに オン・オフできる字幕を作成できる
  • 編集した動画を家庭用プレーヤー向けのディスクに残したい場合に便利

短所(制限や惜しい点)

  • DVD コピー専用ソフトではない
  • ディスクコピーやデータバックアップを中心に使いたい場合は Power2Go の方が向いている場合がある
  • DVD 作成だけをしたい場合は、動画編集機能が多く感じることがある
PowerDirector の料金や特徴
運営CyberLink
料金体制無料版あり。書き込み機能は 30 日間使用可能。
PowerDirector 365(サブスク):¥6,200 /12 か月
対応メディアDVD / Blu-ray ディスク作成
特徴動画編集、メニュー作成、ディスク作成をまとめて行える

 

DVD Memory アイコン

DVD Memory(ディーブイディー メモリー)は、動画編集ソフト「Filmora」で知られる Wondershare 社 が提供する DVD 作成ソフトです。動画や写真を DVD に書き込んだり、メニュー付きの DVD を作成したりしたい方に向いています。

シンプルな操作画面で、動画や写真から DVD を作成しやすいのが特徴です。ちょっとした動画編集機能もあるため、別の動画編集ソフトを使わずに、DVD 作成に必要な基本作業を行いたい場合に便利です。

一方で、DVD コピーや Blu-ray 書き込みへの対応範囲、無料で使える範囲、現行版の価格については、掲載前に公式情報で確認が必要です。高度な動画編集や細かいディスク設定を重視する場合は、機能が物足りない可能性もあります。

DVD Memory の操作画面
▲ DVD Memory の操作画面

長所(実際に良かった点)

  • 動画や写真から DVD / Blu-ray を作成しやすい
  • シンプルな操作画面で初心者でも使いやすい
  • メニュー付き DVD / Blu-ray の作成に対応している
  • ちょっとした動画編集機能も使える

短所(制限や惜しい点)

  • DVD や Blu-ray ディスクのコピーには非対応
  • 無料版では、作成した DVD や Blu-ray にウォーターマークがつく
  • 無料版では、Blu-ray にチャプター作成ができない
DVD Memory の料金や特徴
運営Wondershare
料金体制無料版あり。
永続ライセンス:¥4,980
1年間プラン:¥3,980 /12 か月
対応メディアDVD / Blu-ray ディスク作成。Blu-ray や DVD コピーは非対応
特徴動画や写真からシンプルに DVD を作成したい方向け

 

DVDStyler アイコン

DVDStyler(ディーブイディー スタイラー) は、無料で使える DVD オーサリングソフトです。動画ファイルから家庭用 DVD プレーヤーで再生できる DVD を作成でき、メニュー画面やチャプターなども設定できます。

メニュー作成を細かく調整できるのが特徴で、背景画像やボタン、テキストなどを配置しながら、オリジナルの DVD メニューを作成できます。無料でメニュー付き DVD を作りたい方や、DVD の見た目を自分で調整したい方に向いています。

一方で、日本語の文字が文字化けする場合があるため、メニューに日本語を入れる場合は、フォントを「源ノ角ゴシック」や「游ゴシック」などの日本語対応フォントに変更する必要があります。ISO イメージとして保存することはできますが、ISO ファイルをディスクに書き込む機能はありません。

DVDStyler の操作画面
▲ DVDStyler の操作画面

長所(実際に良かった点)

  • 無料で利用できる。動作が軽い。
  • すぐに使えるテンプレートがある。テンプレート無しでも作成可能
  • メニュー画面やボタン、テキストなどを細かく調整できる
  • ISO イメージとして保存できる

短所(制限や惜しい点)

  • Blu-ray の作成には対応していない
  • メニューのテンプレート数はそこまで多くない
  • 日本語が文字化けする場合があり、フォント変更が必要
  • ISO ファイルをディスクに書き込む機能はない
DVDStyler の料金や特徴
運営DVDStyler
料金体制無料
対応メディアDVD 動画ディスク作成、ISO イメージ保存など
特徴無料でメニュー付き DVD を作成でき、メニュー画面を細かく調整できる

 

ImgBurn の操作画面

ImgBurn(イメージバーン)は、ISO ファイルの作成やディスク書き込みに対応した無料ライティングソフトです。
ISO、IMG、BIN 形式などのイメージファイルの読み込みに対応し、DVD ディスクに書き込んだり、すでに作成したディスクデータを ISO ファイルに変換したり、ISO からシンプルな操作画面でディスクに書き込むことができます。

