【低価格】Adobe が値上げ! 代わりになる動画・写真編集ソフト 3 選【2025年最新版】


2025年8月1日以降、従来の「Creative Cloud コンプリートプラン」は、 「Cloud Pro」に名称変更され、値上げが実施されました。同時に、AI機能を抑えた廉価版として「Creative Cloud Standard」の提供も開始されています。新価格は、次回の月次または年次更新日に適用されます。
Adobe製品は多機能でプロの現場で使われているという事もあり、元々高価ではありましたが、この価格改定は痛い出費になってしまう人もいるのではないでしょうか。また、これから Adobe 製品を買おうと思っていたのに値上がりしてしまったので買うのを迷っている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、Adobe の値上げ価格の詳細について簡単な解説と、Adobe の Premiere や Photoshop に代わる高性能でありながらより【低価格】で使える編集ソフトもあわせてご紹介します。
もくじ:
- 【値段比較】Adobe の値上げはどれくらい?
 - Adobe の値段より【低価格】おすすめ写真・動画編集ソフト3選
 - 写真編集ソフト「Photoshop」の代わりになる「PhotoDirector」
 - 動画編集ソフト「Premiere Pro」の代わりになる「PowerDirector」
 - 「Adobe コンプリートプラン」の代わりになるおすすめのソフト「Director Suite 365」
 - 【お得】おすすめサイトを Adobe の値段・機能と徹底比較!
 - まとめ
 
【値段比較】Adobe の値上げはどれくらい?
2025年8月1日以降、Adobe Creative Cloud Pro などは具体的にどのくらい値上がりしたのでしょうか?公式ページでは語られていない「値上げ額」も含めて、わかりやすく解説します。
まず、今回の価格改定は下記のプランに適用されます。
対象プラン
- Creative Cloud コンプリートプラン → Creative Cloud Pro
 - 新プラン:Creative Cloud Standard(生成AI機能が制限)
 
以下では、Creative Cloud Pro とCreative Cloud Standard の値上げ価格について比較表にしてみました。
Creative Cloud Pro(旧コンプリートプラン)
| 
               
  | 
               ~2025/7/31 旧価格  | 
               8/1~ 新価格  | 
               差額  | 
| 
               年間契約・月々払い  | 
               月額 7,780 円  | 
               月額 9,080 円  | 
               +1,300 円  | 
| 
               年間プラン一括払い  | 
               年額 86,880 円  | 
               年額 102,960 円  | 
               +16,080 円  | 
| 
               月々プラン(縛りなし)  | 
               月額 12,380 円  | 
               月額 14,480 円  | 
               +2,100 円  | 
Creative Cloud Standard(新プラン・廉価プラン)
| 
               
  | 
               ~2025/7/31 旧価格  | 
               8/1~ 新価格  | 
               差額  | 
| 
               年間契約・月々払い  | 
               月額 7,780 円  | 
               月額 6,480 円  | 
               -1,300 円  | 
| 
               年間プラン一括払い  | 
               年額 86,880 円  | 
               年額 72,336 円  | 
               -14,544 円  | 
| 
               月々プラン(縛りなし)  | 
               月額 12,380 円  | 
               月額 10,280 円  | 
               -2,100 円  | 
まとめ
- 旧コンプリートプランが「Creative Cloud Pro」にリブランドされ、¥1,300/月程度の値上げ。
 - AI機能を控えた「Creative Cloud Standard」プランが新設され、旧価格よりお得に利用可能。
 
為替調整や機能の追加、生成 AI 用のクレジットなどを含んでいるとはいえ、値上げはかなりの痛手ですよね。次項では、Adobe の編集ソフトと同等の機能がより低価格で使える画像・動画加工ソフトをご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
Adobe の値段より【低価格】おすすめ写真・動画編集ソフト3選
今回は、「Adobe コンプリートプラン」の代わりになるおすすめのソフト「Director Suite 365」、 動画編集ソフト「Premiere Pro」の代わりになる「PowerDirector」、写真編集ソフト「Photoshop」の代わりになる「PhotoDirector」の機能や特徴、価格比較などを含めて詳しくご紹介します。
◆ 写真編集ソフト「Photoshop」の代わりになる「PhotoDirector」
👉Windows / Mac
      両対応
    
    

【写真編集ソフト PhotoDirector の特徴】
特徴①:画像管理と画像編集が一つのソフト内で行える

PhotoDirector は Photoshop と同様の画像編集機能だけでなく、Lightroom のような画像管理や現像機能も兼ね備えています。
特徴②:Photoshop と同じように高度なレイヤー編集が行える

