【無料】議事録作成に便利な文字起こしサイト・ツールおすすめ 10 選【2024年最新版】
大切な会議などは音声を録音して、それを基に議事録を作成することが多いかと思います。長時間の会議の場合、すべての内容を聞き返して手動で文字起こしするのは非常に大変な作業ですよね。しかし、最近では「AI」を使う事で簡単に、かつ正確に文字起こしをすることができるようになったのをご存知ですか?
そこで今回は、議事録用に録音した音声を AI で簡単に文字起こしができるおすすめのサイトやツールのご紹介と、実際に音声編集サイトを使って文字起こしをする方法をご紹介します。面倒な文字起こしが一瞬でできてしまうので、是非最後までお読みいただき、実践してみてくださいね。
【もくじ】
- 議事録は AI 文字起こしで簡単作成!その仕組みとは?
- 議事録文字起こしツールの選び方
- 議事録作成に便利な文字起こしサイト・ツールおすすめ 10 選
- 1位.議事録文字起こしが AI で簡単にできるサイト「MyEdit」
- 2位.リアルタイムの AI 文字起こしにも対応した「toruno」
- 3位.議事録向けの自動文字起こしができて機能が充実した「Notta」
- 4位.多言語対応の文字起こしで外国語の議事録作成に役立つ「CLOVA Note」
- 5位.シンプルな操作で議事録向けの文字起こしにも便利な「Speechy Lite」
- 6位.動画と音声の AI 文字起こしに対応した「Texter」
- 7位.約30言語に対応した AI 文字起こしサイト「文字起こしさん」
- 8位.Google アカウントで手軽に議事録向けの文字起こしができる「Googleドキュメント」
- 9位.議事録音声の文字起こしが AI でできる「Premiere Pro」
- 10位.Microsoft Office で AI 文字起こしができる「Word」
- 議事録作成に最適!AI 文字起こし機能の使い方
- まとめ
議事録は AI 文字起こしで簡単作成!その仕組みとは?
会議を音声で録音して、それを何度も聞き返しながら記録するのが一般的な議事録です。最近では AI 自動文字起こし機能を使うことで効率的に会議の内容を文字に起こして、それを基に素早く議事録が作成することができます。
人工知能(AI)は人間の脳と同じように学習に基づいて、分析、判断などを行います。AI 文字起こしツールは、学習したデータをもとに AI が自動的に音声を解析して、テキストを生成しています。具体的には、IC レコーダーや iPhone/Android などで録音した会議の音声データを、AI が搭載された文字起こしサイトなどにアップロードするだけで自動で文字起こしを行ってくれるというものです。さらに、AI による文字起こしは 1 分間の音声データで数秒、長時間の音声データでも数分で行ってくれるので、非常に短時間で行うことができます。また、AI は常に学習をし続けているため、その精度は成長を続けています。
議事録文字起こしツールの選び方
利用デバイス
文字起こしサービスには大きく分けて
の選択肢があります。
議事録文字起こし専用のアプリやソフトにはレコーダー付帯のものもあり、リアルタイムで行ってくれるものもあります。
Web サービスやソフトを使えば IC レコーダーやスマホで録音したものを会議後に文字起こしして議事録にすることが出来ます。
用途
文字起こしツールにはテキストの生成量や回数に応じてプランを選択できるようになっていることがほとんどです。よって使用量を見積もっておく必要があります。
もし議事録以外にも、動画字幕の作成などで文字起こしツールを使いたいということであれば使用量に応じた、適切なプランがあるツールを選ぶと良いです。
また、ツールによっては言語選択ができます。
英語や中国語などが選択したプラン内で利用可能かなどを把握しておく事も大切です。
事録作成に便利な文字起こしサイト・ツールおすすめ 10 選
1位.議議事録文字起こしが AI で簡単にできるサイト「MyEdit」
MyEdit(マイエディット)は、サイト上で音声・画像編集ができる人気のオンラインツールです。スマホ・PC どちらでもサイトにアクセスするだけで利用できます。アプリやソフトをダウンロードする必要がないため、ストレージも圧迫することなく、とても便利です。
「AI 文字起こし」機能により、IC レコーダーやボイスメモなどのアプリで録音した MP3 データをアップロードするだけで、AI が自動的に文字起こしを行ってくれます。
▲ ファイルをアップロードするだけで、一瞬にして AI が自動で文字起こしをしてくれる!
さらに、MyEdit ではボイスチェンジャー、音声ファイルの変換、ノイズの除去、声のトーンの変更、ボーカルや伴奏の抽出、 BPM 測定、音声のトリミング・カット、AI 効果音作成など、音声編集に関する豊富な機能が揃っています。
このあとご紹介する「議事録作成に最適!AI 文字起こし機能の使い方」では、こちらのサイトを使用して解説します。MyEdit は上記リンクからアクセスでき、それぞれの機能を試せるサンプルも用意されていますので、気になる方は是非この機会にアクセスして、色々な機能を体験してみてください。
2位.リアルタイムの AI 文字起こしにも対応した「toruno」
toruno(トルノ)は、Zoom や Teams など様々な Web 会議に対応した便利なサービスです。むずかしい操作がなく、開始ボタンを押すだけで全員の声を記録したり、記録した音声を文字起こしすることも可能です。もちろん Web 会議だけでなく、マイク付きスピーカーを接続して録音したデータを文字起こしすることもできます。無料で使えるのは会員登録後に累計 3 時間までの制限はありますが、便利なサービスです。
3位.議事録向けの自動文字起こしができて機能が充実した「Notta」
Notta(ノッタ)は、Web 会議はもちろん、音声データや動画データからも文字起こしができるサイトで、ソフトでのリリースもあります。104 言語に対応しており、リアルタイムでの文字起こし機能や、倍速再生など便利な機能も搭載されています。スマホアプリもリリースされているので、外出先ではスマホやタブレットで、家や会社では PC で利用するなど便利な使い方が可能です。
4位.多言語対応の文字起こしで外国語の議事録作成に役立つ「CLOVA Note」
CLOVA Note(クローバーノート)は、サイトにアップロードした音声データやリアルタイム音声を文字起こしできるツールです。多言語に対応しており日本語だけでなく、英語や中国語の文字起こしにも対応しています。音声データ内に複数の話者がいる場合も話者を認識して、だれが話したことかを記録することもできるので、使い道が多いサービスです。
5位.シンプルな操作で議事録向けの文字起こしにも便利な「Speechy Lite」
Speechy Lite(スピーチーライト) は、制限時間内であれば、無料で使用することも出来る文字起こしアプリです。リアルタイムでの文字起こしやバックグラウンドでの使用にも対応しており、使い方もシンプルなので使いやすいアプリとなっています。
6位.動画と音声の AI 自動文字起こしに対応した「Texter」
Texter(テキスター)は、AI 音声認識で文字起こしをしてくれる、スマホアプリです。アプリのため、iPhone / Google(Android)などからすぐに音声データをテキスト化できますし、音声だけでなく動画からの文字起こしにも対応しているため、動画のテロップ入れなど使い道は多いです。無料使用は 1 分のみとなっているため、実用的に使用するのであれば有料プランを検討する方が良いでしょう。
7位.約 30 言語に対応した AI 文字起こしサイト「文字起こしさん」
文字起こしさんは、30 言語に対応した文字起こしサイトで、もちろん日本語にも対応しています。文字起こしに特化したサイトで、無料で 1 分間試すことが出来ます。それ以上使う場合はサブスクリプションに加入する必要があるため、試してみてご自身の使用目的にあっているか確認する必要があります。
8位.Google アカウントで手軽に議事録向けの文字起こしができる「Googleドキュメント」
Google ドキュメントは、その名の通り Google が提供するドキュメント作成サービスですが、音声入力にも対応しているため、文字起こしツールとしても使用可能です。Google 提供のサービスですのでアカウントさえあれば完全無料で利用できますが、Google のブラウザでしか使用することができず、現状では文章の区切り(句読点)は認識されず入力されてしまうため、出力されたテキストは後で編集する必要があるでしょう。
9位.議事録音声の文字起こしが AI でできる「Premiere Pro」
Premiere Pro(プレミアプロ)は、プロのクリエイターが多く使っている事で有名な動画編集ソフトです。動画にテロップを入れる機能の一環として「自動文字起こし」という機能が搭載されており、これを使う事で動画や音声を文字起こしすることができます。ただし高額なサブスクリプションとなるため、すでに使用している人向けと言えます。
10位.Microsoft Office で AI 文字起こしができる「Word」
Word(ワード)は、PC 向けの文書作成ソフトですが Microsoft 365 に加入している場合に使用できる「ディクテーション」という機能を使う事で、文字起こしを行うことができます。ただし、マイクからの入力で行うため、ボイスメモで録音した内容を PC につないだマイクに向かって再生して使うことになります。いろいろとハードルが高いため使い勝手は良くありません。
議事録作成に最適!AI 文字起こし機能の使い方
それでは実際に、おすすめ 1 位でご紹介した MyEdit を使って、録音した会議の音声データを文字起こしする方法を解説していきます。
MyEdit はスマホ、もしくは PC でサイトにアクセスするだけで使えますので、一緒に試してみたい方は下記のリンクをクリックしてください。
※ MyEdit の 文字起こし機能を使用するには「AI クレジット」という仮想ポイントが必要となります。こちらは、MyEdit のメンバー登録をすることで 1 日 1 回 3 クレジットを無料でゲットすることができます。メンバー登録をした後、右上のマイアカウント内の「無料クレジットを獲得」より 3 クレジットを手に入れることができますので、先にこちらを準備しておきましょう。
