PhotoDirector

【無料】露出とは?露出補正の方法とおすすめ写真編集ソフト5選【2024年最新版】

最終アップデート 2023年 12月 29日 – by Hiroshi
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露出とは?露出補正の方法とおすすめ写真編集ソフト5選

思い出写真や旅先での写真などの大切な写真は、できる限り良い画質で、実際にその場で見た景色と近い状態にしたいですよね。
しかし、あとから写真を見てみると、現場で見た光景と雰囲気が違う、、と悩んだ経験がある方も多いかと思います。
その原因は写真の「明るさ」であることが多いです。

そこで今回は、撮影後に露出を補正する方法やそれを可能にするおすすめソフトを5選ご紹介していきます。

目次:

そもそも「露出」とは?撮影後に補正できる?

「露出」とは、写真を撮るときに取り込まれる光の量のことを指します。光の量は、絞りとシャッター速度で決定され、それに ISO 感度を組み合わせた結果、写真の明るさが決まります。

現在のスマホやデジカメのほとんどは、自動で露出を行うため、撮影者が見ている光景がそのまま写真になることはありません。もちろん、自動で露出を補正してくれるので、きれいな仕上がりになることが多いですが、場所や照明の強さなどにより、思い通りの写真にならないこともあります。
そのため、撮影後にカメラが判断した適正露出を自分のイメージ通りの明るさに近づけるために「露出補正」をする必要があります。

次項では、その「露出補正」を行えるソフトをおすすめ順に 5 選ご紹介していきます。

露出補正ができるおすすめソフト 5 選

1位.露出補正が簡単にできて誰でも本格的な写真編集ができる「PhotoDirector

PhotoDirector

PhotoDirector(フォトディレクター)は、初心者からプロの写真家まで、誰もが写真を簡単にそして思い通りに編集・加工する機能を備えたオールインワンの画像編集ソフトです。Lightroom のような写真加工・整理機能と、Photoshop のような強力な画像編集・補正・加工ツールを搭載しています。

もちろん露出補正も簡単に行うことができ、ワンクリックでできる AI による自動補正機能と、スライダーを動かすことで手動で細かく露光量を調整できるツールがあります。

Demo

▲ ワンクリックで AI が自動で最適な露出を判断して補正してくれる!

さらに、被写体の切り抜き・合成や写真に写りこんだ不要物の除去など、画像加工に必要とされる機能は全て搭載しています。さらに、AI 技術による編集補助により、空の置き換え、似顔絵加工、アニメーション、ブレンド合成、画像の高画質化などの高度な編集を初心者でも数クリックで簡単に行うことができます。

後程ご紹介する「簡単!写真の露出を補正する方法」では、この PhotoDirector を使用して解説を行っています。
PhotoDirector には無料体験版がありますので、一緒に試してみたい方は上記のリンクよりダウンロードして、露出補正や最新写真加工機能を体験してみてください。


2位.プロ仕様で露出も自動で補正してくれる「Lightroom Classic」

Lightroom Classic

Lightroom Classic(ライトルームクラシック)は、プロの写真家やクリエイターに大人気の Adobe 社が提供する写真編集ソフトです。露出補正に関しては「自動補正」と言う機能があり、メニューをクリックするだけでソフトが自動で補正をしてくれたり、スライダーを調整するだけで自分のイメージ通りに強力に補正してくれます。ただしプロユースをメインに開発されているため、使いこなすには経験と時間を必要とし、他のソフトに比べて反応が遅いという難点もあります。


3位.露出補正など様々な加工を AI が自動でしてくれる「Luminar Neo」

Luminar Neo

Luminar Neo(ルミナーネオ)は、AI 技術を搭載したシンプルな写真編集ソフトです。細かく編集できるレイヤーシステムや、写り込んだ不要物を自動で除去する機能、ポートレート写真の背景を置き換える機能など、画像加工ソフトに必要な機能はカバーされています。露出補正に関しては、写真の奥行きを考慮した照明と露出を AI が自動的に補正してくれる機能があり、手動での補正では難しい調整も簡単に行うことが出来ます。


4位.露出補正など基本的な編集機能が無料で使える「Canva」

Canva

Canva(キャンバ)は、同名のスマホ用アプリが人気のデザイン・画像編集ソフトです。アプリが人気で有名ですが、こちらは PC 用なので、アプリよりさらに高度な加工を行うことができます。無料版と有料版の 「PRO」 があり、無料版では基本的な加工しかできません。また、オンラインで画像加工を行うため、ブラウザベースで利用することになりますが、最近では Windows 用と Mac 用のデスクトップアプリが提供されています。いずれにせよ常にオンラインの環境が必要な点と、データを一時的にオンラインにアップロードする必要があるため、セキュリティが心配な人には不向きかもしれません。


