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2023年 5月 10日
サイバーリンク、FaceMe® Security に
AI 人物照合技術による人物追跡機能を追加し、
不審者や迷子などの人物検索と経路追跡機能を大幅に強化

台湾 台北(2023年5月10日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、新たに AI 人物照合技術である People Tracker を開発し、スマートセキュリティソリューション「FaceMe® Security」に統合いたしました。People Tracker では AI による人物照合技術と顔認証技術を組み合わせる事により、顔認証だけでは人物特定が困難な上部からの見下ろしによるカメラ設置のケースや、人物照合技術だけでは困難な追跡対象者の衣服の着替えが発生するケースにおいても捜索対象の検索が可能となっており、来訪者記録からの検索効率と調査時間が大幅に改善される事で、迷子や行方不明者の迅速な発見、および全体的なセキュリティにおける監視機能が大幅に強化されます。

 

People Tracker は、AI 技術を活用して映像をリアルタイムで検索および分析し、人物照合技術により特定の人物の行動遷移をすばやく見つけることができるソリューションです。服装(色など)、性別、年齢(大人・子供)、所持品(バッグ・帽子)などの条件を選択することで、従来のネットワーク型監視カメラ網を利用して捜索対象の人物を簡単に検索できます。世界トップクラスの AI 技術により、高精度とパフォーマンスを提供するだけではなく、セキュリティを大幅に強化しつつ人員と時間のコストを削減します。

 

【People Tracker の特徴】

AI によるスマート人物照合
顔を使用した特定が困難な状況でも、上半身又は下半身の服装(色など)、性別、年齢(大人・子供)、所持品(バッグ・帽子)などの条件を選択することで、的確に捜索対象者を絞り込み見つけることができます。

 

人物の再照合
1つのカメラ画像から捜索対象者を特定し、複数のIPカメラ全体の中で記録された同一人物を照合する事ができます。
・捜索対象者を発見した大まかな時刻と検索対象のカメラを指定して絞り込み
・上半身又は下半身の服装(色など)、性別、年齢(大人・子供)、所持品(バッグ・帽子)などの属性を指定して検索
・来訪者の記録から、顔や全身の画像を選択して捜索対象者を絞り込み

 

人物照合の更なる強化
顔の正面/側面や容姿の画像(後ろ姿など)をアップロードすることで、検索の精度をさらに高めることができます。

 

マルチカメラ追跡
検索対象者の行動遷移を複数の施設やカメラを跨いで照合、48時間以内のすべての行動履歴を表示します。
・サムネイル画像、時間、場所をリスト化して、時間軸での行動遷移を確認
・行動遷移のリストから、各イベント発生時の記録動画を再生し、行動内容の確認が可能
・検索結果から相似度を再設定することで、より精度の高い絞り込みに対応

 

特定人物を顔もしくは人物属性から選択 検索結果として、カメラを跨いで結果を表示

 

特徴:
*後ろ姿でも追跡が可能
*横向きで顔が認証に使用できるレベルでない場合でも、追跡が可能。
*属性と顔の両方が一致している場合、その両方が表示されます。

 

【People Tracker の主な用途】
・セキュリティエリアへ侵入した不審者の行動追跡
・商業施設内での迷子の捜索
・医療施設や介護施設などでの徘徊者の捜索

CyberLink People Tracke rに関する詳しい情報はこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/people-tracker/overview

 

【FaceMe® について】

AI 顔認識 SDK「FaceMe®」とは
ディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe® は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイム AI 顔認識エンジンです。
また、IoT 用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、幅広いユーザーの要求に柔軟に対応できます。

AI 顔認証エンジン FaceMe® の特長
■歩行中の人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現
本人識別率 99.7% の認証精度だけでなく、認証速度 0.2秒以下、認証角度左右60度、上下50度と認証速度、認証角度においても世界トップクラスの性能を誇ります。これにより歩いたまま認証する「ウォークスルー認証」が可能になります。

■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPad など市販のデバイスや IoT デバイスでも高速動作を実現
FaceMe® は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスだけでなく、マシンスペックが高いとはいえない市販のタブレットやスマートフォン、組み込み向け IoT デバイス等でも十分実用可能な性能を発揮するよう作られています。顔認証システムの導入に高額な専用端末を必要としません。

 

FaceMe® の製品情報はこちら:https://jp.cyberlink.com/faceme

「顔認証と個人情報の保護」「顔認証の精度とNISTについて」など、顔認証のさまざまなトピックを解説するマーケットインサイトはこちら:
https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/articles

FaceMe® YouTube チャンネルはこちら:
https://youtube.com/playlist?list=PLruWrgqKnEsFEhpaKWuIdU5T5DaZ6oPD8

 

■サイバーリンクについて
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください: https://jp.cyberlink.com

 

■本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。

 

■お問い合わせ先
担当: 今澤 浩之 contact_pr_jpn@cyberlink.com

 

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