FaceMe® eKYC & Fintech - 銀行・金融サービス・保険(BFSI)業界向け本人確認用の顔認証ソリューション|CyberLink
FaceMe®

FaceMe® eKYC / フィンテック

顔認証による保険・金融業界向けeKYCソリューション

顔認証ソリューションで安全、効率的で信頼性の高いeKYCアプリケーションを構築できます。

  • フィンテックイノベーションの発展に伴い、金融サービスのデジタルトランスフォーメーション、特にeKYCのための顔認証が重要になっています。顔認証アプリケーションをモバイルデバイスやPCなどのエッジデバイスに簡単に実装し、生体認証と本人確認を行うことができます。

    先進のAI顔認証エンジンであるFaceMe® は、機械学習とディープニューラルネットワーク技術を使用し、99.83% の認識率を誇ります。信頼性が高く精度の高い生体認証で、幅広いフィンテック用途でなりすまし攻撃を防ぐことができます。

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保険・金融業界において顔認証eKYCソリューションを採用する理由

顔認証ソリューションは高精度で利用しやすく、また他の生体認証と比べても非常に効率的です。モバイルデバイスおよびPC上のカメラと互換性があるため、追加のハードウェアが必要な指紋や虹彩認証などの代替として最適です。

昨今の感染症状況においては、接触が必要な指紋認証などによって発生するリスクを、非接触の顔認証技術で大幅に減らすことができます。さらに顔認証では、モバイルデバイスやPCなどのエッジデバイスから顔の特徴点を抽出し、データをサーバーに転送して本人認証を行うことで、リモートで証明書類などを使用した本人確認を実現できます。

FaceMe® eKYC / フィンテック ソリューションを選択する理由

先進のAI顔認証エンジンであるFaceMe® は、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテストで世界の上位にランクしています。保険・金融業界のeKYCはなりすまし攻撃を確実に防止することが重要なため、生体認証には一般的な用途と比べより高いレベルの安全性と精度が求められます。

この様な市場でのニーズを満たすため、99.83%の認識率を誇るFaceMe® は、正確な生体認証による本人確認手段を提供します。さらに、悪意のある攻撃を防ぐため2D/3Dカメラによるなりすまし防止にも対応しています。

  • 正確性

  • なりすまし防止

  • エッジ&サーバーで動作

  • クロスプラットフォーム対応

  • 正確性

    機械学習とディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe® は、 10-4 FAR で 99.83% の本人認識率(TAR=本人認識率)を誇ります。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテスト(FRVT)で高精度、高速な顔認識エンジンの一つと評価されています。

  • なりすまし防止

    FaceMe® は複数のなりすまし防止技術を搭載しており、2D/3Dカメラを使用した顔認識で、顔写真やビデオを使った攻撃から保護します。

    2Dなりすまし防止に関しては、スマートフォンやタブレットの2Dカメラで本人確認を行うことができます。構造光3DカメラやTime-of-Fright(ToF)カメラ、その他ATMなど銀行で利用される主要な3Dイメージング技術に対応しています。FaceMe® SDKはクロスプラットフォーム(Windows、iOS、Android)およびHTTP API用にデザインされ、オンラインバンキングサービスでの利用に最適です。

  • サーバー&エッジ端末向け製品

    FaceMe® はスマートフォンやタブレットでの1:1顔認識に最適化されており、顔の特徴点を抽出してオンラインバンキングサービスにログインすることができます。

    内部サーバーにFaceMe® を導入して、エッジから抽出された特徴点を比較することにより、1:N生体認証を処理できます。

    顔認識は市場のニーズに基づいて、エッジ、サーバー、およびハイブリッド環境に展開することができます。

  • クロスプラットフォームへの最適化

    FaceMe® は、Windows、Linux、Android、iOS 用にデザインされ、クロスプラットフォームでの開発に最適です。また、システム開発者向けにHTTP APIが提供され、エッジまたはクラウドの様々なアプリケーションでID認識と生体認証を利用するためのフレキシブルで便利な手段を提供します。

保険・金融業でのFaceMe® eKYC / フィンテック ソリューションの利用例

1:1生体認証

  • 顧客が携帯電話やタブレット、PCなどで撮影したIDカードと顔の写真を、個人認証システムで照合します。

    1:1類似点比較では2D/3Dカメラを利用し、抽出した顔の特徴点に基づいて生体認証を行うことができます。

  • ID写真をスキャン

    顔写真またはビデオを撮影

    顔の特徴点を比較

  • e-パスポート

    IC旅券(e-パスポート)は、最も安全な身分証明の手段のひとつです。世界150カ国以上で発行されており、いずれもNFC(近距離無線通信)技術で読み取れるICチップを使用しています。