ステップ 1:音声ファイルをアップロードする
MyEdit のサイトにアクセスすると、下図のような画面になります。
画面左側の「オーディオ」タブをクリックし、「文字起こし」を選択してください。
録音した MP3 ファイルは、「ここに音声ファイルを~」の部分に、直接ドラッグ & ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックし、MP3 ファイルのある場所を指定して選ぶことでファイルをアップロードすることができます。
MyEdit は、現状では日本語、英語、中国語などを含む 9 か国語に対応しています。
ステップ 2:言語を選んで文字起こしを開始する
今回はあらかじめ用意した音声データ(MP3)を読み込んでみます。すると、以下のような画面になります。
「音声のソース言語」では、読み込んだ音声ファイルの言語を選択します。ここで使用している音声ファイルは日本語なので、「日本語」を選択します。その下にある「句読点をつける」では、書き起こす文章に句読点を付けるかを選択することができます。今回はチェックをつけておきます。
そして、「生成」をクリックして文字起こしを始めます。「生成」の右に -1 との記載がありますが、こちらはこの文字起こしを行うのに 1 クレジット必要ということを示しています。1 クレジットで 60 秒までの音声を文字起こしすることができます。クレジットは MyEdit で購入することも可能です。
生成をクリックすると、AI が数秒で音声を文字に起こし、画面右側に文字が表示されます。音声の品質にもよりますが、ここでは一字一句間違いなく文字起こしができているのが分かりますよね。
左側には、文字だけでなく、開始時間と終了時間(タイムコード)も表示されるので、その内容がどの時間点で話されている内容かということもわかります。
ステップ 3:文字起こしした内容を編集する
また、各行をクリックして直接文字を編集することもできますので、誤字脱字の修正、句読点の追加・削除、改行を入れることもできます。
ここでは、正確に文字起こしができていますが、英字を大文字にしたり、補足内容を追加するなどの変更を加えてみました。
ステップ 4:テキストデータをダウンロードする
出力されたテキストデータはダウンロードすることができます。
ダウンロードするには、右上の「ダウンロード」のプルダウンメニューを開きます。
・「タイムコードを含まないテキスト」は、文字だけの「TXT形式」ファイルとしてダウンロードできます。
・「タイムコードを含むテキスト」は、時間の情報が含まれる「SRT形式」ファイルとしてダウンロードできます。
TXT と SRT 形式ファイルはどちらも PC にデフォルトでインストールされている「メモ帳」などで開いて確認・編集することができます。
上の画像がテキスト(TXT)形式でダウンロードしたもの、下の画像がタイムコード付き(SRT)形式でダウンロードしたものになります。下の SRT 形式は文字だけでなく、その文字が表示される時間(タイムコード)の情報も含まれていることがわかりますね。
このように、右側の SRT 形式は、会議の中でどの時間にどのような発言があったかを確認することができます。議事録に時間も追加されたものが好ましい場合は、タイムコード付きのデータをダウンロードしましょう。
■iPhone / Google(Android)スマホでも利用可能
MyEdit は ブラウザベースのサービスのため、iPhone / Google(Android)などのスマホにも対応しています。
使い方は簡単で、スマホのブラウザで、MyEdit のサイトを開くだけで使えます。
PCがなくても、出張先などですぐに会議の内容を文字に起こしたいというときに便利です。例えば、スマホのボイスメモで録音したファイルを直接 MyEdit に読み込ませて文字起こしをすることもできますので、PC やボイスレコーダーを用意する必要はありません。スマホでの文字起こし方法も解説しておきましょう。
ここでは、iPhone(iOS)を使って解説します。
ステップ 1:音声データをスマホに保存する
ボイスメモで録音したデータを開き、「…」をタップし、「"ファイル”に保存」を選び、iCloud や Dropboxのフォルダーを選んで保存します。
ステップ 2:音声データを読み込み、文字起こしを開始する
次に、MyEdit をスマホのブラウザで開き、「ファイルを選択」をタップし、先ほど iCloud や Dropbox に保存した音声データを読み込みます。
読み込めたら、言語を選択して、「生成」をタップしましょう。
ステップ 3:保存する
開始をタップしたら、自動で文字起こしが実行されます。
内容を確認して問題がなければ、右上のダウンロードアイコンをタップして保存しましょう。
解説した通り、PC を全く使わずにスマホだけで「会議の録音」から「文字の書き出し」まで行うことができました。出張先の会議などの後にすぐに文字データが欲しい時にとっても便利ですよ。
まとめ
今回は、議事録を作成する際に便利な録音した音声を自動で文字起こしする方法と、おすすめのサイトやアプリをご紹介しました。
音声データから文字起こしを行う場合、自動文字起こしができるサイトを使えばあっという間にできてしまう上、精度も高いので非常におすすめです。ぜひ今回ご紹介した方法を会議で活用して、議事録の作成時間を短縮してくださいね。
なお、おすすめ 1 位でご紹介した MyEdit は、今回のような AI 文字起こしはもちろん、ボイスチェンジャーやノイズ除去、音声のトリミング・カット編集など豊富な機能が揃った便利な音声編集サイトです。MyEdit はアプリやソフトをダウンロードする必要がなく、サイトにアクセスするだけで気軽に、また無料で使えますので、気になる方は是非この機会に下記リンクよりアクセスして色々な機能を試してみてください。