【2025年版】Mac向けおすすめ動画編集ソフト 7 選

YouTube や TikTok のような映像を用いた SNS の広まりにより、動画編集をはじめる人が急増しています。またリモートワークの広がりにより多くの人が、多くの時間を自宅での仕事に費やしはじめているため、自分の PC からビデオを編集することができるソフトは、高い需要があります。
Macbook を利用するユーザーのために様々な機能や価格の動画編集ソフトが販売されていますが、選択肢がありすぎてどのソフトが自分に合っているのか、どれくらいの価格のものにするべきなのか悩んでしまうかもしれません。
そこで本記事では、初心者から専門家まで、すべての人におすすめの Mac 向け動画編集ソフトをご紹介します。自分にあった動画編集ソフトを見つけるための参考にしてみてください!
【目次】
Mac向けおすすめ動画編集ソフト トップ3
1. PowerDirector 365: 初心者でもかんたん本格派動画編集ソフト

簡単でシンプルな動画編集ソフトといえば、サイバーリンクの PowerDirector です。初心者でも簡単に使いこなせるように設計されつつも、プロ向け動画編集ソフトとなんら変わらない本格的な機能を搭載しており、YouTube 向けの動画編集でも、ホームムービーを編集するのにも、オールマイティーに使用できます。
これから紹介する Mac 向けおすすめ動画編集ソフト7選でも詳しく紹介しています。
▶PowerDirector 365 の詳しい説明はこちら
使いやすさ、お手頃さ、更新頻度などの点で Mac ユーザーにおすすめのソフトです。まずは、無料でダウンロードして魅力的な動画編集を体験してみましょう!
2.Adobe Premiere Pro : プロ向け動画編集ソフト

Adobe は、プロ向けに高品質なクリエイティブソフトを開発しており、その中でも Premiere Pro は動画編集ソフトとして、映像業界でスタンダードな立ち位置にあり、プロのエディターが必要とするすべてのツールを提供しています。
3.Final Cut Pro X : Apple ユーザー向け高性能動画編集ソフト

Apple 製品の愛好者なら、Final Cut Pro X がおすすめです。ハリウッドクオリティのプロジェクトを制作するために作られた、デザインも優れた Mac 専用の動画編集ソフトです。
Mac 向けおすすめ動画編集ソフト 7 選
- PowerDirector 365
- Adobe Premiere Pro
- Final Cut Pro X
- DaVinci Resolve
- Apple iMovie
- Hitfilm Express
- Adobe Premiere Elements
1.PowerDirector 365 - 初心者でもかんたん本格派動画編集ソフト

PowerDirectorとは?
PowerDirector は、プロ向け動画編集ソフトと同じ機能を搭載しながら、非常に直感的で使いやすい操作方法で、初心者から上級者までの幅広いユーザーに対応する動画編集ソフトです。
PowerDirectorの長所と短所
長所
- お手頃価格
月額 558 円のお手頃な価格から始められる - 直感的な操作性
初心者でも迷わず使えるインターフェース - 豊富なAI機能
自動補正や自動字幕で編集効率が向上 - 多彩なテンプレート
数千種類のテンプレートで多様な表現が可能 - 定期的なアップデート
新機能やコンテンツが継続的に追加される
短所
- Windows版との差
Mac 版は Windows 版よりアップデートが多少遅い - 高機能ゆえのシステム要件
一部の高度な機能を使用する際、高性能なPCが求められる場合がある
便利な AI 機能一覧
総評|PowerDirector
テンプレートやエフェクト、トランジションの種類もとても多く、またAIを使ったノイズ除去やボイスチェンジ機能、動画の自動補正や字幕起こし機能など痒い所に手が届く編集ソフトで、YouTuber やゲーム実況者等にも人気のあるソフトです。
PowerDirector シリーズは長年連続 国内シェア No.1 の BCN アワードも受賞しており、品質が保証がされているため、安心して利用いただけます。

2. Adobe Premiere Pro
プロフェッショナル向け動画編集ソフト

Adobe Premiere Pro とは?
Adobe Premiere は映像制作の業界スタンダードであり、多くのプロエディターが使用しています。
価格設定は高いですが、それに見合った幅広い機能とテレビや映画の編集にも通用するレベルのソフトです。
長所と短所
長所
- プロ向けツールが豊富
AI を利用した多彩な編集ツール搭載 - 定期的なアップデート
新機能やコンテンツが継続的に追加される
短所
- 高めの価格設定
サブスク版しかなく、約¥3,000/月かかる。 - 慣れが必要
ユーザーが多くサポートはあるものの、スムーズに使えるまで練習の必要がある
総評|Adobe Premiere Pro
慣れが必要かつ、他のソフトと比べて高めの価格設定なので、プロフェッショナルなビデオ編集にはおすすめです。これから本格的な編集を視野に入れている方は考えても良いかもしれません。
3. Final Cut Pro X

