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【無料】文字起こしを AI でできるおすすめサイト・ツール 10選【2024年最新版】

最終アップデート 2024年 4月 28日 – by Hiroshi
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AI が自動で文字起こしをしてくれるおすすめツール・サイト10選

会社での大切な会議や大学の講義などで、資料や板書だけでは伝わらない大事な音声をボイスレコーダーで記録する場面があります。

ひと昔前までは、IC レコーダなどの小型ボイスレコーダーを使うことが多かったですが、最近では iPhone や Android にデフォルトでボイスメモなどのアプリがインストールされているので、便利になりましたよね。そのような録音された音声データを議事録やノートに書き出すことを「文字起こし」と言います。

昔は実際に録音した音声を聞きながら書き起こしていたので、非常に時間と手間のかかる作業でした。しかし、最近では流行りの「AI」を使う事で簡単に、かつ正確に文字起こしをすることができるようになりました。

そこで今回は、AI で文字起こしできるおすすめのサイトやツールのご紹介と、実際に音声編集サイトを使って文字起こしをする方法をご紹介します。

【もくじ】

文字起こし AI の仕組みは?文字起こしを AI で行うメリット

人工知能という名の通り、AI は人間の脳と同じように処理することができ、学習、分析、判断などを行うことができます。AI に過去の映像や音声などのデータを大量に読み込ませて学習させることでそれを可能にしています。AI 文字起こしの仕組みは、学習したデータをもとに、AI が自動的に音声を解析して、ほぼリアルタイムでテキストを生成しているのです。

文字起こしを AI で行う一番のメリットはとにかく楽なことでしょう。IC レコーダーや iPhone / Google(Android)などのスマホのボイスレコーダーアプリで録音した音声データを、AI が搭載された文字起こしサイトなどにアップロードするだけで自動で文字起こしを行ってくれます。さらに、AI による文字起こしは 1 分間の音声データで数秒、長時間の音声データでも数分で行ってくれるので、非常に短時間で行うことができます。 そして、「正確さ」も大きなメリットの一つです。AI は常に学習をし続けているため、その精度は人力による文字起こしよりも高いと言えるでしょう。

AI 文字起こしサイト・ツールを選ぶ上で注意すべき点

①パソコンやスマホのスペックを事前にチェックしてソフト・アプリ・サイトから選ぶ

AI による文字起こしは、ソフトやアプリ、また音声編集サイトなどで提供されているものがあります。ソフトやアプリはインストールするために記憶領域を使うため、注意しないと容量を圧迫してしまう可能性があります。さらに、AI が演算をするために PC やスマホの CPU を使用するため、ある程度のスペックが要求されます。逆にサイトは演算も容量もサーバー側で行うため、容量もスペックも関係ありません。どちらにもメリット・デメリットはありますが、どちらかと言われれば Web サイトサービスの方が便利でしょう。


② レビューをチェックして精度がよいものを選ぶ

特に大事な会議や授業の文字起こしをする場合は、文字起こしの「精度」がとても大切です。文字起こしツールを選ぶ際は、事前に製品レビューなどをチェックしましょう。また、製品についての質問やサービスを購入する場合は、日本語でのサポートがある製品を選ぶと安心です。


③ 多言語対応しているものを選ぶ

日本語しか文字起こししない場合は気にする必要がありませんが、もしも海外とのビジネスなどで使用する場合は、対応している言語を確認したほうがいいでしょう。

文字起こしを AI でできるおすすめツール・サイト 10 選

1位.文字起こしが AI で簡単にできて音声編集ツールが豊富なサイト「MyEdit」

MyEdit
試してみる セキュリティチェック済

MyEdit(マイエディット)は、サイト上で音声・画像編集ができる人気のオンラインツールです。スマホ・PC どちらでもサイトにアクセスするだけで利用できます。アプリやソフトをダウンロードする必要がないため、ストレージも圧迫することなく、とても便利です。

「AI 文字起こし」機能により、ボイスメモなどのアプリで録音した MP3 データをアップロードするだけで、 AI が自動的に文字起こしを行ってくれます。

Demo

▲ ファイルをアップロードするだけで、一瞬にして AI が自動で文字起こしをしてくれる!


