YouTube 動画向け音声編集のコツとおすすめ編集ソフト【2024最新】
YouTube で、視聴回数も多くコメントも多い人気動画にはどのような共通点があるかご存じですか?
目を見張るような編集技術でしょうか?実は、それよりも重要なのは高品質なオーディオ(音声)です。
YouTube 動画を観る時、「質の良い」音を気にしたことはないかもしれませんが、違和感のある音には気づいたことがあるかもしれません。例えば声の大小が均一でなく聞き取りにくい、エコーのかかったナレーション、物音や車の騒音など、見ている人が不快になってしまう大きな要素の一つです。
近年、動画メディアと同じように注目されている音声メディア、もはや情報は耳で取り入れる時代なのです。
YouTube で成功したいのであれば、単なる動画素材の編集だけではなく、オーディオ編集にも同じくらいの愛情を注ぐべきなのです。
- YouTube ではなぜ「質の高いサウンド」が重要なのか
- YouTube 動画の音声を収録する際の3つのポイント
- 音声収録に最適なマイクを探す
- その他の録音方法
- YouTube 動画の音声は別録音が基本
- まとめ
YouTube ではなぜ「質の高いサウンド」が重要なのか
普段見ている YouTuber 達はどのように動画を撮影しているかご存じですか?今やiPhone1台で始められる YouTube ですが、もうひとつ不可欠なものがあります。
それがマイクです。
どんなカメラで撮影しても、カメラ内蔵のマイクは周囲の音を拾ってしまい、カメラから 1m も離れていれば聞き取りにくい音声になってしまいます。
あなたが見ている YouTuber は全員、マイクを使って録音をしているといっても過言ではないし、撮る側はマイクがないと全く見てもらえないことを知っています。
更に、ASMR やポッドキャスト、ながら聴きイヤホンなど「耳活」が主流のこの時代では「質の高いサウンド」以外は考えられないのです。
音声で視聴者を引き付ける
動画は、映像と同じくらい音楽、サウンド(音響や効果音)が重要です。BGM 音楽の大小調節、声の聞き取りやすさ、重低音サウンドの有無、心地よい効果音などクリエイターや YouTuber は意識して作品を作っています。
ASMR やラジオ、音楽などは 100% 音のみを楽しむ物なので、作成する側はしっかりとした録音設備と編集ソフトが必要になります。
視聴者があなたの動画に集中すれば、視聴者がチャンネルに登録してくれる可能性が高まります。
- チャンネル登録をしてくれる
- 動画に「いいね」をしてくれる
- コメントを残してくれる
- 他の SNS で動画を共有してくれる
- 動画へのリンクやブログへの埋め込み、言及をしてくれる
YouTube 用の音声録音をマスターする
今、この記事を見ているという方は YouTube 動画やポッドキャスト収録などでどのように録音、編集したらよいかを探っていると思います。
音声を録音、編集するためのコツとおすすめの機材や編集ソフトを紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
YouTube 動画の音声を収録する際の3つのポイント
質の良い音声を収録するためには、まず録音環境を整えることが大切です。
使用する機材や録音する場所など、すべてを考慮する必要があります。最新のマイクやソフトウェアを使えば、どんな環境でも完璧な音声を収録することができますが、最高品質の音声は「どこで収録するか」が重要です。
ここでは、YouTube 動画の音声を収録する際に考慮すべき2つの重要なポイントをご紹介します。
1. 録音環境を整える
良いオーディオは音源から始まります。録音する場所は、交通量の少ないところや、エアコンの音、隣人の声などのバックグラウンドノイズがないところがいいでしょう。
また、広すぎず、狭すぎない空間がおすすめです。どちらも音質に影響します。理想的なのは、服がたくさん詰まったクローゼットのようなスペースです。服があれば、反響や残響を抑えることができますし、周囲の雑音を遮ることもできます。
2. 内蔵マイクに頼らない良質な外部接続マイク
YouTuber やポッドキャスターはカメラに直接録音するのではなく、必ずマイクを持っています。
マイクを使うことで、より音源に近いところで音声を録音できるからです。騒がしい部屋の中で声を出すのと、人のすぐそばで声を出すのとでは、マイクを使ったほうが、より近くで、より少ない音の干渉で済むのです。
通販で買える安価なマイクを使うだけでも、音声の質は格段に変わります。
また、高品質な録音機器を用いることで下記のようなメリットもあります。
- バックグラウンドのノイズを除去しやすい
- 動画の中で注目したい音をより良く拾うことができる
- 音質が格段に向上し、信頼性が高まる
3. 音質を最大限に引き出す高性能音声編集ソフト
高品質な録音設備を整えても、それを編集できる環境がないと作品を世に出すことはできません。
YouTube 動画の作成には動画編集ソフト、ポッドキャストや ASMR 作成には音声編集ソフトが必要です。
高音質な作品を作る動画編集ソフトに必要な機能
- 豊富な音声編集ツールが付属
- 動画の質を上げる多彩なエフェクトやトランジション
- ノイズ除去やスピーチ強調などの便利ツール
- 自動字幕文字起こし機能
これらをすべて備えた PowerDirector は国内シェアNo.1の動画編集ソフトです。
注目すべきはその機能性と値段。
高度な動画編集ができるソフトでありながら、AI ノイズ除去、AI スピーチ強調、AI 自動字幕起こしなど音声を重視するクリエイターに嬉しい AI 機能も備えており、サブスク版は1か月たったの492円(セール期間のみ)。
無料体験版がダウンロードできるので気になった方はぜひ試してみてください。
▲ YouTube でチュートリアルが閲覧可能です!