    FaceMe®は、スマートフォンなどのNFC技術を搭載したデバイスにインストールすると、ICチップのデータを瞬時に抽出し、本人確認を行うことができます。FaceMe®は、1対1の顔認証と組み合わせることで、瞬時に正確な認証を行い、空港でのさまざまな手続きを効率化するだけでなく、金融サービスやその他の関連アプリケーションへのセキュアなモバイルアクセスを可能にします。

生体認証の用途

個人ID照合と顔認証のバイオメトリクス技術を組み合わせたeKYC / フィンテック ソリューションは、銀行口座の開設、ATMでのカードレス取引、モバイルバンキング、保険サービスで利用でされています。 顔認識により、アカウントログインと取引の際の本人確認をよりすばやく安全に行うことができます。

抽出された顔の特徴点情報は次回以降に使用するためサーバーに保管することが可能です。 顧客体験が大幅に向上するだけでなく、パスワードを忘れた際にカスタマーサポート窓口を探したりするような手間も軽減されます。

  • 銀行口座開設

    • 顧客による口座開設の依頼
    • 銀行受付でWebカメラを利用しIDカードと顧客の顔を撮影
    • 顔認識システムによる生体認証
    • デジタル認証完了
  • ATMでのカードレス取引

    • 口座番号の入力
    • ATMカメラで顔を検出し、特徴点を抽出
    • データベースで特徴点を照合
    • 認証後、再確認のためパスワードを入力
    • 処理完了後、現金を引き出し
  • モバイルバンキング

    • 銀行アプリにログインし、IDカードを撮影
    • なりすまし防止のため顔を撮影
    • IDと物理的な生体認証を組み合わせ識別
    • 生体認証完了後は、顔認識によるアカウントログインが可能
  • 保険サービス

    • タブレットで保険情報を入力
    • 認証のためIDカードを撮影
    • 生体検出用のビデオと顔の特徴点情報をアップロード
    • 生体認証により、スピーディーな保険サービスを実現

1:N検索 個人認証

  • カメラで顔の特徴点を抽出した後、サーバーで情報を収集しデータベースのプロファイルと照合することで、VIP顧客、ブラックリスト、新規顧客などの属性を認識でき、サービスの提供が容易になります。

  • 人物検出・顔の特徴点抽出

    データベースと照合

    個人確認

ID認識アプリケーション

FaceMe® eKYC / フィンテック の顔認証ソリューションは、個人認証によるオフィスの入退室管理、VIP/ブラックリストを利用した特定エリアへのアクセス制御などに利用できます。また、リモートカスタマーサービスで利用することも可能です。

顔の特徴点をデータベースのプロファイルと照合することで、個人認証に要する時間を大幅に短縮することができます。また、顔認証を企業内のコミュニケーションシステムと統合することで、受付係や警備員が適切な対応を取ることができるようになります。

  • VIP受付

    • IPカメラで来訪者を検知
    • アクセスコントロールシステムでVIP人物を識別
    • 確認後、Uメッセンジャーで受付係に通知を送信
  • ブラックリスト

    • IPカメラで来訪者を検知
    • アクセスコントロールシステムで要注意人物を識別
    • 確認後、Uメッセンジャーで警備員にアラートを送信
  • アクセスコントロールシステム

    • アクセスコントロールシステムで人物を検知
    • アクセスコントロールシステム経由で顔認識
    • ID確認後、入口をオープン
  • リモートカスタマーサービス

    • ユーザーがビデオ通話でカスタマーサービスへ接続
    • ユーザーの同意を得て、カメラから顔の特徴点を抽出
    • データベースのプロファイルと特徴点を照合
    • ID確認後、スタッフによりサービスを提供

マーケット インサイト & ダウンロード

  • 顔認証によるeKYC本人認証と不正防止の強化
    顔認証によるeKYC本人認証と不正防止の強化
    保険・金融業界における顔認証を使用したeKYCソリューションの採用例と、フィンテックイノベーションについてご紹介します。
  • 顔認証は簡単に突破できる?って本当ですか? 生体認証の特徴と「なりすまし防止」機能について
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    生体認証と顔認証の特徴、顔認証における「なりすまし」のシナリオついて詳しく解説します。
  • FaceMe® 保険・金融業界事例 - Yuanta Life (生命保険会社)
    FaceMe® 保険・金融業界事例 - Yuanta Life (生命保険会社)
    Yuanta Life は、多種多様なマーケティングにおける媒体・経路を通じて生命保険サービスを提供しています。金融業界のデジタルトランスフォーメーションに対応するため、Yuanta Life は、顔認証とID認証という新たなAI技術を活用し、全チャネル向けの「リモート保険」を開始することで、業界をリードしてきました。
    2022/12/28
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