DVD・Blu-ray のオーサリングには対応しませんが、細かい設定をしながらディスクを書き込みたい方に向いています。
全て無料で使える点もメリットですが、デフォルトでは英語の画面であり、操作画面や設定項目はやや専門的です。
日本語で使用したい場合は、別途日本語化パッチをダウンロードして適用する必要がありますので、初心者には分かりにくい場合があります。

また、Windows 10 / 11 に対応していますが、アップデートは長期間行われていないので、パソコンで使用できるか確認してみましょう。

ImgBurn の操作画面
▲ ImgBurn の操作画面

長所(実際に良かった点)

  • 無料で利用できる
  • ISO ファイルの作成やディスク書き込みに対応している
  • 細かい書き込み設定ができる
  • シンプルなライティング用途に使いやすい

短所(制限や惜しい点)

  • Windows 10 / 11 に対応しているものの、アップデートは長期間行われていない
  • DVD / Blu-ray のオーサリングには非対応
  • 日本語で使いたい場合は別途パッチが必要
ImgBurn の料金や特徴
運営ImgBurn
料金体制無料
対応メディアDVD、ISO、DVD フォルダなど
特徴ISO 作成やディスク書き込みを無料で使いたい方向け

4|DVD・Blu-ray オーサリングソフトの選び方

DVD・Blu-ray オーサリングソフトを選ぶときは、単にディスクへ書き込めるかだけでなく、家庭用プレーヤーで再生できる形式に変換できるか、メニューやチャプターを作成できるかを確認することが大切です。ここでは、ソフトを選ぶ際に確認しておきたいポイントを整理します。

1. DVD-Video や BDMV 形式で作成できるか

家庭用 DVD プレーヤーや Blu-ray プレーヤーで再生したい場合は、MP4 などの動画ファイルをそのままディスクに保存するだけでは不十分な場合があります。DVD の場合は DVD-Video 形式、Blu-ray の場合は BDMV 形式など、再生機器に対応した形式で作成できるか確認しましょう。

PC で動画ファイルを保存するだけならデータディスクでも問題ありませんが、テレビや家庭用プレーヤーで再生したい場合は、オーサリング機能に対応したソフトを選ぶことが大切です。

2. DVD / Blu-ray のどちらに対応しているか

DVD だけを作成したい場合は DVD オーサリングに対応していれば十分ですが、高画質な映像を残したい場合や、長時間の動画を保存したい場合は Blu-ray 作成に対応しているかも確認しておくと安心です。

ソフトによっては、DVD 作成には対応していても Blu-ray 作成には対応していない場合があります。また、Blu-ray に対応していても、メニュー作成やチャプター設定などの機能が DVD と同じように使えるとは限らないため、対応範囲も確認しておきましょう。

3. メニューやチャプターを作成できるか

複数の動画を 1 枚のディスクにまとめる場合は、メニュー画面やチャプターを作成できるソフトを選ぶと便利です。メニューがあると、ディスクを再生したときに見たい動画や場面を選びやすくなります。

ソフトによって、テンプレートを選ぶだけで簡単にメニューを作成できるものや、背景画像、ボタン、テキストの配置を細かく調整できるものがあります。見た目にこだわりたい場合は、メニュー編集の自由度もチェックしましょう。

4. 字幕や音声の設定に対応しているか

動画に字幕を付けたい場合は、字幕機能に対応しているかも確認しておきましょう。オーサリングソフトによっては、DVD や Blu-ray 上でオン・オフできる字幕を作成できるものがあります。

ただし、動画に直接文字を焼き付けるテロップと、再生時に表示を切り替えられる字幕は異なります。字幕のオン・オフ、複数音声、音声形式などにこだわりたい場合は、対応機能を事前に確認しておくと安心です。

5. ISO ファイルや DVD フォルダとして保存できるか

作成した DVD や Blu-ray をすぐにディスクへ書き込まず、いったん PC に保存しておきたい場合は、ISO ファイルや DVD フォルダとして保存できるソフトが便利です。