また PhotoDirector では、人物の切り抜きや合成、タイトルの追加などをレイヤー編集で行うことができます。 
      また、AI ツールを使って時短で思い通りの作品に仕上げることができます。 
特徴③:AI 画像生成機能がソフト内で使える

Photoshop 同様に、AI 画像生成に対応しているため、思いついたアイデアから画像を作成できます。もちろん日本語に対応しているので、説明欄に生成してほしい画像を日本で入力して、お好みの描画スタイルを選ぶだけで、一瞬にして美しい画像を AI が生成してくれます。
特徴④:豊富な Getty Images の写真素材が使用できる

プロが撮影した Getty Images の豊富な写真素材を使用することができ、そのままソフト内で検索してダウンロードして使うことができるのでとても便利です。
◆ 動画編集ソフト「Premiere Pro」の代わりになる「PowerDirector」👉Windows / Mac 両対応


【動画編集ソフト PowerDirector の特徴】
特徴①:初心者でも直感操作で簡単に使える

直感操作ができるシンプルな編集画面なので、初心者でもすぐに編集を始めることができます。また、日本語でのサポートも充実しているので安心して使うことができます。
特徴②:AI 画像生成機能がソフト内で使える

PhotoDirector 同様、PowerDirector にも AI 画像生成機能が搭載されています。動画編集に必要な素材が見つからなくてに困った時など、AI 画像生成を使えば、思い通りの素材を生成することができます。
特徴③:グリーン背景不要!AI で人物の自動切り抜き & 背景合成ができる

合成動画を編集する際、今まで当たり前だったグリーン背景で撮影する必要がなく、AI により自動で人物だけを切り抜いて背景を削除することができます。そのため背景の合成を簡単に行うことができます。
特徴④:AI 自動文字起こしで簡単に字幕が入れられる

ワンクリックで動画内の音声を自動で文字に書き起こします。長い動画も瞬時に字幕を作成することができるので、字幕を入れたい動画を作成する際に大幅に時間を削減することができます。日本語、英語、中国語に対応しています。
特徴⑤:Getty Images の動画・画像素材が使える

プロが撮影した Getty Images の豊富な動画・写真素材を使用することができ、そのままソフト内で検索してダウンロードして使うことができるのでとても便利です。
◆「Adobe コンプリートプラン」の代わりになるおすすめのソフト「Director Suite 365」👉Windowsのみ対応


【動画・写真・オーディオ・色編集ソフト Director Suite の特徴】
Director Suite は、動画、写真、オーディオ、色編集の 4 つのソフトが 1 つになったセットプランです。上記で解説した PhotoDirector と PowerDirector の全ての機能が使える上、オーディオ編集ソフトと動画向け色編集ソフトでさらに細かい編集を行うことができます。
■ Director Suiteに含まれるソフト
・動画編集 - PowerDirector
        ・写真編集 - PhotoDirector
        ・オーディオ編集 - AudioDirector
        ・色編集 - ColorDirector
4 つのソフトを活用すれば、パソコン 1 台で動画から画像まで編集することができ、ソフト間でのスムーズな受け渡しが可能で、効率的に編集を行うことができます。個人での利用はもちろん、YouTube 動画や、企業のPR動画を簡単に作成することができ、全てのソフトには最新の AI ツールが多数搭載されているので、高精度な編集ができるのはもちろん、時間とコストを大幅に節約することができます。
【お得】おすすめサイトを Adobe の値段・機能と徹底比較
前の項目でご紹介した PhotoDirector と PowerDirector が、Adobe 製品とほぼ同じ機能をカバーしていることはお分かりいただけたと思います。 では次に、気になるコスト面を比べてみましょう。
下の表に差額をまとめましたが、プランによってはなんと約9万円もの差があります。「コストがちょっと気になる…」という方は、この機会に乗り換えを検討してみてもいいかもしれません。
写真編集ソフト Photoshop と PhotoDirector の価格比較表
| 
           
  | 
           PhotoDirector  | 
           Photoshop  | 
           差額  | 
| 
           1年のサブスク価格  | 
           5,200円  | 
           34,680円  | 
           29,480円  | 
| 
           買い切り価格  | 
           9,800円  | 
           無し  | 
           
  | 
※上記 PhotoDirector の価格は割引後の価格です。サイバーリンク公式サイトではセールを行っていることが多いので以下の詳細ページからご確認ください。
▼ 写真編集ソフト PhotoDirector の詳細と無料ダウンロード ▼
動画編集ソフト Premiere Pro と PowerDirector の価格比較表
| 
           