5位.トーンカーブ機能で細かな露出補正ができる「GIMP」

GIMP

GIMP(ギンプ、ジンプ)は、高度な写真編集機能を網羅しているにも関わらずフリーで提供されている驚くべきソフトです。レイヤー編集機能やマスク、エフェクトなどの基本的な機能はもちろん、ユーザーが作成した無料のプラグインをダウンロードする事で高度な編集も可能です。
露出補正に関しては、「トーンカーブ」という機能を搭載しており、使いやすく思い通りの補正が可能となっています。
ただし、無料であるがゆえにサポートは存在せず、操作に行き詰った場合やプラグインの導入方法などは、有志が用意したユーザーコミュニティ(ほとんどが英文)などを調べる必要があります。

簡単!写真の露出を補正する方法

それでは、実際に画像処理ソフトを使って露出補正をする方法をご紹介していきます。

ここでは、おすすめソフト 1 位でご紹介した PhotoDirector を使って解説を行います。PowerDirector には無料の体験版がありますので、一緒に試してみたい方は下記リンクよりダウンロードしてください。


暗い写真を明るくする方法

まずは、全体的に暗くなってしまった写真を明るく調整していきます。

 

ステップ 1:PhotoDirector を起動して写真を取り込みましょう

PhotoDirector を起動しますと、下図のような画面になります。
画面上部の項目から「ファイル」⇒「読み込み」⇒「画像」の順でクリックし、露出補正したい画像を選ぶ
PhotoDirector に画像を直接ドラッグ & ドロップすることでも取り込めます。

Demo

 

ステップ 2:露出補正をしましょう

画像を読み込みましたら、まず、補正後の結果がわかりやすいように、プレビュー画面左下の前後の比較アイコンをオンにしておきましょう。

画面上部のタブから「調整」をクリックします。
画面左側に様々な調整メニューがありますので、その中から「色調」ツール内の「露光量」を上げて調整します。
「露光量」のスライダーを上げると、画像が明るくなります。
しかし、上げすぎると画像が白っぽくなり立体感がなくなってしまいます。
その場合は、「コントラスト」を調整してメリハリをつけると良くなります。

Demo

 

また、そのさらに下には、5 段階で明るさが分かれているので、
これらのスライダーを調整して明るい部分から暗い部分までを個別に調整することができます。

Demo

 

ただ、初心者にはこれらの調整は難しく、なかなか思い通りの明るさに調整することが出来ませんので、 AI による自動調整をお勧めします。
自動調整は、「色調」の右側にある「自動色調」ボタンをクリックするだけで、先ほどの調整をすべて自動で調整してくれます。

Demo

 

下図は、「自動色調」で調整した調整前と調整後の写真です。
全体的に不自然にならずに明るくなっていることがお判りいただけると思います。

調整前Demo 調整後Demo

 

明るすぎる写真を適正な明るさにする方法

次は明るすぎる写真の露出を適正に戻す方法ですが、先程と同じように露光量を調整したりコントラストを調整することで補正することができます。
慣れないうちは、「自動色調」を使う事をおすすめします。

Demo

 

下図は「自動色調」で調整する前と調整後の画像比較になります。
調整前では見えなかった雲の影が、調整後は見えるようになっていることがお判りいただけると思います。

調整前Demo 調整後Demo

 

なお、調整が完了したら、画面上部の「書き出し」をクリックして写真を保存しましょう。

Demo

 

「書き出し」をクリックすると、書き出し先のフォルダや画像の名前などを細かく指定できますので、自分でわかりやすいように指定し、下部の「書き出し」をクリックして終了となります。

Demo

まとめ

今回は、写真の露出についての解説と、暗すぎる写真や明るすぎる写真の露出を調整して思い通りの写真に仕上げる「露出補正」のやり方などについて解説してみました。

「露出補正」はデジタルのデータがあれば、過去の写真でも補正することができます。昔撮影した写真などで諦めていた写真があれば、是非この機会に露出補正を行ってよみがえらせてくださいね。

なお、おすすめソフト 1 位でご紹介した PhotoDirector は、初心者でも簡単にワンクリックで露出補正が出来るだけでなく、様々な画像加工機能が搭載されているので、本格的な写真作品を制作することができます。
無料体験版では、全機能を試すことができるので、気になる方は下記リンクよりダウンロードして色々な機能を試してみてくださいね。



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