PowerDirector

【無料】AI で動画を高画質化できるおすすめ編集アプリ5選【2024年最新版】

最終アップデート 2024年 12月 21日 – by Hiroshi
お気に入りに追加
AI で動画を高画質化できるおすすめ動画編集アプリ5選

過去に撮影した動画を再生してみたら、最近の画質と比較して画質が悪く、劣化していてガッカリした事はありませんか?数年以上昔の動画は画質はもちろん、フレーム数(1秒間あたりの画像の表示数)も少なく、色彩もよくありません。今では当たり前の手ブレ補正も以前は高性能ではありませんでした。

しかし、最近の動画編集アプリの進化により、古い動画や手ブレしてしまっている動画を AI で補正して画質をよくできるようになりました。そこで今回は、AI で動画を高画質化できるおすすめアプリや高画質化のやり方をご紹介します。


【もくじ】


動画を高画質化?

最近の動画撮影といえば、専門の撮影カメラのみならず最新のスマホ (iPhone 15) でもかなり高画質で撮影できるようになりました。そのため、過去に古い機材にて撮影した動画の画質の悪さや手ブレ、データの劣化で発生するピクセル化などが気になってしまう事があると思います。近年 AI ブームによって各社は AI 技術を用いて過去にできなかった技術を実現できるようになりました。そのうちの一つ「高画質化」の機能が搭載されている物は、過去に撮影した画質の悪い動画をアプリに読み込むだけで AI が自動的に最適な高画質化を行ってくれるので、知識がなくても気軽に行うことができます。


動画を高画質化できるおすすめ編集アプリ 5 選

1位. AI が一瞬で動画を高画質化してくれて操作も簡単な「PowerDirector」

PowerDirector アイコン

PowerDirector(パワーディレクター)は、初心者から上級者までが使える人気の動画編集アプリです。動画編集に必要な基本機能を全て網羅している上、他のアプリではあまり見かけないマルチトラックや 4K 編集機能、文字起こし機能など、便利でユニークな機能が多数搭載されています。さらに、日本語でのサポートもあるので安心して使用することができます。

「動画高画質化」機能は、動画を読み込ませると AI が自動で動画を分析し、「映像ノイズ除去」「フレーム補間」「AI カラー」「手ブレ補正」を行うことができます。

PowerDirector 動画の高画質化
▲ 動画を読み込むだけで AI が自動で分析して、高画質化したい項目を選択するだけで OK!
PowerDirector 補正の強度を選択
▲ 補正の強度も簡単に調整できる!

このあと紹介する「AI で動画を高画質化する方法」ではこちらのアプリを使用して編集方法を解説します。気になる方は下記リンクより無料でインストールできますので、この機会にぜひ体験してみてください。

2位. 動画や写真を AI で画質良くするアプリ「Remini」

Remini アイコン

Remini(レミニ)は、写真を高画質化するためのアプリですが、動画にも対応しています。本来は、ピクセル化したり、ぼやけたり、傷んだりしてしまった写真を AI で補正・高画質化する目的で作られたアプリですが、ビデオエンハンスという機能が収録されており、ぼやけたり低解像度の動画を AI で高画質化することができます。

3位.動画の高画質化ができて Tiktok ユーザーに人気の「CapCut」

CapCut アイコン

CapCut(キャップカット)は、TikTok を提供する Bytedance 社が開発した動画編集アプリです。「鮮明化」という機能で動画の高画質化がかんたんにできます。また、テキスト挿入などの基本的な動画編集ができ、フィルターなどの人気機能が盛り込まれています。動画編集機能は基本機能しかありませんが、BGM やスタンプなどの無料素材が多数収録されています。

4位.初心者でも簡単に動画の高画質化ができる「InShot」

InShot アイコン

InShot(インショット)は、スマホでも PC で編集しているように使えると人気の動画編集アプリです。様々なテーマの無料で使える 効果音や BGM 、スタンプがデフォルトで用意されており、基本的な動画編集機能も揃っているので、インストールしてすぐに簡単な動画編集が行えます。
動画の高画質化はフィルターの調整によって行うことができますが、他のアプリのように AI による自動化はされておらず、手動で行う必要があります。

5位.ぼやけた動画も HD 画質に高画質化できる「EnhanceFox」

EnhanceFox アイコン

EnhanceFox(エンハンスフォックス)は、2 位でご紹介した「Remini」同様に、古い写真の高画質化や白黒写真をカラーにすることを目的としたアプリですが、動画にも対応しています。写真や動画を読み込むだけで、かんたんにぼやけた動画や低解像度動画を HD 画質に高画質化することができるので、初心者にもおすすめです。無料で高画質化できる回数は限られていますが、広告をみることで回数を増やす事も可能です。