ISO ファイルとして保存しておくと、あとから同じ内容のディスクを作成したり、仮想ドライブで内容を確認したりしやすくなります。ただし、ISO ファイルの作成には対応していても、ISO ファイルをディスクに書き込む機能は搭載されていない場合があるため、必要な機能を分けて確認しましょう。

6. 操作の分かりやすさと日本語対応を確認する

オーサリングでは、動画の読み込み、メニュー作成、チャプター設定、出力形式の選択、ディスクへの書き込みなど、いくつかの手順が必要になります。初めて使う方は、画面の案内に沿って操作できるソフトや、日本語表示に対応したソフトを選ぶと使いやすいです。

無料ソフトの中には、機能は十分でも画面がやや分かりにくかったり、日本語の表示やメニュー文字が文字化けしたりするものもあります。日本語のメニューを作成したい場合は、日本語フォントを正しく選べるかも確認しておきましょう。

7. 無料で使える範囲と有料機能を確認する

DVD・Blu-ray オーサリングソフトには、無料で使えるもの、無料体験版があるもの、有料版で機能が増えるものがあります。無料版ではウォーターマークが入ったり、Blu-ray 作成やチャプター作成など一部機能が制限されたりする場合があります。

シンプルな DVD 作成だけなら無料ソフトで十分な場合もありますが、Blu-ray 作成、メニュー編集、字幕、動画編集、サポートなどを重視する場合は、有料ソフトの方が使いやすいこともあります。実際に作りたいディスクに必要な機能が使えるかを確認して選びましょう。


5|DVD・Blu-ray オーサリングに関するよくある質問

オーサリングとは、動画、音声、写真、メニュー画面、チャプター、字幕などを組み合わせて、家庭用 DVD プレーヤーや Blu-ray プレーヤーで再生できるディスクを作成する作業のことです。

MP4 などの動画ファイルをそのまま DVD や Blu-ray に保存するだけでは、家庭用プレーヤーで再生できない場合があります。オーサリングソフトを使うことで、動画を DVD-Video や BDMV などの再生用形式に整えることができます。

基本的には、MP4 動画をそのまま DVD に保存するだけでは、家庭用 DVD プレーヤーで再生できない場合があります。この場合は「DVD データディスク」として保存されるため、PC では開けても、テレビにつないだ DVD プレーヤーでは認識されないことがあります。

家庭用 DVD プレーヤーで再生したい場合は、動画を DVD-Video 形式に変換して、DVD 動画ディスクとして作成する必要があります。そのためには、DVD-Video 作成に対応したオーサリングソフトを使うのが一般的です。

DVD-Video とは、家庭用 DVD プレーヤーで再生できるように作成された DVD の規格です。動画ファイルを単に DVD に保存するのではなく、DVD プレーヤーで再生しやすい形式に変換して作成します。

DVD-Video 形式で作成すると、メニュー画面やチャプターを付けたり、DVD プレーヤーのリモコンで再生・停止・チャプター移動などを操作したりできます。

Blu-ray では、主に BDMV や BDAV といった形式が使われます。BDMV は、メニュー付きの Blu-ray 作成などで使われる形式で、チャプターやメニュー画面を含む Blu-ray を作成したい場合に関係します。

BDAV は、主にレコーダーで録画した映像を Blu-ray に記録する場合などに使われる形式です。Blu-ray を作成する場合は、使用するソフトや再生機器がどの形式に対応しているか確認しておくと安心です。

作成した DVD や Blu-ray が家庭用プレーヤーで再生できない場合、動画ファイルをデータとして保存しただけで、DVD-Video や BDMV などの再生用形式になっていない可能性があります。

そのほか、使用したディスクの種類がプレーヤーに対応していない、書き込みが正常に完了していない、映像方式やリージョン設定が合っていない、プレーヤー側が記録ディスクの再生に対応していないなどの原因も考えられます。家庭用プレーヤーで再生したい場合は、オーサリングソフトで再生用形式として作成し、対応ディスクや再生機器も確認しておきましょう。

多くのオーサリングソフトでは、DVD や Blu-ray のメニュー画面、チャプター、タイトル画面などを作成できます。複数の動画を 1 枚のディスクにまとめる場合、メニューを作成しておくと、見たい動画を選びやすくなります。

ただし、メニューテンプレートの種類や、ボタン・背景・テキストをどこまで細かく編集できるかはソフトによって異なります。デザインにこだわりたい場合は、メニュー編集機能の自由度も確認しておくとよいでしょう。

