【2024年最新版】画像に透かし・ウォーターマークを入れる方法とおすすめアプリ・ソフト6選
最近では Instagram や Twitter など SNS の流行で、気軽に写真を共有する機会が増えましたよね。
しかし、その一方で「写真の盗用」や「無断転載」の話も良く聞きます。
せっかく自分が撮影した写真を勝手に使用されてしまうのは避けたいところです。
そこで、今回は自分の撮影した写真や画像に「透かし」や「ウォーターマーク」を入れる方法について解説していきます。
- 透かし・ウォーターマークとは?
- 【スマホ向け】透かし・ウォーターマーク作成おすすめアプリ3選
- 1 位:簡単に透かしも挿入できる本格画像編集「PhotoDirector モバイル」
- 2 位:定番の画像編集ソフトで透かしを挿入「Photoshop Express」
- 3 位:機能も豊富で SNS 向け編集にも適した「PicsArt」
- 【PC向け】透かし・ウォーターマーク作成おすすめソフト3選
- 【実践】透かし・ウォーターマークの入れ方
- まとめ
透かし・ウォーターマークとは?
SNS などでの写真盗用や自分が撮影したことの証明として「透かし」や「ウォーターマーク」が有効という事は前項で解説しましたが、「透かし」や「ウォーターマーク」という物がどんなものかを解説しておきます。
写真に使用する透かしやウォーターマークは、一般的にその写真の著作権等の権利の存在を著作物(今回の場合は写真)に付随して明示することを指し、写真の場合は見る人が最低限邪魔にならない様に、小さく入れたり半透明の文字やロゴマークを入れる事を言います。
例えば下図のように、写真の隅に小さく入れたり、半透明にして入れたりします。
また、現在は文字の透かしを消すことのできる機能のついた高度な画像編集ソフトも存在するので、著作権所有者が画像いっぱいにウォーターマークを付ける場合もあります。
【スマホ向け】透かし・ウォーターマーク作成おすすめアプリ3選
1 位:簡単に透かしも挿入できる本格画像編集アプリ「PhotoDirector モバイル」
PhotoDirector(フォトディレクター)モバイルは、直感的な操作で使えるように作られた写真加工アプリで、パソコンソフト並みに高性能な写真加工ツールを揃えています。
文字や画像を使った透かしやウォーターマークの作成だけでなく、ブラシやエフェクト、マスキング機能、フィルターといった写真加工アプリに必要な基本編集ツールはもちろん、カラーグレーディングや色調整の機能などプロの使用も想定した高度な編集機能も搭載されています。
豊富な日本語フォントや AI 編集ツールなど他の編集アプリにはない便利な機能も盛りだくさん。初心者でもプロ顔負けの編集をほんの数タップで適用する事ができます。
さらにサブスクリプションに加入する事によって、 gettyimage が保有する膨大なロイヤリティフリー素材が使い放題になります。
▲直感的な操作でカンタンにウォーターマークを挿入!
