YouTube・V ログ 用おすすめカメラ【12選】
YouTube や Instagram にて、旅行先の景色や雰囲気を動画に残して「Vlog」として投稿される方が増えてきましたね。気軽に撮影できるスマートフォンからアクションカメラ、さらに本格的な一眼レフのカメラまでたくさん種類がありますが、どれがよいか悩んでいる方へ項目別おすすめの 12 機種をご紹介しますので、最後までぜひ読んでみてください。
もくじ:
- 1. Vlogとは?
- 2. Vlogに使えるカメラは 4 種類ある
- 3. Vlogカテゴリ別におすすめのカメラ
- 3-1. エントリーカメラおすすめ 3 選
- 3-2. ミドルレンジおすすめ 3 選
- 3-3. ハイエンドカメラおすすめ 3 選
- 3-4. アクションカメラおすすめ 3 選
- 番外編. ドローンカメラ
- 4. Vlogカメラ以外で必要なモノ
- 5. まとめ
1. Vlogとは?
Vlog (ブイログ)は、「Video-Blog (ビデオブログ)」を省略した言葉であり、動画版のブログと認識しても大丈夫です。YouTube や Instagram などの SNS で投稿している方を Vlogger (ブイロガー) 「Video-Blogger (ビデオブロガー)」と言います。
スマホ一台さえあれば、手ごろに開始することができるため、Vlog を始めて見る方が年々増えてきています。
2. Vlogに使えるカメラは 4 種類ある
Vlog に使えるカメラは、大雑把に「一眼レフカメラ」、「ミラーレスカメラ」、「コンパクトカメラ」、「アクションカメラ」の 4 種類ございます。
一眼レフカメラ
カメラ内部に「ミラー (鏡)」が設置されており、レンズから入ってきた光をミラーで反射させて光学ファインダーに表示させます。そのため、ファインダーが必須であり、カメラからが出っ張っているような形になってしまいます。カメラ本体は「ミラーレス」に比べて大きくなってしまうこと、バッテリー持ちが良いことが特徴です。4 種類のカメラの中では、最も明るく綺麗に撮影ができます。また、レンズの交換が可能です。
ミラーレスカメラ
カメラ内部のミラーを取り除いた状態を、ミラーレスカメラと言います。ミラーがない分、一眼レフカメラと比べてサイズが一回り以上小さくなるので、持ち運びがしやすくなります。機種によっては、電子ビューファインダー (EVF) が非搭載のモデルもございます。レンズの交換が可能です。
コンパクトカメラ
コンパクトカメラの大きな特徴は、レンズの交換が一眼レフカメラやミラーレスカメラと違ってできない点です。その代わり、本体のサイズはとても小さく軽いため、持ち運びには優れております。毎日使っている鞄に入れっぱなしにても、重さは気になりません。
アクションカメラ
簡単に言えば、コンパクトカメラを動画メインに改良したのがアクションカメラです。レンズは広角レンズを採用し、防塵・防水、さらに激しい動きなどにも対応していることが多いです。コンパクトカメラより小さくて軽いため、自由にマウントして視点を変更することができます。
次の章では、Vlog に向いてるカメラをカテゴリ別でご紹介します。
3. Vlogカテゴリ別におすすめのカメラ
3-1. Vlog エントリーカメラおすすめ 3 選
SONY ZV-1 II
2023 年 6 月に発売した最新型の VLOGCAM シリーズ「ZV-1 II」は、「ZV-1」に比べて広角側が 24mm から 18mm へ変更された事により、自撮りがしやすくなりました。また、ズームレンズ (18-50mm F1.8 - F4.0) が標準搭載されており、暗いところでも広角側 (18mm) での撮影が明るく撮影できます。モニターはバリアングルを採用しているので、自撮りがしやすいのが特徴です。
- 販売価格: 119,900 円~ *ソニーストアにて
- カメラ分類: デジタルカメラ
- センサーサイズ: 1.0 型
- 画素数: 2010 万画素
LUMIX G100D
2024 年 1 月に発売された LUMIX G100D は、前モデル G100 の充電ケーブルが USB-C に対応した点、さらに電子ビューファインダーが約 236 万ドットの有機 EL (OLED)になったことで、より綺麗にファインダーを通して見ることが可能になりました。また、本モデルは交換式レンズを採用しているため、お気に入りのレンズを使って写真・動画撮影が自由にできるようになりました。本体の重さは約 346g と非常に軽く、常に鞄の中に忍ばせて持ち歩くことができます。モニターは同じくバリアングルを採用していますので、自撮りができます。