ISO ファイルとは、DVD や Blu-ray の内容を 1 つのファイル として保存したものです。

オーサリングした内容をすぐにディスクへ書き込まず、いったん PC に保存しておきたい場合に便利です。

また、仮想ドライブに対応しているソフトを使えば、ISO ファイルを PC 上で DVD や Blu-ray ディスクのように読み込み、実際のディスクを入れなくても内容を確認したり、動画を再生したりできます。

ISO ファイルとして保存しておくと、あとから同じ内容のディスクを作成したり、書き込み前に内容を確認したりしやすくなります。ただし、ソフトによっては ISO の作成には対応していても、ISO ファイルをディスクに書き込む機能は搭載されていない場合があります。


6|DVD・Blu-ray オーサリング関連用語解説

DVD・Blu-ray オーサリングソフトを選ぶときは、「DVD-Video」「BDMV」「ISO」「チャプター」「字幕」など、少し専門的な用語が出てきます。意味を知らないままソフトを選ぶと、作成したディスクが家庭用プレーヤーで再生できなかったり、必要な機能が使えなかったりする場合があります。

ここでは、DVD・Blu-ray オーサリングソフトを選ぶ前に知っておきたい基本用語を整理します。

1. オーサリング

オーサリングとは、動画、音声、写真、メニュー画面、チャプター、字幕などを組み合わせて、DVD や Blu-ray の再生規格に合わせたディスクを作成する作業のことです。

たとえば、MP4 などの動画ファイルをそのまま DVD に保存するだけでは、家庭用 DVD プレーヤーで再生できない場合があります。オーサリングを行うことで、動画を DVD-Video 形式や Blu-ray 向けの形式に整え、メニュー画面やチャプター、字幕などを設定できます。

2. DVD-Video 形式

DVD-Video とは、家庭用 DVD プレーヤーで再生できるように作成された DVD の規格です。テレビにつないだ DVD プレーヤーで動画を再生したい場合は、単に MP4 などの動画ファイルを DVD に保存するのではなく、DVD-Video 形式として作成する必要があります。

DVD-Video 形式で作成すると、メニュー画面やチャプターを付けたり、DVD プレーヤーのリモコンで再生・停止・チャプター移動などを操作したりできるようになります。

3. BDMV / BDAV 形式

BDMV と BDAV は、Blu-ray で使われる記録形式です。BDMV は、メニュー付きの Blu-ray 作成などで使われる形式で、メニュー画面やチャプターを含む Blu-ray を作成したい場合に関係します。

BDAV は、主にレコーダーで録画した映像などを Blu-ray に記録する場合に使われる形式です。Blu-ray の作成や再生でトラブルが起きる場合は、ソフトや再生機器がどの形式に対応しているか確認しておくとよいでしょう。

4. ISO ファイル

ISO ファイルとは、DVD や Blu-ray などのディスクの内容を、1 つのファイルとして保存したものです。オーサリングソフトでは、作成した DVD や Blu-ray の内容を、すぐにディスクへ書き込まず、ISO イメージとして PC に保存できる場合があります。

ISO ファイルとして保存しておくと、あとから同じ内容のディスクを作成したり、内容を確認したりしやすくなります。ただし、ISO ファイルの作成には対応していても、ISO ファイルをディスクに書き込む機能は別途必要になる場合があります。

5. DVD フォルダ

DVD フォルダとは、DVD-Video の内容を PC 上のフォルダとして保存したものです。一般的には「VIDEO_TS」フォルダなどを含む構成で、DVD プレーヤーや一部のメディアプレーヤーで再生できる場合があります。

ISO ファイルがディスク全体を 1 つのファイルとして保存する形式なのに対し、DVD フォルダは中身をフォルダ構成のまま保存する形式です。オーサリングソフトによっては、ディスクへ直接書き込むだけでなく、DVD フォルダや ISO ファイルとして保存できるものもあります。

6. メニュー画面

メニュー画面とは、DVD や Blu-ray を再生したときに最初に表示されるタイトル画面のことです。複数の動画を 1 枚のディスクに入れる場合、メニュー画面を作成しておくと、見たい動画やチャプターを選びやすくなります。

