【無料】雑誌の表紙をテンプレートで作れるおすすめソフト・ツール5選【2024年最新版】
本屋に並ぶさまざまな雑誌の表紙は、おしゃれなのはもちろん、一目で人の目を引き付け「読んでみたい」と思わせるためにいろいろなノウハウが集約されています。そこで、そのような雑誌の表紙を真似して初心者が作ろうとしても、何から始めたらいいか分からないし、デザインの知識もないし、と諦めてしまう方も多いかと思います。
しかし、最近の画像編集ソフトには、プロのデザイナーが作成した雑誌の表紙のテンプレートが収録されており、それを使うことで誰でも簡単におしゃれで本格的な雑誌の表紙のデザインできてしまうのをご存知ですか?
そこで今回は、画像編集ソフトのテンプレートを使ってかんたんに雑誌の表紙画像を作る方法とおすすめソフトをご紹介します。
【もくじ】
- 「雑誌の表紙」をおしゃれに作るコツとは?
- 雑誌の表紙をテンプレートで作れるおすすめソフト・サイト5選
- 1位.雑誌の表紙が簡単に作れて日本語テンプレートの種類も豊富な「Promeo」
- 2位.雑誌の表紙の作成から動画編集までできる「Canva」
- 3位.こだわりのデザインと素材集で雑誌の表紙が作れる「Picky-Pics」
- 4位.雑誌の表紙のデザインから印刷注文までできる「bookma」
- 5位.海外向けの雑誌の表紙テンプレートが豊富な「Fotor」
- 簡単!雑誌の表紙をテンプレートでデザインする方法
- まとめ
「雑誌の表紙」をおしゃれに作るコツとは?
「雑誌の表紙」をおしゃれにするコツについて、簡単に解説します。今回のようにテンプレートを使って雑誌の表紙をデザインする場合は特に必要ありませんが、雑誌の表紙を作る際に意識するべきポイントを把握しておくとさらによいデザインができますので、覚えておくと便利でしょう。
【写真】
雑誌の表紙に使う写真は被写体を目立たせるために「被写体を切り抜き」、もしくは「被写体の背景を単色」にしてみましょう。風景写真を使う場合も「最も見せたい箇所にフォーカスが合う」ように、背景をボカすなど工夫してみると良いでしょう。
【文字】
表紙で一番重要なのは「タイトル」ですが、これを英字にするだけでもだいぶオシャレな印象になります。タイトル以外の文字は、「最も伝えたい文章」を 1 つ選び、それを大きく配置して、その他のテーマは全体のバランスを見ながら小さめに入れるようにしましょう。
表紙に入れるテーマは絞って、文字を入れすぎないように注意しましょう。
【オブジェクト】
読ませたい文字を目立たせる為に、文字背景に単色の長方形などを配置すると読みやすくなるので、意識してみましょう。
【レイアウト】
雑誌の表紙を作る際には、レイアウトを意識すると良いでしょう。レイアウトは表紙を縦に3等分し、上には雑誌のタイトル・真ん中には文字と写真・下にはオブジェクトや補足の文字などを配置するようにしてみましょう。
雑誌の表紙をテンプレートで作れるおすすめソフト・サイト5選
1位.雑誌の表紙が簡単に作れて日本語テンプレートの種類も豊富な「Promeo」
Promeo(プロメオ)は、デザイナーが作成したおしゃれなテンプレートが数多く収録されており、それらを少しカスタマイズするだけで、本格的な雑誌の表紙が作成できるのはもちろん、 SNS 向けの画像、動画、カバー画像、アイコンなどをつくることができるオールインワンの画像・動画編集ソフトで、スマホ向けのアプリ版も提供されています。また、日本語のサポートも充実しているので安心して使うことができます。
他のソフトと比べても日本語の雑誌テンプレートの種類がとても豊富で、ファッション、インテリア、スポーツ、旅行、ビジネスなど、さまざまなジャンルのデザインが用意されています。
▲ 様々なジャンルの雑誌の表紙テンプレートが用意されている!デザインもどれもおしゃれ!
▲ 操作画面もシンプルで分かりやすい!
