【低価格】Adobe が値上げ! 代わりになる動画・写真編集ソフト 3 選【2024年最新版】
2024 年 3 月 5 日から、Adobe Creative Cloud の価格が値上げの方向で改定されました。今回の価格改定は為替レートの変動に対応したり、生成 AI 使用につかうクレジットの追加など、さまざまな要因があるようです。価格改定はコンプリートプラン、単体プランに適用されており、影響を受ける人も多いでしょう。
Adobe製品は多機能でプロの現場で使われているという事もあり、元々高価ではありましたが、この価格改定は痛い出費になってしまう人もいるのではないでしょうか。また、これから Adobe 製品を買おうと思っていたのに値上がりしてしまったので買うのを迷っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、Adobe の Premiere や Photoshop に代わる、高性能でありながらより低価格で使える編集ソフトをご紹介します。
もくじ:
- Adobe の値上げはどれくらい?値段の違いは?
- Adobe の値段より低価格で代わりになる写真・動画編集ソフト 3 選
- 写真編集ソフト「Photoshop」の代わりになる「PhotoDirector」
- 動画編集ソフト「Premiere Pro」の代わりになる「PowerDirector」
- 「Adobe コンプリートプラン」の代わりになるおすすめのソフト「Director Suite 365」
- Adobe の値段と比べてどのくらいお得?
- まとめ
Adobe の値上げはどれくらい?値段の違いは?
2024 年 3 月 5 日以降、Adobe Creative Cloud は具体的にどのくらい値上がりしたのでしょうか?公式ページでは語られていない「値上げ額」も含めて、わかりやすく解説します。
まず、今回の価格改定は下記のプランに適用されます。
- Creative Cloud 個人版 および 学生教職員版 コンプリートプラン
- Creative Cloud 個人版 単体プラン
- Creative Cloud フォトプラン(20GB / 1TB)
- Lightroom 1TBプラン
- Adobe Express
- Adobe InCopy
- Adobe Substance 3D Collection / テクスチャリング
以下では、改訂後に最も影響のありそうな「コンプリートプラン」と「個人版単体プラン」の値上げの比較表にしてみました。
下の表を見ていただければわかると思いますが、年額で約 15,000 円程度の値上げが行われているのがわかると思います。
■ Creative Cloud 個人版 コンプリートプラン(価格改定前後比較)
|
改定前 |
改定後 |
値上げ額 |
月々プラン月々払い |
月額 10,280 円 |
月額 12,380 円 |
2,100円 |
年間プラン月々払い |
月額 6,480 円 |
月額 7,780 円 |
1,300円 |
年間プラン一括払い |
年額 72,336 円 |
年額 86,880 円 |
14,544円 |
■ Creative Cloud 個人版 単体プラン(価格改定前後比較)
|
改定前 |
改定後 |
値上げ額 |
月々プラン月々払い |
月額 3,828 円 |
月額 4,980 円 |
1,152円 |
年間プラン月々払い |
月額 2,728 円 |
月額 3,280 円 |
552円 |
年間プラン一括払い |
年額 28,776 円 |
年額 34,680 円 |
5,904円 |
為替調整や機能の追加、生成 AI 用のクレジットなどを含んでいるとはいえ、値上げはかなりの痛手ですよね。次項では、Adobe の編集ソフトと同等の機能がより低価格で使える画像・動画加工ソフトをご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
Adobe の値段より低価格で代わりになる写真・動画編集ソフト
Adobe Creative Cloud に含まれる代表的なソフトといえば写真編集ソフトの「Photoshop」と動画編集ソフトの「Premiere Pro」、そして動画や写真、オーディオなどを編集できる総合的な「Adobe コンプリートプラン」ですよね。
ここでは、それぞれの代わりとなるソフトを機能面を含めて比較しながらご紹介します。
◆ 写真編集ソフト「Photoshop」の代わりになる「PhotoDirector」*Windows / Mac 両対応
【写真編集ソフト PhotoDirector の特徴】
特徴その ①:画像管理と画像編集が一つのソフト内で行える
PhotoDirector は Photoshop と同様の画像編集機能だけでなく、Lightroom のような画像管理や現像機能も兼ね備えています。
特徴その ②:Photoshop と同じように高度なレイヤー編集が行える
また PhotoDirector では、人物の切り抜きや合成、タイトルの追加などをレイヤー編集で行うことができます。
また、AI ツールを使って時短で思い通りの作品に仕上げることができます。
特徴その ③:AI 画像生成機能がソフト内で使える
Photoshop 同様に、AI 画像生成に対応しているため、思いついたアイデアから画像を作成できます。もちろん日本語に対応しているので、説明欄に生成してほしい画像を日本で入力して、お好みの描画スタイルを選ぶだけで、一瞬にして美しい画像を AI が生成してくれます。
特徴その ④:豊富な Getty Images の写真素材が使用できる
プロが撮影した Getty Images の豊富な写真素材を使用することができ、そのままソフト内で検索してダウンロードして使うことができるのでとても便利です。
◆ 動画編集ソフト「Premiere Pro」の代わりになる「PowerDirector」*Windows / Mac 両対応
【動画編集ソフト PowerDirector の特徴】
特徴その ①:初心者でも直感操作で簡単に使える
直感操作ができるシンプルな編集画面なので、初心者でもすぐに編集を始めることができます。また、日本語でのサポートも充実しているので安心して使うことができます。
