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2024年 4月 17日
ジェネラリ・ベトナム、eKYC - 電子本人確認に サイバーリンクの AI 顔認証エンジン「FaceMe®」を採用

台湾 台北(2024年4月17日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台 湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクはこのたび、ベトナムの生命保険会社ジェネラリ・ベトナムと提携し、同社の顔認証技術をジェ ネラリ社の顧客向けアプリケーションサービス「GenVita」に統合することを発表しました。サ イバーリンクの高精度な顔認証エンジン FaceMe®となりすまし防止技術を活用して、 eKYC (電子本人確認)による顧客識別と認証を行います。「GenVita」では、保険サー ビスに申し込む新規顧客や、オンライン取引を行う既存契約者の本人確認を安全かつ便 利に行うことができます。顔認証の導入は顧客体験を向上させるだけでなく、「透明な保険」 戦略を推進するジェネラリ社の重要な取組みの一つとして位置付けられています。

ジェネラリ・ベトナム、eKYC - 電子本人確認に サイバーリンクのAI顔認識エンジン「FaceMe®」を採用

ジェネラル・ベトナムは、安全性・透明性・顧客体験の向上を目指し、生命保険分野に おける eKYC の義務化を促進する先駆者として広く認知されています。「GenVita」で eKYC が利用される 2 つのシーンをご紹介します。

  • 新規保険申込書の提出: 新規顧客がアカウントと顔情報の登録を完了した後、顧客(保険契約者または被保険者)は、保険申込書の提出段階で身元を確認するた Internal めに eKYC を実行する必要があります。
  • 保険契約サービスのオンライン取引:既存の保険契約者は、eKYC による本人確 認を行って個人情報にアクセスし、特定の取引を行うことができます。例えば、保険 契約者はオンラインで新規契約および契約情報の確認、保険金の請求手続き、契約内容の調整、保険料支払い方法の変更、保険料口座振替の申込みなどを行う ことができます。

本人確認プロセスの一環として eKYC 顔認証を義務付けることで、顧客取引、個人情報、保険契約内容が正しく保護され、情報漏洩のリスクが回避できます。

ジェネラリ社がサイバーリンクの FaceMe®を採用した理由は、オンライン金融取引やリモ ート ID 認証に必要な高いセキュリティ要件を満たすことができるためです。FaceMe® は、最先端の顔認証エンジンとして、99.83%の本人認識率を記録し、強力な 2D/3D なりすまし防止メカニズムをサポートしています。NIST(米国国立標準研究所)のプレゼン テーション攻撃検出 PAD テストにおいて最上位にランクされ、ISO 30107-3 に準拠した iBeta のなりすまし防止テストでレベル 2 認定を取得しており、顔認証精度と安全性の点で比類のない製品として高い評価を受けています。

さらに、FaceMe®はエッジデバイス(スマートフォン、タブレットなど)や銀行内のサーバー 上に構築することができ、クロスプラットフォームのサポートと最適化を提供するため、金融・ 保険会社は顔認証を使用した専用アプリケーションをより迅速に展開することができます。

サイバーリンク第二事業グループの社長 Mei Guu 氏は以下のようにコメントしています。 「金融テクノロジーを開発する際、銀行や保険会社が直面する共通の課題の 1 つは eKYC であり、AI 顔認証は最も理想的なリモート ID 認証ソリューションであると言えま す。私たちの顔認証技術がジェネラリ社に評価され、採用されたことを光栄に思います。 FaceMe®は eKYC プロセスの安全性を確保するだけでなく、今後より多くの組織が革 新的な金融アプリケーションサービスを創出する際に、大きく貢献できるツールになると確信 しています。」