AI で動画を高画質化する方法

それでは、実際に AI による動画の高画質化を行ってみましょう。
ここでは、おすすめアプリ 1 位でご紹介した「PowerDirector」を使って解説します。「PowerDirector」は、無料でインストールして使うことができますので、一緒に試してみたい方は下記リンクよりダウンロードしてください。

1. PowerDirector アプリを起動

モバイル版 PowerDirector のアイコンをタップして起動します。
今までの PowerDirector は「新規プロジェクト」で編集画面を開いてから、動画を読み込んで編集していましたが、新しいバージョンでは、直接使いたい機能を起動してすぐに始められるようになりました。

PowerDirector を起動したら、ホーム画面に「動画高画質化」のアイコンがあるので選択して、「今すぐトライ」をタップします。

PowerDirector アプリメニュー
▲ 「動画高画質化」の位置
PowerDirector 動画高画質化をトライ
▲ 「今すぐトライ」をクリック

2. 高画質化したい素材を選択

「素材の選択」画面になりますので、高画質化させたい動画を選んで読み込みましょう。

素材の選択例
▲ 素材の選択

「素材の選択」して、動画を読み込ませると、AI が自動で動画を分析してくれます。
その際に動画に適した高画質化ツールを選んだ状態にしてくれます。

高画質化の選択例
▲ 高画質化の選択肢

3. 必要に応じて「高画質化」の調整を行う

高画質化には以下の 4 つのツールがあります。

  • 【映像ノイズ除去】ざらざらとした動画のノイズを低減します。
  • 【フレーム補間】カクカクした動きの動画に AI が中間の動きのフレームを予測してつけ足し、動画の動きを滑らかにします。
  • 【AI カラー】動画の色を鮮やかに補正します。
  • 【手ぶれ補正】撮影時の手ぶれを補正して、安定した映像にします。

ツールはアイコンをタップすればオンとオフが切り替えられます。
また、「AI カラー」と「手振れ補正」は3段階の強弱があり、タップするたびに「低」→「中」→「高」→「オフ」と強度を変えられます。

AI カラーの3段階調整
▲ AI カラーの3段階調整
手振れ補正の3段階調整
▲ 手振れ補正の3段階調整

実際に使いたい高画質化ツールだけを選んで下の「画質を高める」ボタンをタップします。

「画質を高める」をタップ
▲ 調整が終われば、「画質を高める」をタップ

4. 「高画質化」された素材を適応前と後で比較

高画質化が完了すると再生して確認できます。また、下の「比較」ボタンをタップすると、プレビュー画面を左右に分けて調整前と調整後の映像を再生しながら比較して確認することができます。

「比較」をタップ
▲ 「比較」をタップして前後を確認

さらに、一番下の「適用したエフェクトの詳細を表示」をタップすると、どの高画質化ツールを適用しているのかを確認できます。
もし他の高画質ツールを試したい場合は、「再度編集する」をタップして、再度別のツールや強度を変えて高画質化することができます。

「適用したエフェクトの詳細を表示」をタップ
▲ 「適用したエフェクトの詳細を表示」をタップして、チェックできます

以下は他の動画を高画質化してみたものです。どちらも高画質化前と比較して色がとても鮮やかになっています。
このように、補正したい動画を読み込むだけで AI が自動で高画質化してくれるのでとても便利ですよね。

他の作品を高画質化した例1
他の作品を高画質化した例2

まとめ

今回は、AI でかんたんに動画を高画質化する方法と、おすすめのアプリについてご紹介しました。AI による高画質化機能を使えば、さまざまな調整を手動で行う必要がなく、AI にお任せするだけで簡単にに高画質化できるので、初心者でも安心して使うことができます。過去に撮影した動画の画質が気になる時などに是非試してみてくださいね。

なお、おすすめアプリの 1 位でご紹介しました「PowerDirector」には、高画質化以外にも AI を使ったさまざまな編集機能が搭載されており、誰でも簡単に高度な編集を行うことができます。PowerDirector は無料でインストールできますので、ぜひこの機会に下記リンクよりダウンロードして色々な機能を試してくださいね。

この記事は役に立ちましたか?

おすすめ記事:

おすすめ製品: