【編集ガイド】Photoshop なしで 写真合成をする方法
Photoshop は 1990 年のリリース以来、デザイナーやフォトグラファーはもちろん、多くのビジネスユーザーやコンシューマーに支持され、最も知名度の高い画像編集ソフトとして知られています。
しかし Photoshop は高額な上、操作方法が複雑なため、他の画像編集ソフトを試してみたいと思ったことはありませんか?
Photoshop 以外にも同等に優秀なツールはたくさんあり、画像を加工することができます。
こちらのページでは、Photoshop と同様にご利用いただける PhotoDirector (PC/Mac バージョン) の使用方法をご説明いたします。
Photoshop に代わるおススメソフト - CyberLink PhotoDirector
PhotoDirector でも使える Photoshop と同様の編集ツール 5 選
1. タッチアップ
PhotoDirector のタッチアップ機能は、写真の魅力を最大限に引き出し、自然な形で表現することができる強力なツールです。
ニキビやシワを目立たなくしたり、肌に輝きを与えたりすることができます。
PhotoDirector に写真ファイルを読み込んだら、[ガイド編集] タブの [ビューティー メイク] を選択します。
[ビューティー メイク] には、次の 3 つのツールがあります。- フェイスツール
- スキンツール
- ボディーシェイパー
肌のシミやニキビなどを補正するには、[スキンツール] を選択し、[美肌] と [スキン トーン] の調整を行います。[美肌] では、顔のシワや凹凸を補正し、[スキントーン] ではファンデーションの色を選択することができます。
[美肌] のスムージング ブラシを使って[サイズ][エッジのぼかし][強度] を調整します。写真の解像度や肌質によって、調整度合いは変わります。
強度を調整しすぎると、不自然な仕上がりになるため、注意が必要です。 [ディテール微調整] を選択すると、[スムーズ] と [ディテール] のスライダーが表示されます。
- スムーズ
- ディテール
これらのスライダーを使って、調整した部分をより自然に調整します。
美肌効果を加えたら、[スキントーン] を開きます。[スポイト] を使って顔の上をクリックしたら、[許容量] スライダーを使って、色の範囲を調整します。
次に、ファンデーションの色を選択します。パレット のアイコンをクリックして他の色を選択したり、ファンデーション下の [強度][温度][色かぶり] を調整することもできます。
加工前/加工後を比較するには、画像下のツールバー (前後の比較) をクリックします。
2. カラー エフェクト
PhotoDirector の 白黒、カラー スプラッシュ、色調補正 などのツールを使うと、Photoshop のカラー エフェクトと同様に加工することができます。
白黒
白黒機能を使うには:- [調整] タブを開きます。
- [プリセット] タブの [デフォルトのプリセット] 下の [白黒] タブを開きます。
[白黒] タブに入っているプリセットをクリックして、効果を試してみてください。プリセットを選択したら、[強度] を調整します。
カラー スプラッシュ
[ガイド編集] タブを開き、[フォト エフェクト] の [カラー] を選択します。
[カラー] タブには、[セピア][色かぶり][カラー置換] などのエフェクトが入っています。ここから [カラー スプラッシュ] を選択して、[スポイト] を使って残したい色の上をクリックします。
スポイト ツール下の [許容量] スライダーをドラッグして、表示する色の範囲を調整します。ブラシを選択して不要な色を消去したり、元の色に戻すこともできます。[サイズ][エッジのぼかし][強度] を調整することもできます。
カラー置換
[カラー置換] ツールを使うと、写真中の特定の色を他の色と置き換えることができます。
[ガイド編集] タブを開き、[フォト エフェクト] > [カラー] > [カラー置換] を選択します。[スポイト] を使って、元の色を選択します。[対象の色] を選択して、[色相][彩度][明度] を調整します。
ブラシを選択して不要な色を消去したり、元の色に戻すこともできます。
3. コンテンツ解析ツール
PhotoDirector の コンテンツ解析ツール を使って、写真中のオブジェクトを除去したり、複製したりすることができます。
コンテンツ解析除去
[コンテンツ解析除去] を使うと、不要なオブジェクト (車や人、機材など) を除去して、クリーンな写真を作成することができます。
写真を読み込んだら [ガイド編集] タブを開き、[補正&除去] > [コンテンツ解析除去] を選択します。ブラシを使って、不要なオブジェクトをおおまかになぞり、
[適用] をクリックします。うまく除去できていない場合は、[再試行] をクリックします。
コンテンツに応じた複製
[ガイド編集] タブを開き、[抽出&作成] の [コンテンツに応じた複製] を選択します。ブラシを使って、複製するオブジェクトの上をなぞります。
[次へ] をクリックして、マークを付けた部分を他の場所にドラッグすると、同じオブジェクトが複製されます。左右または上下に反転することもできます。完了したら、[適用] をクリックします。
4. 選択ツール
PhotoDirector のオブジェクト区別ツールを使うと、目立った被写体 (特に人物) を簡単に切り抜くことができます。
オブジェクト区別ツールの使い方
オブジェクト区別ツールを使うと、最も目立つ被写体 (特に人物) を選択して、背景を除去することができます。
[ガイド編集] タブを開き、[抽出&作成] の [背景除去] を選択します。[ブラシの選択] の [最も目立つオブジェクトを自動的に選択] をクリックすると、写真中の被写体が自動的に選択されます。[未選択の領域を除去] を選択して [適用] をクリックします。背景を除去して、ここに他の背景画像を追加することができます。
5. レイヤー編集
Photoshop のレイヤー機能は複雑ですが、PhotoDirector のレイヤー機能はシンプルで使いやすいため、おススメです。ここでは、多重露光画像の作成方法を説明します。
多重露光画像
人物写真と風景写真などを 重ねて、迫力のある 多重露光画像 を作成することができます。
[編集] タブを開き、先に人物の写真を、次に風景の写真を読み込みます。[ブレンド モード] のドロップダウン メニューを開き、好みのモードを選択します。
モードを選択したら、レイヤーのサイズや位置を調整します。人物写真の一部を透明化するには、選択ツールを使って不要部分をなぞります。
その他: gettyimages フリー素材
PhotoDirector の gettyimages ライブラリーから、数百万点以上のロイヤリティーフリーの画像を自在に使うことができます。
[ストック画像素材ブラウザー] が開いたら、キーワードを入れて画像を検索します。画像を選択したら[ダウンロード] をクリックします。
gettyimages からダウンロードした画像は[フォルダ] > [gettyimages] フォルダーに入ります。
gettyimages の素材で作りたい作品を実現してみてくださいね。
まとめ
Photoshop は高額な上、操作方法が複雑なため、Photoshop と同様の仕上がりが期待できる PhotoDirector をおススメします。
PhotoDirector を使うと、画像をアニメーション化したり、AI ツール、カラー コントロール、レイヤー編集機能などを使って、アートな作品を作り上げることができます。初心者から上級者までお使いいただける画像編集ソフトで、あらゆるデバイス (PC、Mac、Android、iOS) に対応しています。今すぐ PhotoDirector (PC/Mac 版) & PhotoDirector (モバイル版) をダウンロードして、お試しください!