校風・教育目標
蔵王山麓に抱かれた城下町、宮城の白石の地に昭和37年4月に開校した、県南ではただ一つの工業高校です。 充実した施設・設備で生徒の希望や適性に応じた学習活動を行い、工業スペシャリストの育成をめざしています。
本校の教育目標は、個人の尊厳を大切にし、真理と正義を愛し、民主社会の有為な形成者としての資質をもち、心身ともに健全で実践力のある人間を育成することにあり、次の目標の達成につとめています。
- 1. 正しい判断力と創造性に富む、知的な人間を育成する。
- 2. 自主、自律の態度を養成するとともに、個性の伸長をはかる。
- 3. 健康で情操豊かな人間を育成する。
- 4. 勤労を愛し、明朗で責任感の強い、誠実な工業技術者を養成する。
AIMS運動の紹介
- - AI:あいさつ
- - M:身だしなみ
- - S:整理整頓
ものづくりの基本である5S【整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(習慣化)】をもとに、本校独自で推進している運動です。マナー・モラルの向上はもとより、社会人となった際に即戦力として活躍するための基本を身につけることをねらいとし、「AI」「M」「S」3つを重点項目として取り組んでいます。
建築科
建築に関する基礎的な知識と技術を習得させ、建築の諸分野において、ものづくりの一翼を担うことができる技術者および技能者を養成することを目標にしています。
令和3年度には、「公益社団法人 全国工業高等学校長協会」によって運用されているジュニアマイスター顕彰制度で、本校建築科では初となる「ジュニアマイスターゴールド」の認定者を複数名輩出し、資格・検定では「2級施工管理技士補」・「技能検定建築大工職種(大工工事作業)2級および3級」・「建築CAD検定2級および3級」・「建設業経理事務士3級および4級」等を取得しています。
また、各種コンテストやコンクールでも最優秀賞・金賞等を受賞し、卒業後は建築業界を含め様々なフィールドで活躍しています。
- 建築科マスコットキャラクターの『テクト』
貴校での動画編集ソフトご活用内容
<1学年>
「工業情報数理」にて、自己紹介のプレゼンテーションを実施する際の動画作成にて活用しています。
建築科では、プレゼンテーション能力を向上していくために「1学年で、自己紹介(級友への発表)」・「2学年で、学年を超えての報告会」・「3学年で、外部有識者を交えての発表会」を実施しています。
1学年でのプレゼンテーションは、生徒が伸び伸びと楽しみながらソフトウェアの操作方法や発表の仕方を習得できるように、生徒一人一人に教員が寄り添いながら時間をかけて丁寧に指導を実践しています。
<2学年>
「建築実習」、「インターンシップ(就業体験)」にて、活動報告を実施する際の動画作成にて活用しています。
インターンシップ(就業体験)で体験した内容を動画やスライドにまとめ、協力してくださった事業所の皆様と建築科の1年生に向けて報告会を実施しています。
派遣先ごとにグループを編成し、協力しながらプレゼンテーションの動画やスライドを制作します。2年生の皆さんは、各事業所でお世話になった人たちを前に緊張した様子を隠すことができませんが、練習の成果を存分に発揮して、とても素晴らしい報告会になっています。
事業所の皆様から頂戴したお言葉を励みにして、進路活動に邁進していきます。そして、真剣に先輩の発表に耳を傾けていた1年生は、次年度のインターンシップに向けて準備を整えていくことになります。
<3学年>
「課題研究」にて、成果発表を実施する際の動画作成にて活用しています。
建築科では、コンペ班、模型班、木製玩具班、白工祭制作班、修繕班、組子班に分かれてグループ学習を実践しており、活動の集大成として発表会を実施しています。3年生全員が、発表会に向けて入念に準備を行い、堂々とした姿で自信をもって発表しています。観覧した2年生も3年生の素晴らしい発表の様子に感動し、次年度に向けて気を引き締めている様子が伝わります。また、協力していただいた講師にも御参観いただき、次年度に活動する2年生に向けて助言をいただいています。
3年生は、発表会後に卒業となり、自身の夢の実現に向けて、胸を張って本校を立派に巣立っていくことになります。
- 授業の様子(建築科情報CAD実習室)
- インターンシップ報告会(2年生)
- 課題研究発表会(3年生)
本校の建築科では、様々な事業や人脈を駆使して外部講師による専門性の高い授業を数多く実践しています。今後、CyberLink様にも御協力いただきながら、授業や課外活動の場面でソフトウェアの効果的な使用方法や活用の仕方についてレクチャーしていただける機会が創出されることを願っています。
PowerDirectorご使用のご感想:
ユーザーインターフェースが直感的であり、編集したい作業に迷うことなくたどり着くことができ大変扱いやすいです。生徒は、ビデオエフェクトを活用して楽しみながら動画を作成できるので飽きることなく作業に没頭しています。また、映像の補正機能やオーディオノイズ除去機能があるため、動画の品質向上に効果的です。
限られた時間の中で作業(授業)を進めなければならないため、遅延が多発してしまうとストレスを生じてしまいますが、編集作業の全般を通じて軽快に動作するため快適です。
宮城県白石工業高等学校ホームページ内、学科紹介 → 建築科 → 建築科での学び「木材加工技術の向上に関する取り組み(動画)」
https://shiroishi-kougyou.myswan.ed.jp/architecture