Final Cut ProX とは?
Apple ユーザー向け、買い切りタイプの高性能動画編集ソフト。Mac 専用にデザインされており、スマートなデザインが特徴です。学生の場合は学割も利用できます。
長所と短所
長所
- 買い切り型
一度の購入でずっと使える - 直感的な操作画面
Mac ユーザーに分かりやすい UI
短所
- 高めの価格設定
サブスク版がなく、高価。 - アップデートがない
定期的なアップデートがなく、機能は購入当初のまま。
総評|Final Cut ProX
Mac を使用して動画編集を行うなら、Final Cut Pro X が良い選択肢の一つです。Mac 専用にデザインされており、すっきりとした操作画面で、技術次第でハリウッド映画のような作品に仕上げることができます。高価な価格設定ではありますが、一度きりの買い切り型なので長く使うと考えるとお得です。
4. DaVinci Resolve

Davinci Resolve とは?
ビジュアルエフェクト、カラーグレーディング、オーディオ編集などを総合的に行える動画編集ソフトです。
最新版ではAI を活用した機能やアップグレードも追加されています。
長所と短所
長所
- 統合型プラットフォーム
編集、カラー、VFX、オーディオを一つのソフトで完結 - 高品質なカラーグレーディング
映画業界でも評価されるカラー補正機能 - 無料版の充実
制限はあるが無料版でもプロ機能を利用可能
短所
- 学習難易度の高さ
多機能ゆえに、習得に時間がかかる場合がある - 高いシステム要件
スムーズな動作には高性能なPCが必要
総評|Davinci Resolve
DaVinci Resolve は無料版でも、高度な編集機能を備えています。
プロ向けに設計された有料版 DaVinci Resolve Studio は、詳細な色補正機能を搭載し、肌の色や目の色を調整することができます。
また、オーディオ編集機能も非常に充実しているので、時間に余裕のある学習者に最適です。
5. Apple iMovie

iMovie とは?
初心者に最適なMac専用無料の動画編集ソフト。シンプルな編集に向いています。
長所と短所
長所
- 無料
Mac に無料で搭載されている - 動作が軽い
重くなりがちな編集をサクッと出来る
短所
- 編集に制限がある
無料ゆえに、表現できない編集範囲が多い - 高度な編集には向かない
文字をカスタマイズしたり、トラッキングなどの処理はできない。
総評|iMovie
iMovie は Mac に始めからプリインストールされている動画編集ソフトです。
初心者でもかんたんな動画を作成することができる編集ツールを備えているので、今すぐ始めたい方にオススメです。
6. Hitfilm

Hitfilm とは?
無料でも使える、Mac、Windows 対応の動画編集ソフト。十分使える機能も多く、VFX 制作にも対応しています。
長所と短所
長所
- 無料版もある
無料で使える範囲も多い - 画像編集ソフトがセット
画像編集に興味がある方はお得
短所
- ユーザー数が少ない
チュートリアルが少ない - 日本語がない
海外ソフトなので日本語がない
総評|Hitfilm
Hitfilm は、予算に余裕がなくても使用できるプロ向けの動画編集ソフトです。
ほとんどの機能は無料で使えますが、習得には少し時間がかかる上、英語なので直感的に操作できない可能性があります。
7. Adobe Premiere Elements

