2006年9月11日、デジタルホームソリューションのリーダーであるCyberLink Corp. (台湾)とモバイルデバイス開発会社 Compal Communications Inc (CCI)は、DVB-H方式およびGSMサービスに対応したLinuxプラットホームの携帯電話を発表しました。
CyberLinkとCCIはオランダ・アムステルダムで開催された国際放送展(IBC)で製品のデモンストレーションをおこないました。
CCIのTV対応携帯電話は、マルチメディア機能を最大限発揮するために、CyberLink Mobile TV Solutionを搭載し、Intel IPP/Wireless MMX命令を利用します。 このLinuxベースのTV対応携帯電話は高性能、省電力でDVB-H方式の高品質なTV番組を供給できます。
CyberLink Mobile TV Solutionはハンドヘルド・デバイスに組み込まれた受信-復調機で受信されたTVコンテンツのデコードと再生が可能です。ユーザーは、プログラムガイドをチェックして、ユーザフレンドリーなインタフェースを利用して各チャンネル間をナビゲートすることができます。
「CyberLinkはLinuxベースの高性能モバイルテレビデバイスを開発するため、主要なメーカーであるCCIと協業をおこなってきました。 CCIのTV対応携帯電話は、集約されたデバイスを通じたTVコンテンツへのアクセスによって、将来的なコミュニケーションとTV情報・エンターテインメントとの融合を示すでしょう。」
Compal Communications Inc. (CCI) (gsmwww.compal.com) はワイヤレス・コミュニケーション技術を中核としたODM(Original Design Manufactured)企業です。 電話、スマートフォン、PDA、GPSデバイス、VoIPデバイス、ZigBeeモジュールなどを開発しています。CCIはワイヤレス機器設計に熟練しています。本拠地は台湾に、中国・南京に製造施設を持っています。
http://www.cyberlink.com/jpn/company/contact-cl.jsp