- 販売価格: 106,920 円~ *パナソニック公式通販サイトにて
- カメラ分類: レンズ交換式デジタル一眼カメラ
- センサーサイズ: 4/3 型 Live MOS センサー
- 画素数: 2030 万画素
Canon PowerShot V10
2023 年 5 月に販売された PowerShot V10 は、Vlog を目的に開発された Vlog カメラです。今までのカメラと違い、縦持ちで撮影する独特なデザインになっており、スマートフォン感覚で使うことができます。わずか 211g と軽くて小型であるため、持ち運びにも大変優れています。モニターはチルトを採用しています。
- 販売価格: 59,950 円~ *キヤノンオンラインショップにて
- カメラ分類: コンパクトカメラ
- センサーサイズ: 1.0 型
- 画素数: 1310 万画素
3-2. Vlog ミドルレンジおすすめ 3 選
Panasonic Lumix DC-GH6
2022 年 3 月に発売された Lumix DC-GH6 は、DC-GH5 の後継機種であり、G シリーズマイクロフォーサーズ一眼カメラの中では上位機種になります。ボディ内に搭載されている約 7.5 段分の手振れ補正と 5.7K の高画質により、手持ちでも滑らかなかつ高画質な動画撮影が可能になりました。モニターはバリアングルを採用。
- 販売価格: 236,610 円~ *パナソニック公式サイトにて
- カメラ分類: レンズ交換式デジタル一眼カメラ
- センサーサイズ: 4/3型Live MOS センサー
- 画素数: 2521 万画素
SONY a6700
2023 年に発売された SONY a6700 は、フルサイズ機の a7R V と同様のリアルタイム認識 AF が搭載されているため、鳥、昆虫、車、電車、飛行機などの被写体を瞬時に認識、追尾してくれます。フォーカスマップ機能、S-Log3搭載など、幅広い動画スタイルに対応しています。
- 販売価格: 218,900 円~ *ソニーストアにて
- カメラ分類: レンズ交換式デジタルカメラ
- センサーサイズ: APS-Cサイズ
- 画素数: 約2700万画素
FUJIFILM X-S20
2023 年 6 月に発売された FUJIFILM X-S20 は、X-S10 の後継機種です。FUJIFILM の最大の特徴は、ボディ内に搭載されている「フィルムシミュレーション」により、編集しなくても好みの色味を設定して撮影ができます。モニターはバリアングルを採用。
- 販売価格: 220,000 円~ *富士フィルム公式サイトにて
- カメラ分類: ミラーレスデジタルカメラ
- センサーサイズ: APS-C サイズ
- 画素数: 約 2610 万画素
3-3. Vlog ハイエンドカメラおすすめ 3 選
Canon EOS R6 Mark II
2022 年 12 月に発売された Canon EOS R6 Mark II は、フルサイズ機、最大 8.0 段の手振れ補正、キャノン一眼レフカメラのなかでも最大 40 枚/秒の高速連続撮影など、動画・写真どちらでも文句なしの性能が搭載している優れたカメラです。モニターはバリアングルを採用。
- 販売価格: 440,000 円~ *キャノン公式サイトぶて
- カメラ分類: デジタル一眼ノンレフレックスAF・AEカメラ
- センサーサイズ: フルサイズ
- 画素数: 約 2420 万画素
SONY a7c II
2023 年 10 月に発売された SONY a7C II は、ソニーの APS-C カメラと似たサイズでありながらフルサイズセンサーを導入しており、軽さと高解像度がとても優れています。AF は a6700 で紹介した機能以上に強化されており、さらにユーザーカスタムの LUT をインポートすることができます。モニターはバリアングルを採用。
- 販売価格: 295,900 円~ *ソニーストアにて
- カメラ分類: レンズ交換式デジタルカメラ
- センサーサイズ: フルサイズ
- 画素数: 約 3410 万画素
FUJIFILM X-H2S
