VHS ビデオを DVD やブルーレイにまとめてダビング
地デジ放送への完全移行によって、VHS テープとデッキを押し入れにしまいこんでしまったひとも多いと思います。VHS テープには思い出のビデオがたくさんあって、処分はできないという方は DVD にまとめてダビングしてみてはどうでしょうか ? VHS テープを VHS デッキで再生しながら PC に取り込む(キャプチャー)機器と PowerProducer 6 を使って、DVD やブルーレイに VHS ビデオをダビングする方法を紹介します。
ご注意: 本ページでご案内する内容は、PC と PowerProducer 6 以外に VHS デッキと PC を繋げて VHS テープの映像を取り込むための機器を利用しています。 PowerProducer 6 だけでは VHS テープを取り込むことはできません。
右図のような VHS デッキと PC を接続する機器が市販されています。この機器を使って PC へ VHS テープの映像を取り込み、PowerProducer 6 でビデオの映像を録画してディスクに記録を行います。
ご注意
ご利用の PC で利用できるかどうか、キャプチャー機器の動作要件を確認し、ドライバーのインストールなどの製品利用前の必ず準備を行って下さい。
VHS ビデオデッキの出力端子にビデオデッキ付属のケーブルを差し込みます。ここでは黄・赤・白のコンポジットケーブルを利用しています。キャプチャー機器によってはコンポジット以外に、S 端子での接続にも対応しているものがあります。
VHS ビデオデッキから延びたケーブルをキャプチャー機器のケーブルと接続します。 PC 側とは USB で接続します。右図のように接続をしたら取り込み前の準備は完了です。VHS ビデオデッキはテレビとつなげる必要はありません。
PowerProducer 6 を起動します。初めてキャプチャーを行う場合は、「ムービーディスクの作成」を選びます。DVD-VR や AVCREC、BDAV 形式でディスクの空き容量にビデオを追加する場合は、「ディスクユーティリティー」でファイナライズの解除を行った後に、「ディスクの編集」を選びます。
PowerProducer 6 は各種ディスク形式を選択できます。ブルーレイへの書き込みに対応したドライブをご利用の場合、ブルーレイに記録を行えます。今回は DVD-VR 形式を選びます。 PowerProducer 6 ではDVDとブルーレイの書き込みについて再生縦横比を選ぶことができます。16:9を選んだ場合、現在の液晶テレビで画面いっぱいに拡大して再生しても、縦横比が崩れることはありません。
PowerProducer 6 のキャプチャーメニューから「動画」を選ぶと、 VHS デッキの映像がプレビュー画面に表示さます。 VHS デッキの再生ボタンを押すと、プレビュー画面に VHS ビデオの映像が流れるので、 PowerProducer 6 の録画開始ボタンを押すと、PC へ動画ファイルとして取り込まれるようになります。不要なシーンはこの時点で録画停止を押すことでカットすることができます。後から PowerProducer 6 でカットすることも可能です。
ご注意
キャプチャー映像は MPEG 形式で取り込まれます。ディスクへの書き込み時に 各種ディスク形式に合わせて MPEG 2 または m2ts などに変換されます。
PowerProducer 6 は、市販・レンタル DVD に使われる DVD-Video 形式以外に、DVD-VR 形式で書き込みが行えます。この方式で書き込んだディスクは、後から PowerProducer 6 のメニュー [ディスクの編集] を選んで、動画をディスクに追加することができます。
[ディスクの編集]メニューできること
・動画の追加
・チャプターの追加と削除
・プレイリスト(再生する順番)の作成と編集
ご注意: 書き込み可能ブルーレイディスクをお持ちの場合、AVCREC と BDAV 形式で記録したディスクにも動画を追加できます。