Adobe Premiere Element とは?
基本的な機能が揃った、Adobe 製の初心者に最適な動画編集ソフト。本格的な編集をするには物足りないが、必要十分な編集をすることが出来ます。
長所と短所
長所
- 利用者が多い
Adobe 製でチュートリアルが豊富 - AI 機能もある
AI 編集機能が使える
短所
- プロ向けではない
物足りないと感じる人もいる - 価格が高め
買い切り型なので、継続的に使うならおすすめ
総評|Premiere Elements
Premiere Elements は、動画編集が初めての方や、楽しみながら動画編集したい方には、必要な機能がすべて搭載されており、シンプルなインターフェイスで編集が可能です。
さらに、AI ツールを使うことで動画編集の作業を省略することもできます。プロには物足りないと感じる方もいます。
Mac向けおすすめ動画編集ソフトの選び方 6 選
本セクションでは、気になる動画編集ソフトの選び方を 6 つのポイントに分けてご説明します。
- ポイント 1 :ご利用予定の動画編集ソフトはご自身の端末に対応していますか?
- ポイント 2 :スペック (動作環境) に対応していますか?
- ポイント 3 :ご利用予定の動画編集ソフトに無料体験版はありますか?
- ポイント 4 :撮影したデータは動画編集ソフトに対応していますか?
- ポイント 5 :動画編集ソフトの利用予定期間は?
- ポイント 6 :利用予定の動画編集ソフトは、日本語対応・サポートありますか?
ポイント 1 :ご利用予定の動画編集ソフトはご自身の端末に対応していますか?
ご自身のお使い端末はパソコン( Windows、 Mac、 Chromebook ) のいずれですか?それともモバイル ( iOS、 Android) のいずれかですか?
本記事は Mac を中心に動画編集ソフトをご紹介しますが、その他の端末でおすすめの動画編集ソフトをを知りたい方は下記のリンクからご自身の端末に併せてクリックしてください。
- 【関連記事】動画編集ソフトおすすめ 9選 Windows 版
- 【関連記事】【教育現場にも最適】Chromebook 向け動画編集ソフト
- 【関連記事】【無料】おすすめ動画編集・作成アプリ 8選 iPhone & Android
ポイント 2 :スペック (動作環境) に対応していますか?
各動画編集ソフトの「動作環境」ページを確認の上、ご自身の端末と照らし合わせてご確認ください。
例えば macOS 対応の動画編集ソフトをダウンロードしたけど起動できず、よくよくご自身の端末環境を確認したらオペレーティングシステム (以下 OS )バージョンが OS X El Capitan だったため、ソフトが起動できなかった報告があります。このような事にならないように、事前にチェックしておこう。
ポイント 3 :ご利用予定の動画編集ソフトに無料体験版はありますか?
とある動画編集ソフトに興味を持ったけど、どのような機能が搭載されているかわからず、即購入することに戸惑いますよね。もし、無料版が準備されているのであれば、機能の確認と同時に上記ポイント 2 でも述べた事も確認できるため、安心です。
ポイント 4 :撮影したデータは動画編集ソフトに対応していますか?
せっかく動画撮影を行ったのに、機材が出力したファイル形式が動画編集ソフトに対応していなければ、使うことができません。そうならないように、事前に撮影機材のファイル出力形式を確認することがおすすめです。各製品の仕様ページなどで確認できます。
例えば iPhone 15 Pro でビデオ撮影を行った場合、ビデオ撮影フォーマットは「 HEVC、 H.264、 ProRes」のいずれかになります。
ポイント 5 :動画編集ソフトの利用予定期間は?
ご自身が利用したい期間は、どのくらいですか?一般的に短期間はサブスクリプション型、長期間は買い切り版だと思われがちです。ただ、最近は短・長期間かかわらず、サブスクリプション型がお得の場合がほとんどです。常に最新版のコンテンツが利用できたり、サポートが優先的に受けれたり、買い切り版にない特典が多い傾向です。
ポイント 6 :利用予定の動画編集ソフトは、日本語対応・サポートありますか?
動画編集ソフトをインストールしても、ユーザーインターフェース (以下 UI ) が日本語に対応していなかったり、問題に直面した際に日本語をサポートしていなかったら、せっかく動画編集ソフトを買ったのにもったいないですね。そうならないように、事前に日本語対応しているか確認しましょう。
よくある質問 Q&A
YouTuber が一番よく使っている動画編集ソフトは?
YouTuber の中には Adobe Premiere Pro や DaVinci Resolve などのプロ向けの編集ソフトを使用する人もいれば、PowerDirector のような初心者でも使えるうえに高度な機能も備えているバランス型のソフトを選ぶ人もいます。
自分に合った動画編集ソフトを選ぶ時は、自分が使いたい機能があるかどうか、そして自分の作りたい動画のために活用していけるかどうかが重要です。
低価格の編集ソフトでも、アイデア次第で優れた動画を作成することができますし、上級者向けのソフトは高価ではありますが、それに見合う機能を提供してくれます。
初心者に最適な動画編集ソフトは?
PowerDirector と Adobe Premiere Elements はいずれもシンプルでかんたんな操作で編集できるようにデザインされており、公式ページだけでなく非公式のブログや YouTube でも多くの編集テクニックのチュートリアルが公開されているので、初心者にとっても始めやすい環境が整っていると言えるでしょう。
まとめ
昨今の動画編集ソフトは技術の進歩により、カット編集、タイトル、トランジション、エフェクト、BGM などの基本的な機能はどのソフトにも備わっています。さらに編集ソフトの競争率も高まっており、価格も下がっていく傾向にあります。
基本的な編集機能だけで自分が作りたい動画を作れるかどうか、またはプロ向けの動画編集ソフトを使ってもっと自由に動画編集を行うかは、実際に無料の体験版を使用して試してみることをおすすめします。
そして、自分に合った編集ソフトを選ぶのと同じくらいに、その編集ソフトに慣れて使いこなせるようになることも大事です。
たくさんの機能を搭載しているからといって、機能を使うことを目的にしないようにしましょう。
大事なのは自分がしたい表現のために、どのように機能を活用していけるのかを学び、ツールとして使いこなせるようにしてみましょう。
まずは PowerDirector 365 を今すぐダウンロードして、ビデオ編集の第一歩を踏み出しましょう。