2006年8月25日、デジタルホームソリューションのリーダーであるCyberLink Corp. (台湾)は、Blu-rayディスクがJava™技術(BD-J)を利用したインタラクティブ機能を採用したことから、これらのコンテンツ再生をPowerDVDで実現するべく、DVD再生ソフト「PowerDVD」のBlu-ray対応バージョン「PowerDVD BD Edition」にJava™技術を導入することを発表いたしました。
BD-Jによって、Blu-rayディスクに多彩で、かつ魅力的な新機能をもつボーナス・トラックを収録することができます。それは高いインタラクティブ性と高度なメニュー、ゲーム、およびトレーラーやライブ映像のダウンロードなど、ネットワークを利用した機能を含むことも可能です。
BD-JはSun Microsystems社のJava™ Micro Edition(JME)をベースとしており、同社の製品は、10億台以上の携帯電話、テレビ、セットトップボックス、自動車、およびその他のハードウェアに採用されています。SunはCyberLinkと協業し、PowerDVD BD Editionへ高いパフォーマンスを持ちかつ互換性の高い組み込みJava™実行環境(Java™ Connected Device Configuration, HotSpot Implementation)を導入します。
Sun Microsystems社 Mobility Group副社長アラン・ブレンナー氏は以下のようにコメントしています。 「Blu-rayディスクは魅力的なオーディオやビデオを提供するだけではありません、BD-Jを通して、各映像製作会社が今後のタイトルリリースと共に取り入れるまったく新しいボーナス・トラックを提供します。CyberLinkとの協業によって、次世代の革新的なコンテンツをサポートしたPowerDVD BD Editionをリリースすることができます。」
CyberLink Corp. 最高経営責任者(CEO) Alice H. Changは以下のようにコメントしています。
「Java™技術の発明者として、SunはBD-J機能の完全な実装をサポートするために協業するパーフェクトなパートナーです。この協業によって、私たちはJava™ベースのアプリケーションを採用するBlu-rayディスクの互換性を確実にすることができます。そしてPowerDVDは、PCで最新映像を提供し続けることでしょう。」
「PowerDVD BD Edition」は、Blu-ray Disc Associationによって公認され、Blu-ray Discロゴを獲得しています。 「PowerDVD BD Edition」は2006年8月現在、OEMバンドル版のみに供給されているカスタマイズ・バージョンです。お問い合わせは下記にお願いいたします。