さらに、MyEdit ではボイスチェンジャー、音声ファイルの変換、ノイズの除去、声のトーンの変更、ボーカルや伴奏の抽出、 BPM 測定、音声のトリミング・カット、AI 効果音作成など、音声編集に関する豊富な機能が揃っています。

このあとご紹介する「簡単!AI 文字起こし機能の使い方」では、こちらのサイトを使用して解説します。MyEdit は上記リンクからアクセスでき、それぞれの機能を試せるサンプルも用意されていますので、気になる方は是非この機会にアクセスして、色々な機能を体験してみてください。

 

2位.リアルタイムの AI 文字起こしにも対応した「toruno」

toruno

toruno(トルノ)は、Zoom や Teams など様々な Web 会議に対応した便利なサービスです。むずかしい操作がなく、開始ボタンを押すだけで全員の声を記録したり、記録した音声を文字起こしすることも可能です。もちろん Web 会議だけでなく、マイク付きスピーカーを接続して録音したデータを文字起こしすることもできます。無料で使えるのは会員登録後に累計 3 時間までの制限はありますが、便利なサービスです。

 

3位.文字起こしが AI でできて会議などに便利な「Notta」

Notta

Notta(ノッタ)は、Web 会議はもちろん、音声データや動画データからも文字起こしができるサイトで、ソフトでのリリースもあります。104 言語に対応しており、リアルタイムでの文字起こし機能や、倍速再生など便利な機能も搭載されています。スマホアプリもリリースされているので、外出先ではスマホやタブレットで、家や会社では PC で利用するなど便利な使い方が可能です。

 

4位.AI 文字起こしに対応していて話者を識別可能な「CLOVA Note」

CLOVA Note

CLOVA Note(クローバーノート)は、サイトにアップロードした音声データやリアルタイム音声を文字起こしできるツールです。多言語に対応しており日本語だけでなく、英語や中国語の文字起こしにも対応しています。音声データ内に複数の話者がいる場合も話者を認識して、だれが話したことかを記録することもできるので、使い道が多いサービスです。

 

5位.動画と音声の AI 文字起こしに対応した「Texter」

Texter

Texter(テキスター)は、AI 音声認識で文字起こしをしてくれる、スマホアプリです。アプリのため、iPhone / Google(Android)などからすぐに音声データをテキスト化できますし、音声だけでなく動画からの文字起こしにも対応しているため、動画のテロップ入れなど使い道は多いです。無料使用は 1 分のみとなっているため、実用的に使用するのであれば有料プランを検討する方が良いでしょう。

 

6位.文字起こしが AI でできてシンプルで使いやすいアプリ「Speechy Lite」

Speechy Lite

Speechy Lite(スピーチーライト) は、制限時間内であれば、無料で使用することも出来る文字起こしアプリです。リアルタイムでの文字起こしやバックグラウンドでの使用にも対応しており、使い方もシンプルなので使いやすいアプリとなっています。

 

7位.Google アカウントで手軽に AI 文字起こし「Googleドキュメント」

Googleドキュメント

Google ドキュメントは、その名の通り Google が提供するドキュメント作成サービスですが、音声入力にも対応しているため、文字起こしツールとしても使用可能です。Google 提供のサービスですのでアカウントさえあれば完全無料で利用できますが、Google のブラウザでしか使用することができず、現状では文章の区切り(句読点)は認識されず入力されてしまうため、出力されたテキストは後で編集する必要があるでしょう。

 

8位.約30言語に対応した AI 文字起こしサイト「文字起こしさん」

文字起こしさん

文字起こしさんは、30 言語に対応した文字起こしサイトで、もちろん日本語にも対応しています。文字起こしに特化したサイトで、無料で 1 分間試すことが出来ます。それ以上使う場合はサブスクリプションに加入する必要があるため、試してみてご自身の使用目的にあっているか確認する必要があります。

 

9位.音声・動画の文字起こしが AI でできる「Premiere Pro」

Premiere Pro

Premiere Pro(プレミアプロ)は、プロのクリエイターが多く使っている事で有名な動画編集ソフトです。動画にテロップを入れる機能の一環として「自動文字起こし」という機能が搭載されており、これを使う事で動画や音声を文字起こしすることができます。ただし高額なサブスクリプションとなるため、すでに使用している人向けと言えます。

 

10位.Microsoft Office で AI 文字起こしができる「Word」

Word

Word(ワード)は、PC 向けの文書作成ソフトですが Microsoft 365 に加入している場合に使用できる「ディクテーション」という機能を使う事で、文字起こしを行うことができます。ただし、マイクからの入力で行うため、ボイスメモで録音した内容を PC につないだマイクに向かって再生して使うことになります。いろいろとハードルが高いため使い勝手は良くありません。

簡単!AI 文字起こし機能の使い方

それでは、実際に MyEdit を使って、録音した音声データを文字起こしする方法を解説していきます。
MyEdit はネット環境とブラウザさえあれば無料で使うことができますので、ぜひこの機会にサイトをブックマークして一緒にやってみてくださいね。

試してみる セキュリティチェック済

ステップ 1:音声ファイルをアップロードする

MyEdit のサイトにアクセスすると、下図のような画面になります。
画面左側の「オーディオ」タブをクリックし、「文字起こし」を選択してください。

Demo

 