実際に透かし・ウォーターマークを入れる方法は 次章 で紹介していますので、そちらをご覧ください。
2 位:定番の画像編集ソフトで透かしを挿入「Photoshop Express」
世界的に知名度もある Adobe 社開発の「PhotoShop Express」。
PC ソフトが有名ですが、スマホ版アプリもあります。
出来ることも多く、透かしを入れることも可能です。
しかし、画像の透かしを入れたい場合は有料サブスクリプションに加入しなければならないので、使いこなせるか吟味する必要があります。
3 位:機能も豊富で SNS 向け編集にも適した「PicsArt」
PicsArt (ピックスアート) は、初心者向けの SNS で写真を共有する事を目的に作られた写真加工アプリです。
写真の調整や補正などといった便利な機能を搭載しており、無料の範囲でも透かしの作成をすることができます。
さまざまな加工を数タップで行うことができますが、有料版の無料トライアルを執拗に勧めてくるため、無料で使い続けたいなら間違えてタップしないように気を付けましょう。
機能は揃っていますがプレミアム版への加入は安価とは言えず、無料トライアルを解約し忘れると次の日には課金されてしまいます。
【PC向け】透かし・ウォーターマーク作成おすすめソフト3選
1 位:簡単に透かしも挿入できる本格画像編集ソフト「PhotoDirector」
先ほど紹介したアプリ版「PhotoDirector」の PC ソフト版で、アプリ版はソフトをもとに作られているので、出来る編集は無限大です。シンプルな操作方法ながら AI を搭載したユニークな画像編集も可能なことから、今人気のソフトです。
販売元 CyberLink は全世界で愛用される動画編集ソフト「PowerDirector」をリリースしている会社で、動画・画像の加工では定評があり、蓄積されたノウハウや開発技術の高さでも知られます。
高度なレイヤー編集が可能で、透かし・ウォーターマークの挿入も簡単に行えます。
「PhotoDirector」には無料体験版もありますので、是非この機会に 1 度上記リンクからダウンロードして実際にその使用感を確かめてみる事をおすすめします。
実際に透かし・ウォーターマークを入れる方法は 次章 で紹介していますので、そちらをご覧ください。
2 位:カンタン操作で透かしを挿入「Promeo」
Promeo は、1万点以上のデザインされたテンプレートから選んで動画・テキストを変えるだけで簡単に SNS 向けの画像やビデオを作成することができるソフトです。
透かし・ウォーターマークも簡単に挿入できます。
宣伝用や広報用の編集ソフトとして役立つこと間違いなしです。
▲ 操作性抜群の画像/動画編集ソフト
3 位:フリーソフトでウォーターマーク作成も可能「GIMP」
GIMP(ギンプ、ジンプ)は、Photoshop などの高額なソフトに匹敵するくらい複雑な写真編集ツールから基本的なツールまでを網羅しているにも関わらずフリーで提供されている驚くべきソフトです。
レイヤー編集機能やマスク、エフェクトなどの基本的な機能が揃っている他、文字や画像の透かしも入れることができます。
ただし、ユーザーに最適化されたインターフェイスなどは備わっていないため、初心者や中級者にとっては複雑な編集技術の使い方を習得するには少々時間がかかるでしょう。
また、無料であるがゆえにサポートは存在せず、操作に行き詰った場合などは、有志が用意したユーザーコミュニティ(ほとんどが英語)などを調べる他ありません。そのため、写真加工の初心者には、かなりハードルが高くなっています。
【実践】透かし・ウォーターマークの入れ方
実際にスマホアプリ「PhotoDirector モバイル」と PC ソフト「PhotoDirector」を使って、透かしやウォーターマーク」の入れ方を解説していきます。
スマホアプリで透かしを入れる場合
スマホ版は複雑なレイヤー編集などは必要なく、直感的な操作で透かしを挿入することができます。「PhotoDirector モバイル」を起動したら、透かし・ウォーターマークを入れたい写真を選んでください。
まずは上記リンクから「PhotoDirector モバイル」をダウンロードしてください。
アプリを起動したら「編集」からスマホ内にある、透かしを入れたい画像を選択します。(アプリ画面はバージョンによって異なる場合があります)
テキストで挿入する場合
テキストの透かし・ウォーターマークを挿入したい場合は編集画面の下、メニューをスクロールして「テキスト」を選択します。
入れたいテキストを入力して「完了」を押してください。
文字列が長い場合は、下記画像のように文字の右端(画像の赤枠部)をタップしながら動かすことで行数を変えられます。
ピンチイン・アウト(二本指でタップしながら動かす)で拡大・縮小が可能です。
