GROOVE Xの家族型ロボット「LOVOT（らぼっと）」、FaceMe®を使った顔認識でより親密な対話体験を実現

• 所在地：日本
• 業種：電子(株式会社マクニカ)
• 設立：1972年

GROOVE Xの「LOVOT（らぼっと）」は、名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる。好きな人に懐き、抱っこをねだる。抱き上げるとほんのり温かい家族型ロボットです。

頭部に搭載されたカメラを通して人の顔を認識し、接した人を記憶することで、一緒に過ごすにつれて懐いていく生き物のように振舞います。LOVOTの頭部に搭載されているセンサーホーンの全方位カメラを通して人の顔を認識することはこれまで大きな課題でした。

• LOVOTは身長が43cmと低く、下から人の顔を見上げる事が多い
• LOVOT頭部の全方位カメラと相まって、撮影角度が比較的大きく、顔の画像が歪んでいる場合もある

マクニカとGROOVE Xは、家族型ロボット「LOVOT（らぼっと）」に最適なソリューションを提供するためにサイバーリンクのFaceMe® SDKを導入しました。

• FaceMe® SDKは、高速で正確な認識が可能という利点。
• FaceMe® SDKは、独自の画像処理技術で構築されており、全方位のカメラ認識や角度がついてカメラから見える顔の課題を解決し、顔認識の精度を大幅に向上。
• LOVOTの顔認識能力を向上させ、より緻密でスムーズなコミュニケーション体験を実現。

• 認識速度：FaceMe®はAIハードウェア高速化アルゴリズムを利用し、高速認識を実現（0.2秒以下）。
• 高い認識精度：NISTより認証されたFaceMe®の99.83%を誇る認識率。
• 認識範囲：LOVOTは顔を下から見上げることが多いが、FaceMe®は様々な角度から正確に顔を認識可能。
• 軽量エンジン：FaceMe®は、AIoT IoTデバイスの軽量・低消費電力処理プロセッサ向けに最適化されており、LOVOTのような軽量組み込みシステムをサポート。