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2007年 11月 7日
サイバーリンクがホームネットワーク・サーバー向けソフトを発表

地デジ番組を家庭内で発信 ~映像新聞 2007年10月15日より~

CyberLink社(以下サイバーリンク)は、CEATEC JAPAN 2007において、地上波デジタルテレビの番組などを、家庭内のネットワークを介してPCなどで視聴できる「デジタル・ネットワーク・ソリューション」のデモを、DLNA( Digital Living Network Alliance)のブースで実施しました。 DLNAは、ネットワークでデジタルAV機器やPCなどの相互接続に関する仕様を策定している業界団体です。

今回紹介したソリューションは、IPネットワークを用いて、テレビ番組などの映像コンテンツを家庭内の端末に配信するものです。2003年から規格化が進められてきたDTCP-IP(Digital Transmission Content Protection over Internet Protocol)を用いています。「CyberLink Media Server」ソフトウェアをクライアント側にそれぞれ搭載することで、DLNA認証デバイスを介して、DTCP-IPサーバーに蓄積したテレビ番組データを家庭内の端末にストリーミング発信します。

DTCP-IPとは、東芝、日立製作所、インテル、松下電器産業、ソニーの5社が策定し、デジタル保護技術の管理運用団体のDTLA(Digital Transmission Licensing Administrator)によってライセンスされたインターネット・プロトコル向けデジタル伝送用のコンテンツ保護規格です。既にIEEE1394向けの著作権保護方式として普及しているDTCPを、IP向けに拡張したものです。

今回のデモでは、東芝のHDD DVDビデオレコーダー「ヴァルディア」に録画されたデジタルハイビジョン番組を、DTCP-IPに準拠したソフトウェア「CyberLink SiftDMA for TOSHIBA」でホームネットワークを介して、東芝のノートPC 「Qosmio G40/ 97D」に表示しました。

サイバーリンク前日本支社長の高木修一は以下のようにコメントしています。

「サイバーリンクは既に次世代DVDなどのHDメディアソリューションとして、オーサリングツール、コーデックソフトなどの市場で実績を持ちます。今回、いち早く新たな市場としてDLNAに着目し、当社の技術をデジタル・ネットワーク・ソリューションとして提供しました。今後さらに国内でのHDデジタル放送の普及に貢献するホーム・ネットワーク・ソリューションの市場を拡大してきたい。」
            

■ サイバーリンク株式会社について
サイバーリンク株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:尾藤 伸一 )は、サイバーリンク社のライセンス製品、OEM製品の提案・販売等を行っています。

■本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク 株式会社が保証するものではありません。

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こちらのメールから担当;Renee ChenまたはManal Maまでお問い合わせください。
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