【無料】Zoom で録画した動画を無料で編集する方法とおすすめソフト5選【2024年最新版】
最近では在宅勤務やリモートワーク、遠方との Web 会議などで使う事が多くなった「Zoom」。
便利な機能が多く、今では円滑なビジネスを行う上で欠かせないツールです。そんな Zoom の便利な機能のひとつに「レコーディング」という機能があるのはご存じですか?
レコーディング機能は非常に便利ですが、そのままではデータ量が大きく、長時間の会議やセミナーとなると見直したり要点を探すのが大変ですよね。
そこで今回は、この Zoom の録画方法と録画データを編集する方法、またおすすめ編集ソフトをご紹介します。
- Zoom の録画データを編集するメリットは?
- Zoom の録画データを編集できるおすすめソフト 5選
- 1位.誰でも簡単に Zoom 録画の編集ができて機能も豊富な「PowerDirector」
- 2位.軽い動作で素早く編集ができる「AviUtl」
- 3位.基本的な動画編集機能が完全無料で使える「Shotcut」
- 4位.Zoom 録画の編集や SNS 向けの動画も作れる「VideoProc Vlogger」
- 5位.プロ向けに開発された高度な編集が可能な「Adobe Premiere Pro」
- 簡単!Zoom の録画データを編集する方法
- まとめ
Zoom の録画データを編集するメリットは?
Zoom の便利な機能のひとつ「レコーディング」は、会議の内容を MP4 形式で録画することができる機能です。レコーディングをしておくことで、会議中は議題に集中し、会議の全体的な内容は後から確認することができるなど、使いこなせばとても便利な機能です。
しかし、時には 1 時間以上にもなる会議の内容を見直すのは大変ですし、そのままだとデータ量もとても大きいので、共有したい時などにも不向きです。
そんな時に役立つのが、「Zoom の録画データを編集」するテクニックです。編集することで、会議の不要な個所をカット・トリミングしたり、音声が小さい時はボリュームを上げたり字幕を付けることができます。また、タイトルを付けることで会議の内容を分かりやすくなり、参加できなかった人などに共有する際に便利です。
セミナーや講義の場合も、生徒が考えている時間や意見交換のシーンなどが不要な場合はその部分をカットして、講師の発言など重要なポイントだけをまとめた動画に編集すれば、復習する時に便利ですよね。
Zoom の録画データを編集できるおすすめソフト 5選
冒頭にも少し触れましたが、 Zoom の録画データは MP4 形式で保存されるため、大抵のソフトは対応しています。
しかし、数多くの動画編集ソフトがあるため、どれがいいのか迷ってしまう方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、総合的に見ておすすめのソフトを厳選し、ランキング形式でご紹介します。
1位.誰でも簡単に Zoom 録画の編集ができて機能も豊富な「PowerDirector」
PowerDirector(パワーディレクター)は、 8 年連続で BCN アワードの最優秀賞を受賞している国内販売本数 No.1 の人気動画編集ソフトで、個人から企業まで幅広く使用されています。
Zoom 録画の編集に必要な動画の切り取りや入れ替え、またタイトルや字幕の挿入、そして音声編集など、基本機能は全て完備しています。さらに、動画編集の初心者でもわかりやすい UI 配置や独自の AI 技術を多用した編集機能などの補助で、難しい学習過程を経ることなく直感的な操作でプロ並みの仕上がりにすることができます。日本語のサポートも充実しているので、安心して使用することができます。
▲ 操作画面がシンプルで分かりやすい!切り取りやタイトルの挿入などが簡単にできる!
PowerDirector は無料体験版が提供されており、 動画編集に必要な基本機能から独自のユニークな機能まで、すべて体験することができます。 このあとご紹介する「簡単!Zoom の録画データを編集する方法」では、このソフトを使いながら解説します。 気になる方は是非この機会に上記リンクより無料体験版をダウンロードして、一緒に試してくださいね。
2位.軽い動作で素早く編集ができる「AviUtl」
AviUtl(エーブイアイユーテル、エーブイアイユーティル)は日本人が開発し無料で提供している動画編集ソフトで、「完全無料」な点が大きな特徴です。プラグインを導入することで様々な機能を追加することができ、連携しているフリーソフトも数多く提供されています。
Windows95 の時代に開発されたソフトにプラグインで様々な機能を追加しているため、動画編集ソフトとしては動作が非常に軽く低スペックな PC でもサクサク動くという特徴もあります。
しかし無料なだけに、サポートはほとんどなく、動画を書き出す(レンダリング)作業をするためにも「拡張編集プラグイン」をインストールする必要があります。その為、ある程度の PC の知識が必要でしょう。
3位.基本的な動画編集機能が完全無料で使える「Shotcut」
Shotcut(ショットカット)は、無料編集ソフトながら、基本機能は充実しており、4K 動画の編集にも対応しています。通常「無料・フリー」の動画編集ソフトは、何かしら機能が抑えられていたり、出力した動画にウォーターマーク(透かし)が入ったりするのですが、このソフトではそれらがありません。ただし、ソフト内は日本語化が可能ですが、公式サイトが英語表記のため、わからない事などがあった場合は自分で調べる必要があります。