特徴その ②:AI 画像生成機能がソフト内で使える
PhotoDirector 同様、PowerDirector にも AI 画像生成機能が搭載されています。動画編集に必要な素材が見つからなくてに困った時など、AI 画像生成を使えば、思い通りの素材を生成することができます。
特徴その ③:グリーン背景不要!AI で人物の自動切り抜き & 背景合成ができる
合成動画を編集する際、今まで当たり前だったグリーン背景で撮影する必要がなく、AI により自動で人物だけを切り抜いて背景を削除することができます。そのため背景の合成を簡単に行うことができます。
特徴その ④:AI 自動文字起こしで簡単に字幕が入れられる
ワンクリックで動画内の音声を自動で文字に書き起こします。長い動画も瞬時に字幕を作成することができるので、字幕を入れたい動画を作成する際に大幅に時間を削減することができます。日本語、英語、中国語に対応しています。
特徴その ⑤:Getty Images の動画・画像素材が使える
プロが撮影した Getty Images の豊富な動画・写真素材を使用することができ、そのままソフト内で検索してダウンロードして使うことができるのでとても便利です。
◆「Adobe コンプリートプラン」の代わりになるおすすめのソフト「Director Suite 365」 *Windows のみ対応
【動画・写真・オーディオ・色編集ソフト Director Suite の特徴】
Director Suite は、動画、写真、オーディオ、色編集の 4 つのソフトが 1 つになったセットプランです。上記で解説した PhotoDirector と PowerDirector の全ての機能が使える上、オーディオ編集ソフトと動画向け色編集ソフトでさらに細かい編集を行うことができます。
■ Director Suiteに含まれるソフト
・動画編集 - PowerDirector
・写真編集 - PhotoDirector
・オーディオ編集 - AudioDirector
・色編集 - ColorDirector
4 つのソフトを活用すれば、パソコン 1 台で動画から画像まで編集することができ、ソフト間でのスムーズな受け渡しが可能で、効率的に編集を行うことができます。個人での利用はもちろん、YouTube 動画や、企業のPR動画を簡単に作成することができ、全てのソフトには最新の AI ツールが多数搭載されているので、高精度な編集ができるのはもちろん、時間とコストを大幅に節約することができます。
Adobe の値段と比べてどのくらいお得?
前項でご紹介した PhotoDirector と PowerDirector は、Adobe 社の製品とほぼ同じ機能を網羅していることがご理解頂けたと思いますが、ここではコスト面での比較を見てみましょう。 以下の表で、差額をまとめてみましたが、ご覧の通りプランによっては約 7 万円の差があります。コスト面で悩んでいる方は、これを機に乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
写真編集ソフト Photoshop と PhotoDirector の価格比較表
|
PhotoDirector |
Photoshop |
差額 |
1年のサブスク価格 |
6,980円 |
34,680 円 |
27,700円 |
買い切り価格 |
9,800 円 |
無し |
|
※上記 PhotoDirector の価格は通常販売価格となります。サイバーリンク公式サイトではセールを行っていることが多いので以下の詳細ページからご確認ください。
▼ 写真編集ソフト PhotoDirector の詳細と無料ダウンロード ▼
動画編集ソフト Premiere Pro と PowerDirector の価格比較表
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PowerDirector |
Premiere Pro |
差額 |
1年のサブスク価格 |
8,980円 |
34,680 円 |
25,700円 |
買い切り価格 |
12,980 円~ |
無し |
|
※上記 PowerDirector の価格は通常販売価格となります。サイバーリンク公式サイトではセールを行っていることが多いので以下の詳細ページからご確認ください。
▼ 動画編集ソフト PowerDirector の詳細と無料ダウンロード ▼
Adobe コンプリートプランと Director Suite の価格比較表
|
Director Suite |
Adobe コンプリートプラン |
差額 |
買い切り価格 |
16,480円 |
86,880 円 |
70,400円 |
※Director Suite はサブスクリプション版のみとなります。
※以上は通常価格となります。サイバーリンク公式サイトではセールを行っていることが多いので以下の詳細ページからご確認ください。
▼ オールインワン編集スイート Director Suite の詳細と無料ダウンロード ▼
まとめ
Adobe 社の価格改定にショックを受けた方も多いかと思いますが、昨今の為替変動や機能面の増強を考えれば仕方のない事でしょう。しかし、クリエイティブソフトは高価であり、今以上に価格が上がると厳しいという人も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した CyberLink 社の PhotoDirector、PowerDirector 、Director Suite は Adobe 製品と同等・同様なツールを豊富に搭載しており、初心者でも使いやすく、その上で、価格もリーズナブルです。また、CyberLink 社製品には Adobe には存在しない買い切り版もあるため、使い方や使用頻度に合わせて自由に選ぶことができるのもおすすめポイントです。
Adobe の価格改定で更新を悩んでいる方や、これから編集ソフトを購入しようとお考えの方は、是非 PhotoDirector、PowerDirector、Director Suite も検討してみてくださいね。