文字列を好きな場所に配置したら、下部メニューから「カラー」を選択します。
①好きな色を選択、不透明度を選択(おすすめは 40 ~ 70 程度)して、②上部の「✓」ボタンを押します。
最後に右上の矢印ボタンをタップして、保存すれば完了です。
画像で挿入する場合
ロゴやマークなどの画像を透かしとして挿入したい場合は、下部メニューから「画像の追加」をタップします。
挿入したいロゴ画像をスマホのフォルダから選択した後、下部メニューから「不透明度」をタップしてバーを動かしてください。40 ~ 70 くらいがおすすめです。
ピンチイン・アウトで拡大・縮小し、好きな位置に配置した後、右上の「✓」を押してください。
最後に右上の矢印を押して書き出したら終了です。。
PC ソフトで透かしを入れる場合
1. 写真を PhotoDirector にインポートする
PC ソフト版 PhotoDirector には透かし・ウォーターマークを挿入するための便利な機能が備わっています。
まずは PhotoDirector を起動します。
興味がある方は下記リンクから無料の体験版をダウンロード・インストールしてください。
PhotoDirector を起動すると、下図のようなウィンドウが開きます。
今回は「フルモード」で行いますので、「フルモード」をクリックしてください。
「フルモード」で起動すると、下図のような画面になります。
「PhotoDirector」が起動しましたら、「透かし・ウォーターマーク」を入れたい写真をインポートします。
やり方は、左上のメニューから【ファイル⇒読み込み⇒「画像」もしくは「フォルダ」等写真データのある所】を選択します。
写真データの場所がわかっている場合は、写真データをそのまま PhotoDirector にドラッグ&ドロップしてもインポート可能です。
2. ウォーターマーククリエーターを開く
写真のインポートが無事完了しましたら、「ウォーターマーククリエーター」を開きます。
「ウォーターマーククリエーター」は、画面上部メニュー「ガイド編集」をクリックし、画面左側にメニューが展開されますので、その中から「フレーム&ウォーターマーク」⇒「ウォーターマーククリエーター」の順でクリックしてください。
3. 透かしを編集する
ウォーターマーククリエーターツールを使用して、透かし設定や調整を行っていきます。
「透かし・ウォーターマーク」は、この写真があなたの撮影したものである事を明記する為の物ですので、「名前」や「ロゴマーク」、会社であるなら「会社のロゴ」などが適切です。
それでは実際に「透かし・ウォーターマーク」を入れてみます。
【テキストで挿入する場合】
もし、名前や会社名を入れるのであれば、「テキスト」タブを選択し、「テキストの追加」で文字列を画像内に追加します、すると画像内に「新規テキスト」という文字列が表示されますので、その文字列をダブルクリックし、自分が入れたい文字列に書き直しましょう。
フォントやフォントサイズ、不透明度、シャドウなどの効果は、文字列を書き直した後に調整できますので、お好みのフォントやサイズに調整してください。
【画像の追加で挿入する場合】
もし会社ロゴや自分の固有ロゴやサインの画像データをお持ちであれば、「画像の追加」を使いましょう。
やり方は、「画像の追加」タブを選択し、挿入したい画像を選ぶだけとなります。
画像を追加したあとに、追加した画像の不透明度を調整できますので、写真を鑑賞するのに邪魔にならない程度の不透明度に調整してください。
【画像情報の追加で挿入する場合】
「画像情報の入力」での入力も可能です。
やり方は、「画像情報の入力」タブを選択し、入れたい情報のチェックボックスにチェックを入れます。
必要であれば、「著作権」の欄に入れたい名前や会社名を入力してください。
それぞれの入力が完了しましたら、フォントやフォントサイズ、色や不透明度を調整し、写真の良さを損なわない程度に調整しましょう。
4. 写真を保存する
「透かし・ウォーターマーク」の入力が完了しましたら、画像を保存しておきましょう。
保存のやり方は、上部メニューから「名前を付けて保存」を選び、保存先やファイル形式、ファイル名を選んで保存しておきます。
まとめ
今回ご紹介した「写真への透かし・ウォーターマークを入れる」方法は、あなたの画像を盗用から守るだけでなく、画像を見た人や企業から様々なオファーがくるチャンスになるかもしれません。
もし「映える・バズる」写真を撮影した時や、決定的瞬間の撮影に成功した際には、ぜひ SNS での共有前に「透かし・ウォーターマーク」を入れておきましょう。
「透かし・ウォーターマーク」も簡単に挿入できる高機能画像編集ソフト及びアプリ「PhotoDirector」も忘れずにダウンロードしておきましょう。