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2021年 11月 4日
サイバーリンク、多要素認証を実現するシステムギア社の
「IC, 磁気カード対応マルチリーダー端末 PDC-310」に
AI 顔認証エンジン「FaceMe®」が採用されたことを発表

台湾 台北(2021年11月4日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、AI 顔認証エンジン「FaceMe®」のパートナーである東海エレクトロニクス株式会社(以下:東海エレクトロニクス)がサポートし、システムギア株式会社(以下:システムギア)により開発されたIC, 磁気カード対応マルチリーダー端末 PDC-310 にAI顔認証エンジン「FaceMe®」が採用されたことをお知らせします。

【IC, 磁気カード対応マルチリーダー端末 PDC-310製品概要】
PDC-310 は Windows10 IoT 搭載の IC, 磁気カード対応マルチリーダー端末です。
IC 付きの身分証(学生証、職員証、社員証、会員証)を利用した、出席管理や入退室管理に最適です。
IC カードによるタッチレス運用を行えば、新しい生活様式、感染症の拡大防止策としても有効です。
新たに搭載された カメラ機能を活用し、顔認証を使用したアプリケーション開発も可能。
身分証と生体認証を組み合わせることによって、セキュリティレベルを上げる「多要素認証」に対応しています。

https://www.systemgear.com/prd/ic/pdc310/pdc310.html

 

 

 

【PDC-310導入イメージ】
PDC-310端末をオフィスのエントランス等に設置いただくことで、「タッチパネルを利用したパスワード入力認証」と、「ICカードなどの身分証認証」、「顔認証を利用した生体認証」が可能になります。 大掛かりな工事や高額な専用設備を要することなくPDC-310一台で複数の要素を組み合わせた多要素認証が実現できます。


※ご要望に合わせたアプリケーション開発が別途必要になる場合があります。

 

【多要素認証について】
人の認証は ID・パスワードなどによる知識認証、顔認証や指紋認証などの生体認証、ICカードなどによる所持物認証の3種類があり、複数の要素を組み合わせて行う認証を多要素認証といいます。多要素認証は「ID・パスワードに加え、秘密の質問に答えさせる(知識認証×2)」や「顔認証と指紋認証を同時に行う(生体認証×2)」といった同じ認証要素を複数活用する多段階認証に比べ、セキュリティが大きく向上すると言われていますが、同時に複数の異なった認証方法を実行しなければならないため、開発・運用コストが高くなりがちです。

【FaceMe® が採用された理由】
モバイル環境(エッジ端末)での顔認証の精度は、様々な環境要素に左右されてしまうため、総合力の高いエンジンを選ぶことが重要でした。FaceMe® の他いくつもの顔認証エンジンを検証しましたが、認証角度・認証速度・認証精度・マスク対応など総合的に他のエンジンよりも優れているという検証結果から、FaceMe の採用に至りました。

 

【PDC-310の特長】
■最新OS Windows 10 IoT 搭載
搭載OSは「Windows10 IoT Enterprise 2019 LTSC」を採用。アップデートの固定化により安定的な運用が可能になります。また、OSのサポート期間が長くなることで、結果的に開発コストを抑えることができます。

■カメラ搭載で用途拡大、顔認証など多要素認証にも対応可能
フルモデルチェンジで新たに500万画素のカメラを搭載。カメラによる画像認識を利用した顔認証アプリケーションを開発することで、よりセキュリティ性の高い環境での入退室管理、出退勤管理、出席管理が行えます。
※別途アプリケーション開発が必要です。

■多要素認証にも対応可能
「タッチパネルを利用したパスワード入力」と、「ICカードなどの身分証」、「顔認証を利用した生体認証」などを組み合わせることによって、セキュリティレベルを上げる「多要素認証」にも対応可能です。
※別途アプリケーション開発が必要です。

■タッチレスで衛生的な運用
ICカードによるタッチレス運用を行えば、新しい生活様式、感染症の拡大防止の観点からも衛生面に配慮した運用ができます。

 