録音した MP3 ファイルは、「ここに音声ファイルを~」の部分に、直接ドラッグ & ドロップするか、「ファイルを選択」をクリックし、MP3 ファイルのある場所を指定して選ぶことでファイルをアップロードすることができます。

MyEdit は、現状で日本語以外では「英語」と「中国語」に対応しています。

Demo

 

ステップ 2:言語を選んで文字起こしを開始する

今回はあらかじめ用意した音声データ(MP3)を読み込んでみます。すると、以下のような画面になります。

「音声のソース言語」では、読み込んだオーディオファイルの言語を選択します。
ここで使用しているオーディオファイルは日本語なので、「日本語」を選択します。
その下にある「句読点をつける」では、書き起こす文章に句読点を付けるかを選択することができます。今回はチェックをつけておきます。

「開始」をクリックして文字起こしを始めます。

Demo

 

あとは「開始」をクリックするだけで、たった数秒で音声データが文字起こしされます。

Demo

 

今回使用しているサンプル音声データは、男性と女性が交互に話している内容ですが、話し手が 2 人いても問題なく音声を認識して文字に書き出すことができています。
文字だけでなく、開始時間(話し始め)と終了時間(話し終わり)の「タイムコード」があるので、その文字がどの時間帯で話している内容かということもわかります。

Demo

 

ステップ 3:文字を編集する

また、各行をクリックして直接文字を編集することもできますので、誤字脱字の修正、句読点の追加・削除、改行を入れることもできます。

音声認識は正確に出来ていますが、強調したい部分に「」をつけたいなどあれば、このように手動であとから変えることもできます。

Demo

Demo

 

ステップ 4:テキストデータをダウンロードする

出力されたテキストデータはダウンロードすることができます。
ダウンロードするには、右上の「ダウンロード」のプルダウンメニューを開きます。

・「タイムコードを含まないテキスト」は、文字だけの「TXT形式」ファイルとしてダウンロードできます。
・「タイムコードを含むテキスト」は、時間の情報が含まれる「SRT形式」ファイルとしてダウンロードできます。

Demo

 

TXT と SRT 形式ファイルはどちらも PC にデフォルトでインストールされている「メモ帳」などで開いて確認・編集することができます。

Demo

 

上の画像がテキスト(TXT)形式でダウンロードしたもの、下の画像がタイムコード付き(SRT)形式でダウンロードしたものになります。下の SRT 形式は文字だけでなく、その文字が表示される時間(タイムコード)の情報も含まれていることがわかりますね。

Demo Demo

なお、PowerDirector など、SRT ファイルに対応した動画編集ソフトに、文字起こしをした動画ファイルといっしょにこのファイルを読み込むことで、自動的に字幕を入れる事ができます。また、SRT ファイルは、YouTube の字幕としてアップロードもできるので、動画の字幕として使用したい場合は SRT 形式を選択するといいでしょう。

もちろん、両方とも保存しておけば用途別に使い分けることもできます。

 

■iPhone / Google(Android)などからも利用可能

MyEdit は iPhone / Google(Android)などのスマホにも対応しています。
使い方は簡単で、iPhone / Google(Android)のブラウザで、MyEdit のサイトを開くだけで使えます。

Demo Demo

 

例えば、iPhone のボイスメモ機能で録音したデータなども使用できます。
この場合、ボイスメモで録音したデータを iCloud などのフォルダーに入れておき、MyEdit からフォルダーを選択して読み込むことが可能です。

Demo

 

スマホで録音したデータをパソコンに移さず、そのまま MyEdit のサイトで編集できるので便利ですよね。
また、ダウンロードしたデータも iCloud のダウンロードフォルダーに入るので、スマホで内容を確認することができます。

Demo

解説した通り、AI を使うことでとても簡単に文字起こしができてしまうので、日々の録音データや溜まってしまったデータを文字に書き起こして整理してみてくださいね。

まとめ

今回は、ボイスメモなどのアプリやボイスレコーダーなどで録音した音声をかんたんに AI で文字起こしする方法とおすすめサイトやサービスをご紹介しました。

音声データから文字起こしを行う場合、自動文字起こしができるサイトを使えばあっという間にできてしまう上、精度も高いので非常におすすめです。ぜひ今回ご紹介した方法を活用して、日々の録音データや溜まってしまったデータを文字に書き起こして整理してくださいね。

なお、おすすめ 1 位でご紹介した MyEdit は、今回のような AI 文字起こしはもちろん、ボイスチェンジャーやノイズ除去、音声のトリミング・カット編集など豊富な機能が揃った便利な音声編集サイトです。MyEdit はアプリやソフトをダウンロードする必要がなく、サイトにアクセスするだけで気軽に、また無料で使えますので、気になる方は是非この機会に下記リンクよりアクセスして色々な機能を試してみてください。

試してみる セキュリティチェック済
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