オーサリングソフトによっては、テンプレートを選ぶだけで簡単にメニューを作成できるものや、背景画像、ボタン、テキストの配置を細かく調整できるものがあります。

7. チャプター

チャプターとは、動画の途中に設定できる区切りのことです。DVD や Blu-ray にチャプターを設定しておくと、リモコン操作で見たい場面に移動しやすくなります。

たとえば、旅行動画を日ごとに区切ったり、発表会やイベント映像を演目ごとに分けたりする場合に便利です。長い動画をディスクにする場合は、チャプター機能があると見やすくなります。

8. 字幕

字幕とは、動画の音声や説明を画面上に文字として表示する機能です。オーサリングソフトによっては、DVD や Blu-ray 上でオン・オフできる字幕を設定できる場合があります。

動画に直接文字を焼き付けるテロップとは異なり、オン・オフできる字幕は再生時に表示を切り替えられるのが特徴です。ただし、字幕機能の対応範囲はソフトによって異なるため、必要な場合は事前に確認しておきましょう。

9. エンコード

エンコードとは、動画や音声データを別の形式に変換することです。オーサリングでは、MP4 などの動画ファイルを DVD-Video や Blu-ray 向けの形式に変換する際に関係します。

動画の長さや画質、ディスク容量によっては、エンコードに時間がかかることがあります。また、画質を保ちたい場合は、出力設定や圧縮の強さにも注意が必要です。

10. コーデック

コーデックとは、動画や音声データを圧縮したり、再生できる形に戻したりするための仕組みです。動画ファイルを読み込むときに「対応していない形式です」と表示される場合は、必要なコーデックに対応していないことがあります。

代表的な動画コーデックには H.264 や H.265 / HEVC、音声コーデックには AAC、MP3、AC-3 などがあります。オーサリングソフトを選ぶ際は、読み込みたい動画形式や、作成したいディスク形式に対応しているか確認しておくと安心です。

11. ディスク容量(片面 1 層・2 層・Blu-ray)

DVD や Blu-ray には、保存できる容量の違いがあります。DVD の場合、一般的な片面 1 層タイプは約 4.7GB、片面 2 層タイプは約 8.5GB のデータを保存できます。片面 2 層タイプは「DVD-DL」や「Double Layer」と表記されることがあります。

Blu-ray は DVD よりも容量が大きく、一般的な 1 層タイプは約 25GB、2 層タイプは約 50GB のデータを保存できます。さらに、BDXL などの大容量規格では 100GB 以上に対応するディスクもあります。

長時間の動画や高画質な映像をディスクに残したい場合は、作成したい画質や動画の長さに合わせて、DVD にするか Blu-ray にするかを選ぶとよいでしょう。ただし、使用するオーサリングソフト、書き込みドライブ、再生機器がそのディスク形式に対応しているかも確認が必要です。


まとめ

今回は、DVD・Blu-ray オーサリングソフトの選び方と、おすすめソフト 5 選を紹介しました。

DVD や Blu-ray を家庭用プレーヤーで再生できる形にするには、MP4 などの動画ファイルをそのままディスクに保存するだけでなく、DVD-Video や BDMV などの再生用形式に整える必要があります。メニュー画面、チャプター、字幕などを付けたい場合も、オーサリング機能に対応したソフトを選ぶことが大切です。

動画編集から DVD・Blu-ray 作成までまとめて行いたい場合は PowerDirector、ディスク作成やデータ書き込み、ISO 作成などを幅広く使いたい場合は Power2Go が向いています。無料でメニュー付き DVD を作成したい場合は DVDStyler、ISO 作成やディスク書き込みを無料で使いたい場合は ImgBurn も選択肢になります。

ただし、ソフトによって対応しているディスク形式、ISO 作成・書き込み、メニュー編集、字幕機能、無料版の制限などは異なります。作成したいディスクの種類や、再生したい機器に合わせて、必要な機能を確認してから選ぶと安心です。

Power2Go は無料版も用意されているため、DVD・Blu-ray の書き込みや ISO 作成などを試してから、自分の用途に合うか確認できます。

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プロダクトマネージャーHiroshi

動画編集歴15年以上。テレビCMの編集会社にてプロの制作現場を経験した後、現在は技術支援、公式YouTubeのマネジメントなどを担当する。動画編集のオンライン講座を受け持ち、累計参加者は1,000名以上。最新の AI 編集や時短テクニックを発信し続けている。

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