4位.Zoom 録画の編集や SNS 向けの動画も作れる「VideoProc Vlogger」
VideoProc Vlogger(ビデオプロックブロガー)は、無料で使える動画編集ソフトです。動画編集に必要なカット・トリミングはもちろん、 PIP の編集やクロマキー処理、速度変更など重宝する機能も搭載されています。最近流行りの SNS 動画投稿用にアスペクト比の変更などの便利な機能もあるので、これから動画編集にも興味のある人にはおすすめです。ただし無料の弊害として、アップデートが頻繁には行われていません。その為、不具合や新技術への対応が遅い点は注意が必要でしょう。
5位.プロ向けに開発された高度な編集が可能な「Adobe Premiere Pro」
Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)は、プロのクリエイターに人気の動画編集ソフトです。最近では有名 YouTuber なども使用していることで知っている人も多いでしょう。
昔からプロクリエイター向けに様々なソフトを提供している Adobe の製品ですので、機能も充実しており、使いこなすことができればまるで映画や TV のような動画を作ることができます。
しかし、プロ向けに開発されたソフトなので、動画編集の初心者やクリエイティブ系のソフトに慣れていない方は習得するまで時間がかかるでしょう。
簡単!Zoom の録画データを編集する方法
それでは、実際に Zoom の内容を録画して編集する方法について解説していきます。
なお、この項ではおすすめ 1 位でご紹介した PowerDirector を使います。 PowerDirector には無料体験版がありますので、一緒に試してみたい方は下記リンクからダウンロードしてください。
ステップ 1:Zoom を録画しましょう
まずは Zoom の録画方法から解説します。画面下部メニューの中から、「レコーディング」をクリックするだけで録画が開始されます。
なお、 Zoom で録画する際には、主催者・参加者に通知が出ますので、録画を開始する前や会議がはじまる前に、主催者・参加者に録画する旨を伝えておきましょう。
録画が開始されると、画面下部の「レコーディング」ボタンが「レコーディングを一時停止/停止」に変わりますので、こちらを操作することで録画を停止・終了することができます。
また、画面の左上に「レコーディングしています」の文字が出てきます。その文字の横にある一時停止、または停止ボタンをクリックすることでも録画の停止・終了をすることができます。
録画を停止すると、ミーティング終了後に mp4 ファイルが生成される旨のメッセージが出てきます。
録画した mp4 ファイルが保存先のフォルダに表示されるので、これを動画編集ソフトに読み込むことで、 Zoom 動画を編集することができます。
ステップ 2:動画編集ソフトで編集しましょう
PowerDirector を起動し、「ファイル」メニューから先ほどの Zoom 動画のデータを読みましょう。
動画を読み込むと、下図のような画面になりますので、動画をタイムラインに移動しましょう。
ステップ 3:音量の調整をしましょう
音量が小さすぎる、または大きすぎる場合は、クリップ上のボリュームのライン(青い線)を上げたり下げたりすることで調整ができます。
ステップ 4:動画をカットしましょう
動画をカットしたい場合は
- カットしたい場所に再生ヘッドを合わせて
- 「分割」ボタンをクリックします。
これで、動画を好きな所でカットすることができました。
不要な部分を削除したい場合は、まず、不要部分の始めと終わりにヘッドを合わせて分割します。そして、分割した不要な部分を右クリックして「削除」をクリックしましょう。
ステップ 5:タイトルを入れましょう
タイトルを入れることで、動画をわかりやすく整理することができます。
左側に並ぶメニューアイコンから「タイトルルーム」をクリックし、表示されたタイトルの中から使いたい物を選び、タイムラインにドラッグ & ドロップで追加します。
なお、タイトルの四隅にある「点」をドラッグで動かすことで、文字の表示サイズを調整することができます。上手に調整して、タイトルが Zoom 画像に重ならないように調整してみましょう。
なお、会議の議題や講座のチャプターごとにタイトルを入れることで、さらにわかりやすくすることができます。
ステップ 6:忘れずに出力しましょう
動画の編集・調整が終わったら、忘れずに「出力」しておきましょう。
出力は、画面上部の「出力」ボタンをクリックすることで可能です。
この時、出力したい画質やファイル形式を選ぶことができます。
出力したら、編集は完了となります。
まとめ
今回は、最近使う機会が多くなった Zoom の録画方法と録画した動画の編集方法、そして編集に適した動画編集ソフトをご紹介しました。このテクニックを上手につかって、長い Zoom 録画をより短く、見やすく編集してみてくださいね。
なお、おすすめ 1 位でご紹介した PowerDirector は、 Zoom 動画の編集だけでなく、会社や個人で撮影した動画の編集など、様々な場面で役立つ機能が搭載されています。しかも AI による編集補助により、初心者でも簡単に使いこなせてしまうのも嬉しいポイントです。
PowerDirector には全機能が試せる無料体験版が用意されていますので、ぜひこの機会に下記リンクよりダウンロードして使ってみてくださいね。