■サイバーリンク 代表取締役 ヒルダ ペン コメント
ニューノーマルにおいて、非接触によるアクセスコントロール、入退室管理が求められています。また、多要素認証は業種を問わず、さまざまな組織にとって重要なセキュリティ要件となっています。システムギア社のマルチリーダー端末にサイバーリンクの顔認証技術を組み合わせることで、利用者の利便性を高めながら非接触の多要素認証を実現できることを光栄に思います。東海エレクトロニクス社、システムギア社とのコラボレーションにより、スマートセキュリティ市場がさらに成長することを期待します。

■システムギア 取締役営業本部長 小久保 勝司 コメント
KIOSK端末など様々な業務省力化機器を開発、販売をしておりますが、近年では業務効率化だけでなく、非対面/非接触がキーワードとなっております。従来システムギアのハードウェアになかった顔認証技術を取り入れることで多要素認証が可能となり、よりセキュアで安心/快適な運用が可能となります。
今回3社の連携によって PDC-310 での顔認証が可能となりますが、今後は他の弊社製品ラインナップに展開することで顧客満足語の向上に寄与することができれば幸いです。

 

【東海エレクトロニクスについて】
創業1945年。東海エレクトロニクスグループは、先端技術デバイスの提供と高品質なシステム開発、整備された国内外ネットワークを背景に、お客様の想いに寄り添うビジネスパートナーとして、事業推進をトータルにサポートするエレクトロニクスのソリューションプロバイダーです。
長い歴史の中で培った経験・ノウハウをもとに、エレクトロニクス市場やライフスタイルの変化、お客様のニーズをいち早く見極め、確かな技術力に裏付けられた最適のソリューションをタイムリーにお届けします。
URL https://www.tokai-ele.com/

【システムギアについて】
1972年に「日本システム開発株式会社」として設立され今年で創業50周年を迎えます。
国産初のマイクロコンピューターを開発、主に産業用制御機器メーカーとして工場の自動化、省力化に貢献してきました。
「SystemGear」ブランド製品を様々な業種向けに展開。近年では自動精算機を中心としたKIOSK系端末を多数ラインナップし、省力化などの業務効率化だけでなく、非対面/非接触を
キーワードとした安心/快適な日常業務をサポートしています。

2019年8月に主要グループ会社4社を合併し「システムギア株式会社」として新たに歩み始めました。「SystemGear」ブランド製品だけではなく、ハードウェア/ソフトウェア受託製造、技術者派遣事業、EC事業、クラウドサービス事業へも事業領域を展開し、1つでも多くのシェアNo1製品/サービスの提供を目指しております。
URL https://www.systemgear.com/

 

【FaceMe® について】

AI 顔認識 SDK「FaceMe®」とは
ディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe® は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイム AI 顔認識エンジンです。
また、IoT 用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、幅広いユーザーの要求に柔軟に対応できます。

AI 顔認証エンジン FaceMe® の特長
■歩行中人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現
本人識別率 99.7% の認証精度だけでなく、認証速度 0.2 秒以下、認証角度左右 60 度、上下 50 度と認証速度、認証角度においても世界トップクラスの性能を誇ります。これにより歩行したまま認証する「ウォークスルー認証」が可能になります。

■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPad など市販のデバイスやIoTデバイスでも高速動作を実現
FaceMe® は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスだけでなく、マシンスペックが高いとはいえない市販のタブレットやスマートフォン、組み込み向け IoT デバイス等でも十分実用可能な性能を発揮するよう作られています。顔認証システムの導入に高額な専用端末を必要としません。

FaceMe® の製品情報はこちら:
https://jp.cyberlink.com/FaceMe

「2021年における顔認証の展望」、「エッジデバイスによる顔認証」など顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/articles

FaceMe® YouTube チャンネルはこちら:
https://youtube.com/playlist?list=PLruWrgqKnEsFEhpaKWuIdU5T5DaZ6oPD8

 

■サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔認証技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンク株式会社についての詳細は公式 HP をご覧ください:
https://jp.cyberlink.com

 

■本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。

■お問い合わせ先
担当: 今澤 浩之 contact_pr_jpn@cyberlink.com

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