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2025年 2月 12日
サイバーリンク、AI顔認証スマートセキュリティシステム FaceMe® Security の新バージョン 8.0 をリリース、VMS連携を強化し、大規模プロジェクトの導入を加速

台湾 台北(2025年2月12日)– CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下サイバーリンク) AIと顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、AI顔認証スマートセキュリティシステム FaceMe® Securityの新バージョン 8.0 のリリースを発表しました。

今回の新バージョンでは、VMS連携時のUI/UXを改善することで、よりスムーズなシステム構築が可能になりました。さらに同一ネットワーク内にあるONVIF対応のIPカメラを自動検出する機能が追加され、初期セットアップの大幅な効率化を実現いたしました。また、HTTP APIによる外部デバイスのトリガー機能を追加したことにより、ネットワーク機能を持ったパトライトや接点制御機器など、HTTP APIをカスタマイズして直接制御が可能になったことで、アクセス制御の機器の対応幅を大幅に拡張しました。その他にも、無料データベースPostgreSQLのサポートや内蔵APIテストツールの提供など、主に技術面でのサポートを大幅に強化しております。

サイバーリンク、AI顔認証スマートセキュリティシステムFaceMe® Security の 新バージョン 8.0 をリリース VMS連携を強化し、大規模プロジェクトの導入を加速

FaceMe® Security 8.0 の新機能およびアップデートの詳細

< VMS連携のUI/UXを強化 >

FaceMe® Securityは、主要VMS(ビデオ監視システム)とのシームレスな連携により、包括的なセキュリティ強化に大きく貢献します。今回のアップデートでは、VMS連携時のセットアップフローにおけるUI/UXを改善したことで、導入プロセスの効率化を実現します。

【 対象VMS 】

  • Genetec / Nx Witness / Hanwha Vision Wisenet WAVE / Milestone XProtect


【 強化ポイント 】

  • 直感的なコンソールUI: ユーザーが直感的に操作できるよう、よりシンプルで使いやすいインターフェースを提供。
  • セットアップガイドの改訂: 初めての利用者でも迷うことがないよう、明確な手順とスナップショット付きのガイドを追加。


< 同一ネットワーク内のONVIF対応IPカメラを自動検出、初期セットアップを大幅に効率化

従来の初期セットアップではカメラのIPアドレスを手動で入力し検出・同期させる必要があり、時間と手間がかかっていました。

今回のアップデートでは、同一ネットワーク内のONVIF対応のIPカメラを自動的に検出できるようになり、システム操作が大幅に簡略化されました。これにより、とくに数百台以上のIPカメラを扱う大規模プロジェクトにおいて、FaceMe® Securityの導入スピードを大幅に向上させ、効率的な運用が可能となります。

さらに、同一LAN内のFaceMe Security Centralも自動検出が可能になり、IPアドレスが手元にない場合でも、簡単にシステム設定を更新できるようになりました。

【 強化ポイント 】

  • 同一ネットワーク内のONVIF対応のIPカメラを自動検出
  • 指定したIPアドレス範囲内のカメラを検索・検出
  • 同一LAN内にあるすべてのFaceMeコンポーネント(ワークステーションやアドオン)を自動検出


HTTP APIによる外部デバイスのトリガー機能を追加

最新バージョンでは、従来のDIDO I/OモジュールおよびWiegand通信プロトコルのサポートに加え、HTTP APIによる外部デバイスのトリガー機能が追加されました。これにより、ネットワーク機能を持ったパトライトや接点制御機器による自動ドアの制御など、FaceMe® Security上でHTTP APIをカスタマイズすることにより、直接制御が可能となりました。この新機能により、アクセス制御機器の対応範囲が大幅に拡張されました。

【 連携シナリオの例 】

  • Axis カメラのDIDOモジュールをトリガーしてドア(電子錠)を開閉
  • パトライトと連携し、不審者の検知時に赤いライトを点滅させる

HTTP APIによる外部デバイスのトリガー機能を追加

< その他アップデート >

  • 無料データベースPostgreSQLをサポートし、データ管理の柔軟性を向上
  • データベースのパフォーマンスを最適化し、バッチ削除や更新速度を加速
  • 内蔵APIテストツールを提供し、ユーザーがFaceMe® Console内で直接API統合をテスト可能に


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FaceMe® Securityについて 

FaceMe® Security は顔認証による入退室管理、ドア・電子錠制御、リアルタイム監視、イベント録画などの多機能を備えた、開発不要、即導入可能なパッケージソリューションです。IPカメラや顔認証端末、VMSと連携し、従業員の入退室管理や不審者の検出およびアラート発報機能などを備え、セキュリティの強化、効率化を実現します。角度のついた状態や遠距離からの認証、またマスクやヘルメット着用時の認証も可能なため、オフィス、工場、商業施設などあらゆる利用シーンへ導入可能です。

FaceMe® Securityの製品情報はこちら:https://bit.ly/40peAFn

サイバーリンクについて 

1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアとAI顔認証技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っております。 コンシューマー向け動画・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。
日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、動画再生ソフト「PowerDVD」、動画編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。
映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認証に最適なソリューションの提供を通して、新しい「暮らし方」を創造しています。 

サイバーリンクについての詳細は公式HPをご覧下さい: https://jp.cyberlink.com 

■お問い合わせ先 

担当: 和田 翔平 contact_pr_jpn@cyberlink.com 
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