  | 
           PowerDirector  | 
           Premiere Pro  | 
           差額  | 
| 
           1年のサブスク価格  | 
           6,700円  | 
           34,680円  | 
           27,980円  | 
| 
           買い切り価格  | 
           12,980円~  | 
           無し  | 
           
  | 
※上記 PowerDirector の価格は割引後の価格です。サイバーリンク公式サイトではセールを行っていることが多いので以下の詳細ページからご確認ください。
▼ 動画編集ソフト PowerDirector の詳細と無料ダウンロード ▼
Creative Cloud Pro(旧コンプリートプラン)と Director Suite の価格比較表
| 
           
  | 
           Director Suite  | 
           Creative Cloud Pro(旧コンプリートプラン)  | 
           差額  | 
| 
           年間プラン一括払い  | 
           12,700円  | 
           102,960円  | 
           90,260円  | 
※上記 Director Suite の価格は割引後の価格です。サイバーリンク公式サイトではセールを行っていることが多いので以下の詳細ページからご確認ください。
※Director Suite 
      はサブスクリプション版のみとなります。
3製品の注目ポイント
以下の比較表では、「Director Suite」と「Creative Cloud Pro」「Creative Cloud Standard」の3製品について、機能や価格などの特徴をわかりやすく整理しました。
この表では、3つの製品の主な特徴や違いを一目で確認できます。それぞれの製品のポイントや違いを一覧でまとめました。選択時の参考にご覧ください。
月額料金とAI生成クレジット数の比較
※AI生成クレジット数=AI機能を使うための「利用回数」のような仕組み
| プラン名 | 月額(税込) | 標準AIクレジット | 備考 | 
|---|---|---|---|
| Director Suite 365 | 約1,058円 | 200クレジット/月 | CyberLink製品向け。PowerDirector・PhotoDirector等に使用可能 | 
| Creative Cloud Pro | 約9,080円 | 無制限 | Adobe Fireflyの画像・動画・音声生成に対応。 | 
| Creative Cloud Standard | 約6,480円 | 25クレジット/月 | 画像生成など基本的なAI機能のみ。 動画・音声生成は不可  | 
各プランの特徴と留意点
Director Suite 365 特徴
- 年額料金が割安(約12,700円/年)
月額料金(約1,058円/月)※割引後の価格 - 豊富な素材(タイトル1,100+、効果音3,000+、動画テンプレ20,000+など)
 - 動画・写真・音声・色補正を一括で編集できる総合ソフト
 
Director Suite 365 留意点
- モバイル&Webアプリの提供がない
 - 外部AIモデル(GPTなど)が利用できない
 
Creative Cloud Pro 特徴
- 20種類以上のAdobeデスクトップアプリが利用可能
 - モバイル&WebアプリやFirefly Boardに対応
 - 外部AIモデル(GPTなど)が利用可能
 
Creative Cloud Pro 留意点
- 月額料金が高め (約9,080円/月)
 - 素材数やテンプレート数に関する明確な提供情報が少ない
 
Creative Cloud Standard 特徴
- 料金がProより安い (約6,480円/月)
 - 20種類以上のAdobeデスクトップアプリが利用可能
 - Firefly Boardに対応
 
Creative Cloud Standard 留意点
- 生成AIクレジット(基本的な画像生成)が25と少ない
 - 外部AIモデル(GPTなど)利用不可
 - AI機能は画像生成など基本機能のみ(動画・音声生成は不可)
 - モバイル&Webアプリは一部制限あり
 
出典:Adobe Inc. Adobe公式サイト
▼ Director Suite 無料ダウンロード ▼
まとめ
今回は、Adobe社の価格改定について比較表などを用いて簡単に説明しました。クリエイティブソフトは高価であり、今以上に価格が上がると厳しいという方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介した CyberLink 社の PhotoDirector、PowerDirector 、Director Suite は Adobe 製品と同等・同様なツールを豊富に搭載しており、初心者でも使いやすく、その上で、価格もリーズナブルです。また、CyberLink 社製品には Adobe には存在しない買い切り版もあるため、使い方や使用頻度に合わせて自由に選ぶことができるのもおすすめポイントです。
Adobe の価格改定で更新を悩んでいる方や、これから編集ソフトを購入しようとお考えの方は、是非 PhotoDirector、PowerDirector、Director Suite も検討してみてくださいね。



