台湾 台北(2020 年 4 月 10日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認識技術のパイオニアであるサイバーリンクは、同社の AI 顔認識エンジン FaceMe® が、業界および世界的に顔認識精度の権威として知られる NIST FRVT 1:1(顔認識ベンダーテスト)で優秀な成績をたたきだし、ランキング上位を獲得したことを発表しました。
CyberLink FaceMe® は高精度なアルゴリズムを搭載し、中国やロシアなどの制限に直面している国のベンダーを除くと、世界第 5 位にランクインしています。2020年3月に発表された FVRT 1:1 テストの結果によると、FaceMe® は顔認証精度評価の2大指標である VISA 1E-4 テストで 99.70%、WILD 1E-5 テストでは 96.88% の精度を達成しています。また、世界ランクでは 16 位にランクインしています。
* VISA 画像はビザ(査証)用の写真を使用しており、眼間距離(IOD)は平均 69 ピクセルです。
サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のようにコメントしています。「CyberLink FaceMe® はリリース以来、世界をリードする業界の評価で一貫して上位のランキングを獲得しています。FaceMe® の成績においても、以前の NIST ベンチマークと比較して精度が 45% 向上しており、すべてのテスト基準において高い評価を得ています。当社の高い精度とエッジデバイス間での優秀な統合の柔軟性により、FaceMe® は AI/IoT の導入に最適な製品であり続けています。」
FaceMe® のエッジベースの構造は、クラウドベースのソリューションと比較して、パワフルで効率的な処理と、高レベルのセキュリティを実現しています。Windows、Android、iOS をはじめ、Ubuntu x86、Ubuntu ARM、RedHat、CentOS、Yocto、Debian、JetPack などの様々な Linux ディストリビューションを含む 10 種類以上の OS をサポートしています。FaceMe® は、低消費電力の CPU で動作し、コスト効率の高い AI/IoT デバイスでの顔認証を可能にするだけでなく、GPU を搭載したハイエンドサーバーやワークステーション、パソコンと統合して高効率なパフォーマンスを実現することができます。FaceMe® の高い精度、柔軟性、セキュリティは、現在利用可能な顔認識エンジンの中でも最も優れているエンジンの1つです。
■サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認識エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。
日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウエアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。
映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。
サイバーリンク株式会社についての詳細は公式 HP をご覧ください:
■本ニュースリリースについて
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担当: 今澤 浩之 contact_pr_jpn@cyberlink.com
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