2006年4月17日、デジタルホームソリューションのリーダーであるCyberLink社は、携帯機器を利用してのTVコンテンツ受信を可能にするCyberLink DVB-H TVソリューションを発表します。
この発表はPCでのビデオ再生などのTVエンターティメントの分野において常に先端を行くCyberLink社の技術が、スマートフォンやPDAなどの携帯機器の分野にまで進出した事を意味します。CyberLink社は台北のインターナショナル・デジタル・エレクトロニクスショーにおいて最新技術のデモンストレーションを行います。
コンテンツ、ネットワークサービス、ハードウェアなどのモバイルTV事業を行う各社との協力関係が、デジタルビデオの受信と再生を実現するDVB-Hソフトウェアソリューションの開発においてCyberLink社への大きな力となっております。ユーザはCyberLink DVB-H TVソリューションのインターフェースを通して、コンテンツを視聴し、アクセスする事が出来ます。
CyberLink社 CEO Alice H. Changコメント
CyberLink社の戦略は、時間や場所を問わずにユーザの要求に応じて高画質TVコンテンツへのアクセスを可能とする事です。この携帯機器向けの技術の発表はデジタルTV視聴の環境が、PCやon-the-go携帯機器を含むCEなどの垣根を越えていくと予想しております。
携帯機器向けのデジタル放送規格(DVB-H)に基づき、CyberLink社のDVB-H TVソリューションは、オーディオ・ビデオ放送波の受信と再生、ESGデータの受信などの機能を備えています。また、DVB-H規格に基づくIPデータ放送のDVB-CBMS仕様に対応しております。
CyberLink社のDVB-H TVソリューションは以下の機能を含みます
- TVアプリケーションはTV A/Vプレゼンテーション、DVB-Hチャネルセレクション、ESGプレゼンテーションモジュールから成り立っています。
- ESG処理はESGブートストラップデータ、ESG XMLフラグメント、データレポジトリをコントロールしています。
- ビデオの再生にはMPEG 4 H.264ビデオデコーダーを使用します。
- オーディオの再生にはHE AAC v2デコーダーを使用します。
- 画像取得や多重解析IPパケットのネットワークスタックはESG関連のデータをFLUTE/ALCプロトコルまたはH.264ビデオRTP プロトコルまたはRTPプロトコル経由のHE-AAC v2ペイロードにより構成することが可能です。
CyberLink社は最新のハンドヘルドソリューションを中国北京のインテルデベロッパーフォーラムにて4月17日・18日、同じく台湾インターナショナルデジタルエレクトロニックショーにて4月17日~20日まで行いました。デジタルホームソリューションのリーダーであるCyberLink社は、携帯機器を利用してのTVコンテンツ受信を可能にするCyberLink DVB-H TVソリューションを発表します。
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サイバーリンク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:高木 修一)は、CyberLink社のライセンス製品、OEM製品の提案・販売等を行っています。
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