また、UI がとてもシンプルで操作方法も簡単なので、初心者でも簡単に使いこなすことができます。
後ほどご紹介する「簡単!雑誌の表紙をテンプレートでデザインする方法」では、この Promeo を使用して解説を行っています。 こちらは無料でインストールができますので、気になる方は上記リンクよりダウンロードして試してみてくださいね。
2位.雑誌の表紙の作成から動画編集までできる「Canva」
Canva(キャンバ)は、豊富な無料素材やテンプレートが人気の動画編集&画像加工ソフトです。初心者でもすぐに使いこなせる分かりやすい UI や、画像編集機能が豊富な所も人気です。「雑誌の表紙」に関しても、テンプレートを選び、画像を読み込んで、用意されているフィルターやテキストを追加するだけでかんたんに作成することができます。無料で使える画像や音楽などの素材も充実しているので、 SNS やブログなどにアップする画像を作るのにも便利なアプリです。
3位.こだわりのデザインと素材集で雑誌の表紙が作れる「Picky-Pics」
Picky-Pics(ピッキーピックス)は、誰でもかんたんにプロ並みのポスターやチラシ、プレゼン資料などが作れるオンラインデザインツールです。レイアウトは 200 種類以上用意されているので、制作物のイメージに合わせて選ぶことができます。レイアウトを選んだら写真や文字(テキスト)イラストなどを好きに配置するだけおしゃれな雑誌の表紙を作成することができます。
4位.雑誌の表紙のデザインから印刷注文までできる「bookma」
bookma(ブックマ)は、社内報や記念誌、パンフレットなどをかんたんにデザインできるソフトです。A4 冊子サイズのテンプレートが 800 種類以上収録されており、テンプレートを選んで素材を配置するだけのかんたん操作で作成できます。デザインを作成したらそのまま印刷注文までできるので、印刷までしたい場合はこちらがおすすめです。
5位.海外向けの雑誌の表紙テンプレートが豊富な「Fotor」
Fotor(フォトー)は、簡単操作で画像編集や作成ができるオンラインツールです。ユーザー登録は必要ですが登録さえしてしまえば無料で使え、細かい編集までできる優れたツールが搭載されています。雑誌の表紙向けのおしゃれなテンプレートも多数用意されていますが、海外向けのテンプレートなので、日本風にしたい場合はカスタマイズする必要があります。
テンプレートで雑誌の表紙をデザインする方法
それでは、実際にソフトに収録されているテンプレートを使って雑誌の表紙を作ってみましょう。ここでは、おすすめソフト 1 位でご紹介した Promeo を使用して解説します。Promeo の PC 版は無料体験版が用意されていますので、一緒に試してみたい方は下記よりダウンロードしてください。※アプリ版も無料でダウンロードして使用することができます。
ステップ 1:テンプレートを選ぶ
PC 版の Promeo をダウンロードすると、デスクトップ上にアイコンが作成されますので、こちらをダブルクリックしてソフトを起動しましょう。
Promeo を起動すると下図のような画面になります。
今回は雑誌の表紙風のデザインをしたいので、まずは検索欄に「雑誌」と入れてみましょう。
以下のように雑誌風のテンプレートがたくさん表示されます。
また、検索欄の左下にある「フィルター」をクリックすると、さらに縦横比や、カテゴリーからテンプレートを絞り込むこともできます。
今回はフィルターは使わず、「雑誌」と検索して出てくるテンプレートから好きなものを選びます。
使いたいテンプレートを見つけたら、テンプレートをクリックして編集に入ります。
テンプレートを開くと以下のようになります。
左側がツールメニューで、右側がプレビュー画面になります。
ステップ 2:写真を置き換えて調整する
テンプレートを選んだら、あとは写真と文字を自由に変えるだけで完成です。
まずはモデルの写真を入れ替えてみましょう。モデルの写真を選択してから「右クリック」して「置き換え」を選択し、別の写真を読み込んで置き換えます。
ここでは、以下の通り帽子を被った女性に変更してみました。
しかし、このままだと選んだ写真のサイズが小さいので大きくしましょう。四隅のどれか 1 つをマウスでドラッグして大きくし、位置を調整しましょう。
以下の通り配置してみました。全体のバランスがよくなりましたよね。
ステップ 3:背景を変更する
次に背景を変えてみましょう。
Promeoはストック素材を提供するサービス「Getty Images」と連携しており、豊富な素材を Promeo 内で検索してすぐに使うことができます。
左メニューの「背景」を選択し、検索欄に探したい背景のキーワードを入れます。今回は夏らしい雑誌の表紙にしたいので「ひまわり 背景」と入力してみます。
使いたい素材を見つけたら、その画像をクリックするだけで背景を置き換えることができます。
ステップ 4:テキストを編集する
最後に文字を編集してみましょう。
まずはタイトルの色を変えたいので、タイトルを選択し、上メニューの「テキストカラー」をクリックします。
今回は背景が黄色なので、若葉をイメージした緑色にタイトルを変えてみました。
文字を変更したい場合は、変更したい文字をダブルクリックすると、赤いカーソルが表示されるので、文字の内容を自由に変更することができます。
また、左上メニューのフォントをクリックすると、左側に日本語や英語のさまざまなフォントが表示されますので、雑誌の雰囲気に合わせてフォントも変更しましょう。
ステップ 5:保存する
画像が完成したら保存しましょう。
保存するには、上のメニューから「書き出し & 共有」をクリックして、画像の形式や解像度を選択して「保存」をクリックします。
以下が完成した雑誌の表紙です。写真、背景テキストを変更しただけで、あっという間に本格的な雑誌の表紙が簡単に作れましたよね♪
Promeo にはファッション、旅行、ビジネス、料理などさまざまなテーマのテンプレートが豊富に用意されていますので、作りたいテーマに合わせてお選びいただけます。
まとめ
今回は、テンプレートからかんたんに「雑誌の表紙」を作る方法とおすすめのソフトやツールをご紹介しました。
以前は雑誌やチラシの表紙をデザインするとなれば、デザイン会社に依頼をして時間とお金のかかる作業でしたが、今回の方法を使えば、テンプレートを選んで少しカスタマイズするだけであっという間に本格的な 雑誌の表紙が自分でできてしまいます。
なお、おすすめ 1 位でご紹介した「Promeo」は、今回のような雑誌の表紙だけでなく、招待状、メッセージカード、チラシ、ポスター、SNS の投稿、YouTube のサムネイルなど、いろいろなシチュエーションに合わせたテンプレートが豊富に収録されています。操作方法もとても簡単なので、ぜひこの機会に下記より PC の無料体験版をダウンロード(スマホアプリも無料ダウンロード可)して、いろいろな種類の画像や動画を作成してみてくださいね。