2022 年 7 月に発売された FUJIFILM X-H2S は、富士フィルムが出している APS-C 機の中で最上位のモデルです。AF の性能は他の X マウントに比べて向上しており、人、車、飛行機、電車、動物、鳥なども認識します。デュアルスロットに対応しているため、仕事で片方の SD が壊れてももう片方をバックアップとして使えます。富士フィルムの色が好きな方には、おすすめの一台です。モニターはバリアングルを採用。
- 販売価格: 383,900 円~ *富士フィルムサイト
- カメラ分類: ミラーレスデジタルカメラ
- センサーサイズ: APS-C サイズ
- 画素数: 約 2616 万画素
3-4. Vlog アクションカメラおすすめ 3 選
Insta 360 X4
Insta360 X4 は、「 360 度」撮影ができ、撮影後に好みのアングルを選んで動画に切り出すことができるアクションカメラです。この機能が Insta360 X4 の最大の特徴であり、撮影する画角を気にせず撮影できるのが初心者にとってうれしいポイントです。3m まで伸ばせる純正の自撮り棒と併用したら、カメラでは撮影できない違う世界を表現することができます。
- 販売価格: 79,800 円~
- カメラ分類: アクションカメラ
- センサーサイズ: 1/2インチ
- 画素数: 静止画は 7200 万画素
GoPro Hero12 Black
2023 年 9 月に発売した GoPro Hero12 Black は、小型でありながら激しい揺れにも強く、今まで撮影できなかった視点からの撮影を可能にしてくれたアクションカメラです。内部に搭載されているビデオブレ補正機能 「HyperSmooth 6.0」 は、走りながらの撮影でも揺れの少ない動画へ補正してくれます。
- 販売価格: 62,800 円 ~
- カメラ分類: アクションカメラ
- センサーサイズ: 1/1.9インチCMOS
- 画素数: 2760 万画素
DJI Osmo Pocket 3
DJI Osmo Pocket 3 は、ジンバルが搭載されている手のひらサイズの小型カメラです。上記で紹介したアクションカメラに比べて手振れ補正は弱いですが、ジンバルが常に水平な画角で撮影してくれますので、自撮りには向いています。モニターサイズは前モデルから約 2 倍拡大しており、より見やすくなっております。
- 販売価格: 74,800 円 ~
- カメラ分類: アクションカメラ
- センサーサイズ: 1 インチ CMOS
- 画素数: 約 940 万画素
番外編. ドローンカメラ
番外編として、ドローンカメラをご紹介します。ドローンは無線で遠隔操作ができる小型無人航空機です。一部のドローン限定ですが、カメラ内の人物を追跡する機能が搭載されているモデルがあったりします。うまく使えば、一人でも実際に誰かが撮影しているような見せ方をすることができます。
ただし、最近ではほとんどの場所が「飛行禁止」または「飛行申請」が必要なため、少し難題ではあります。
4. Vlog カメラ以外で必要なモノ
上記でご紹介した Vlog カメラ以外に必要なものがいくつかございますが、最も大事なモノは「編集ソフト」です。撮影したデータをそのまま YouTube や SNS に投稿してしまうと、膨大なデータになってしまいます。また、視聴者は長くて展開のない動画を見たいと思わないので、視聴者が見たいと思うように編集しなければなりません。
動画編集ソフト、写真編集ソフトは世の中にたくさん出回っております。どのソフトを使えば良いかわからない方は、試しに弊社のソフトを使ってみてはいかがでしょうか?動画編集ソフトであれば PowerDirector、写真編集ソフトであれば PhotoDirector がおすすめです。両方とも試してみたい方は、 DirectorSuite と両方が含まれているバンドルがございます。
PowerDirector について
PhotoDirector について
DirectorSuite について
※ Windows のみ対応
5. まとめ
本記事では、Vlog におすすめのカメラを 12 選ご紹介しました。カメラの中でもエントリー、ミドルレンジ、ハイエンドが存在し、少しジャンルが異なってしまいますがアクションカメラもございます。どんな Vlog を創り上げたいか考えたうえ、カメラ選びの参考になれば幸いです。