高音質な作品を作る音声編集ソフトに必要な機能
- 直感的な操作ができる音声編集
- ノイズ除去やスピーチ強調などの便利ツール
- ボーカル抽出&除去
- ポッドキャストや ASMR に必要な高音質録音&編集
AudioDirector は上記をすべて備えた音声編集ソフトで、多くのプロクリエイターにも愛用されています。AI ノイズ除去は、録音の際に取り切れなかった外部ノイズを一掃するのにとても重宝します。
AudioDirector 単体サブスク版は517円/月ですが、動画編集ソフト PowerDirector と色編集、画像編集ソフトがセットで使える DirectorSuite は932円/月で購入できます(セール期間のみ)。
AudioDirector も無料体験版がダウンロードできるので、ぜひその使用感を体感してみてください。
音声収録に最適なマイクを探す
作りたいコンテンツが決まったら、実際にマイクを探しましょう。
YouTube 動画に音を入れるのに適したマイクは、結構簡単に見つかります。
スマートフォンでの撮影・録音・編集も考えているならスマホに接続できるマイクや端子の変換ができるものが必要です。
- 使い方が簡単
- 高音質で録音できる
- ノイズ軽減機能、ポップガード付き
- スマートフォン、タブレット、ノート PC に対応している
など、マイクにも種類があります。
ASMR 系の録音には高価なマイクが必要ですが、それ以外であれば数千~で売っているもので構いません。
ピンマイクは、インタビューやセリフの多い動画を中心にコンテンツを制作しているYouTuber に人気があります。
動画の音質を向上させる最も簡単で安価な方法ですが、使うのと使わないとでは音声の聞き取りやすさに天と地の差があります。
USB コンデンサーマイク
USB コンデンサーマイクは、ナレーションを含む YouTube 動画や、ポッドキャスト、ラジオ、音楽の録音に最適で、USB ポート1つでノートパソコンを本格的なレコーディングスタジオにすることができます。
その他の録音方法
スタジオや本格的なロケ撮影を考えている方には、別のアプローチも検討してみてはいかがでしょうか。
ショットガンマイク
ショットガンマイクは、遠くの音や声を拾うのに適しています。
さらに、このマイクは周囲の音の中で最も目立っている音に焦点を合わせます。これは、干渉管を使用してナロー・ポーラー・パターンと呼ばれるものを作り、オーディオトラック上の周囲の音よりも "軸上 "の音をクリアにすることで実現しています。
つまり、極めて低いレベルのバックグラウンドノイズしか拾わないので、YouTube 動画の編集が非常に楽になります。
ポータブルデジタルレコーダー
Vlog や旅に関するコンテンツを制作する YouTuber や、歩きながらのインタビューや体験型ドキュメンタリーを行う人には、ポータブルデジタルレコーダーが最適です。
ポータブルマイクは、録音するものに合わせて適応・変更できるため、最も汎用性が高いです。他の種類のマイクを追加して、一度に複数のチャンネルを録音したり、ヘッドフォンで再生することも可能です。また、ビデオトラックと共に最高品質のオーディオトラックをアップロードできるため、自分の環境を記録するのにも最適なレコーダーです。思い通りのスタイルで YouTube のビデオコンテンツを簡単に作成することができます。
YouTube 動画の音声は別録音が基本
最新の優れたマイクや録音機器では、音声ファイルを動画ファイルとは別に保存することができます。この方法では、マイク内蔵のデバイスで動画コンテンツを録画する場合よりも、サウンドの編集やミックス(MIX)作業がより簡単になります。
動画ファイルとは別に音声ファイルをアップロードすると、以下のようなことが可能になります。- サウンドトラックのリマスター
- 必要に応じて強調やエフェクト追加
- 視聴者が何を聴くのか把握が可能
- 動画とサウンドのタイミングを見極める
先ほど紹介した動画編集ソフト PowerDirector などを使えば、動画とオーディオのトラックを個別に確認して、必要に応じてカットやミックスすることも簡単です。
また、高品質のスピーカーやヘッドフォンを用意して、トラックを聴きながら編集作業をするのもよいでしょう。
YouTube に動画をアップロードする際には、最低でも 128kbps の音質を目指すべきですが、ガイダンスでは、256kbps または 512kbps が推奨されています。
まとめ
高速通信が可能になり高品質なコンテンツを求める視聴者が増え、「耳活」が浸透してきている今の時代には、高音質なサウンドが必要不可欠だということはお分かりいただけましたでしょうか?
音声・動画編集がをやってみたいという方には、かんたんな操作で本格的な動画編集が可能な PowerDirector をおすすめします。
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